「暖かい日差し」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

暖かい日差し」(2007/11/26 (月) 00:02:15) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

<p>暖かい日差し<br> ピンポーン ピンポーン ガチャ<br> ジュ「・・・あれ? 蒼星石(以下蒼)いない?」<br> ジュ「鍵かかってないじゃん・・・泥棒でも入ったらどうするんだよ」<br> 少しいかがわしいことを想像したがそんなものより心配が大きい。<br> 鍵もかけずになにをやっているのか。<br> キシリ キシリ   ・・・カチャ<br> 蒼「スー・・・スー・・・」<br> ジュ「!」<br> 少し驚いてしまった。あまり急に起こしてはダメだろう。<br> にしてもなんと愛くるしい寝顔。<br> ジュ「おい、蒼、おい・・・」<br> 蒼「ん・・・」<br> ジュ「おい、おきろって。」<br> 蒼「・・・んぅー」<br> !!!   こいつには抱きつき癖があった!<br> だきつかr・・・いや、いいかもしれない・・・</p> <p>ぎゅっ<br> ジュ。oO(やわらけー・・・)<br> だがここでジュンは気づいた。身動きができない。中腰で。<br> 無論腰が痛い。<br> ジュ。oO(抱っこして下まで下ろすべきか?)<br> しばらく考えたが腰が痛い。<br> ソーッ  ギュッ</p> <p>キシリ キシリ カチャ・・・<br> 蒼「んー・・・」<br> 起きそうだ。  起きたら何らかの被g・・・<br> 蒼「あっ!?  えっ!?ジュン君!?」<br> ジュ「わわっ!暴れるなって!」<br> どしーん<br> ジュ「あいってぇ・・・」<br> 後頭部を強打した。目の前がぼやけている。フローリング最強的。頭割れそう。<br> 蒼「大丈夫!?  何で僕抱かれてたんだい!?」<br> お前のおかげで大丈夫じゃなさそうだ。<br> ジュ「お前が今日約束してたのに起きないから<br>    下まで連れて行こうと思ってたんだよ!<br>    お前抱きつき癖があるからどうにもこうにもできなくて・・・」<br> 蒼「約束・・・  ごめん忘れてたよ」<br> ジュ「とりあえず俺の上から退いてくれよ」<br> この体勢はえろい。騎○にしか見えない。<br> 蒼「とりあえず着替えてくるから待って!」<br> 相変わらず頭がグラグラしている。あーお花畑g・・・というわけでもない。<br> ソファーに座る。相変わらず清潔な部屋だ。<br> 蒼「ごめん・・・待ったかい?」<br> ジュ「いや。」<br> 紺色の無地のような服を着て出てきた。<br> ジュ「今日は喫茶店に行って買い物するんじゃなかったのか?」<br> 蒼「寝すぎてしまったよ・・・」<br> 紅茶が出てくる。ハーブティーの一種、ローズティーだ。<br> ジュ「とりあえず、準備はできたか?」<br> 蒼「うん」</p> <p>電車に乗る。○○鉄道環状線に乗り買い物だが、何を買うのか。<br> この町一番のショッピング街だ。<br> マダム(おばさん)たちの視線が気になる。<br> ジュ「さて、何を買いたい?」<br> べ「コンd」<br> ベ「うわなにをsアッー!」</p> <p>ジュ「今お前は何も見なかった」<br> 蒼「うん・・・」<br> 蒼「こんなの・・・買いたいな・・・」<br> 蒼が見ているのは帽子だ。<br> 青色の。しかし布はとてもなめらかなタッチで、<br> 見とれそうにきれいである。無地であるにもかかわらず。<br> そこで決心した。コレを買ってやろう。<br> ジュ「よし蒼。目をつぶって。」<br> 目をつぶったところで店内へ連れ込む。見たところ誰もいない。落ち着いた雰囲気だ。<br> 椅子に座らせて。待たせる。</p> <p>2万3千円とは・・・。。。<br> 購入完了。<br> ジュ「よし蒼、目を開けてみなよ」<br> 蒼「あっ!これ・・・!」<br> 蒼の頭に載せられたのは、無論蒼い帽子。<br> 蒼はうっとりした顔でながめている。<br> 嬉しかったのかと思うと誇らしい。<br> 翠「あ!二人ともなにしてるですかぁ~!」<br> ああ邪魔が入った。