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「第33話「完全逃避」」(2006/05/25 (木) 22:45:01) の最新版変更点
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J「・・・精神の保障も無い、ましてや命の保障も無い。」<br>
J「それでも行くのか・・・」</p>
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<p>そう言いながら、自宅への道を歩んでいた。<br>
昨日のあのビデオは、多分全員に見られてるだろう。<br>
そうなった今、調教される可能性すらある。<br>
それでも!それでも、行かなくてはならない、例え嬲られても!<br>
ジュンの目頭が薄っすら熱くなった。</p>
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<p>J「畜生・・・もうどうにでもなれ・・・」</p>
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<p>そう言うと、自宅に入った。<br>
音は立てない、そっと・・・そーっと・・・</p>
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<p>真「お帰りなさい、ジュン。」<br>
J(死んだー!)<br>
真「ええ・・・怒ってないわよ?ちょっといらっしゃい?」</p>
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ジュンはこの後、真紅の口長からどうなるかを覚悟した。</p>
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銀「ジュン・・・そんなに人肌が恋しいなら言ってくれれば良いのにぃ・・・」</p>
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・・・またか・・・また嬲られるのか、そうですか・・・</p>
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<p>雛「本当の地獄は此処からなのー!」</p>
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<p>雛苺の微笑が、悪魔の微笑にも見えた。<br>
あれ?何処に連れていくの・・・其処は!!!!!ギャアアァァァ!!!!!!!</p>
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<p>[御見苦しいシーンは、都合上カットされました]</p>
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洞窟の所から覚えていないが、皆急に優しくなった様な気がした、何だか凄く疲れた。</p>
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<p>ス「・・・災難だな・・・」<br>
ア「さて・・・明日から、実践だ胸が高鳴る・・・!!!」<br>
ス「・・・・・・・・・」</p>
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あの2人は・・・まぁ・・・取り合えず、ベットで寝る事にした。<br>
あれ?何だか皆つやつやして無い?気のせい?<br>
あれ?今気が付いた、何でベットで点滴受けてんの?<br>
何か・・・眠い・・・もういいや、御休み・・・</p>
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<p>雪「哀れですね・・・」<br>
銀(そう言えば、昨日トラップ仕掛けたの忘れてたわぁ・・・まぁ良いか・・・)<br>
蒼「姉さん・・・せめて謝ったら?」(僕の能力で夢に入れるから)<br>
翠「(まぁ、知ってましたけど・・・)うっ・・・しょうがねえです、その代わり蒼星石も来るですよ!」</p>
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<p>少し(?)外道な水銀燈である。<br>
その頃、ジュンはどんな夢を見てるのかと言うと・・・</p>
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<p>J「あはははーちょうちょさんだー。」</p>
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<p>精神が半崩壊していた。</p>
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<p>J「あ!アリさんが喋ってる!こんにちは!」<br>
J「楽しいなぁ!何処だろう此処?」</p>
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<p>もう駄目だ・・・この人・・・</p>
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<p>その頃、別の所では・・・幼稚園児(?)がいた</p>
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J「あれ?誰だろう・・・あ!蒼星石と翠星石姉ちゃんだー!!」<br>
J「蒼星石ー!!翠星石ー!!」</p>
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そう言うと、幼稚園児はいきなり蒼星石に抱きついた。<br>
この行動に、夢に入ってきた双子は凍りつく、誰だ?このお子様は・・・<br>
どう見ても、幼稚園児である。<br>
しかし、少しの面影から其れがジュンだと理解した。</p>
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<p>蒼「な,な!?」<br>
翠「其れが・・・ジュン・・・ですか?」<br>
J「お姉ちゃん!遊ぼー!!」<br>
翠「ええい!!うるさいです!少しは黙れです!!」<br>
J「やっだよー!蒼星石姉ちゃん行こ!」<br>
蒼「え?ちょっとまって!」</p>
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そう言うと、ジュンはとても子供とは思えない力で、蒼星石を連れて行った。</p>
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翠「お、おいコラ!!・・・はぁ・・・面倒ですぅ・・・」</p>
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<p>そう言うと、翠星石はジュンと蒼星石を追いかけた。</p>