kaismasi @ ウィキ内検索 / 「妄想神姫:外伝・その十三(後半)」で検索した結果

検索 :
  • 橘明人とかしまし神姫たちの日常日記
    橘明人とかしまし神姫たちの日常日記 あらすじ ちょと腕利きな元ネット界のカリスマとちょと普通とは違う神姫たちのちょっとかしましい生活日記  明人「ちょっとじゃないだろ・・・」 著 神姫の父 めにゅう 設定資料 (日記その十六 現在) 《登場人物紹介》 《登場神姫紹介》 《特別設定》 《特殊武装》 《人型神姫インターフェイス》 《八相》 本編 日記その一 かしまし 日記その二 〈前編〉 先生はつらいよ 日記その二 〈後編〉 それぞれの恐怖 日記その三 〈前編〉 ジジイ襲来 日記その三 〈中編〉 エンドレスワルツを一緒に 日記その三 〈後編〉 明人VS葉月 日記その四 〈前編〉 『八相』 日記その四 〈後編〉 英雄の復活 日記その五 子の心、親知らず? 日記その六 デートと波乱は紙一重 日記その七 隠し味はコイゴコロ? 日記その八 再会の日 ...
  • 人型神姫インターフェイス
    《人型神姫インターフェイス》 通称HVIF(Human-type Valkyrie InterFaces) 開発概念や基本思想などは本編参照 アンドロイドやヒューマノイドの改良型と考えるのが妥当 しかし、基本的な体の造りや感触、耐水性なども忠実に再現してあるため言われなければ100%わからない 基本は食事だが緊急時には電気エネルギーでもエネルギー確保ができる 生殖機能もついていて受胎や出産も可能である(DNA情報はランダムで個人の性格にあわせて設定される) バトルのときなどは暗号化した専用の信号でデータを遣り取りすることでそれぞれの神姫素体に入れ替わることができる その時人型神姫インターフェイスのほうは睡眠状態に入り呼吸も再現するので死んでいるようには見えない なお、神姫紹介でも記述している通りノアールらが『人型神姫インターフェイス』だと知っているのは当事...
  • 鳳凰杯 詳細設定
    鳳凰杯詳細設定   えぇ~鳳凰カップに多くの作品からのご参加に感謝しつつ、ちょっとまとめてみようと思いまして…   各作者様とのコラボ用のメモ代わりにしていただければと思います   参加者はまだまだ応募しておりますのでみなさまドシドシおこし下さい   なお、バトル、ブース出店の追加参加、及び私の記入漏れなどありましたら各作者様での自主更新は自由となっておりますので皆さんのメモページとして自由にお使いください   ここの設定に関する疑問、質問などは私のほうまでご連絡下さいますよう   @神姫の父   鳳凰杯全体の基本設定   ・2035年から始まった鳳条院グループ主催の武装神姫バトルカップ   ・春と秋の年二回開催されていてそれぞれ〈春の陣〉と〈冬の陣〉と呼ばれている   ・会場は鳳条院グループ本社ビルから近いドーム状のイベント広場   ・203...
  • 日記その十三 フェレンツェの志
      「あぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」   冒頭からオッサンの悲鳴で申し訳ない…   あの騒がしかった事件(?)から数日、とりあえず俺とアルティのわだかまりについてはひと段落着いた………と思いきや…   世界は俺にしばしの安息を与えることを忘れているような気がする   ホント最近は何故こんなにも問題が次から次へと出て来るかな…   嘆いていても仕方がないのでとりあえず本題に入ろうか   俺たちは今、フェレンツェ博士の書斎にいる   おっと、そういや研究所がどこにあるか言ってなかったかな?   場所は都内にある鳳条院グループ本社ビルの22階、そこが博士の研究所なんだが正式名称『武装神姫日常生活部門研究部』となっている   つまりは技術会社である鳳条院グループの神姫関連の研究部という位置づけになっているんだが、こうなっている事についてはちゃんと理由がある  ...
  • 日記その十六
     私立龍ノ宮大学理事長室  そこが今現在俺、及びノア、ミコ、ユーナ(三人ともインターフェイスなんで正確には美子と優奈)の現在位置なんだが…  「はっ!ひっさしぶりだな明人!元気そうでなによりだ」  「いや、吟璽朗のじっちゃんよりは元気じゃねぇから…」  「ははっ、ちげぇねぇ!俺も兼房も若けぇのよりはなんぼも元気だからな。褒め言葉として受け取っとくぜ?」  そういって銀色の派手な扇子を片手にカラカラと大笑いする爺様との対談中であるのだ  この爺様について少し説明しておこう  名は龍ノ宮 吟璽朗(たつのみや ぎんじろう)  年は75 職業は…まぁお解りだろうがここ、私立龍ノ宮大学の最高責任者、理事長  うちのジジイ、鳳条院 兼房とは若い頃からの付き合い…つまりはダチなのだそうだ  そしてここ、私立龍ノ宮大学こそが今回の騒動の元になった葉月とアルが通っている大学なのだ…  ...
