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=さらば!我が愛しき日々よ=第十三話」(2006/05/27 (土) 11:38:40) の最新版変更点

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ジュンは今、絶体絶命のピンチに陥っている。 ジ(穴があったら・・・入りたい・・・)  ジュンは、顔が真っ赤になっていくのを感じた。 雪「ジュン様!これは、男としては正常な証拠ですわ!むしろ、喜ぶべきですわ!」 ジ「できるかー!」  反論するのと正反対に、ジュンの顔は、みるみる赤くなっていく。 銀「ほらぁ、ジュンはやっぱり興奮してたじゃなぁい。」 真「何かの間違いなのだわ!ジュン、どうなの?!」  水銀燈の満足げな声と、真紅のヒスの入った声。 ジ「え、いや、その・・・。」  弁解の猶予はない。体が正直に示しているのだから。 ジュンは、真紅の拳が握られていくのを見て、もう一度あのパンチが飛んでくることを覚悟した。  が、そこにまた、 雪「ジュン様!勝手ながらも、私が処理いたしますわ!」  雪華結晶が現れ、ジュンを押し倒した。 雪華結晶は妙に息が荒かった。  ジュンは、このままやられてしまうのか、と思った矢先、 銀「ジュンは私の服で興奮しちゃったのよぅ?私が責任を持つわぁ。」  水銀燈が雪華結晶をジュンから引き離した。  息を荒げて、ジュンに覆いかぶさり、 銀「覚悟しなさぁい!」 ジ「うわああああ!」  水銀燈が、いざ始めようとした所を、 『ドッ!』  また邪魔が入った。 ジ「!!!!!!!!」 真「待つのだわ!自分の下僕の不始末は、主人である私がするのだわ!」  水銀燈を突き飛ばした正体は真紅だった。 銀「真紅ぅ~!邪魔をするつもり~?」  突き飛ばされた水銀燈の声は、明らかに憎悪丸出しだった。  真紅は水銀燈を無視し、行動に移ろうとする。 真「さあ、ジュン、始めましょう!」  真紅も、これまた息が荒い。 ジ「ちょ、ちょっとまて、やめろ~!!!」 『ガチャ』 の「ジュンく~ん?騒がしいけど如何したの?お客s・・・」  突然、のりが現れた。 皆「「「「゚Д゚)<あ、 ゚Д゚)<あ、 ゚Д゚)<あ、 ゚Д゚)<あ、」」」」  唖然、時が止まる。 の「ご、ごめんねジュン君。お客さん、し、下で待っているみたいだから、静かに、て、手早く終わらせてね・・・。」  のりは顔を赤らめ、目をそらしながら言った。 真「わ、私がこんなことするわけがないのだわ。」  真紅は起き上がった。 銀「ざんねぇん。ジュン~我慢できなくなったら私に言うのよぅ?」  水銀燈はニヤニヤしながら言い放つ。 雪「私も呼んでね。」  雪華結晶は、にっこりと優しい笑顔で。 言い終わると、三人はすぐに部屋の外へ、逃げるように出て行った。 の「は、早く、着替えてきてね・・・。」 『バタン!タタタタ・・・』 のりもすぐに出て行った。 ジ「ちょ、待てよお茶漬けのり!誤解するな!・・・はあ、最悪な一日だよ、まったく。もうやだ。」  そういってベッドに思いっきり飛び乗った。 『ボスンッ!』 ?「キャッ!!」  不意に、驚いた声が聞こえた。  ジ「んん?」  ベッドの下を覗いてみると、薔薇水晶が頭を両手で抑えながら涙目でジュンを睨みつけていた。 ジ「何してんだよ。」 薔「イタイ・・・」  ほっぺを膨らませながら、片言でしゃべる。 ジ「いやだから、なにs」 薔「イタイ・・・」  質問しようにも、謝らなければならないようだった。 ジ「・・・ごめん。」 薔「うん・・・」  ようやく質問できそうな雰囲気だと、ジュンは感じた。 ジ「とりあえず、出てこいよ。」 