水銀燈短編2
3月14日銀「ねぇJUM。今日がなんの日か知ってる?」J「今日?いや、知らない。」銀「そ、そう。ならいいわぁ。じゃあねぇ……」J「?」銀「(はぁ……。やっぱりあんな生物兵器みたいなチョコを食べさせたんだから、ホワイトデーなんて覚えてないわよねぇ。しかもその後謎の斑点まで出てきて入院しちゃったから、結局告白もできなかったし。」
放課後J「水銀燈。一緒に帰らないか?」銀「…いいわよ。」J「なあ。俺さ、水銀燈に渡したい物があるんだ。銀「…渡したい物?」J「ああ。これなんだけどさ」銀「…ハンカチ?刺繍がしてあるわね。L・O …途切れてるわよ?」J「それでいいんだよ。もう半分はこっちの俺のハンカチにしてあるから。」「V・E」
銀「JUM。それって…」J「ああ。水銀燈。俺と付き合って欲しい。銀「…本当に私でいいの?」J「ああ。」銀「私、料理下手だよ?」J「ああ。」銀「また斑点できちゃうよ?」J「それでもいい。」銀「…ありがとう。それじゃあ。」
J「な、あ、えぇと…」銀「今のはバレンタインプレゼントよ。ありがたく受け取りなさい。」J「そっか。じゃあ、このハンカチも受け取ってもらえるか?」銀「えぇ。喜んで。」FIN
真「人はそれを…絆とも言うのよ!!」ガスッ銀「いたぁい!いたい!うわぁん真紅が殴ってきたぁ!」真「ふんっジャンクが」銀「ひどいよぉ!姉を殴るなんてぇ」真「あんたなんか姉じゃない」銀「うわぁん」
朝起きたら、水銀燈がヤクルトの社長になっていた。ジ「銀様、僕はあなたの下僕です(跪いて水銀燈の足にキス)」真「乳酸菌を制すものは世界を制す…。水銀燈、貴女の勝ちなのだわ(後ろのほうでこっそり見守る)」銀「全てのヤクルトは私のヤクルトよぉ(なんか凄いイスで得意げ)」ヤクルト難民A「ヤクルトをっ…ヤクルト~」ヤクルト難民B「ヤクをっ、ヤクをくれぇ! ヤクルト~」銀「(ヤクルトを求めて全ての人間が私の下に集まる…。 あぁ、なんてステキなのぉ。まるで夢みたぁい…)」 ・ ・ ・ ・夢でした。銀「…………orz」
世間は今、ホワイトデーだ。なんだか、賑わっててウキウキしてくる。僕もその一人さ。なんたって、今日は彼女に最高のお返しをするんだ。なんだかわかるかい?きっと、誰も予想できやしないさ。彼女のために、指輪を買ったんだよ。ドンキホーテの安物なんかじゃないよ。シャネルの高級な指輪さ。婚約指輪なんて言うと、ちょっと格好良過ぎるよな。だからさ、ただのホワイトデーのお返しだって言うのさ。誰も真似できないだろうな。ジュン「水銀燈!ちょっと来てくれないかな」水「何よぉ、いきなり呼び出すなんて…」ジュン「ほら、君にプレゼントだよ。開けてごらん」水「気持ち悪いわねぇ、なんなのよ…。え?指輪?」好感触さ。みんなにも見せてやりたいよ、彼女の表情。ジュン「今日、何の日かわかる?うん、そうだね、ホワイトデーだね」水「…何も言ってないけどぉ…。で、どうして私にくれるのよぉ?」ジュン「バレンタインのお返しさ。別に深い意味はないよ」水「はあ?私、あんたにチョコなんて渡してないけどぉ…」僕の彼女は、とっても照れ屋さんなんだよ。みんなには、わからないだろうな。ジュン「もう、照れるのはよせよ」水「いらないわよぉ、気持ち悪いし…」ジュン「なんでだよ、僕たち、恋人同士じゃないか」水「私と、あんたは、付き合ってないでしょぉ?どんな妄想よぉ…」どうやら、僕の彼女の頭の中が、消しゴムになっちまったみたいだ。ジュン「君はどうやら、記憶喪失みた…ゴフッ!?」水「二度と私に、近づかないでちょうだぁい…。ストーカー…」とっても素敵な彼女だろ?みんなにも紹介してあげたいよ…。