  • 日記その十一 幼女との遭遇
      「あけましておめでとうございます」   と言うにはまだ気が早く   「メリークリスマス」   はもう遅い今日この頃   うちでもクリスマスは色々あったんだが今は置いといて…   とりあえず今はあいも変わらずと言うかエルゴにいる   いや、ちゃんと用事はあるんだよ? マジで   ちなみに今日は昴や香憐ねぇとは別行動だ   俺たちだって四六時中一緒に行動してるわけでもないからなぁ   「今年の神姫用晴れ着かい?」   「ええ、今年は静香ちゃんの…TODA-Designだったかな? ソレを頂こうかと…」   レジカウンターの向かい側にいるマスターと会話中の俺   「そりゃまた太っ腹だねぇ…明人君とこは毎年だろ?」   神姫素体サイズだからって正月用の晴れ着はけっこう馬鹿にはならない   特に静香ちゃんは手抜きをしないから職人顔負けの仕事をしそうだし   「そうで...
  • 日記その十 〈後編〉 昴VS香憐
    「さぁ! やってまいりましたぁ!! 西洋と東洋のドリームマッチィ!! 騎士VS武士!お互いの『マスターへの忠誠』という誇りを賭けた大一番が…やってまいりましたよぉぉぉう!!」   わぁわぁと騒がしいギャラリーの歓声の中にいつもより三割増ハイテンションでお買い得な感じのミコによる中継アナウンスが上重なって響く   ちなみに今のミコはインターフェイスを使ってる   だから『美子』だな   「今夜のバトルの実況は私、鳳条院 美子が町のホットステーション、厚い信頼と品質が自慢のホビーショップ『エルゴ』の二階、バトルルームよりお送りいたしまぁーす!」   ここでまたもや歓声   周りの人達はさっきまでここでバトルをしていた神姫マスターと神姫たちだ   新顔同士のバトルということで皆、注目している   ちなみにどこにもお送りしてないぞ?   なんでもミコのこだわり演出…らしい   ...
  • 日記その十四 〈前編〉 彼女たちの宿命
      「………増えてる」   この前来店した時の話をした後、香憐ねぇを連れて行こうかと考えていたことを思い出して…来ちゃいましたよアキハバラ   お目当ての“ALChemist”についたのはいいものの………なんか前に来たときより神姫が増えている……   これはどうしたことかいなと晶ちゃ…マイスターから二人について一通りの話を聞いて、改めて二人と自己紹介   「は~、んじゃこの子は“あの”猪刈の神姫だったってか?」   「有無、アルマと言う…ほれ、アルマ……」   マイスターに促された彼女はというと…ロッテちゃんの後ろにオズオズと身を隠しながら半分だけ顔を出してこちらを伺っている   「アルマお姉ちゃん、大丈夫ですの。明人さんは優しい方ですの♪」   「う、うん…あ、アルマです…」   少し怯えたような瞳が俺を見ている   …なるほど、『AIPTD』の影響か   あ...
  • 日記その十 〈前編〉 師走には大根も走る
      「と、言うわけでこれからよろしくお願いします。明人様」   「お願いいたす。若君殿」   「……………」   ちょっとまて   一体全体なんのことやら全く意味がワカリマセン   「あのさ、香憐ねぇ? もう一度最初から説明してくれない? ちょっと俺、最近ややこしいことが起き過ぎて頭ん中が大混乱ですよ? 大根Ran。師走だから大根も平気で走っちゃいますよ?」   昴が帰国してから一週間   その間にも昴たちの引越しやら何やらでいろいろ急がしかったので、やっと一息ついたところにやってきた香憐ねぇと一人の女の子   話を聞くにもなんだか凄い勢いで一通り説明されたのだが、俺の耳に異常があったのかもしれない。いや、そう思いたい   思わせてくれ   えっと…聞き間違い…ですよね?   「ですから。私とこの子も今日からこのマンションに御用になると言ったのです」   「うん、そ...