薔「・・・・・・・」 『モゾモゾモゾ』  ホフク前進で、ベッドの下から這い出てくる。  ベッドから出るとすぐに、薔薇水晶はドレスを整え始める。 ジ「ホコリ、いっぱい付いてるな。」 薔「うん・・・」 『ヌギヌギヌギ』 ジ「(; ゚Д゚)<おい!!!!!!!!!!」  ジュンのあっけにとられた顔に気づいた薔薇水晶は、不思議そうな顔で尋ねる。 薔「ナニ?」 ジ「いや、というか・・・、何 で こ こ で 脱 ぐ ん だ よ!?!」  薔薇水晶は、またもや不思議そうな顔で聞き返す。 薔「・・・ダメ?」 ジ「当 た り 前 だ ろ !」 薔「ザンネン・・・」 ジ「何 が 残 念 だ !」  ジュンはとりあえず、話を元に戻そうとする。 ジ「ところで、何でベッドの下に居たんだ?それと、いつから入ってたんだ?」 薔「水銀燈が・・・ここに来る少し前・・・ジュンの部屋・・・詮索してた・・・だけど・・・水銀燈来たから・・・隠れた・・・。」  片言でゆっくり喋るので、ジュンは他の事を考えていた。 ジ(待てよ・・・ベッドの下って、確か・・・!!!!!!)  ジュンの動揺は顔にも出ていた。 薔「ニヤリ・・・」 ジ「お、お前まさか・・・見た?」 薔『コク』 ジ「ああああああ!!!最悪だああああ!!」  ジュンは完全に取り乱していた。  ちなみに、ベッドの下にあるのは、通販で購入したAV3本とエロ本4冊である。 薔「私が・・・満たしてあげる・・・。」 ジ「ちょまって・・・。」  薔薇水晶は、ドレスを脱ぎかけのままジュンに迫り、ジュンの肩に手を掛ける。 ジ「!!!!!クッ?!」  薔薇水晶は意外と力が強かった。 薔「さあ、始めましょう・・・」 ジ「つあああ!」 薔「あ・・・・」  ジュンは出せる力を振り絞り、薔薇水晶から逃れた。 『ドドドド、ガチャ、バタン!』 薔「テレ屋さん・・・・(///)」 ジュンは脱兎のごとく階段を下り、物置へ隠れようとした、その時、  『ガチャ、ガチャ』 翠「いい湯だったですぅ!」 蒼「姉さん、もう少し静かに入ろうよ・・・。」  風呂からは翠星石と蒼星石。 の「巴ちゃん、ごめんね、わざわざ来てくれたのに・・・。」 巴「いえ、また後日お邪魔させていただきます。」  リビングからは、のりと・・・これまた最悪のタイミング、巴。 ジ「あ・・・。」  これとないタイミングで、皆と出くわす。  それぞれジュンに気づいたようだった。 翠「ち、チビ!何してるですか!」  驚きを隠せない翠星石。 蒼「ジュン君・・・。」  納得したような目で見る蒼星石。 の「お、お夕飯の支度してくる!」  逃げるのり。 巴「・・・・・・・・」  のりは、リビングの奥に消えていった。 『ガララララ』  物置からは、先程のメンバーが出てきた。 銀「ふう、まったく・・・あらぁ?我慢できなくなったのぅ?」  いまだ制服の水銀燈。 真「まったくホコリまみr・・・ジュン、何をしてるの?」  ほこりを払いながら、ジュンに尋ねる真紅。 雪「呼びに来てくれたのですか?」  期待をこめた満面の笑みで、ジュンを見ている雪華結晶。 『ドタドタドタ』 ついにはリビングから、雛苺と、金糸雀が出てきた。 雛「うゆ~?みんなどうしたのなの~?・・・あっ!ジュンカワイ~の!」  無邪気な笑顔で喜ぶ雛苺。 金「か、カナも負けたかしら~。」  悔しそうな顔をした金糸雀。  そして、とどめの一言。 巴「ジュン君、楽しそうね・・・」  あくまで、あくまで普通の顔で喋りかける巴。 ジ「は、ははははははは・・・。」 『バタッ!』  ジュンはその場で卒倒した。 

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