ACT4,GTHMと桜田JUM
銀「ベジータはどこかなぁ…」紅「って…いたのだわ」銀「おーい、ベジータ」ベジータ「よぉ銀嬢に紅嬢、どうした!?」ベジータ…彼が近寄ってきただけで、廊下の温度が5度は上がった気がした紅「貴方を探していたの」ベジータ「何だと!まさか俺のことが好きなのか!!イヤッホォォォォゥ!!」その場で奇声を発しはしゃぎまわるまだ、誰も何も言っていないのに…これがウザイといわれる所以だ…結構友人は多いみたいだが銀「(ウザイ…凄くウザイわぁ…)」紅「それは無いわね」ベジータ「ガーン!!」本気でうなだれている
銀「私、口で『ガーン』っていう人始めて見た」紅「奇遇ね、私もよ」ベジータ「で、本当は何の用事だ?」銀「やっと本題に入れるわね。今度の土曜日、雪華綺晶の屋敷でパーティーをやるから、どうかな?と思ってぇ」ベジータ「もちろん参加だぜぇぇぇぇ!!」紅「ハイハイ、『不参加』っと」べジータ「それは勘弁してくれよ紅嬢~~」銀「それはそうと、JUMと笹塚はどうしたの?いつも一緒にいるじゃなぁい」ベジータ「ああ、笹塚は塾で、桜田は職員室に行ったな。二人にも俺が伝えておくが」紅「それはありがたいわね。じゃあよろしく頼むのだわ」銀「じゃあ、私達は帰るから。じゃあねぇ」ベジータ「ああ、じゃあな。銀嬢に紅嬢」
翠「さーて…職員室ですぅ」蒼「失礼します」梅岡「おーす、どうした翠星石に蒼星石?」二人は梅岡に促され、職員室へと入る冷房の風邪が心地良いしかし、そこには意外な人物が居た翠「チビ人間!どうしてここにいるですか?」そう、桜田JUMであるその優しい性格に惹かれる者は多く、かなりの女子が彼を狙ってるとまで言われているもちろん、翠星石も…JUM「いや、僕は数学で聞きたいところがあったから…」翠「はは~ん、チビ人間はバカですからね。せいぜい努力するですぅ」JUM「なっ…うるさいなぁ!」蒼「もう…中間テストの数学で赤点を取ったのは翠星石でしょ。JUM君は平均点のはるか上だよ」翠「…!!」JUM「バカなのはお前のほうだったな」ニヤニヤ翠「ッッ!蒼星石は一体どっちの味方なんですか!」
赤面してわたわたと手足を振る翠星石ため息をつく蒼星石梅岡「おーい、先生置いてけぼりだぞー。」蒼「あっ、スイマセン」蒼星石は梅岡の方に向き直ったそして紙を差し出す蒼「実はクラスでパーティーをやるんですが、先生もどうですか?」梅岡「う~ん…ベジータは来るのか?」蒼「残念ながら…来ます」梅岡「行く」蒼「じゃあ、参加と言うことで」梅岡「おお」蒼「詳しいことはこの紙に書いてありますから」梅岡「そうか」蒼「じゃあ、失礼しました」JUM「あっ、僕も失礼します」翠「ドタキャンはダメですよ!」梅岡「分かった分かった。もう遅いから、気をつけて帰れよ~」
挨拶をしてから三人は職員室から出る外の生暖かい風が三人の肌をなでる翠「暑いですぅ…」蒼「そういえば…JUM君は参加するの?」JUM「ああ、そうだったな…どうしようか…」翠「絶対来るですよ!来ないと許さないですよ」蒼「ちょっと翠星石…」JUM「…じゃあ行かせてもらうよ」蒼「そう、分かった。良かったね、翠星石」翠「べっ…別に嬉しくなんかねーですよ」頬を赤らめてモジモジしている誰がどう見ても、『嬉しい』時のそれである蒼「じゃあ、明日ね。バイバイ、JUM君」翠「ば…ばいばいですぅ…風邪引くんじゃねーですよ、車に気をつけるですよ」JUM「ハイハイ、じゃあな、翠星石、蒼星石」
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