  • 日記その十四 〈後編〉 背に翼なくとも天使は舞う
      むせかえるような人の波は平日だろうと休日だろうと変わることない街、アキハバラ   営業周りのサラリーマン、アホみたいに浮ついた格好の高校生カップル、お前ら仕事はどうした?って感じのオタクなど、それぞれがいつもと同じライフワークを消化している   しかし、俺のどうでもいい前置きは「やっぱり混んでるよ~」というミコの一言で片付いてしまった   秋葉原神姫センター三階バーチャルバトルシステム会場、ここもあいかわらず人が溢れかえりそうなぐらいに混雑していた   色々なランカーと戦うことで実戦経験が豊富になるという長所があるんだが、多すぎてなかなかバトルの順番が回ってこないデメリットがあるので二、三回ほどしか来たことはなかったっけか   つうか、近くにエルゴがあるし…   とりあえずユーナのバトル参加を申し込み、香憐ねぇのいる待合スペースに戻ってくると…   「あ、明人~!」  ...
  • 日記その十二 日記に書くべきか迷う内容
      正月も明けてしばらくしないうちに急展開がやってきた   忙しかった最近の騒動の中で忘れがちになっていたのだが、嫌でも思い出さなければならない状況になってしまったわけで…   できることならこのまま何事もなく自然消滅してくれても良かったんだよ うん   でもあいつらもそういうわけにはいかなかったのかも知れない   悪役の意地ってもんなのかどうかはさておいて、今回はこんな話である   「葉月様が攫われました!」   「……はぁ?」   のどかな昼下がりもちょっと過ぎたぐらいの時間帯、俺たちの部屋に飛び込んで来た香憐ねぇ第一声はなんとも突拍子のないものだった   今回の事件はここから始まった   始まっちゃった…   「ちょっと待ってって! 攫われた? いったいどうして?」   「身代金要求の人質でしょうか…」   「そんなの後でいいよ! 葉月んは大丈夫なの!...
  • 鳳凰杯・まとめページ
    鳳凰杯・まとめページ   ・このページは、橘明人とかしまし神姫たちの日常日記に端を発する    「鳳凰杯」のインデックスページです。   ・なかなかリアルタイムで乗っけていけないため、執筆者のみなさまで、    随時更新していっていただけると助かりまっす~。        @けものや  鳳凰杯 詳細設定  鳳凰杯本戦 トーナメント表 開催前日まで。。。 ぷろろーぐ 祭りの前の楽しさよ (以上、神姫の父) 燃ゆる聖杯の誘い──あるいは姫君 特殊戦闘訓練──あるいは神姫無双 前半/後半 晴れの舞台へと──あるいは内職業 (By 妄想の人) 鳳凰杯編Ⅰ 「蒼い翼」 (byぬえ) バレットエンジェル1 (幻の人) 「それは盛大な」「祭」 (チアキの人) EXECUTION-Anot...
  • 日記その十五 少年よ大志を抱きすぎるな。迷惑だから…
    「くっ……!!」  「ほらほら!どったのランちん?」  「ラン、焦るな!ミコちゃんのペースだぞ」  「わ、わかっています…し、しかしこれでは…」  ランは手にした愛刀コルヌの刀身でミコの撃ち出すアルヴォ PDW9の弾丸を防いでいた  「みゃはは、そうは問屋がおろさないってね~。ランちんに近づかれたらしんどいし、私のスタイルじゃこの距離が一番なんだってさ。ご主人さまが言うにはね」  「くっ……」  ランはその身を右横に回転させた  「おっと」  すかさずミコの狙いも移動する  「はぁああ!!」  低い姿勢のまま真上へと飛びあがり両手でコルヌを頭上へ高々と構えたラン  「うわっち!!」  すかざずミコは振り下ろされる剣劇をバックステップでかわした  「やるねぇランちんw」  「ミコ姉様の弾幕を抜けるには多少の無茶も必要ですので…!」  言うないなやミコとの距離を...
  • 登場神姫紹介
    《登場神姫紹介》 ノアール CV 根谷美智子 明人の始めての神姫 タイプ吼凛 通称ノア フェレンツェ・カークランド博士に造られた『人型神姫インターフェイス』の試作型壱号機 他の神姫のお姉さん的な存在で(まぁ本当に姉なんだろうが)明人曰く「付き合いが長いからお互いを理解できるよきパートナー」らしい ノアールにしては「今更好きだとも言えないので、何だかんだでいつもの調子…」とのこと 戦闘では主に近距離格闘戦が得意 中でも刃物での戦闘においては右に出るものはそういない 愛用の大鎌はフォビドゥンガンダムの重刎首鎌“ニーズヘグ”に明人がオリジナル改造を施した改良型《クロノスベル》 クロノスベルを巨大な牙の如く使いこなすことから『緑色(りょくしょく)のケルベロス』の2つ名を持つ リーグではファーストの上位クラスで明人が最も頼りにするエースとして活躍中 家事が好きでほと...