西暦20xx世界は闇に覆われた。大国同士の大戦で資源は枯れはて、経済は低迷。栄華を誇った近代文明は跡形もなく消えうせてしまった。世界は絶望に打ちひしがれていた。暗い絶望に…。だがその時一筋の光が差し込んだ。水銀党の出現だ。水銀党は臨時的な世界政府を結成し、その総統の座には党首の水銀燈が就任した。彼女は世界に新たな秩序をもたらした。兵器の生産を中止し、既存の兵器を全て海に捨てた。低迷した経済は、小さなコミュニティーの中で、物々交換という形をとることで持ち直した。人々に活気が戻った。貧しいけれども平和、世界に再び光が戻ったのだと。しかし、それは罠だった。
水銀燈「ジュン・・・・私・・・・我慢できないのぉ・・・・・しよぉ・・・・?」ジュン(ここで問題だ・・・この暴走した水銀燈から逃げられる!?)三択-ひとつだけ選びなさい答え①ハンサムでもないジュンは突如逃走のアイデアがひらめく答え②薔薇水晶が来て助けてくれる答え③逃げられない。現実は非情である。他力本願な僕が選びたいのは②だけど来たら来たで・・・アッガイ買いに隣街までいった薔薇水晶が今ジャジャーンと登場して「・・・・・・アッガイ」と間一髪助けてくれるってわけにはいかねーぜ・・・)ジュン「やはりここは①しかないか!やるしかない!」水銀燈「・・・・・・・・・ジュン」ジュン「笹塚!今すぐここにヤクルトを送ってくれ!!」水銀燈「・・・・ジュン」ジュン「くそぉ!もっと!もっとだ!」水銀燈「ジュン・・・・」ジュン「だ、ダメかーーー!?」答えは①ジュン「く、あと数秒で水銀燈に襲われる!答えは③か・・・現実は甘くないな・・・・あばよ、笹塚・・・今日で僕も脱童貞だ・・・」バタ・・・!!ジュン「笹塚・・・・そっちの道に手を出すなってあれほど言ったのに・・・見境なくしやがって・・・あれほど言ったのに・・・」笹塚「う、梅岡は・・・・すごかった・・・・ガク」ジュン「笹塚ーーーーー!!」
銀「ねえジュン、わたしのこと好きぃ?」ジ「ああ、好きだよ」銀「どれくらぁい?」ジ「そうだな……小宇宙?」銀「大きいのか小さいのかわからないわよぉ!」ジ「あっ、水銀燈!」
銀「うー寒いわぁ。」J「まだ三月なのにそんな薄着するからだろ。自業自得。」銀「だってテレビで暖かくなるって行ってたのよぉ?」J「だからって半袖はやりすぎ。」銀「あんなテレビ。ジャンクにしてあげる。」J「テレビじゃなくてテレビ局じゃないと駄目だろ?」銀「じゃあ、テレビ局に乗り込むわ。」J「お台場警察に摘み出されるぞ。」銀「じゃあ、どうすれば良いのよぉ!」J「僕に聞くなよ。」銀「寒いーー寒いーー!」J「あー、分かった。上着貸すから喚くな!」銀「あら、ありがとう。助かるわ。」J「まったく我儘な奴だな。」銀「ふふ、上着暖かい。それにJUNのにおいがするわぁ。いいにおい。」J「はいはい、おべっか使っても何も出ないぞ。」銀「上着のお礼に、今晩は私がベットでJUNを暖めてあげるわぁ。」J「そうか。適当に楽しみにしとくよ。」銀「なに?その反応。つまんなぁい。」J「馬鹿言ってないで、さっさっと行くぞ。買い物付き合えって言ったのお前だろ。」銀「あぁん、待ちなさいよ。JUN~。」
メグ「と、言うわけよ・・・頼めるかしら、ジュン?」ジュン「ふ・・・・任せておけ・・・・」メグ「ふふ・・・・私たちはこれから・・・ライバルではなく・・・同士よ」水銀燈「メグぅ?お見舞いきたわよぉ」メグ「いらっしゃい、水銀燈」ジュン「よお」水銀燈「あれ、ジュンもお見舞い?珍しいわねぇ」ジュン「そうかな?まあ俺はもう帰るね・・・」メグ「さあ、こっちにきて、水銀燈・・・」水銀燈「・・・・?え、ええ・・・・」カチ水銀燈「え?」ジュン「ふ」メグ「ふふ」水銀燈「ちょ、ちょっとジュン、なんで鍵を閉めるのよぉ?そ、それにメグも、その手に持ってるのは・・・?」メグ「今よジュン!水銀燈を取り押さえて!」ジュン「任せろ!」水銀燈「え、きゃ、な、なに!?」メグ「さあ、水銀燈・・・このメイド服を・・・・着させてあげるわ・・・・」ジュン「カメラも用意はばっちりだ・・・」水銀燈「え、え?ええええ!!?」水銀燈「ご、ご主人・・・・様」メグ「だめよ水銀燈!もっと大きな声で!」ジュン「ちゃんと録音してあるぞ」水銀燈「だ、誰か助けて・・・・」
