公園の王、動く ◆KKELIaaFJU


「―――回答は出た」

 夜の公園に武人が一人。
 ボサボサの髪に汚い胴着、無精髭の男。
 一見すれば、ホームレスのようにも見えるが……
 その男の纏う空気は超一流の格闘家そのもの。、


「刃牙も……ジャックも……勇次郎も……
 否―――全ての参加者でさえも――俺が守護らねばならぬ」


 このバトル・ロワイアル。
 いわば、ルール無用の殺し合い。


 いうならば、超実戦流柔術の土俵である。


 勇次郎を含めて現代格闘士は武器を使った本当の殺し合いには慣れていない。
 真の殺戮者に対抗できるのは唯一武芸百般を修めた自分だけである。

 夜風で男の髪から白いフケが飛ぶ。
 しかし、男は一切動じずに自身がなすべきことのために準備する。

 周囲には誰もいない。
 ならば、この場からすぐに動くべきである。
 公園内での戦闘であれば、誰が相手だろうと負ける気は一切しない。
 しかし、時は一刻を争う事態なのでここからの移動を余儀なくされた。

 次に配られた黒カードを確認する。
 武器らしいものといえば最後の一枚しかなかった。
 だが……


「しかし、これは剣なのか……」


 最後の黒カードから出てきたの剣と呼ぶには歪な形の剣であった。
 それは【黄金の鍵】と呼ぶにふさわしい形の剣。
 その剣の名は【王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)】。

 他には武器はない。
 しかし、これだけでも十分に戦える。


 何故ならば彼は生きる伝説とまで呼ばれた達人――――『本部以蔵』その人であるのだから。


「では、行くか」

 本部は歩いていく。
 全てを守護るために。
 その行く先は――――本部のみが知る。

【A-3/公園/深夜】
【本部以蔵@グラップラー刃牙】
[状態]:確固たる自信
[服装]:胴着
[装備]:黒カード:王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)@Fate/Zero
[道具]:腕輪と白カード、赤カード(10/10)、青カード(10/10)
    黒カード:不明支給品0~2枚(本人確認済み、武器等ではない)
[思考・行動]
基本方針:全ての参加者を守護(まも)る
   1:一先ず、人が多そうなところに向かう
[備考]
※参戦時期は最大トーナメント終了後

王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)@Fate/Zero
本部以蔵に支給。
アーチャーの宝具にして黄金の都に繋がる鍵剣。
空間をつなげ、宝物庫にある道具を自由に取り出せるようになる。
所有者の財があればある程強力な宝具になるのは言うまでもない。
なお。鍵剣自体に攻撃力はない。
本ロワにおいては制限により王の財宝の所持者が持っている黒カードのアイテムしか射出できない。


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本部以蔵 038:騎士道