Googleで調べる
例えば隠しファイルを Finder で表示したい場合、"defaults write" "隠しファイル" 表示 Finderなどで検索してみましょう。defaults を使って設定を変更するときには通常 "write" というオプションを指定するので、"defaults write" という様にダブルクオーテーションで囲むと、目的の検索結果に辿り着きやすくなります。
plistを覗いてみる
/Users/your name/Library/Preferences/com.apple.mail.plist
などを見てみましょう。ダブルクリックすると、中身を見ることができます。もしくは
などを見てみましょう。ダブルクリックすると、中身を見ることができます。もしくは
defaults read com.apple.mail
と打てば、中身を表示してくれます。単純なテキスト形式の plist もありますが、バイナリ形式のものも存在するので、less や cat で表示するだけでは読めないものもあります。
アプリケーションバイナリの中から、文字列を探す
defaults で使用するキーは文字列であるため、アプリケーションのバイナリ内部にもそれに対応する文字列が格納されています。
strings /Applications/Mail.app/Contents/MacOS/Mail | less
とすることで、Mail.app の中に隠された文字列を読み出すことができます。ただし defaults で使用するものではない文字列も大量に表示されるため、この出力結果からキーを発見しなくてはいけません。例えば
strings /Applications/Mail.app/Contents/MacOS/Mail | grep Disable
としてみると、DisableInlineAttachmentViewing という文字列が含まれていることが分かります。これは defaults で使用するキーなのではないかと検討をつけて、
defaults write com.apple.mail DisableInlineAttachmentViewing -bool true
と入力すると、Mail.app で添付ファイルのインライン展開表示が無効(disabled)になります。キーには英語で可読性のあるものが使用されているので、そのような文字列を探すことで OS X の隠し設定を見つけることが可能です。