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水銀燈×蒼星石4」(2007/12/23 (日) 00:08:57) の最新版変更点

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<p>銀蒼<br> 水銀燈が女教師な妄想<br> 軽く鬱<br> <br> 蒼「!…86点…」<br> それは数学の時間、テスト返しの時の事<br> 担任の水銀燈先生がテストを配り終え教室の前に立つ<br> テストを返してもらえばみんな友達の点数が気になり、会話が始まり自然とざわめく<br> 先生もそれをわかってるのか、配点や採点ミスの質問で忙しいのか、特に注意もしなかった<br> 翠「21点だったですぅ~」<br> 金「カナは0点だったかしらー!」<br> 翠「おめぇは本気で留年を心配した方がいいですぅ」<br> そんな会話があちこちで聞こえる<br> その時、先生の声が教室に響いた<br> 銀「今回の平均点は32点よぉ!ちなみにクラスのトップは真紅で98点!」<br> 紅「ちょっ…先生!////」<br> 教室中に歓声と拍手が沸き起こる<br> また真紅か…<br> 皆は口々に「すげぇ」だの「やっぱり真紅は天才」だの言うが<br> 僕は何も言わずただ真紅を睨んだ<br> <br> 翠「どうしたです?蒼星石?」<br> 蒼「えっ…いや…」<br> そんな僕の表情を察してか、姉の翠星石が声をかけてきた<br> 翠「…は…86点!?そ…蒼星石もすげぇです!」<br> 蒼「あっ…」<br> 勝手にテストを取られて点数を見られた<br> 翠「恐い顔をしているのでてっきり欠点でも取ったのかと思ったですぅ」<br> 蒼「勝手に見るな!返せ!!」<br> 翠「えっあっえっ…」<br> 怒鳴ったのでかなり驚いて声も出ないようだった<br> 僕自身も怒鳴った事に驚いている<br> 蒼「ゴ…ゴメン…僕、先生に用事あるから」<br> 翠「……………」<br> チャイムが鳴り、学級委員の僕は皆の提出物を持ち、教室を後にした <br> <br> 翠「……………」<br> 薔「どうしたんだい?マイブラザー」<br> 翠「…蒼星石に怒られたです」<br> 薔「怒らすような事したのかい?マイブラザー」翠「…テストの点を勝手に見ちゃったです…でも86点はすごいと思いますです」<br> 薔「確かに悪いのに見られたら怒るかも知れないけど86って事は皆に聞き回った感じじゃクラスで2位だぜマイブラザー」<br> 翠「翠星石も悪いのは認めますです…でも…ヒック…あんなに…ヒク…怒らなくても…ヒック」<br> 薔「泣くな…とは言わないぜマイブラザー。後で謝ればいいさ。今は私の胸に飛び込んで乳首でも吸えよ」<br> 翠「うわぁぁぁーん!!」<br> 薔「ヒョーーーー!!」</p> <dl> <dt>蒼「失礼します…提出物を届けに来ました」<br> 水銀燈先生は大体テスト返却日に提出物を集める<br> テスト中は職員室に入りづらいからその配慮だろうか<br> 銀「いつもありがとうねぇ…」<br> 蒼「いえ…では僕はこれで…」<br> 銀「…待ちなさぁい」<br> 出て行くためにドアに手をかけたところで呼び止められた<br> 蒼「何ですか…?」<br> 銀「少し話があるの…ここじゃ何だから少し移動しましょう」<br> 言われるがままに先生に着いていく<br> こんな事は初めてだ…職員室ではしにくい話なのだろうか?<br> 不安と焦りで胸が高鳴った<br> 銀「ここでいいでしょう…」<br> 着いたのは資料保管室<br> 滅多に人が来ない証拠が埃っぽい感じから伺える<br> 仮に誰か来ても簡単に言い訳できて特に怪しまれそうもない場所だ<br> 蒼「先生…話って…」<br> まだ不安が拭えない僕の姿を見て先生は怪しく微笑んだ <br> <br> 銀「あなたが目指す大学には…数学の評定5があれば有利よねぇ」<br> 蒼「!!」