  • 日記その一 かしまし
     「…暇だ…」   冒頭からいきなりですまないんだが言わせて欲しい   暇である   いやまぁ何で2回も言う必要があるのかっていうとそれだけ暇なわけで、いつもは居るとやかましい、三人居ると姦しい娘が3人とも今このときに限っていないのだ   うん、いい機会だ   今のうちに自己紹介やっとくか   姦しくなる前に…な   俺の名前は橘 明人、歳は今年で25だったかな?   血液型AB型、趣味は読書、職業は一応神姫バトルのランカーやってる   ファーストリーグでランキングでいうと…13位ぐらいだ   まぁランカーだけで食っていけるから前の職は引退した   ちょっと嫌気がさしてた時だったのもあるんだが   っとまぁ俺の自己紹介はこれぐらいにしておいて…   とりあえず俺の神姫たちの紹介にいこうか   モデル吼凛のノアール、通称ノア   俺の初めての神...
  • 日記その八 再会の日
      「スッチーって呼び方は…もはや死語なのだろうか」   「たぶんそうなんじゃない?」   この日記はいきなり突拍子の無い始まり方が毎度のことなのだが、今回のそれはいつもに増して意味不明っぽくてスマン   なぜ俺とミコの会話の話題が女性客室乗務員なのかというと、それが今、目の前を通り過ぎているからなのだ。   季節はすっかり冬   そんな寒い日の昼前に俺とミコは空港に来ていた   どっかへ旅行に行こうってわけじゃない   今日は俺の親友であり幼馴染の花菱 昴が帰国するって言うんで迎えに来たのだ   ちなみにノアとユーナは俺の家で葉月や香憐ねぇたちと帰国歓迎会の準備を手伝っている   神姫素体なのに役にたつのかと疑問なのだが、ノアなら問題なく出来てしまいそうな気がする…   「少し早く来すぎちまったかな」   「予定の飛行機が来るまでどれぐらいあるの?」   「ん~と...
  • 日記その二 〈前編) 先生はつらいよ
      「…面倒だ…」   また冒頭からいきなりですまないんだが言わせて欲しい   面倒くさい   いやまぁ何でまた2回も言う必要があるのかっていうとそれだけ面倒なわけで、今俺は何をしちょるのかっつうと近所の神姫センターで子供向けの臨時神姫バトルレクチャー教室ってのをやっとるんだ   友人に頼まれてるんで嫌とも言えず、そこそこの時給でお子様達の先生役とは……   「あ、ズリーぞ!! 反則すんなよ!!」   「違うもん! 反則なんてしてないもん!! ね、明人先生?」   「ん? あぁこの程度なら問題ないよ。それよりほら、今度は…」   「明人先生ズリーよ!そっちばっかり教えて!!」   「あ~はいはい、そっち行くから」   「え~行っちゃ嫌だよ、明人先生~。ワタル君のクロ、強いんだから私1人じゃ無理だよ~」   どないせいちゅうねん!!   まったく小学校のときの恩師を尊...
  • 日記その六 デートと波乱は紙一重
      「なにも待ち合わせまでしなくてもいいんじゃないか?」   誰に問いかけるまでもなく独り言を言った俺はテーブルの上にあるコーヒーを口にはこぶ   今俺がいるのは喫茶店<日々平穏>、俺のお気に入りの場所のひとつだな   なんと言うか居心地がいいんだわ   ほのぼのできるというか和むというか落ち着ける感じが俺の心を癒してくれる   …いつも騒がしいうちにいるからかな?   「明人しゃん、おかわりいかがなの?」   そういって目の前のテーブルの上に現れた一体の神姫はここの看板娘もとい看板神姫のネムちゃんである   このほのぼの空間のもとは彼女なんだろうな   同じマオチャオでもうちの御転婆ミコとは大違いだなぁ……日々のしつけかしら?   「ハックション!!」   ん? デカイくしゃみだな…外から聞こえたが…   やっぱり最近寒いから風邪でも流行ってるのか?   でもな...
  • 日記その五 子の心、親知らず?
      「……なんか……ダルイな……」   一難去ってまた一難…なんて言葉があるけれど…それってかなり極端な例ではないだろうか   そりゃ、少年誌のバトル漫画じゃ次々と新しい脅威の対象やらライバルやらこの後どうなる!! 的な流れを止めちゃいけないってのも理解できるんだよ?    ああ、俺もそんなチープな流れは嫌いじゃないさ…でもいざ我が身に降りかかったとなったときはまた別ってもんだ   俗に言う「戦士に休息を」ってやつなのかねぇ?   昔はこんなにくたびれた事なんてなかったんだが……   いかんせん俺も老けたのか?   ……嫌だぞ、25の若さで自分の神姫に介護してもらうなんて……   「なにをボケッとしてるんですか? ご主人様」   「……考え事してるマスターに対してその発言は酷すぎやしないか?」   「そうですか? 『パートナー』としてはもっともな忠告だ…とでも解釈して...
