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【恋愛百景】Little Player 第四話」(2007/03/21 (水) 18:12:59) の最新版変更点

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<p>【恋愛百景】Little Player<br> 第四話</p> <br> <p>「ヘブンズ・ドアーなの~」<br> 「ちょ、俺の顔に落書きするなッ!」<br> 何故こうなっているか、これを説明するには少々時間を逆上らなければならない<br> きっかけはジョジョ四部<br> ま、大方予想がつくわな<br> そう。彼女はスタンド使いという事で、只今俺に落書きしまくりなんです<br> 「よりによってヘブンズ・ドアーとは…」<br> 「隙ありなの~」<br> 「モルスァ」<br> あちゃ、やられちまった…<br> 「雛苺! ちょーっと顔洗って来るから…大 人 し く 待 っ て な さ い」<br> 「う…うぃ」<br> よろしい。では、洗面所へ…一体なんて書いたんだか…<br> 鏡を覗き込むと…<br> -部長が真面目に部活をやる<br> -うにゅーを買って来てくれる<br> ふと、笑みがこぼれる<br> 「高校生にもなって…」<br> 顔を洗いながら、もう一つ<br> 見つかりにくい所にある落書きを見つける<br> -部長がヒナの事を好きになる<br> …開いた口が塞がらないとはまさにこの事か<br> いや、確かに雛苺はかわいいよ。お持ち帰りしたいよ<br> でも…それは幼馴染みだからであって、一人の女性としては…<br> いや、でも雛苺は魅力的だし…<br> でも…(以下エンドレス)</p> <br> <p>つまり<br> 彼女は俺の事が好きと<br> いう事かなぁ…<br> 嬉しさ半分、でも不安も半分<br> とりあえず…様子を見てみますか</p> <p>「雛苺」<br> 「う…うぃ!」<br> 「駄目だぁ…可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い(ry」<br> 「ぶ、部長、どうしたの~?」<br> 作戦1 かぁいい作戦<br> 某キャラクターの如く、かぁいいかぁいい連呼してお持ち帰りを狙う作戦<br> 「うゅ、部長…」<br> なんだか表情が暗くなったので終了</p> <p>作戦2 三倍アイスクリーム作戦<br> まぁ…甘いもので釣る作戦<br> 「とりあえず、苺ムース食おうぜ!」<br> 「うよ? 確か甘いものが何も無い筈なの…」<br> 作戦2…失敗</p> <p>「部長…」<br> 「どうしt…」<br> 雛苺が急に抱き付いてきた<br> 「ごめんなさいなの…部長の顔に落書きなんかして…ごめんなさいなのぉ…」<br> 「雛…」<br> 彼女は、泣いていた<br> 「こっちこそ…ごめん」<br> そう言うと俺は抱き返していた<br> 「雛苺の落書きを見てたら…急に雛苺をいじりたくなって…こっちこそ…ごめん」<br> 「落書き」に反応したのか、雛苺の顔が赤くなっていく<br> 「うゆ、もしかして…」<br> 「うん、見ちゃった」<br> しばしの沈黙<br> 「部長!」<br> 気がつくと…<br> 俺は<br> 押し倒されていた<br> 「分かっているなら早いの」<br> 「へ? あの?」<br> 急な事なので頭が追いつかない<br> 「部長…大好きなの」<br> そう言うと彼女は俺に唇を落とす<br> 「む…んぐ…」<br> 急な事なのでもうだめぽ<br> 「やめ…これ以上は…らめ…」<br> 最早舌も回らない<br> 雛苺は艶やかな笑みを浮かべている<br> 「部長…」<br> 「おっやすみなさーい」<br> 「あ痛」<br> 雛苺はそのまま眠りについてしまった<br> 「…とりあえず、俺の貞操は守られたの…かな?」<br> よく分からない<br> だが、彼女の感触が忘れられない<br> 駄目だ、理性を失いそうだ<br> でも…いや、まだ我慢できる<br> 「雛ちゃん…おやすみ」<br> そう言って俺は彼女に唇を落とした<br> 「ちぇ…」<br> そんな声が聞こえた気がした</p> <p><br> 第四話・完</p>

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