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「僕が彼に惹かれた理由」(2007/01/10 (水) 20:45:45) の最新版変更点
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<p>─これは僕の小学生の時の思い出なんだけど<br>
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『やだっ!やめてっ!』<br>
『うっせーよwけむしぐらいでびびってんじゃねーよwwwwおらおら~www』<br>
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当時の僕は見た目もあいまって男女って言われてて、いじめっ子によくイジメられてたんだ<br>
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『やめてっ!もうやめてよっ!!』<br>
『きゃははww「ねえさ~ん!たすけて~!」っていつもみたいにさけんでみろよwほれほれ~www』<br>
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僕は泣きながらその場にうずくまるしかなかったんだ…そんな時<br>
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『おい!おまえらなによわいものいじめしてんだ!やめろよっ!!』<br>
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同じクラスの一人の少年が止めにはいってきてくれたんだ<br>
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『あ?』<br>
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その少年は勇敢に立ち向かったんだ。でも、その時の相手は5人いて逆にやり返されてたんだ…<br>
それはもう一方的にやられてて…僕はおろおろと見てる事しかできなかったんだ…<br>
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『おいwwwやばいってwwwやりすぎだってwwww』<br>
『そうだなwwwもういくかwwww』<br>
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いじめっ子が飽きたのかやばいと思ったのか、彼らはそそくさと帰っていったんだ<br>
助かったと思いつつ、この助けてくれた少年の容体が心配になったんだ</p>
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<p>『あの…だいじょうぶ……?』<br>
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助けてくれた人にこんな言葉しかかけられなかったんだ<br>
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『こんぐらいどってことないっ!』<br>
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彼は目元を隠しながら僕の前で強がってみせたんだ。痛いだろうに<br>
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『ごめんね…ぼくのせいでこんなことになっちゃって……ごめんね…!』<br>
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僕は感極まってまた泣いてしまったんだ。そしたら彼が急に怒り出して<br>
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『おい!なくなってっ!!これじゃたすけにはいったいみがないだろ!?』<br>
『…でも……ヒック…』<br>
『あ~~~~っ!!なくなよっ!!』<br>
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そしてだいぶ時間が経ってからなんとか泣き止んだんだ<br>
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『なきやんだか?』<br>
『…うん……』<br>
『そうか……またアイツらがなにかしてきたら、こんどこそまもってやるから!だからもうなくなよ?』<br>
『うん……あの…ありがとう…///』<br>
『あ~いいよべつに///…それよりいっしょにかえらないか?』<br>
『うん♪』<br>
『おい!あんまくっつくなよ///』<br>
『ふふ~ん♪』<br>
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この時から僕は彼に惹かれたんだ─<br></p>
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄<br>
。O<br>
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「…ってのが最初の印象的な出会いだっんだって…それから付き合いだしたらしいよ…?」<br>
「へぇ~…あの二人にそんなことがあったのねぇ~」<br>
「…あ…二人が帰るみたい…」<br>
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「おいJUM!置いてくぞ~?さっさと帰ろうぜ~!!」<br>
「ちょっと待てよベジータ!置いてくなよ!!」<br>
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「……思い出だけはキレイなんだけどねぇ~…」<br>
「……ラブラブらしいよ……?皮肉なことに…」<br>
「ここって共学よねぇ~…?なんのための共学なのよぉ~…ちくしょうっ!!」<br>
「…こういう愛は容認できないよね…冷静に考えて…」<br>
(まあ何にせよ、JUMはいずれ私のLOVEパワーでベジータの魔の手から救ってみせる…!!)<br>
「ん?今なんか言った?」<br>
「…ううん…何も言ってないけど…?」<br>
「そう?」<br>
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心に誓う薔薇水晶であった<br>
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おわり<br></p>