  • 祭りの前の楽しさよ
      「鳳凰カップとはあの鳳凰カップか?」   「あれがどれかは知らねぇけど…まぁそれだな」   俺は訳のわからない返事をしながら出されていた紅茶に口を運んだ   鳳凰カップのために本社に呼び出された一件の騒動から二、三日が経った   ほんでもって俺たちは何をしているのかと言うと   知り合いの神姫関係のショップにブース参加と店での宣伝ポスター掲示のお願い、まぁ簡単に言うと宣伝回りってところなんだろうな   今まで俺自身がスルーしていたからこんなことはしなくてもよかったんだが…   何せ今回はバッチリ関係者だ   イベントが盛り上がればいいと思う気持ちも多少なりともあるのは間違いない   大手企業は御袋達の仕事なので俺の関わる所ではない   つまり、親しいショップや神姫マスター達が関わるであろうお店に挨拶に行けばいいのだ   そう思うと思い当たるのは…エルゴ、<日...
  • 日記その二 〈後編) それぞれの恐怖
     「……無残だな…」   「……無残だねぇ~」   イベント会場であるバトルシステムがある中央ホールではなにやらバトルがおこなわれていた   片方は俺と同じく臨時神姫バトルレクチャー教室の先生役をしている雄也である   となれば相手は生徒だよな?   でもどう見たって…   「おされてるよなぁ~」   「おされてるよねぇ~」   そうなのだ、俺の目から見ずとも明らかに裕也のほうが劣勢なんだわ   「……手加減してんのか?」   ほんとにそうならレクチャー教室の先生役としては尊敬物だな   ………俺は嫌だけど   「どうやらそうじゃないらしいよ?」   そういいながら俺たちの後ろにやってきたのはユーナだった   「あれ? ユーナ、久しぶり! どこいってたの?」   「ほんと久しぶりだぜアネキ、今回も外で客の呼び込みかとヒヤヒヤもんで…」   「なにいってんだ?...
  • 日記その四 〈前編〉 『八相』
      「………和美嬢か?」   「……お止めくださいませスケイス様、それはあまり気分のいい御冗談ではありませんわ…」   確かにそうか…ちと失礼だったかな……(それはそれで和美嬢に失礼だ)   「冗談だ。テメーの声、忘れられるわけでもないだろ?」   「あら、それはそれは、勿体なきお言葉。本当にうれしですわ、スケイス様」   「こっちとしては早めに忘れたいんだが……」   「あ、アニキ! アイツは一体何者なんだ? さっきからアニキに馴れ馴れしくしやがって!」   「そ、そーよ、そーよ!! 兄さんに対して馴れ馴れしいですよ!! あなたは何者なんですか!!」   「これはこれは、私としたことがご挨拶が遅れてしまいましたわね………わたくしはもと『八相』の1人…」   「策謀家-ゴレ-」   「「「!!!!!」」」   俺の一言で息を呑む三人   ま、しゃあないわな……  ...
  • 日記その三 〈中編〉 エンドレスワルツを一緒に
     「で、でっけ~~~ぇ」   「うわぁ~~~おっき~~~い」   「まさかここまでとは………」   俺の頭、胸ポケット、左肩からそれぞれの感想を述べるかしまし娘達   ここがどこかと聞かれると、俺の実家と答えるよ   まぁ、正確にはまだ実家の門前なんだけどな   ジジイが俺のマンションに来てからしばらくすぎて今は日曜日の夕方   約束は守る男だよ?俺は   「んじゃあユーナ、ベル鳴らしてくれるか?」   「へ? ベルなんてどこに……」   「右端にあるだろ?」   俺は自分の右方向にある門の端を指差した   「あぁ、あれね」   ウイングユニットで俺の頭から飛び立つユーナ   ん? なんでわざわざ実家のベルを鳴らすかって?   それは俺の力じゃ開けらんないから   言っておくが俺が非力なわけでも門に鍵が掛かっているわけでもない   でかいのだ、門が “...
