真紅短編4
もしもJUMが殺意の波動に目覚めたら
真「JUM、紅茶をいれて頂戴」JUM「なんで僕がそんなことしなきゃならないんだよ!」真「あら、私の下僕なんだから当然なのだわ」JUM「・・・」真「なにをしているの?早くするのだわ。・・・JUM?」JUM「・・・滅・殺!!」真「ちょwwww」
真紅「JUM、ストーブの灯油がきれそうなのだわ。いれてきて頂戴」JUM「なんで僕がしなくちゃいけないんだよ。そういうのは気付いたひとがやるもんだろ」真紅「あら、あなたは私の下僕なんだから当然・・・(そう・・・ならあなたが下僕として温めるのだわ)」JUM「ん?真紅?」真紅(わかったよ。さあ真紅ベッドへおいで・・・)JUM「おい、どうした?」真紅「・・・」ブーッッ!!JUM「ちょww鼻血でてるwwww」ダクダク真紅(と、とまらないのだわ)
JUM「ほら、紅茶いれてきたぞ」真紅「ありがとう、JUM・・・いい香りだわ」つるっ真紅「あっ」バシャッ
JUM「あっちぃぃぃぃ!!」真紅(・・・っ!!JUM+紅茶=完璧なのだわ!!)JUM「あっちい!!あっちいよおおおぉ!!」真紅(今目の前でアリスが誕生したのだわ!!)JUM「真紅っ!!そこの花瓶の水ぶっかけてくれ!!」真紅「JUMっ!!私と・・・け、結婚するのだわ!!」JUM「水かけろっつってんだよおおおぉ!!」
真紅(・・・この間は結局JUMがあの後シャワーを浴びたせいで紅茶の匂いがとれてしまった。)
真紅(・・・あまり時間をかけられないのだわ。年増女や緑のガチャピン女にばれる前にJUMを私のものにしなければ・・・)
真紅(・・・アリスの座がJUMにとられた今、アリスの嫁の座は死守しなければ・・・お父様、私は負けない・・・)
ガチャJUM「ん?真紅か。あれ?その紅茶・・・珍しいな、自分でいれたのか」真紅「・・・」ぶんっっ!!JUM「うおっ!!」ガシャン!!真紅「ちっ!!はずしたのだわ!!」JUM「いきなりなにすんだよ!!自分がなにやってんのかわかってんのか!?」真紅「ええわかっているわ。アリスとなったJUMの争奪戦・・・そう!第二のアリスゲームなのだわ!!」JUM「なに意味のわからんこと言ってんだ!!」真紅「わからない?闘うことが生きるってことなのだわ!!さあこっちにきなさい。紅茶をぶっかけてあげるのだわ」JUM「た、助けて・・・誰か助けてくれぇぇ!!」
もしも真紅が巨乳だったら
真紅「あら水銀燈。その胸はなんなのだわ?」水銀「なによぉ!!胸の大きさなんて大した問題じゃないわぁ!!どうせ真紅なんか胸ばかり栄養がいって頭はパーなくせにぃ!!」真紅「浅はかね。胸は女性らしさの象徴なのだわ。腹無し胸無しって・・・あなた本当にジャンクね」水銀「っ!!お、おぼえてらっしゃあい!!」真紅「・・・行ってしまったのだわ」雛苺「とっても惨めなのー」
真紅「・・・うっ・・・胸!!・・・夢なのだわ・・・」
真紅「なんて情けない夢を・・・我ながら情けなくなるのだわ・・・」
水銀「真紅ぅおはよぉ」真紅「水銀燈・・・おはようなのだわ」水銀「なによぉ、朝から辛気くさいわねぇ。俯いてたら無い胸がますます平らに見えるわよぉ?」真紅「っ!!・・・うっ・・・」水銀「ちょっとぉ、なにも泣くことないじゃなぁい。胸の大きさなんて大した問題じゃないわぁ」真紅(・・・夢のなかと同じセリフなのにこの屈辱感はなんなのだわ)
紅「ジュン!紅茶を入れて頂戴!!」ジ「またかよ自分でやれ」紅「私の言う事が聞けないの?そんな下僕には『絆パーンチ』」軽く避けるジュン紅「『絆パンチ』が!!!」ジ「毎回それに付き合うのもいい加減疲れたよ!それに俺は下僕になった覚えは無い」紅「ぅうっ」ポロリ一粒の涙が真紅の頬を流れるジ「えっ!ゴ、ゴメンよ!その、紅茶だったな!だから、その、泣かないでくれよ」紅「…」ジ「ーあーもう!!」真紅を抱き寄せ、何時もよりやさしい口調でジ「…もう、泣かないでくれ頼むから」頬を伝う涙を指でそっと拭うジ「紅茶飲むだろ?入れてくるから待ってろよ」
ジュンが部屋を出たのを確認して真紅は舌をペロッっと出した。紅「やっぱりジュンなのだわ//////」そんなお茶目な今日この頃なのだわ。(by 真紅)
真「気付かないの…?私の…本当の気持ちに…」ジ「し、真紅…。本当の気持ち?」真「…そうよね、私と貴方は、ただの主従関係…。それ以上になんて…」ジ「……。…真紅っ!!!」真「!」ジ「僕は、僕は…。真紅を…、そのっ…」真「…なに?」ジ「僕はっ!君のことがっ!」真「ぷっ、なに大声出しちゃって…。からかっただけよ、本気にしないで」ジ「なっ!し、真紅ぅ!?」真「なによ、だまされるほうが悪いのだわ」ジ「くぅぅぅぅぅぅぅううう!この小姑がぁ!!!」真「…大好きよ、ジュン(ボソッ」ジ「うん?」真「(素直じゃないわね、私も…。これじゃ、翠星石を馬鹿に出来ないのだわ)」ジ「?」
