バケツプリン
J「・・・暇だなぁ・・・」
それもその筈、今日から遅れての連休で明日から三日間休みなのだ。しょうがないので、ベジータを呼んでみることにした。
ベ「ほぉ・・・それで俺を・・・」J「何か有る?」ベ「いや・・・実は・・・家にこんなの有ったから・・・お前の家で作っちゃって・・・」
其処に有るのは、約10ℓ位のプリン・・・・・・牛乳のいい香りが・・・
J「ベジータ、廊下の端っこから走って来い。」ベ「分かった。」
そう言うとベジータは、廊下の端っこから走ってきた。
ベ「一体なんなんだー!!」J「てめぇは、なに考えてるんだよぉ!!!!!」ベ「うっぴょふ!!」
ベジータが走ってきて、ぶつかるかと思われた瞬間。ジュンが溜めに溜めて、腕が少しブチチッと音を立てた位の時。思いっきり、ベジータの腹に全てをぶつけた。ベジータは2~3回跳ねると、グッタリと廊下に横たわった。殴った瞬間、ベジータの骨が逝ってしまったかもしれないが、外に放置しておけば、梅岡が食してくれるだろう。問題は此処からだ。ベジータめ、最近嫌がらせが激しくなったのか、それとも暇なのか特大バケツプリンを作ってきた。・・・俺一人じゃ無理だ!胃が破れる!
J(さて?誰なら食えるか?真紅?あいつは意外と食わない。)J(翠星石?あいつは今、雛苺と金糸雀で遊びに・・・)J(水銀燈?あいつはヤクルト入りじゃないと役にたたなそうだ。)J(薔薇水晶?無理だ!シュウマイなら喰うが・・・)J(雪華綺晶?あの性格だから、多分食わないんだろうなぁ・・・)J(となると・・・蒼星石か・・・食うのか?コレを?)J(・・・いや・・・意外と運動するから、行けるんじゃね?そうだ!いける!あの子ならいける!)
そして、電話で蒼星石を呼び、一緒に食べてもらうことに・・・
J「さぁ、食べようか。」蒼「こ・・・コレを・・・かい?」J「何も言うな・・・(プリンを乗せたスプーンを、無理やり蒼星石の口に突っ込む。)・・・」蒼「ん~!?、モゴモゴ!(美味しいけど、突っ込まないで!)」J「さぁ・・・もっとだ・・・」
ジュンはスプーンを二つ持ち、どんどん蒼星石の口に突っ込んでいく。
蒼「ん・・・んん・・・(あ・・・空気が・・・まともに・・・すえな・・・い・・・)」J「そろそろかな?」
そう言うと、ジュンは手を止めた。
蒼「ケホッ!ケホケホ・・・はぁー・・・はぁー・・・(やっと・・・酸素が・・・)ケホ・・・」
その姿は、床に女の子座りでへたりこみ、顔を赤くし肩を上下させ。呆けた顔で服は少しずれ、プリンが顔の所々に付いていて、涎を床に垂らしていた。端から見ればその姿は、例の姿にしか見え無い。
蒼「はぁー・・・はぁー・・・あ・・・プリンが顔に・・・」
そう言って、蒼星石は自分の顔に付いたプリンを指で掬いあげると、指を舐めてプリンを舐め取った。
蒼「・・・酷いよジュン君・・・行き成り入れるなんて・・・」蒼「?ジュン君?如何したの?」J「・・・良い・・・凄く・・・」蒼「・・・?ジュンくーん?おーい?」J「ん?あ、ああ、何でも無い・・・」蒼「酷いよ・・・行き成り入れて来るんだもん・・・」J「悪い悪い、・・・それじゃあ、食べようか。」蒼「タオル借りて良い?」J「ああ、(タオル部屋に取りに行き、水で濡らして来た。)ほれ、どうぞ。」蒼「ありがとう。」
蒼星石が顔を拭いてる間、プリンは如何しようかと思い、明日皆に御裾分けすれば良い事に気が付いた。
蒼「あ・・・胸元まで・・・」J(そうすれば、良いよな・・・うん、そうしよう。)蒼「しょうがない、拭くか・・・」J(・・・あれ?何で濡れタオルを胸に・・・そうか、プリンがこぼ・・・れ・・・)
蒼星石は気が付いていないようだが、蒼星石が胸を拭いてる時、蒼星石の胸元はジュンに丸見えだった・・・
J(・・・あ、そうか此処は天国何だ、そうでなければ俺がこんな思いをする筈はねぇ!プgy)蒼「ボソ)何か最近胸が苦しいような・・・何でだろう?」J(アーーー・・・)蒼「ふぅ・・・やっと拭き終わった、夏は服が湿っちゃうから嫌だなぁ・・・」J「・・・なぁ?次は何する?」蒼「え?プリンは?」J「明日皆におすそ分けすればいい事に、たったついさっき気が付いた。」蒼「そう・・・(それなら最初っから気が付けば良いのに・・・)何かおなか一杯になったら、眠くなってきた・・・」J「ん、そうだな・・・寝るか・・・」蒼「うん・・・一緒ね寝よ?」J「ああ、うん寝ようか・・・」蒼「・・・僕を食べる?」J「うんたb・・・今何と?」蒼「要らないの?」
蒼星石がそう言うと、ジュンが蒼星石をお姫様抱っこしてベットまで連れて行った。
J「・・・頂きます。」蒼「はい♪どうぞ♪」
終了
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