  • 日記その三 〈後編〉 明人VS葉月
     「……なぁアニキ?」   「……なんだ? ユーナ」   「何でよりにもよってアタシなんだよ…アタシ、まだデビューしたてじゃないか……」   「……だからだよ、どこに実の妹の誕生日に、リーグ戦でもないのに本気出してぶっ倒す兄貴がいるんだよ……」   「あ~そう、なんだ、結局アタシはかませ犬だってわけ?」   「そんなつもりはないさ。ちょっと善戦させて兄の威厳は護るつもりだったよ…」   「つもり……ねぇ…確かに、このままじゃぁホントにアニキの威厳とアタシのプライド、どっちも失いかね……」   “ヒュン”“ヒュン”“ヒュン”と近くで風を切る音がする   俺・ユーナ「「ないじゃね~かぁぁぁぁぁ!!!!!」」   ユーナはウイングユニットのエンジンを全開にしてその場を離脱、すると…   “ドスッツ!!”“ドスッツ!!”“ドスッツ!!”…あ、危ねぇ…   どこからともなく飛ん...
  • 日記その九 朝の味噌汁はワカメ入りで
      「明人さん、朝ですよ。起きて下さい。明人さん」   眠りから覚める途中、意識が覚醒するのを感じ、俺はボンヤリとしながら目を開けようとする   誰かに起こしてもらっているようだ   「ん……んん………」   いつもはノアに起こしてもらっているのだが、これはノアの声ではない   なんというか、いつもとは違う   なんか違うんだよ   そう言うちょっとした違和感を感じながらゆっくりと目を開けると…   「あ、おはようございます。明人さん」   何か目の前にすっごい金髪美女がエプロン姿で微笑んでいた   こんなとき皆ならどうする?   1 「君は誰?」と、とりあえず冷静に聞いてみる   2 夢だと確信してもう一度寝る   3 夢でも現実でもいいから抱きついて押し倒す   「…………」   俺の選択は   4 呆然とする   正直、状況が...
  • 鳳凰カップ
      春の足跡も聞こえてきそうな二月の下旬   暖冬だ? つってもまだまだ寒いんだよ!   と、いうわけで冬に向かって逆ギレしながらベッドの中でぬくぬくと惰眠を貪る事にしていた俺なのだが…   いきなり俺の部屋に入ってきた香憐ねぇに毛布までひっぺがされたかと思うと「兼房様がお呼びです」の一言と共に香憐ねぇの愛車で朝の国道を突っ走り、腕をつかまれて引きずられるがままに鳳条院グループ本社ビルまで拉致られていた   社員用とは別の特殊エレベーターまで俺を押し込むと最上階である四十階のボタンを押す香憐ねぇ   まだ少し寝ぼけていた俺の頭もゆっくり覚醒し始め、ある疑問に行き着いた   「なぁ、香憐ねぇ…最上階は社長室だろ?」   「はい、そうですが」   「いや、俺を呼び出したのは御袋じゃなくてジジイなんじゃなかったか?」   普段社長室にいるのはジジイじゃない   ジジ...
  • 管理人の紹介
    管理人の紹介 ハンドルネーム  神姫の父  武装神姫は第二期、ハウリン、マオチャオが発売されたころから知っていましたのでかなりの古株  一年半ぐらい前から『武装神姫SSまとめ@wiki』にてSSなどの活動開始  モンハンは『ドス』『ポータブル2nd』『ポータブル2nd G』『フロンティア』をやっていまして  経験は長いです ちなみにフロンティアでのキャラ名は「ノアール」です。  その他ジャンルは問わずなんでも来い!!なんですがいくつか例を挙げますと  『Fate/stay night』『コードギアス』『ガンダム系ほとんど』『ハルヒシリーズ』『.hack//』  などなど…多すぎて書き出したらきりがありやせんぜ旦那
  • 登場人物紹介
    《登場人物紹介》 橘 明人(アキース・ミッドナイト) CV 杉田智和 本編の主人公 数年前までは擬人体感戦闘プログラム、通称『レスティクラム』の世界大会にアキース・ミッドナイトと名乗りチャンピオンの座に君臨していたネット会のカリスマ そのときの異名『死の恐怖-スケイス-』は(数十年前の某RPGゲームからの由来)今だネット界に多くのファンを残している しかし、5年前に祖父である鳳条院 兼房の差し金でノアールのマスターとなってからは神姫のマスターとしての生活を始める 現在ランキング13位の凄腕マスターでメディアに出ることもしばしば 生計はランカーとしての収入や臨時で神姫バトルレクチャー教室などを行っている しかし平日でも暇なので商店街やエルゴ周辺にはよく出現する 最近なぜだか何でも屋みたいになってきているが… 基本的にめんどくさがり屋に見えるがなんだかんだで面倒...