水「お先に~♪」紅「最近、水銀燈付き合いが悪いのだわ」ジ「どうしたんだろうな」翠「チビ人間、寂しいんですか?寂しかったら、、、」紅「後を付けるのだわ」ジ「おい、真紅」翠「台詞最後まで言わせるです~#」水「待ったー?」奈緒「遅いー今日も派手にいくよ♪」水「まかせてぇ♪」紅「誰?」ジ「さぁ?」翠「保守ですぅ」友情出演:結城奈緒
メグ「この巫女装束なんかも良いと思うの」ジュン「こっちのエプロンも良いと思うけど」メグ「うーん・・・そっちも捨てがたいわね・・・・あ、けどこのペンギンのきぐるみも可愛いかも」ジュン「お、こっちにも色々・・・・ウサ耳・・・・裸ランドセル・・・・セーラー服に・・・・・ボンテージ・・・・・!」メグ「うわぁ・・・際どいわね・・・・」ジュン「待て!一見ボンテージ=Sと思うが、このボンテージを着て羞恥心で顔を赤らめてる所もいいと思うぞ!!」メグ「(想像中)・・・・ぐはぁ!(吐血)そ、それもアリね・・・・・!けどこれじゃあ候補を絞れないわね・・・・」ジュン「ああ、数が多すぎる・・・・・」ジュン&メグ「ま、全部試せばいいか!あははははは!!!というわけで水銀燈!!!いくぞ(わよ)!!!」メグ「あああああ可愛いわぁあああ!!さあ、水銀燈、もっと胸を強調して!!」ジュン「うん、いいアングルだ!」水銀燈「もういやぁ・・・・」
面接官ジュン「特技はチャームとありますが?」学生水銀燈「ええ。チャームよぉ。」面接官ジュン「チャームとは何のことですか?」学生水銀燈「色仕掛けよぉ。」面接官ジュン「え、色仕掛け?」学生水銀燈「そう。色仕掛け。こんなふうに・・・・(チラ。」面接官ジュン「・・・で、そのチャームは当社において働くうえで何のメリットがあるとお考えですか?」学生水銀燈「・・・・ええ。男が襲ってきても無抵抗にできるわ。」面接官ジュン「いや、当社には襲ってくるような男はいません。それにそれじゃ貴女が襲われますよね。」学生水銀燈「ジュンが助けてくれるしぃ。」面接官ジュン「いや、助けるとかそういう問題じゃなくてですね・・・」学生水銀燈「ちゃんと主人公補正あるからだいじょうぶよぉ。」面接官ジュン「ふざけないでください。それに補正って何ですか。だいたい・・・」学生水銀燈「主人公補正ですよ。神の力とも言うわね。主人公補正というのは・・・」面接官ジュン「聞いてません。帰って下さい。」学生水銀燈「あらあら?怒らせていいのぉ?しちゃうわよぉ。チャーム。」面接官ジュン「いいですよ。使って下さい。チャームとやらを。それで満足したら帰って下さい。」学生水銀燈「ねぇ・・・・ジュン・・・・やらない?」面接官ジュン「だが断る。」
銀「さっきジュンがあなたの事が好きとかなんとかいってたわよぉ」翠「!!!それは本当ですか!?確かめてくるです」駆け出していく翠星石銀「いってらっしゃい~・・・・今日はエイプリルフールよボソ」翠「えっと、あ、あの~・・・ジュン?」ジ「なんだい翠星石?」翠「えっとですね、水銀燈からきいたんですけど・・・」ジ「なになに?」翠「・・・・ジュンがす、翠星石の事が好きって本当ですか?(////)」ジ「!!!!!!な、なんでそれを(/////)」翠「ほ、本当なんですか?(////)」ジ「うん、僕は翠星石の事が好きなんだ(///)」翠「・・・嬉しいですぅ翠星石もジュンの事大好きですよ(////)」こっそりついていって笑いものにしようとしてた水銀燈銀「な、な、なんでこうなっちゃうのよぉ・・・つまんなぁいつまんなぁい・・・・グスッ・・(私だってジュンの事が・・・)」真「おろかね・・・」銀「!!!!!orz」
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