<br> 翠「蒼、そんな帽子買ってもらうだけで幸せですぅ~」<br> 翠「抜け駆けの罰として翠にも買ってもらうです!」<br> 蒼「うん・・・姉さんにも買ってあげなきゃね」<br> 店を出る。さすがにこんなに美人?を連れてては恥ずかしい。二人も。<br> 虹彩異色二人だし注目も浴びる。ナンパされないか心配だ。<br> ジュ「で、翠は何がほしい?」<br> 翠「そうですね~・・・決めてないですぅ!」<br> ジュ「え~・・・早く決めろよ!」<br> 蒼は相変わらず帽子をうっとりしてみている。<br> よほど気に入ったようだ。<br> ジュ「蒼、それ気に入ったか?」<br> 蒼「うん、ありがとう。大事に使わせてもらうよ」<br> 翠「ジュン、これをかってほしいです!」<br> 翠が指差してるのは5万円のドレス。<br> こんなもの買いづらい。その上たけえ。<br> サイフ残量は6万円。ちょっときつい。<br> カードにするか。買う気はしないのだが。。。<br> ジュ「ほら、包んでもらったぞ」<br> 翠「!!!ジュンありがとですぅ!」<br> 紅「あら、3人で何をしてらっしゃるの?」<br> Go To Endless......</p> <p>薔薇乙女が集結してしまい、ジュンの金は消し飛んだ。<br> 夕暮れ。<br> ジュ「あ、今月やばいなー」<br> 蒼「すいません、僕が誘ったばっかりに・・・」<br> 帽子を持ち、蒼がいう。<br> ジュ「いや、蒼はその帽子、嬉しかったんだろ?」<br> 蒼「・・・・・・はい」<br> ジュ「お前が嬉しければいいさ。」<br> 蒼「でも、お金が・・・」<br> ジュ「お金ねえ・・・まあバイトすればいいし!<br>    蒼が喜んでくれるだけで嬉しいよ」<br> 蒼「ジュンくん・・・」<br> ジュ「さて、帰ろう」<br> 蒼「うん・・・」</p> <p>蒼の家の前。<br> ジュ「じゃあな。」<br> 蒼「あ・・・ジュン君・・・」<br> ジュ「何だ?」<br> 蒼「いや・・・なんでもないよ。」<br> 俺が扉を閉めようとしたそのとき。<br> 柔らかい身体が俺に抱きついてきた。<br> 蒼「ありがとう・・・」<br> ジュ「こちらこそ・・・」</p> <p>END<br>  </p> <p> </p> <p> </p>
<p>暖かい日差し<br> <br> ピンポーン ピンポーン ガチャ<br> ジュ「・・・あれ? 蒼星石(以下蒼)いない?」<br> ジュ「鍵かかってないじゃん・・・泥棒でも入ったらどうするんだよ」<br> 少しいかがわしいことを想像したがそんなものより心配が大きい。<br> 鍵もかけずになにをやっているのか。<br> キシリ キシリ   ・・・カチャ<br> 蒼「スー・・・スー・・・」<br> ジュ「!」<br> 少し驚いてしまった。あまり急に起こしてはダメだろう。<br> にしてもなんと愛くるしい寝顔。<br> ジュ「おい、蒼、おい・・・」<br> 蒼「ん・・・」<br> ジュ「おい、おきろって。」<br> 蒼「・・・んぅー」<br> !!!   こいつには抱きつき癖があった!<br> だきつかr・・・いや、いいかもしれない・・・<br> <br> ぎゅっ<br> ジュ。oO(やわらけー・・・)<br> だがここでジュンは気づいた。身動きができない。中腰で。<br> 無論腰が痛い。<br> ジュ。oO(抱っこして下まで下ろすべきか?)<br> しばらく考えたが腰が痛い。<br> ソーッ  ギュ<br> <br> キシリ キシリ カチャ・・・<br> 蒼「んー・・・」<br> 起きそうだ。  起きたら何らかの被g・・・<br> 蒼「あっ!?  えっ!?ジュン君!?」<br> ジュ「わわっ!暴れるなって!」<br> どしーん<br> ジュ「あいってぇ・・・」<br> 後頭部を強打した。目の前がぼやけている。フローリング最強的。頭割れそう。<br> 蒼「大丈夫!?  何で僕抱かれてたんだい!?」<br> お前のおかげで大丈夫じゃなさそうだ。<br> ジュ「お前が今日約束してたのに起きないから<br>    下まで連れて行こうと思ってたんだよ!<br>    お前抱きつき癖があるからどうにもこうにもできなくて・・・」<br> 蒼「約束・・・  ごめん忘れてたよ」<br> ジュ「とりあえず俺の上から退いてくれよ」<br> この体勢はえろい。騎○にしか見えない。