  • 出会いは雨の日
      「橘…明人様ですね?」   雨、雨、雨…   六月の梅雨に聞こえるのは雨の音だけ…   だから彼女の声は余計に俺の耳に響いたのかもしれない…   だから彼女の瞳は余計に澄みきったように見えたのかもしれない…   だから彼女の少し濡れた黒髪は美しいと俺に思わせたのかもしれない…   俺と彼女の出会いは   俺にとって…きっと…   「ですから、私はその試作機だと言ったんです」   「…………」   俺はこの子を家に上げたことを心底後悔していた   爺さんのとこから来たようなことを言っていたので知り合いなのかと安直に考えた結果がコレだよ…   まぁ、マンションの俺の部屋の前でうずくまっていた彼女をそのままほっとけるわけでもないんだがなぁ…   でもさ、爺さんの差し金だって言う時点で警戒するべきだったんだよ…   どこまで腑抜けの甘ちゃ...
  • 予選の裏で祭りめぐり
      春の風にしてはやや肌寒い感じが残る鳳凰カップ初日   雲ひとつない日本晴れがまさにイベント日和といった感じだろうか   予選開始時間は十時   初日である今日の予定はバトルカップ予選とブース出店   ちなみにバトルカップの解説は決勝リーグからとなっている   だから今日の俺にはあまりやることがないのだ   本来イベントの始めにおこなわれる開会式は軽く開会宣言のみで、主催者挨拶なんかは決勝リーグ前におこなわれるらしい   御袋曰く「運動会前の校長先生のお話ほどやる気が無くなるものはないからねぇ~」とのこと   俺はその判断に激しく同意していた   「グッジョブ、御袋…」   そう頷く俺の両隣には   「うっわぁ~スッゴイ人の数~」   「こんなに大掛かりなイベントだったのか?」   と人間大のマオチャオとアーンヴァル   言わずもがな、神姫のコスプレをしている...
  • 弾丸と悪魔と準々決勝と
      準々決勝の二回戦が終わり、会場の証明が再び灯を落としていく   二回戦のバトルも見事だったが…解説はほとんど千沙都がやってくれていた   準々決勝の一回戦を見た後の俺はまともに解説なんかしちゃいなかったんだ   暗闇といっても全く何も見えないほどではない   薄くボンヤリとした視界で、まだ血がにじむ己の掌を見つめる   ルシフェル…その姿は興紀の指示を100%忠実に行おうとする戦闘マシン   叫び、恐怖に飲み込まれ己を制御できぬ状態の相手に何の迷いも無く撃ちだされたグレネード   散っていく神姫の断末魔が何故か俺の頭に残って離れない   それは昔、俺が毎日耳にしていた声に似ていたからだろうか…   「無感情で冷酷無比な魔王…まるで昔のあなたのようですね」   放送用のマイクはOFFにしているのだろう千沙都はボケーと自分の手を見ている俺にそう言った   ...
  • トップページ
    夜桜茶屋 ここは神姫の父が気ままに「武装神姫」やら「モンスターハンター」のSSやらを書き留めていくページです。  まぁ自分なりにはメモページみたいなもんなんで…  こんてんつ  ・管理人の紹介  ・駄文  ・武装神姫   橘明人とかしまし神姫たちの日常日記  ・モンスターハンター @wikiへようこそ このページはみんなで気軽にホームページ編集できるツールです。 このページは自由に編集することができます。 メールで送られてきたパスワードを用いてログインすることで、各種変更(サイト名、トップページ、メンバー管理、サイドページ、デザイン、ページ管理、等)することができます まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 用途別のオススメ機能紹介 @wikiの設定/管理
  • 特別設定
    特別設定 この設定を作品中に影響させていただけるなら大歓迎の所存でして、 「しょうがないので使ってやるか」と思っていただけるなら幸いです (レスティクラム系は本作以外では無き物とお考えいただいたほうが…)                               -神姫の父- 『鳳条院グループ』 情報化社会の波に乗り急成長を遂げた技術会社 神姫関連だけではなく、分野的には幅広く扱っている 都内某所に四十階建ての本社ビルを設けている 武装神姫開発においてもKONAMIと技術協力を結ぶなど メーカーに対して多少のコネクションがある 初代総帥は鳳条院 兼房、本社社長は鳳条院 伊織である 『鳳凰カップ』 2035年から始まった鳳条院グループ主催の武装神姫バトルカップ 春と秋の年二回開催される 各企業とも協定されており企業ごとのブースも設けら...
