満天星国

国内情勢に対する対応政策

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doudan

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だれでも歓迎! 編集
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国内情勢に対する対応政策
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発布日:10601102



 満天星国政府より、全ての満天星国民および満天星に滞在されている皆様へ。
 先だっての事件により、満天星国はもとより、NW全域において甚大な人的被害が発生しました。満天星では特に宇宙施設において多数の方々が犠牲となり、これに哀悼の意を表するとともに、地上、宇宙を問わず一日も早い復興を目指して活動をしてまいります。
 我々は満天星です。我々は、満天下の星々のごとく、暗闇の中でも光り続ける魂魄があります。そしてまた、我々には我々が一致して腕を伸ばすことで、輝きを隠す雲を動かす程の力もあります。いがみ合ってきた歴史もありますが、同時に我々はお互いを助け合った歴史もあるのです。大きな悲しみは三度も要りません。我々は我々の輝きと無数の腕で、挙国一致、妄念に囚われずただ悲しみを拭うために、再び悲しまないために、努めていくべきです。
 満天星国の未来を、再び取り戻しましょう。

1.人的被害の把握と対応

(1-A)ケアのための情報収集
 満天星国政庁及び各階層に現在の状況に対する特別相談窓口の設置、また各家庭および避難所に対して相談員の派遣などを行うことで、顕在・潜在している現状の問題についての情報収集を行います。集約された情報については、対策情報集約センターの開設を行い、整理検討を行った後、政府による実際的な国民への中・長期的ケアを実行します。これらの活動は政府やその他の組織からの復興計画において重要な情報となります。国民の皆様におかれましては、それぞれの情報収集にご協力頂けることを願います。

(1-B)ケア活動に関するサポート
 現在、NW全域で行われている被害への短期的サポートについて、政府より各種援助を行うことでこの円滑な実行を補助します。国内外を問わず各組織の方々に対して政府より深く謝辞を申し上げるとともに、国内での活動に対して不足する情報などについてお伺い頂ければと思います。また、今後につきましても連携を取って頂けるよう、密な情報連携をお願いさせて頂きます。

(1-C)宇宙施設に関して
 今回最も甚大なる被害を受けた宇宙施設に関して、政府職員及び国軍における合同チームにより、段階的な施設状況の確認と復旧を、宇宙情勢が穏当な状況と確認され次第開始します。これに合わせて、当時宇宙施設に滞在していた方々の捜索、リスト化を行い、またそれに先んずる形でご親類の方々への通知や精神的、生活的なケアを重点的に開始、継続します。

(1-D)石化問題について
 今回、異変により一部、石化してしまった方々が国内に出ている可能性があります。国民の皆様は、こうした石化した方々を発見された場合、無理に動かそうとせず、なるべく早くお近くの政府窓口にお伝え頂けるようお願い致します。
 現在のところ石化および石化時に破壊された状態の方々については治療を行うすべが見つかっていません。政府ではこの治療方法について最大限情報収集を努めるとともに、実際に石化された方々については、破壊されている場合なども含め、可能な限り保護収容を行います。また、石化された方々への破壊行為、悪意のある持ち去りなどについては、人体に行うものと同等の刑罰により処分を行います。

2.物的被害の把握と対応

(2-A)施設等の被害状況把握と復旧
 満天星国内における、今回の事件に於いて被害を受けた各施設の調査を行い、なるべく正確なデータの収集に努め、これらの復旧援助や避難所の増設などの対応を行います。また、1-A項で行う人的被害の情報収集に合わせて各家庭などでの被害状況を質的に確認し、実生活において施設的に何が不足しているのかの確認も行います。
 各企業施設については、各企業経営者との連絡を図り、国民の実生活に必要不可欠である衣食住関連のなるべく早くの生産や取得を行えるよう支援を行います。またこの際に各企業体との連携を取り、復興および復興後を見据えた不正、不公平の均衡に努めるよう、経済専門家などを交えた満天星経済復興議会を招集します。

(2-B)宇宙施設の被害状況把握と復旧
 宇宙施設に対しての被害状況について、1-Cと合わせ、これの把握を行うと同時に、生命維持の観点から先んじて復旧を開始します。今後の復旧については、宇宙施設の人的物的な被害データの収集を元に構成するとします。

3.社会的被害についてのケア

(3-A)臨時社会的被害対応センターの開設について
 今回の事件に際して、家族を亡くしたり、その結果孤児になった子供や介護を必要とする高齢者などの方がに対して、臨時社会的被害対応センターの開設を行い、前述の項目での情報収集によって得られたデータを元に対応を行います。具体的な対応については、短期的には臨時での避難所の開設,ケアを必要とする精神的人体的な被害に遭われた方々およびそのご親類のケアなど、中長期的には孤児や高齢者の保護・介護施設の拡充,ケアの継続などになります。
 社会的な紐帯、特に家族の喪失は国民にとり大きな悲しみであり、今回の事件での被害者とそのご親類の方々に対しては、今後半永久的にケアを継続してまいります。

4.産業的被害についての対応

(4-A)満天星経済復興議会の招集
 現状においてはまだ経済的な復興は難しいと言えども、実生活に必要な衣食住などの供給は早くの対応が求められます。また、同様に経済的な復興についても検討が必要となります。こうした事柄に対して、各企業体からの有識者および経済専門家を招集しての満天星経済復興会議の招集を行い、経済的な観点から復興への討議および実行策の施策を行います。
 同時に、国内各企業経営者および農家、商店などの個人経営者に対して政府職員の派遣を行い各企業の実際的な状況把握、また状況がある程度落ちつき次第全国的なアンケート調査を行い、質的量的な側面から企業の状況データの収集を行います。

(4-B)中長期的な経済復興について
 復興について、満天星政府では4-Aなどで得られた見識、データなどからなるべく早くの対策を行いますが、中途においても第二次データ調査を行い、第一次、二次調査より中長期的な経済状況を構築します。またこの際、過度な不均衡が無いよう是正しつつも、必要不可欠な分野に対しては復興投資などの経済的支援を行うことで迅速な経済の立て直しを図ります。これらについては、他国との連携を図り、相互扶助による影響を考慮します。



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