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薔薇乙女版『雪女』」(2006/12/12 (火) 18:04:17) の最新版変更点

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<p>薔薇乙女版『雪女』<br> <br> 昔々あるところにベジータとジュンという木こりがおった…<br> ある冬のこと、2人が木を切りに山に行ったその夕方に雪がちらつき始め、日が暮れるころにはついに吹雪出してしまったそうな<br> ジ「ぐぅ…こりゃあ今夜は家に帰れそうにないな…」<br> ベ「あぁ、確かこの先に山小屋があったはずだ!今夜はそこで乗り切ろう!!」<br> ジ「よし、わかった!!」<br> そして2人は吹雪の中を必死に歩き、その山小屋に駆け込んだ…<br> <br> ジ「うぅ…寒ッ!!」<br> ベ「無駄な体力は使えんな…今夜は早く寝よう!」<br> ジ「あぁ、そうしよう…」<br> そして2人はその日は早めに床についた…そしてその夜遅くのことだった…<br> ジ「くしゅん!…うぅ、寒くて目が覚めちまった…囲炉裏の火も消えそうだし…」<br> ジュンが起きて囲炉裏に蒔をくべようとした時…<br> 『びゅううぅうう!!』<br> ジ「うわっと!!何だ!?いきなり扉が…」<br> なんといきなり小屋の扉が開き外から冷たい風が吹き込んできたのだ<br> そしてその風は消えそうだった囲炉裏の火を一瞬で吹き消してしまった<br> ジ「ぐうぅ…」<br> あまりの寒さにジュンが身を縮めたその時だった…</p> <br> <p>ジ「!?」<br> ジュンは見た…開いた扉の向こうに立つ白い人影を<br> やがてその人影はすーっとこちらに近付いてきた<br> なんとそれは雪のように真っ白なこの世の者とは思えないほどの美しい女性だった…<br> ジュンが恐ろしさとそのあまりの美しさに言葉を失っていると、その女は眠っているベジータのそばに座り込みひゅーっと白い息を吹きかけた<br> すると瞬時にベジータの体は真っ白に凍りついてしまったそうな…<br> そして女は今度はジュンのほうにゆっくりと近付いた<br> ジ「あ…あぁ…」<br> 殺される…ジュンは恐怖で言葉が出ずただ震えていた<br> すると女はジュンの顔をゆったりと覗き込み…<br> 女「…ぽっ」<br> 白い顔を赤らめた<br> 女「…タイプですわ…これは最早運命です!!暑苦しい男を殺りに来たら思いも寄らないラッキーですわ♪」<br> 女は立ち上がりガッツポーズを決めた<br> ジ「あ…あの?」<br> 女「貴方…お名前は?」<br> ジ「へ…僕はジュンっていうんだけど…」<br> 女「ジュン様…なんと美しい名前でしょう。私は雪女の雪華綺晶…今日から貴方の妻となる者です。」<br> ジ「はぁっ!?」<br> 雪「不束者ですがよろしくお願い致しますわ…m(_ _)m」<br> ジ「ちょっ…待っ…」</p> <br> <p>雪「そうと決まれば早速婚儀の場へGOですわ♪」<br> 女はジュンの手を掴むとズルズルと引きずり始めた<br> ジ「お…おい!そんないきなり結婚なんて言われても困る!!」<br> 雪「あら、ですがそれも一理ありますわね…ならば今夜は2人の愛を深めるべくベッドでフィーバーですわ!!」<br> ジ「おい!それ以前にお前雪女なんじゃないのか!?」<br> 雪「愛の前には無問題ですわ…でわでわ早速参りましょうか♪」<br> 『ズルズル…』<br> ジ「うわああぁあぁあああぁああっ!!」<br> そうしてジュンはいつまでも雪女と夫婦として暮らしたそうな…<br> めでたしめでたし<br> <br> おまけ…<br> ベ「ぐうぅ…なんだ?…さ…寒くて体が動かんぞ…」<br> 『ガラッ!』<br> 梅「やぁ、雪男の梅岡だよ♪凍えた君を僕がたっぷり温めてあげよう。勿論体でね…」<br> ベ「こ…ここからが本当の…うぎゃああぁあぁあああぁああ!!」<br> <br> ちゃんちゃん☆</p>

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