<br> 蒼「とりあえず着替えてくるから待って!」<br> 相変わらず頭がグラグラしている。あーお花畑g・・・というわけでもない。<br> ソファーに座る。相変わらず清潔な部屋だ。<br> 蒼「ごめん・・・待ったかい?」<br> ジュ「いや。」<br> 紺色の無地のような服を着て出てきた。<br> ジュ「今日は喫茶店に行って買い物するんじゃなかったのか?」<br> 蒼「寝すぎてしまったよ・・・」<br> 紅茶が出てくる。ハーブティーの一種、ローズティーだ。<br> ジュ「とりあえず、準備はできたか?」<br> 蒼「うん」<br> <br> 電車に乗る。○○鉄道環状線に乗り買い物だが、何を買うのか。<br> この町一番のショッピング街だ。<br> マダム(おばさん)たちの視線が気になる。<br> ジュ「さて、何を買いたい?」<br> べ「コンd」<br> ベ「うわなにをsアッー!」<br> <br> ジュ「今お前は何も見なかった」<br> 蒼「うん・・・」<br> 蒼「こんなの・・・買いたいな・・・」<br> 蒼が見ているのは帽子だ。<br> 青色の。しかし布はとてもなめらかなタッチで、<br> 見とれそうにきれいである。無地であるにもかかわらず。<br> そこで決心した。コレを買ってやろう。<br> ジュ「よし蒼。目をつぶって。」<br> 目をつぶったところで店内へ連れ込む。見たところ誰もいない。落ち着いた雰囲気だ。<br> 椅子に座らせて。待たせる。<br> <br> 2万3千円とは・・・。。。<br> 購入完了。<br> ジュ「よし蒼、目を開けてみなよ」<br> 蒼「あっ!これ・・・!」<br> 蒼の頭に載せられたのは、無論蒼い帽子。<br> 蒼はうっとりした顔でながめている。<br> 嬉しかったのかと思うと誇らしい。<br> 翠「あ!二人ともなにしてるですかぁ~!」<br> ああ邪魔が入った。<br> 翠「蒼、そんな帽子買ってもらうだけで幸せですぅ~」<br> 翠「抜け駆けの罰として翠にも買ってもらうです!」<br> 蒼「うん・・・姉さんにも買ってあげなきゃね」<br> 店を出る。さすがにこんなに美人?を連れてては恥ずかしい。二人も。<br> 虹彩異色二人だし注目も浴びる。ナンパされないか心配だ。<br> ジュ「で、翠は何がほしい?」<br> 翠「そうですね~・・・決めてないですぅ!」<br> ジュ「え~・・・早く決めろよ!」<br> 蒼は相変わらず帽子をうっとりしてみている。<br> よほど気に入ったようだ。<br> ジュ「蒼、それ気に入ったか?」<br> 蒼「うん、ありがとう。大事に使わせてもらうよ」<br> 翠「ジュン、これをかってほしいです!」<br> 翠が指差してるのは5万円のドレス。<br> こんなもの買いづらい。その上たけえ。<br> サイフ残量は6万円。ちょっときつい。<br> カードにするか。買う気はしないのだが。。。<br> ジュ「ほら、包んでもらったぞ」<br> 翠「!!!ジュンありがとですぅ!」<br> 紅「あら、3人で何をしてらっしゃるの?」<br> Go To Endless......<br> <br> 薔薇乙女が集結してしまい、ジュンの金は消し飛んだ。<br> 夕暮れ。<br> ジュ「あ、今月やばいなー」<br> 蒼「すいません、僕が誘ったばっかりに・・・」<br> 帽子を持ち、蒼がいう。<br> ジュ「いや、蒼はその帽子、嬉しかったんだろ?」<br> 蒼「・・・・・・はい」<br> ジュ「お前が嬉しければいいさ。」<br> 蒼「でも、お金が・・・」<br> ジュ「お金ねえ・・・まあバイトすればいいし!<br>    蒼が喜んでくれるだけで嬉しいよ」<br> 蒼「ジュンくん・・・」<br> ジュ「さて、帰ろう」<br> 蒼「うん・・・」<br> <br> 蒼の家の前。<br> ジュ「じゃあな。」<br> 蒼「あ・・・ジュン君・・・」<br> ジュ「何だ?」<br> 蒼「いや・・・なんでもないよ。」<br> 俺が扉を閉めようとしたそのとき。<br> 柔らかい身体が俺に抱きついてきた。<br> 蒼「ありがとう・・・」<br> ジュ「こちらこそ・・・」<br> <br> END<br>  </p> <p> </p> <p> </p>

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: