その他短編31
白「暑くなったねぇ」槐「夏になったからな」白「まあね。ところで随分機嫌が良さそうだけど…何かあった?」槐「薔薇水晶が家で薄着になった」白「なるほどね。死ねばいいとおもうよ」槐「貴様こそ最近よく出かけているが、どこへ行っている?」白「ん?そこの学校だよ」槐「何故だ」白「この時期はシャツにブラが透けるからさ」槐「早く捕まれ。それが世のためだ」白「目の保養だよ。この世界には汚いモノが多すぎるからね…」槐「自覚ありか。結構なことだな」白「まあ何にしても、情熱の夏が始まることに変わりはないし。お互い全力で自分の本能に従い意志を貫こうじゃないか」槐「ああ、この素晴らしき季節に乾杯だ」白「乾杯~」
ジ「今から薔薇乙女カップラーメンを食べるぜ!!」ジ「まずは蒼星石!かやくとそスープをそのハサミで開けてくれ!」蒼「わかったよジュン君!でもスープは最後に入れるんだよ?」ジ「おっと僕とした事が君の魅力で目がくらんだようだ!」蒼「上手いなぁ、ジュン君は」ジ「さあ水銀燈!お湯はしっかり湧いたかい?」銀「私の愛の炎でアツアツよぉ。やけどしちゃうかもぉ」ジ「君の炎で焼け死んでも僕は笑っていられるさ!!」銀「いや~ん」ジ「これで最後だ!翠星石、キミのチャーミングな如雨露でお湯を注いでくれたまえ!」翠「べ、別にオメーの為に入れてやるんじゃねーですからね!勘違いすんなですぅ!」ジ「恥じらう顔もチャーミングだよ、僕の心の庭師さん?」翠「でずぅ…」ジ「さあ完成だ!みんなで楽しく美しく!薔薇乙女カップラーメンをいただこうじゃあないか!!」笹「ねえジュン。さっきから一人で何してるの?」ジ「チクショーーー!!!!!」
ジュンが脱引きこもりを決意したけど挫折した話のり「ジュン君、学校でいやなことでもあったの?」ジュン「うるさい」のり「だって、帰ってきてから部屋に篭りっぱなしじゃない」のり「嫌なことがあっても、誰かに話してみるだけで気分が良くなるってこの本に」ジュン「うるさい! リビングに行ってろ!」のり「ごめんなさい・・・ただ、ジュン君が元気になってくれればと思って・・・」ジュン「……今日、一時間目が体育だったんだ」ジュン「久しぶりに学校行ったからさ、やっぱりなんか疎外感があって」のり「うん」ジュン「一緒にやる相手がいないから勇気を振り絞って 『なぁ、ペアにならないか?』って 隣の奴に声かけると『 は? 』とか 言われてその場を去られて」 ジュン「泣きそうなの堪えて仕方なく一人で ストレッチしてるとあのバカがやってきて『さくらだぁ!二人一組でちゃんとストレッチしてくれといったろぅ?』『自分から声を掛けなければ周りも一緒にやってくれないぞ』とか言いだしてその様子を三人でストレッチしてる奴らを はじめとしてクラスの人間が見てクスクス笑ってて、僕は何も悪いこと した覚えがないのに謝らせられて、罰としてグランドを外回り10週走らされてまぁこうやって走ってるときは一人の時間だし解放されていいなぁと思ってたらその後にリレーとかやらされて走れるわけなくて呼吸困難でゼイゼイ言ってたらお前がいたから負けただの何で居るんだだの死ねばいいのにだのチームの奴らに言われて、再び罰として用具の片付けを一人でさせられて戻ったら当たり前だけど次の授業が始まってて、バカに『遅刻はいけないなぁ、クラスの皆に迷惑がかかるんだぞ。ほら、皆に謝って』とか言われて涙目で謝って着替えようとしたら 着替えがゴミ箱に捨てられていたんだよ」ジュン 「もういやだ……」のり「……」
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