ポケモン育成論@ザ・雲南出張所

リーフィア・わざ構成論

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リーフィア わざ構成論


 さて、待望のイーブイ第6の進化系が登場しました。その名もリーフィア。名前からも想像できる通り、くさタイプです。素早さが適度なうえに、攻撃が高いというアタック特化型の進化系。まさに時代の生んだ申し子です(?)。
 とはいえリーフィアは、意外に中途半端なポケモンと言えます。攻撃力と素早さが高いとはいえ、他にも先攻フルアタを張れるポケモンは数多くいます。防御力は最高クラスですが、一方HPが貧弱で、特殊受けはまるで脆いポケモンです。
 そんなリーフィアを活かすためには、色々な工夫が必要です。これはまあ、全てのイーブイ進化系に言えることなのですが……。


わざ構成論 レベル50篇


 リーフィアのわざ構成論は、レベル50とレベル100のふたつに分ける必要があります。それはひとえに、くさタイプの最終兵器【リーフブレード】の習得レベルが71であるという一点に尽きます。この兵器が使えるか否かで戦略をガラリと変える必要があるでしょう。

 まずレベル50ですが、残念ながら【リーフブレード】が使えません。【リーフブレード】以外のわざで、物理わざを見ていくと、このようになります。

わざ名 タイプ・分類 いりょく 命中 PP 効果
はっぱカッター くさ・物理 55(82) 95 25 急所判定+1
アイアンテール はがね・物理 100 75 15  
つばめがえし ひこう・物理 60 - 20 必中
シザークロス むし・物理 80 100 15  
かみつく あく・物理 60 100 25 30%でひるみ


 あとは、【おんがえし】【じたばた】【のしかかり】【すてみタックル】などがノーマルわざ候補としてあるぐらい。これは酷い。
 とはいえ、攻撃種族値110といえば、レベル50での最高値は178。これはなかなか優秀な数値で、捨ててしまうには惜しい。
 ならば、フルアタはまず諦めて、何らかの別の方法を模索するしかありません。
 リーフィアは特殊受けこそできませんが、物理受け・物理攻めに関してはそこそこの能力を持っています。そこで、物理ポケモンに対する秘密兵器的な役割が面白いかもしれません。特に、今作では全てのわざに物理・特殊といった区分ができた関係上、両刀ポケモンがほぼ皆無になったことも、どちらかに特化した受けができるチャンスといえます。

 ならば、相手の自慢の物理攻撃を阻む意味で【あまえる】を入れます。これさえ決めれば、相手の攻撃力は半減です。

 あとは自身の攻撃方法ですが、威力としてはタイプ一致&急所判定の【はっぱカッター】、ほぼ同威力で信頼度○の【シザークロス】、追加効果に期待の持てる【のしかかり】があります。【のしかかり】は覚えるのがやや面倒ですが、万能なノーマルわざです。メインに据えたいところ。あるいは【すてみタックル】も有です。

 それ以外のわざ構成には、自身を強化する【つるぎのまい】、持久戦覚悟の【こうごうせい】、さらにはその【こうごうせい】と自身のとくせいを活かす【にほんばれ】……。
 個人的には、【あまえる】でセーフティリードを取った後、【にほんばれ】で場を整えるのが面白そうです。これならば、【すてみタックル】も活きます。

わざ構成・最終回答1(にほんばれ型)

わざ名 タイプ・分類 いりょく 命中 PP 効果
すてみタックル ノーマル・物理 120 100 15 与えたダメージの1/3を受ける
あまえる ノーマル・変化 - - 20 相手のこうげき↓↓
にほんばれ ほのお・変化 - - 5 5ターン「ひざしがつよい」状態
こうごうせい くさ・変化 - - 5 HP1/2回復・晴れなら2/3回復

 【にほんばれ】から特性を活かして状態異常を防ぎ、なおかつ【こうごうせい】の威力も期待できるタイプ。相手がゴーストだとまるで歯が立たなくなるのは要注意。【すてみタックル】を【シザークロス】などに置き換えることで対処可能。


わざ構成論 レベル100篇


 レベル100ということになれば、もはや単純に考えて【リーフブレード】を使うの一確です。
 さて、このリーフブレードを活かすためにはどうしたらいいか?
 リーフブレードの長所は、あくまでも「急所判定+1」であるという点です。これは相手の積みには非常に強いので、相手が積んできても余裕を持って対処できるという強みがあります。
 上記の「にほんばれ型」の【すてみタックル】をリーフブレードに変えて運用するのも、もちろんひとつの手です。しかし、せっかくなので別の型を考えてみます。
 それは【あまえる】を使うことによる交換読みです。相手が物理ポケモンであった場合、攻撃力半減の効果は想像以上のものです。しかも、こちらに回復わざがあればなおのこと……でしょう。そこで、交換読みで何かできないか?
 交換読みで【こうごうせい】でもいいのですが、後々相手にもじわじわ効いてくる方がいいということで【どくどく】はどうでしょうか。あるいは、交換読み【みがわり】もネタとしては最高です。仮に交換で相手に特殊ポケモンが出てきた場合、確実に命を永らえることになるでしょう。

 【みがわり】を使うのであれば【こうごうせい】はほしいところですが、【どくどく】を使うのなら敢えて【こうごうせい】を入れる必要はないと思います。あくまでも「交換読み」狙いなら、相手に交換させることを前提としたわざ構成が必要。よって、【メロメロ】などが面白いかもしれません。


わざ構成・最終回答2(メロメロ型)

わざ名 タイプ・分類 いりょく 命中 PP 効果
リーフブレード くさ・物理 90(135) 100 15 急所判定+1
あまえる ノーマル・変化 - - 20 相手のこうげき↓↓
どくどく どく・変化 - 85 10 相手をもうどく状態
メロメロ ノーマル・変化 - 100 15 異性をメロメロ状態

 サブキャラとして面白い存在。【あまえる】【メロメロ】で相手のポケモンを無力化し、交換読みで【どくどく】を当てていく。いざという段(同性の特殊ポケモン登場、など)になれば、高威力のリーフブレードで一発逆転狙いも楽しい。


能力論


 能力に関してはまず、どちらの型に関してもこうげきに努力値を振るかどうかが最大の分かれ目。物理受け特化のにほんばれ型に関しては、少なくともHP252は外せない。そのうえで、素早さに振るのか、こうげきに振るのか、あるいは物理防御を厚くするのかを決めます。
 しかし個人的な意見を言えば、今回のようなわざ構成の場合はこうげき努力値は不要と考えます。こうげき努力値なしのリーフィア(補正なし)はレベル50で130。最大値の約73%です。大きい数値ですが、それよりも「耐えること」が重要なポケモンなので、そのあたりは問題がないと思われます。
 結局のところ、にほんばれ型に関してはHP252、ぼうぎょ適宜、すばやさ適宜。メロメロ型に関しては、HPぼうぎょに252というのがベストのような気がします。

 性格は難しいところですが、例えば素早さに振らない場合は素早さの上昇する性格を……といった運用も可能です。特化させるという意味で言えば、素早さには適度な努力値を振り、ぼうぎょ1.1倍の性格を選ぶというのが最もベストかもしれません。


持ち物


 にほんばれ型では、とにかく相手より先に【あまえる】したいので「せんせいのツメ」は候補。「あついいわ」はそれほどリーフィアが生き残れるかどうかが問題。「たべのこし」ではやや力不足か。

 一方のメロメロ型では、【どくどく】を確実に当てるための「こうかくレンズ」、【リーフブレード】の威力を一気に162に底上げする「きせきのタネ」あたりが候補となります。




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