ローゼンメイデンが教師だったら@Wiki 蒼星石の胆試し

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肝試し大会 続き
 組み合わせ 蒼星石 男子C 不良女子A
蒼星石「えっと先に言っておくんだけどね?」
男子C「なんですか?」
不良女子A「ぁ゛? なんだよ?」
蒼星石「あのね、先生……オバケだめなんだ」
 蒼星石の爆弾発言に、呆気に取られる生徒二人。
 蒼星石と言えば、生徒の為に身を張る先生で、文武両道タイプであり。
 簡単に言えば『強い先生』であり、一部の不良からも好かれる先生である。
 弱点などまったく無いと言って過言でない、蒼星石がオバケが駄目だとは思いもしなかった二人である。
蒼星石「そ、それでね? 二人にちょっと迷惑かけると思うんだ」
男子C「迷惑っすか?」
不良女子A「どんな迷惑よ?」
蒼星石「えっと……僕の小さい時からの癖で、抱きついちゃうんだよ」
 耳まで真っ赤にして、そう告白する蒼星石。
男子C「あ、別にそれなら……」
不良女子A「迷惑じゃねぇよ」
男子C・不良女子A(むしろ、カモーン)
 男子Cと不良女子Aは、共に目を光らせた後、お互いの顔をあわせ何故かグッと力強く握手した。
 どうやら、二人は蒼星石のファンらしい……。
蒼星石「そ、そう? ありがとうね」
 そして、三人は校舎の中へ。


 さっそく、抱きつくというわけではないが、少し引け腰で不良女子Aの腕につかまってオズオズと歩く蒼星石。
蒼星石「く、暗いの好きじゃないんだよぅ……」
不良女子A(いい! このイベントに参加してマジよかった!)
男子C(ちぃ、女同士だが、うらやましいぞ!)
 そんな感じで、進んでいく三人。
 しばらく進んでから、それは現れた。
『………』
 白い仮面。オペラ座の怪人が被っているような白い仮面が、逆さ向きで三人をジッと見ている。
 それに気づいた、不良女子Aが、ライトをソレに当てると、何故か体が無い。
 白い仮面は、逆さ向きで中に浮いているという不可思議な状況である。
蒼星石「でたぁ!!」
 うわーん。と、不良女子Aに抱きつく蒼星石。
 そちらのほうを見ないように、不良女子Aの服に顔をうずめている。
不良女子A(ちょっ!? 先生!? 手! 手が胸つかんでる!! やめ!?)
男子C(ぶっ?! ちょっ?! やべ、鼻血でそ)
 蒼星石の抱きつきは、事前に知らされていたことだがまさか胸をつかんでくるとは思わなかった不良女子A。
 そんな二人を見て、鼻を瞬間的に押さえる男子C。
 そして、そっちのけにされてる逆さに浮いてる白い仮面。
『……貴様達……もういい、さっさと行け』
 白い仮面から、呆れとやってられないって感じ三人にそう告げる。
 逆さから、普通の状態に戻る白い仮面。
 改めて、ライトを当てると真っ黒い服を着たソレが其処に居た。
 どうやら、天井に逆さで釣り下がっていたらしい。
 はぁ……、やれやれ。とため息をついて白い仮面は、音も無くその場から去った。


 三人はそんな感じで、進んで行っては蒼星石が二人のどちらかに抱きついて。
 驚かしているほうを呆れさせてしまう。
 コンニャクが飛来してきた時なんて、蒼星石は二、三秒ほど気絶した。
男子C(せ、先生の胸が胸が! お、俺の背中に!)
不良女子A(や、やべぇ。俺ノーマルだけど、アッチに走っちまいそうだ!)
 お前ら駄目人間だ。と、言われてもしょうがない生徒二人だった。
蒼星石「うぅ……、ローゼン校長のバカぁ」
 涙目で、しっかりと不良女子Aの腕に抱きつきながら、この企画を立ち上げたローゼンにそんな恨み言を言う蒼星石。
 逆に、生徒二人は(ありがとう! 校長先生! 俺、アンタの事尊敬するよ!) やっぱ、駄目人間状態だった。
男子C「大丈夫ですって。俺たちがついてるじゃないですか! なぁ?」
不良女子A「おう、俺たちがついてるから、大丈夫! 安心しな!」
蒼星石「あ、ありがとうぅ~」
 二人の言葉に、心から感謝する蒼星石。
 しかし、二人の心の中は(蒼星石先生萌え!)駄目だこいつら。


 そして、とうとう目的の場所である校長室まで到着する三人。
男子C(おれ、もうしんでもいい)
不良女子A(お姉さまとか呼ばれるのもいいかもしれない)
 駄目街道まっしぐらな二人と
蒼星石(こ、これでやっと終われるよぅ)
 と、安心している蒼星石。
 そして、三人は校長室の扉を開いた。
 ブァッと、三人に向かって吹いてくる風とスモーク(ドライアイス)。
 その雰囲気に、蒼星石の抱きつく力が心なしか強くなった。
不良女子A(もう最高……)
 とりあえず、三人は校長室へ。
『よぅくきたなぁぁぁあ……おま……』
 入ってきた三人を見て、おまえらぁーと言いたかったソレは言葉をつむぐのをやめた。
『……これ証だからもってさっさと帰れ』
 生徒二人のかもし出す駄目人間オーラ(原因:蒼星石との数十回に当たる抱きつき)をハッキリと見ちゃったソレは、
 ガックリと肩を落としながら、証をほらよ。と、投げやりに男子Cに投げ渡した。
 そして、去っていく三人。
『……俺、ちゃんと活躍できんのかなぁ……』
 校長室にそんなつぶやきが残った。
 蒼星石組。肝試しクリアー。(男子Cと不良女子Aは、しばらくの間アッチ側に行ったままである)