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タイトル:幸せの5W1H

銀「ヤクルトが安かった日にぃ」
金「玉子焼きの名産地で」
翠「水撒き名人が」
蒼「鋏を買ったので」
紅「紅茶を」
雛「うにゅーにかけたの」

薔「ダメ、失格、論外。文章が繋がってない」
J「何やってるんだ?」
薔「あ、JUN。合同課題、交代で姉妹で5W1Hに挑戦中。真紅交代」

蒼「庭の草を鋏で伐る予定の日に」
薔「くんくんを見るテレビの前で」
翠「翠星石が」
銀「ヤクルトをこぼしたのでぇ」
雛「うにゅーを」
金「やけになって食べたのかしらー」

翠「な、なんで翠星石がヤクルトをこぼすですぅ。そんな役は金糸雀かチビ苺にやらせろですぅ」
紅「いまいちね、雛苺。交代しなさい」

金「玉子焼きを初めて焼いた日に」
蒼「刃物専門店で」
銀「ヤクルトを持ったJUNが」
薔「テレビを見たくなったので」
翠「如雨露に」
紅「紅茶を入れたのだわ」

雛「完璧なのー。真紅すごいのー」
J「どこがだ! もしかしてお前達、さっきから同じ言葉しか使ってないんじゃないか?」
銀「じゃあ、どうしろっていうのよぉ」
J「真面目にやりなさい! 水銀燈はヤクルト禁止、金糸雀は玉子焼き禁止、翠星石は如雨露から離れる、蒼星石は刃物をしまう、真紅は紅茶から目を離す、雛苺はうにゅー以外をしゃべりなさい、薔薇水晶はテレビネタ以外!」
蒼「努力してみるよ」
雛「金糸雀、交代するのー」

銀「ヤ……乳酸菌が増えた日にぃ」
翠「学校の花壇で」
蒼「えーと、ば、薔薇水晶が」
紅「一人で歩いていたので」
雛「うにゅーじゃなくて、JUNをなのー」
薔「抱きしめて告白した。JUN好きです」

そう言って薔薇水晶はJUNに抱きついた。
姉妹「なっ!!」
J「ば、薔薇水晶!?」
薔「ずっと好きでした。付き合ってください」
J「えーと、その……」
薔「JUN、私のこと嫌い?」
J「いや、そんなことないけど」
薔「じゃあ、好き?」
J「あ、あ、あ」
薔「そう、やっぱり嫌いなのね。JUNはテレビ娘なんて可愛くないからイヤよね」
J「そんなことあるもんか! 薔薇水晶は十分可愛いぞ!」
薔「ありがとう……JUN。大好き」
J「僕は……」
薔「もう言わないで(チュ)」


僕達に背を向けたJUN君と抱き合う薔薇水晶、その顔はJUN君からは見えない。
唖然とする僕達を見て薔薇水晶がニヤリと笑ったのを僕は今でも忘れられない。
ああ、僕は何てことをしてしまったんだ。
みすみす、恋敵にチャンスを作ってしまうなんて。
後日、JUN君が薔薇水晶と付き合うことになったのを知ったとき僕は思った。
何で、あそこで蒼星石がって言わなかったんだろうって……。

金「どんな小さな機会も逃さない……薔薇水晶なんて恐ろしい奴なのかしらー」

                    終
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