第1回『初兄』会議


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  「第1回! 『初デートって言っても兄さんと二人っきりなんて状況、いったいどうしたらいいの?』会議~」
  “ドンドンドン”“パフパフパフ”
  「え~やってまいりました『第1回 初デートって言っても兄さんと二人っきりなんて状況、いったいどうしたらいいの? 会議』、略して『初兄』会議のお時間です。司会進行は私、水無月 香憐が勤めさせていただきます~」
  “パチパチパチパチ”
  「この会議は…す~っ(息を吸っている)『ダメ元で言ってみたデートの約束が何だかんだあっても結局OKされてしまってその日が二週間後に迫っているにもかかわらず今更ながら言い出しっぺなのに予定外の事態に慌てふためくご様子までもが可愛らしい葉月様が私に今回の会議名そのままのご相談をなされたので緊急特別的に開催された会議』です!(この間呼吸なし)まずは会議のメンバー紹介です。一人目は今日の議題の主役であるお二人の祖父であられる議長の鳳条院 兼房様~」
  “ワーワー”“パチパチパチパチ”
  「…議長の鳳条院 兼房じゃ。…今日はヨロシク」
  「…兼房様? その色メガネと指を交差させるように組んで両肘を机についた司令スタイルは何なんですか?」
  「……お前には失望した」
  「……続いてお二人目は葉月様のパートナーであるレイアさ~ん」
  “パチパチパチパチ”“キャー!”“レイアちゃーん!!”
  「ど、どうもです///」
  「レイアさんは今日の議題であるお二人についてはご存知だったのですか?」
  「え? ええ、存じていました……初めて明人さんにお会いしたときからお二人…と言っても御主人様の態度の変化は歴然でしたから……」
  「ほほう? 葉月様の普段と違った態度のみで気が付いたとは中々の人間観察力ですね? 私と兼房様以外の方々は少々度の過ぎるブラコンくらいにしか見ていないんですよ?…そのせいもあって明人様に気づいてもらえない葉月様なのですが……」
  「いえ、普通、ご本人ならわかるのでは………」
  「そこが明人の厄介なところじゃよ」
  「あっと、無視されたからなのでしょうか、普段通りの口調に戻りましたね兼房様」
  “おおぉぉぉぉぉ!!”
  「…ところで香憐よ、そのアンティークなCDラジカセはなんなんじゃ?」
  「これですか? これは場を盛り上げるための音響装置ですよ。それ、ポチッと」
  “ワハハハハハハハハ!!”
  「…まぁよいわ、話を戻すがアヤツは相当露骨にやらんとちーとも気づきはせんぞい?」
  「確かにそうですねぇ……あの鈍感さには全く困ったものです;」
  「………香憐さん、前から気になってたんですが………」
  「なんですか?」
  「御主人様から聞いたんですけど……香憐さんも明人さんのこと…特別な感じで見てたんじゃ……」
  「ええ、そうですね。確かに明人様は私にとって特別な人ですが…それがどうかしたのですか?」
  「ではなぜ御主人様の恋路に協力を?」
  「…わかっていませんね、レイアさん…」
  「うむ、わかってないのう」
  「???」
  「確かに明人様は私にとっては大切な人です。仕えるべき人としても、レスティクラムの愛弟子としても、殿方としても………」
  「では、なおのこと……」
  「しかし葉月様も私にとってはとても大切なお方です。お二人の幸せこそ私の一番の望み!!」
  “ババァァァァン!!”
  「な、なんと………そこまでお考えになっていたのですね…」
  「それに…」
  「…それに?」
  “ドドォォォォォォォン!!”
  「「ズバリ!『明人×葉月』萌
  なのですよ!!!」
  なのじゃよ!!!」
  「…………」
  「…………」
  「…オホン、さて、会場の意思統一も出来たところで……」
  (……出来たのかな??)
  「デートの行き先なんかはもう明人様にまかせてみては?」
  「そうじゃの、どんなにわしらが考えたラブラブデートスポットも明人には全く効果がないと言うオチもありえるじゃろうし…」
  「た、確かに……」
  「それにあの明人がどんな所に連れて行くのか興味あるしのぅ」
  「ではその方向で。問題は……」  
  「問題は?」
  「ノアちゃん達じゃな」
  「あ~、なるほど、御姉様達ですか……」
  「あの方々のことです……邪魔する…とまではいかないにしても尾行などのなんらかのアクションに出るのは必然的ですね……」
  「それでの、二人に提案なんじゃが……ちょいと耳をかしてくれんか?」
  「…なんで三人しかいないのに内緒話をする体勢になるのですか?」
  「ネタバレになっては面白くないじゃろ?」
  「ネタバレって………」
  「それより本題に入るぞい。いいか?ごにょごにょごにょ……………」

  追記
  「ヘックショイ!!」
  「風邪ですか?」
  「ん~、どうだろう?確かに最近の夜は冷えるけどな~」
  「だったらいい方法があるよ?」
  「ん? どんなんだ?」
  「にゅふふ~私がご主人様のベットの中でピッッッタリ密着して暖めてあ・げ・る(はーと)」
  「……ミコ…いくらネコ型だからっておまえ……」
  「…なら犬型ならばよろしいのでしょうか」
  「……ノア、お前までなにを冗談……」
  「あ、アニキ、この場合、天使型って……どう……なんだ?」
  「…………」
  「「「じーーー」」」
  「……………………」
  「「「じーーーーーーーーーー」」」
  「………ふ、風呂いってくる!!」
  “ダダダダダダダ”“ガチャ”
  「あ、こら!逃げるな~~~~!!」
  「アニキ!どうなんだよぉ~~~~!!」
  “ダダダダダダダダ…”
  「……はぁ」
                               終わり

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