<br> 僕の悩みはまさにそれだった<br> 5段階評価で5…すなわち最高の成績が取れれば受験が楽になる<br> しかし現実は甘くない<br> おそらくこのクラスなら真紅に5を持って行かれてしまう<br> 銀「…真紅は過去のテストも常に90点以上…あなたは常に80点代…これじゃあ無理ねぇ…」<br> 蒼「…努力した…つもりです…」<br> 銀「3学期にあと一回テストがあるけど、それであなたが頑張ったとしても無理な物は無理なのよぉ?」<br> 蒼「………」<br> わかっていたつもりだが先生の口から言われると辛かった<br> それを言うためにわざわざこんな所に僕を連れてきたのだろうか<br> 銀「真紅を抜きたい?」<br> 蒼「え…?」<br> 意外な発言に驚く<br> 銀「真紅を抜きたいの?それとも5が欲しいだけ?」<br> 始めは言ってる意味がわからなかった <br> <br> 蒼「それって…同じ事じゃ…」<br> 銀「…そう思う?」<br> 真紅を抜かなければ5はあり得ない<br> 抜かずに5…?<br> 銀「真紅を超えたいだけなら誰でもできる…でも5が欲しいだけならあなたにしかできない」<br> 蒼「先生…仰ってる意味が…」<br> 銀「あなたには人生のかかった成績でも、私には数字の書いた判子を押すだけのものでしかないって事よ」<br> 蒼「えっ…」<br> 銀「例えあなたが5に値する成績じゃなくても…私の気分しだいでどうにでもなるのよ…」<br> あまりに唐突な問題発言っぷりに唖然としていた<br> 蒼「…」<br> 銀「意味わかるわよねぇ…?」<br> 少しずつ近づいて来て僕を壁に押しつける<br> パニックになって逃げられないようにするためだろうか?<br> 身動き一つできない<br> 蒼「正気…ですか?…んっ!?んー!!」<br> いきなり唇を奪われた <br> <br> チュプ…チュク…<br> 静かな部屋に舌の絡み合う音が響く<br> 蒼「先…生っ…!!何するんですか!!」<br> ようやく離された唇で精一杯の抵抗の言葉を放つ<br> 銀「…抵抗?…拒否と捉えていいのねぇ?」<br> 蒼「なっ…」<br> こんな言い方されたら…拒否なんて…5どころか3や2を付けられかねない…<br> 銀「パニクって正常な思考ができないみたいねぇ…答えは明日聞くわ…昼休みにこの部屋に来なさい…」<br> 未だにこの数秒で起こった事が信じられず、先生が出て行っても立ち尽くすしかできなかった<br> 蒼「………………!」<br> チャイムの音が鳴り、何とか我に帰る<br> 頭の中はぐちゃぐちゃのままで僕は教室へ帰って行った<br> 蒼「これから…どうすれば…」<br> 誰かに相談できるわけもなく<br> 時間は悪戯に消費されていった<br> <br> 雛「うわぁぁぁぁぁん!!また翠星石がヒナのおかず盗ったのなのー!!」<br> 翠「うるせぇですチビ。どこに証拠がありやがるですか」<br> 紅「まったく…騒がしいわね」<br> 薔「おかずぐらいで泣くなマイブラザー。代わりに私の母乳でも吸え」<br> 雛「びぇぇぇぇぇん!!」<br> 薔「ハァーーーーン!!」<br> いつもの光景を見ながらいつものように昼食を済ませる<br> 何ら変わらない日常<br> ただ一つ変わったのは…<br> 翠「どこ行くですか?蒼星石?」<br> 蒼「また先生のとこに問題を聞きに行こうと思ってね」<br> 薔「勉強熱心だねマイブラザー。んあっ!雛苺っ!噛んじゃらめぇ!」<br> この時期ならわからない問題を先生に聞きに行く生徒が続出する<br> 僕が行ったって怪しまれない<br> 紅「…あなたも大変ね…」<br> それはどっちの意味で?<br> 堕ちるとこまで堕ちた僕に真紅の笑顔は痛すぎた<br> <br> 完<br> <br></dt> <dd> <hr></dd> <dd> <p>「………♪」<br> 「……あの…水銀燈…」<br> 「なぁに?蒼星石ぃ」<br> 「は、恥ずかしいん…だけど…////」<br> 「あらぁ、ただ後ろから抱きついているだけよぉ?」<br> 「そ、それが恥ずかしいんだってば…////」<br> 「私達以外に人がいる訳じゃあるまいしぃ」<br> 「そ、それでも…////」<br> <br> チュッ<br> <br> 「!!、す、水銀燈…!?////」<br> 「だったら、今より恥ずかしくなれば…、気にならないかしらぁ?」<br> 「へっ!?ちょ、ちょっとまっ…!!////」<br> <br> 省略されました続きを読むには(ry</p> <hr> <p> </p> </dd> </dl>
