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『幼馴染』」(2007/02/19 (月) 20:37:43) の最新版変更点

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<p>時は月曜の午前0時<br> 昼まで寝ていたので、眠れる気配がない。<br> 仕方ないのでパソコンでネットサーフィンをしている。<br> <br> すると<br> 「まだ起きてるのかい?」<br> <br> 振り向くと、いつの間に来たのか、隣に住んでる幼馴染がいた。<br> <br> 「明日早いんでしょ?もう寝ないと起きれないよ」<br> <br> 「大丈夫。蒼星石がちゃんと毎朝起こしてくれるから」<br> <br> 「もうっ そんなこと言って。起こしてあげないよ?」<br></p> <br> <p>「それはマズイな。じゃあ寝ようかな」<br> <br> 「ふふ、おやすみ」<br> <br> そう言って蒼星石は近づいてきて<br> 「!?」<br> 一瞬何が起きたか分からなかった。<br> が、次の瞬間、唇にやわらかい感覚が走った。<br> <br> んっ・・・ ぷはぁっ<br> <br> 唇を離すと、そこには頬を赤く染めた、幼馴染が。<br> <br> 「おやすみのキスだよ。じゃあね また明日(////)」<br> <br> そう言って彼女は、足早に部屋を出て行った。 <br> <br> その後、僕は頭の中で、先ほどの光景が何回も再生され<br> なかなか寝れなかった。<br></p> <br> <p>次の日、僕は目覚まし時計のけたたましいベルに<br> 起こされた。ベルを止めると<br> ふと、昨日の光景が頭に蘇った。<br> <br> (じゃあね また明日)<br> <br> 起こしに来なかったってことは、昨日の事は夢だったのかな・・・<br> <br> しばらく、そんなことを思っていた。ふと時計に目をやると<br> 針が遅刻の領域に入ろうかという所だった。<br> <br> 「しまった。今日日直だったんだ」<br> <br> そう思い出して、急いで服を着替え、洗顔、歯磨きをする。<br> <br> ゴハンは、残念ながら時間がなさそうだ。<br></p> <br> <p>「よし、行くぞ。」<br> 準備を整え、玄関を開けた。<br> <br> しかし、僕は足を止めてしまった。<br> <br> 「おはよう」<br> <br> そこには、昨日眠れなかった要因を作った人物がいたからだ。<br> <br> 「蒼星石!?」驚いて、呆然と立ち尽くす自分。<br> <br> 「今日日直でしょ? さっ 早く行こう」<br> <br> そう言って彼女は手を差し出した。<br> <br> 「うっ うん」<br> <br> 少し戸惑った後、僕は駆け出した。<br> 『幼馴染』ではない蒼星石の手を取って。<br></p>

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