緑がまぶしいサッカーコート。
大観衆の中で、ひときわ輝く選手達がいる。
それは、現代におけるヒーローたち。
中でも、相手ゴールを割って得点した選手など、英雄そのもの。
もし、彼らが必殺技を持っていたら?
『蹴り穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルク)―――!』
'*『ああー!!!!人壁が次々と吹き飛んでいくーっ!!ボールはGK森崎くんの正面だー!!』
森崎「そうなんどもぬかれてたまるかー!」
'*『森崎くんキャッチ、いや、倒れた!ボールはまだ生きている!!』
'*『入ったーッ!!!!ゴオオオール!!!』
解説『GKは非常に惜しかったな』
もし、なのは達が、こんな風に戦うならば、いったいどんなことになるだろうか。
これは、そんな妄想である。
【サッカーをしよう!~三人娘の必殺シュート~】
『真・ソニックフォーム!!』
森崎「こんどこそ、みきってやる!」
'*『フェイトが脱いだー!!!彼女は本気だ!!』
'*『速すぎるボール運び!!GK森崎くん混乱しているぅ!!』
森崎「くそっぜんぜんみえない!」
'*『ん?これは……入ってるぞ!!』
'*『いつの間にかゴールしている!入った!ゴール!!』
'*『解説さん、これはどういうことでしょうか?』
解説『私の眼には全てが見えていた。すごくドキドキした』
『スターライトォ、ブ、レイカー!!!!!』
'*『ジャンピング・ボレー・シュート!!』
'*『激闘で荒れたコートの芝生がめくれ上がり、ボールに吸い寄せられていく!!』
森崎「とまれー!」
'* 『巨大な塊となったボールが、GKごとゴールポストを吹き飛ばした!』
'* 『これは、ゴールです!!ゴールゴールゴーーール!!!!』
解説『これは、死んだな』
『響け終焉の笛(ラグナロク)!』
審判「試合終了!」
'*『あーおしかったですねえ八神選手』
解説『技の名前が悪かったのではないかな。アンリミテッドとか付ければよかったのに』
最終更新:2011年01月30日 20:26