のり「ジュン君~」ジュン「んだよ……」のり「今日はお知らせがありまーす」ジュン「いいよそんなの」のり「なんと!今日からこの家に新しい家族がやって来ました!」ジュン「病院行けブス」のり「そういうこと言わないのぅ!ジュン君より一つ年上の、真紅ちゃんです!真紅ちゃん~」ジュン「ついにボケたかブス」真紅「よろしくお願いします」ジュン「なっ……!?」のり「パパとママがイギリスで会って、何かの事情で養子にしたんだって!」ジュン「じょ……冗談だろ?」真紅「失礼ね。何でも勝手に決め付けられちゃ困るわ」ジュン「別に決め付けてるわけじゃないっつーの……」真紅「姉に向かってその口の聞き方は何」ジュン「あ、痛い、ちょ、やめ」のり「真紅ちゃんもジュン君も仲良くしなくちゃだめよぅ?」真紅「……紅茶を入れて貰えないかしら?」ジュン「…………くっ……」のり「出来たわよ~」ジュン「……僕はいいよ……」真紅「あなたも座って飲みなさい、ジュン」ジュン「何呼び捨てに……痛い痛い痛い」真紅「全くお茶くらいゆっくりいただけないものかしら」のり「お茶が終わったら真紅ちゃんが寝る部屋に案内するわね」真紅「分かったわ。……このお菓子はおいしいわね」
紅「まったくネコミミだなんて何を」雛「真紅背中に隠してるのネコミミ?」紅「雛苺wwwwwそー言う事はw////////////」ジ「(今晩はネコミミかー)」
静かな日曜の昼下がりく「犯人はお前だ」真「やっぱり、くんくんは天才なのだわ」く「みんな、今まで応援ありがとう、来週からは──」真「そんな!! まさか」ジ「最終回だったんだな」真「くんくん!! くんくん!!」ジ「落ち着けよ」コ「バーローwww」ジ「ほら、新しくやる番組も探偵だぞ」真「探偵はくんくんだけよ」ジ「なんだよそれ」真「くんくんはずっと一緒に居ると思ってたのに……」ジ「居るだろここに」机の上に置いてあったくんくん人形を真紅に渡したジ「ほら、その……なんだ、いつかは別れって来るだろ? まぁなんつーか」真「何?」ジ「ちょっとって言うか普通にくさいセリフだけど、心の中でずっと一緒で……忘れない限りずっと居て」
真「ちゃんと言えてないのだわ」ジ「悪かったな、まぁくんくんはずっと真紅の側に居るって事だよ」真「一緒……なら、貴方もずっと──」コ「ヨロシク」ジ「えっ? 何?」真「……下僕は一生私の側に居なさい、勝手に居なくなったりしたら許さないのだから」ジ「俺の話し通じなかったか……」真(分かってるのだわ、だからずっと一緒に……)ジ「顔、赤いぞ?」真「なっ何でもないのだわ」~おわり
もしも真紅が科学者だったら真紅「つ、ついに完成したのだわ」JUM「やりましたね!博士!!」真紅「さあよく見るのだわ!!この絆ロボ一号・・・通称ブットバースゾ三世の姿を!!」JUM(・・・一号なのに三世って)真紅「武装も完璧なのだわ!!私が繰り出す約100倍の破壊力の絆パンチ・・・そして両肩には核ミサイルが二発ずつ・・・」JUM「博士、博士」真紅「なんなのだわ?ひとがいい気分で解説している時に・・・」JUM「いったいなにと戦うんですか?」真紅「・・・」JUM「・・・」真紅「・・・その発想はなかったのだわ」JUM「おまえは馬鹿だろう」
面接官ジュン「特技はくんくんとありますが?」学生真紅「ええ。くんくんなのだわ。」面接官ジュン「くんくんとは何のことですか?」学生真紅「探偵なのだわ。」面接官ジュン「え、探偵?」学生真紅「ええ。探偵よ。くんくんは天才なのだわ。」面接官ジュン「・・・で、そのくんくんは当社において働くうえで何のメリットがあるとお考えですか?」学生真紅「ええ。殺人が起きてもすぐに解決するのだわ。」面接官ジュン「いや、当社では殺人なんて起きてません。それにそういうのは警察の仕事ですよね。」学生真紅「でも、警察よりも頭いい。」面接官ジュン「いや、頭いいとかそういう問題じゃなくてですね・・・」学生真紅「まあとにかく紅茶をいれなさい」面接官ジュン「ふざけないでください。それに紅茶って何ですか。だいたい・・・」学生真紅「紅茶よ。ティーとも書くわね。紅茶というのは・・・」面接官ジュン「聞いてません。帰って下さい。」学生真紅「あら?怒らせていいのかしら?呼ぶわよ。くんくん。」面接官ジュン「いいですよ。呼んでください。くんくんとやらを。それで満足したら帰って下さい。」学生真紅「運がよかったわね。今日はテレビ収録中だそうよ。」面接官ジュン「帰れよ。」
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