「『言葉』遊び Kapitel9」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「『言葉』遊び Kapitel9」(2006/12/24 (日) 01:19:00) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
<p>
わーい、みんなでJUMのおうちで遊ぶのは久しぶりなの~<br>
水銀燈と水銀燈がうにゅーをい~っぱい買ってくれたの~<br>
ヒナ一人で食べてもいいんだって~えへへ~♪<br>
<br>
でもJUM達ったら、ノリが出してくれたお菓子も食べずに<br>
パソコンばっかり見てるの~変なの~<br>
<br>
「こう打つと・・・な、ワケわかんないだろ?」<br>
「私のときと対して変わらないのだわ」<br>
「あの時はフィルタリングソフトいれてたから・・・」<br>
<br>
うゆ?JUMが飛んできたの~何故だか知らないけどほっぺが両方とも真っ赤なの~<br>
</p>
<br>
<p>「ボソ・・・『学術研究』・・・怪しい・・・」<br>
「イテテ・・・って薔薇水晶!それは駄目だ・・・って・・・orz」<br>
「えへへ、JUMの秘密のお気に入り♪」<br>
<br>
うゆ?なんだろ~ヒナもみるの~<br>
あ~、JUMえっちなの~<br>
女の人が裸で立ってる写真が写ってるの~<br>
うゆ?翠星石~それじゃ手で隠せてないなの~<br>
<br>
「もぉ・・・JUMのおばかさぁん、欲望のはけ口ならぁこ・こ・にあるじゃなぁい」ギュッ<br>
「JUM君・・・ぼ、僕なら心の準備はできてるよ・・・///」ウルウル<br>
「JUM・・・性欲をもてあまス」ワクワク<br>
「そうですわJUM様、乙女の純潔差し上げる準備は整っておりますわよ♪」プニプニ<br>
「JUM・・・ふ、不潔なのだわ・・・でも貴方が望むのなら・・・」ドキドキ<br>
「JUM、おめーが欲しいというなら翠星石はそのぅあのぅ・・・///」スリスリ<br>
「かしらー///」ピカピカ<br></p>
<br>
<p>
「ま、待て水銀燈、蒼星石、腕っ腕っ・・・薔薇水晶、雪華綺晶、せ、背中・・・真紅、抱っこで<br>
首に手を巻きつけないで・・・苦しい・・・、翠星石、そこ絶対違う・・・金糸雀、まぶしい・・・」<br>
<br>
あ~ずるいの~ヒナもJUM登りするの~<br>
うゆ?ヒナが飛び乗ったらJUMつぶれちゃったの~<br>
「お、重い・・・キュゥ」<br>
失礼なのー!ヒナは太ってないもん!<br></p>
<br>
<p>・・・<br>
はぁはぁ、死ぬかと思った・・・8人からのしかかられたらつぶれもするよ・・・<br>
しかし、あの『検索結果』といい、『手紙』や『メール』といい、犯人の目的は何なんだ・・・<br>
<br>
「そういえば、真紅の机の中に手紙は入っていたのか?」<br>
「それどころじゃなかったからわからないのだわ・・・明日の朝見てみるのだわ」<br>
「ほんと、誰のいたずらなのよぉ・・・ただじゃおかないんだからぁ」<br>
「そーですよ、蒼星石と二人でギッタンバッタンにしてやるですぅ」<br>
「姉さん・・・そんな乱暴な・・・ところでメールから何かわからないのかな?」<br>
「送られてきたメールのヘッダを見ても、ろくな情報がのっていなかったのですわ」<br>
<br>
犯人へと結びつく情報はほぼ皆無か・・・そんな時<br>
♪ニゲテルノカーオッテルノカーワカラナクナルマデー♪<br>
「薔薇水晶、電話だぞ~」<br>
「まって、まだJUMのお気に入りコンプしてない」<br>
「ちょwww、却下!しなくて良いですw」<br>
「ちぇっしかたないなぁ、ラプラスからだ・・・ ピッ
もしもし・・・うん・・・」<br></p>
<br>
<p>あの変態兎からの電話か・・・<br>
「そういえば雪華綺晶、こないだ電話したとき・・・」<br>
「えぇ、ラプラスでしょうJUM様、ラプラスにはきつーいお灸をすえておきましたから♪」<br>
<br>
「うん、じゃぁいつものところで・・・ピッ」<br>
電話を終えた薔薇水晶がこっちを振り向く<br>
「JUM、残念だけど、用事ができたから帰らなければならないの・・・」<br>
<br>
時計は18:40を指していた。結局解散ということになったので、近くの交差点まで送ることになった。<br>
<br>
近道をしようと公園に入るとなにやら真ん中の広場に二つの塊<br>
恐る恐る近寄ると、この時期には珍しく猫が互いを威嚇しあっている。<br>
一匹が黒い猫、そしてもう一匹が白い猫<br>
「珍しいもんだ、こんな時期に猫のケンカなんて・・・」<br>
</p>
<br>
<p>そのまま通り過ぎようとしたその時<br>
「うふふ、無視するのはよくないわよ・・・」と謎の声<br>
誰かいるのかと皆であちこち見るが、僕らを除けば、猫以外にいないぞ・・・<br>
ん?猫・・・?<br>
<br>
「『まさか猫がしゃべるわけない』なんて思ってるのかな?」<br>
「「「「「「「「「!!!!!」」」」」」」」」<br>
驚く一同をよそに、黒い猫と白い猫がこちらへやってくる。<br>
<br>
「こんばんわ皆さん、といっても真紅は2日ぶりかしら」と黒い猫<br>
「真紅には忠告したんだけどね」と白い猫<br>
黒「こんなところまで私達が来た理由、貴方達ならわかるわよね?」<br>
白「君達は警告を無視してきた、僕らもこれ以上は放ってはおけないんだ」<br>
黒「だから、これは最後の警告なの、これ以上『我々』を詮索しないで頂戴。」<br>
白「この次はないよ、ではお気をつけて皆さん・・・」<br></p>
<br>
<p>そういい残し、暗闇へと消えていく2匹の猫<br>
僕達はただただ呆然とすることしかできなかった・・・<br>
(本当に猫がしゃべってた・・・信じられないけど本当だ)<br>
<br>
夢じゃないのかと思い、自分のほっぺをつねってみた・・・予想通り痛かった。<br>
<br>
しかし・・・あ、あの皆さん、同じ気持ちになるのはわかるけど、なんで<br>
僕のほっぺをつねるの・・・痛いんだってば・・・<br>
<br>
(GOTO NEXT)</p>
<br>
<p>(おまけ)<br>
「お帰りなさいませ薔薇水晶お嬢様、雪華綺晶お嬢様」<br>
迎えの車のそばで2人に深々と頭を垂れる兎の紳士<br>
<br>
「あぁ、疲れましたわ」<br>
「ねぇ、きらきーお疲れついでに一箇所寄りたいところがあるの、晩御飯遅くなってもいい?」<br>
「しかたないですわね、大事な妹の頼みをむげにはできませんわ。空腹はラプラスでも齧って凌ぎますわ♪」<br>
「((((((((;゚д゚))))))))ガクガクガタガタ」<br>
<br>
「何してるのラプラス?車を出して・・・」<br>
「早くしないと本当に齧りますわよ♪」<br>
兎はまるで生きた心地がしなかったとの事です。<br></p>