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「深き森の中心で。　第一話」(2006/06/04 (日) 03:31:01) の最新版変更点

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<p>第一話　-変化-</p>
<br>
<p>俺は森を走る、その中心に向かって、<br>
君と共に生きるために、<br>
走り始めて何分過ぎただ<a title="hukamori1" name=
"hukamori1"></a>ろうか、<br>
一向に中心に着かない、イライラしながら俺は走り続ける、<br>

息が切れ始めた頃木の根に足を取られ空中に放り出された、</p>
<p>ベチャッ</p>
<p>地面に着いたとき顔に何かが触れた、<br>
顔に手を当てて確認してみると少しべとついていて、<br>
そして赤い液体だった、</p>
<p>・・・なんだこれは・・・<br>
立ち上がりふと前を見る、そこは・・・</p>
<p><br>
ジリリリリリ、ジリリリリリ、ジリリッ・・・</p>
<p><br>
「ん、ふわぁぁぁ」<br>
寝ぼけながら今の時刻を確認する、<br>
昨日買った新しい目覚まし時計は好調みたいだ、<br>
今日は水曜日か・・・だるい体をクローゼットへ向かわせ開く・・・</p>
<p>そこには血まみれの自分の制服があった、<br>
ふと床を見ると所々に血の跡がある、俺はパニックを起こしながらも、今の状況を整理する、<br>

なぜ制服が血まみれなんだ？昨日何かあった？<br>
昨日は月曜日、特に変わったことは・・・ん？月曜日？<br>
今日は水曜日だぞ？昨日は火曜日のはずじゃ・・・</p>
<p>
だが俺が通ってる学校では火曜日の夕方には全校集会がある、<br>

俺がそれを覚えていないはずか・・・</p>
<p>
今日の日付を確認する、今日は紛れも無く水曜日、ＴＶをつける、天気予報を見ても今日が水曜日であることに代わりが無いようだ、<br>

・・・記憶が一日飛んでる？<br>
そんな馬鹿な、それよりも考えろ、なぜ制服が血まみれなんだ？</p>
<p>・・・昨日の俺が誰かを　・　・　・　・　</p>
<p>考えるのは止めよう、今日は学校をサボろう、<br>
とりあえず今は寝るんだ、寝て明日の自分に全てを任せるんだ、</p>
<p><br>
そう、　</p>
<p>明　日　の　自　分　に　・　・　・　。</p>