<p>銀蒼<br> 水銀燈が女教師な妄想<br> 軽く鬱<br> <br> 蒼「!…86点…」<br> それは数学の時間、テスト返しの時の事<br> 担任の水銀燈先生がテストを配り終え教室の前に立つ<br> テストを返してもらえばみんな友達の点数が気になり、会話が始まり自然とざわめく<br> 先生もそれをわかってるのか、配点や採点ミスの質問で忙しいのか、特に注意もしなかった<br> 翠「21点だったですぅ~」<br> 金「カナは0点だったかしらー!」<br> 翠「おめぇは本気で留年を心配した方がいいですぅ」<br> そんな会話があちこちで聞こえる<br> その時、先生の声が教室に響いた<br> 銀「今回の平均点は32点よぉ!ちなみにクラスのトップは真紅で98点!」<br> 紅「ちょっ…先生!////」<br> 教室中に歓声と拍手が沸き起こる<br> また真紅か…<br> 皆は口々に「すげぇ」だの「やっぱり真紅は天才」だの言うが<br> 僕は何も言わずただ真紅を睨んだ<br> <br> 翠「どうしたです?蒼星石?」<br> 蒼「えっ…いや…」<br> そんな僕の表情を察してか、姉の翠星石が声をかけてきた<br> 翠「…は…86点!?そ…蒼星石もすげぇです!」<br> 蒼「あっ…」<br> 勝手にテストを取られて点数を見られた<br> 翠「恐い顔をしているのでてっきり欠点でも取ったのかと思ったですぅ」<br> 蒼「勝手に見るな!返せ!!」<br> 翠「えっあっえっ…」<br> 怒鳴ったのでかなり驚いて声も出ないようだった<br> 僕自身も怒鳴った事に驚いている<br> 蒼「ゴ…ゴメン…僕、先生に用事あるから」<br> 翠「……………」<br> チャイムが鳴り、学級委員の僕は皆の提出物を持ち、教室を後にした <br> <br> 翠「……………」<br> 薔「どうしたんだい?マイブラザー」<br> 翠「…蒼星石に怒られたです」<br> 薔「怒らすような事したのかい?マイブラザー」翠「…テストの点を勝手に見ちゃったです…でも86点はすごいと思いますです」<br> 薔「確かに悪いのに見られたら怒るかも知れないけど86って事は皆に聞き回った感じじゃクラスで2位だぜマイブラザー」<br> 翠「翠星石も悪いのは認めますです…でも…ヒック…あんなに…ヒク…怒らなくても…ヒック」<br> 薔「泣くな…とは言わないぜマイブラザー。後で謝ればいいさ。今は私の胸に飛び込んで乳首でも吸えよ」<br> 翠「うわぁぁぁーん!!」<br> 薔「ヒョーーーー!!」<br> <br> 蒼「失礼します…提出物を届けに来ました」<br> 水銀燈先生は大体テスト返却日に提出物を集める<br> テスト中は職員室に入りづらいからその配慮だろうか<br> 銀「いつもありがとうねぇ…」<br> 蒼「いえ…では僕はこれで…」<br> 銀「…待ちなさぁい」<br> 出て行くためにドアに手をかけたところで呼び止められた<br> 蒼「何ですか…?」<br> 銀「少し話があるの…ここじゃ何だから少し移動しましょう」<br> 言われるがままに先生に着いていく<br> こんな事は初めてだ…職員室ではしにくい話なのだろうか?<br> 不安と焦りで胸が高鳴った<br> 銀「ここでいいでしょう…」<br> 着いたのは資料保管室<br> 滅多に人が来ない証拠が埃っぽい感じから伺える<br> 仮に誰か来ても簡単に言い訳できて特に怪しまれそうもない場所だ<br> 蒼「先生…話って…」<br> まだ不安が拭えない僕の姿を見て先生は怪しく微笑んだ<br> <br> 銀「あなたが目指す大学には…数学の評定5があれば有利よねぇ」<br> 蒼「!!」<br> 僕の悩みはまさにそれだった<br> 5段階評価で5…すなわち最高の成績が取れれば受験が楽になる<br> しかし現実は甘くない<br> おそらくこのクラスなら真紅に5を持って行かれてしまう<br> 銀「…真紅は過去のテストも常に90点以上…あなたは常に80点代…これじゃあ無理ねぇ…」<br> 蒼「…努力した…つもりです…」<br> 銀「3学期にあと一回テストがあるけど、それであなたが頑張ったとしても無理な物は無理なのよぉ?」<br> 蒼「………」<br> わかっていたつもりだが先生の口から言われると辛かった<br> それを言うためにわざわざこんな所に僕を連れてきたのだろうか<br> 銀「真紅を抜きたい?」<br> 蒼「え…?」<br> 意外な発言に驚く<br> 銀「真紅を抜きたいの?それとも5が欲しいだけ?」<br> 始めは言ってる意味がわからなかった<br> <br> 蒼「それって…同じ事じゃ…」<br> 銀「…そう思う?」<br> 真紅を抜かなければ5はあり得ない<br> 抜かずに5…?<br> 銀「真紅を超えたいだけなら誰でもできる…でも5が欲しいだけならあなたにしかできない」<br> 蒼「先生…仰ってる意味が…」<br> 銀「あなたには人生のかかった成績でも、私には数字の書いた判子を押すだけのものでしかないって事よ」<br> 蒼「えっ…」<br> 銀「例えあなたが5に値する成績じゃなくても…私の気分しだいでどうにでもなるのよ…」<br> あまりに唐突な問題発言っぷりに唖然としていた<br> 蒼「…」<br> 銀「意味わかるわよねぇ…?」<br> 少しずつ近づいて来て僕を壁に押しつける<br> パニックになって逃げられないようにするためだろうか?<br> 身動き一つできない<br> 蒼「正気…ですか?…んっ!?んー!!」<br> いきなり唇を奪われた<br> <br> チュプ…チュク…<br> 静かな部屋に舌の絡み合う音が響く<br> 蒼「先…生っ…!!何するんですか!!」<br> ようやく離された唇で精一杯の抵抗の言葉を放つ<br> 銀「…抵抗?…拒否と捉えていいのねぇ?」<br> 蒼「なっ…」<br> こんな言い方されたら…拒否なんて…5どころか3や2を付けられかねない…<br> 銀「パニクって正常な思考ができないみたいねぇ…答えは明日聞くわ…昼休みにこの部屋に来なさい…」<br> 未だにこの数秒で起こった事が信じられず、先生が出て行っても立ち尽くすしかできなかった<br> 蒼「………………!」<br> チャイムの音が鳴り、何とか我に帰る<br> 頭の中はぐちゃぐちゃのままで僕は教室へ帰って行った<br> 蒼「これから…どうすれば…」<br> 誰かに相談できるわけもなく<br> 時間は悪戯に消費されていった<br> <br> 雛「うわぁぁぁぁぁん!!また翠星石がヒナのおかず盗ったのなのー!!」<br> 翠「うるせぇですチビ。どこに証拠がありやがるですか」<br> 紅「まったく…騒がしいわね」<br> 薔「おかずぐらいで泣くなマイブラザー。代わりに私の母乳でも吸え」<br> 雛「びぇぇぇぇぇん!!」<br> 薔「ハァーーーーン!!」<br> いつもの光景を見ながらいつものように昼食を済ませる<br> 何ら変わらない日常<br> ただ一つ変わったのは…<br> 翠「どこ行くですか?蒼星石?」<br> 蒼「また先生のとこに問題を聞きに行こうと思ってね」<br> 薔「勉強熱心だねマイブラザー。んあっ!雛苺っ!噛んじゃらめぇ!」<br> この時期ならわからない問題を先生に聞きに行く生徒が続出する<br> 僕が行ったって怪しまれない<br> 紅「…あなたも大変ね…」<br> それはどっちの意味で?<br> 堕ちるとこまで堕ちた僕に真紅の笑顔は痛すぎた<br> <br> 完<br> <br></p> <hr> <br> 「………♪」<br> 「……あの…水銀燈…」<br> 「なぁに?蒼星石ぃ」<br> 「は、恥ずかしいん…だけど…////」<br> 「あらぁ、ただ後ろから抱きついているだけよぉ?」<br> 「そ、それが恥ずかしいんだってば…////」<br> 「私達以外に人がいる訳じゃあるまいしぃ」<br> 「そ、それでも…////」<br> <br> チュッ<br> <br> 「!!、す、水銀燈…!?////」<br> 「だったら、今より恥ずかしくなれば…、気にならないかしらぁ?」<br> 「へっ!?ちょ、ちょっとまっ…!!////」<br> <br> 省略されました続きを読むには(ry <dl> <dd> <hr> <p> </p> </dd> </dl>

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