  • メニュー
    メニュー トップページ プラグイン紹介 メニュー メニュー2 リンク 武装神姫SSまとめ@wiki 武装神姫SSまとめ@wikiに掲載中の橘明人とかしまし神姫たちの日常日記 @wiki @wikiご利用ガイド 他のサービス 無料ホームページ作成 無料ブログ作成 無料掲示板レンタル 2ch型掲示板レンタル お絵かきレンタル ここを編集
  • アルティVS葉月
    武装神姫 鳳凰カップ 実況生中継!   「みなさん、こんにちわ。この番組の実況を務めさせて頂きます、アナウンサーの花菱 燕(ツバメ)です」   二日目の午前十時、俺は昨日まで予選会場だった場所に入れ替わるようにして設置された特設巨大スタジアムの放送席にいる   観客の最大収容人数は一万五千人、中継用のテレビカメラ30台……   もうアホだ、このグループ   ゲンナリしつつもやはり解説者の仕事はやらざるをえず、ノアだけを連れて決勝トーナメント開会セレモ二ーのため勢揃いしている予選を勝ち抜いてきた16組を放送席から眺めていた   葉月のヤツ…滅茶苦茶緊張してるよ…   逆にアルティはドッシリ構えてやがる   さすが元八相、大舞台には強いってか   ミコとユーナはどこかって?   全国放送の番組だ、流石にミコとユーナを連れての大騒ぎはまずいだろうという事で二人は香憐ねぇに預...
  • 『表』と『裏』
      「準決勝第二戦目……」   鳳凰杯もいよいよ大詰め   バトルとバトルの間、その間は各企業のブース紹介をやる事でテレビ中継を繋いでいるんだが、その間実況席も少しの間休憩時間となるわけで俺は気の抜けた言葉遣いで溜息をついた   正直……疲れた   「明坊、大丈夫かい?」   「結構きついですよ…燕さん…」   「ま、慣れない事やってりゃ疲れもするさ。それも後ちょっと、がんばりな!」   そう言いながら俺の背中にバシンと張り手と言う名の根性注入   「…痛いですってば」   いやマジデ…   「ほっほっほ、これしきでへばるとは情けないのぅ…」   あ~あ~あ~   今一番相手をしたくないヤツが現れたみたいだな   「鳳条院を継ぐ者としてもう少し根性が必要じゃな」   「……根性がないものは鳳条院を継げないってぇのなら俺は根性なしで結構だってぇの。 何しに来やがっ...
  • 『緑色のケルベロス』
     「…………なぁ、ノア?」  「…………なんですかご主人さま」  「何故にどうして今こんな状況になっちまったんだ?」  「………私に聞かないで下さいよ」  今俺とノアが置かれている状況……それは…  「さぁ、皆さん!それではただいまより真のファイナルバトル、特別マッチを行いたいと思います!!」   …大歓声に囲まれた超大型V.B.B.S.筺体の真ん前   んでもって超大型V.B.B.S.筺体を挟んだ向かい側、俺達と対峙する形で不敵に笑うのは  「よもやこのような状況になるとはな…何にせよ運がいい」  「……棚から…牡丹餅」  ……いや、ほんとに訳がわからん  とりあえずさかのぼって話をまとめていくべきか……  俺とノアがミラ達と別れて実況席に戻ってみると試合はすでに終わっていた  試合の内容はほとんど互角、どっちが勝ってもおかしくない状況で勝ち残ったのが...
  • 揃い始めた者たち
      お菓子作りコンテストは何とか無事に終わった   ノアの作ったのはオーソドックスなクッキー   「何事も基本が大事ですから」   …それってさ、逆に言うと手加減なしってことなんじゃないですか?   まぁ問題を起こさないでいてくれるだけでもこいつらよりかはいいか……   「うぅ~私も出たかったよおぅ~~!!」   「アニキ、なんだよその冷ややかな目は……」   お前らが出たら問題どころか死人が出るかもしれんだろうが…   お菓子作りコンテストの結果は夕方に出るそうだ   そうとなれば今のうちに他の知り合いのブースにでも顔を出しておくかね   「あ・き・ひ・とっ!」   ブースを三つか四つ回ったところで後ろから声をかけられる   「ん? ああ、エリーか」   見慣れた少女を発見   「美子も優奈も凄い格好だねぇ…」   「アタシは嫌だったんだけどな…ア...
  • 日記その三 〈前編) ジジイ襲来
     「おぁ! こらミコ!! てめ、この!!」   「んにゃあ! あぁん!! ダメだって!ご主人様、そこが、弱いって、知ってる、くせにぃ!」   「バカタレめ!! 弱い所を責める、コレ基本!! そらそらそらぁ!!!」   「あぁ!! ダメ、やめて、いやぁ、あ、あ、あ、あぁ…だ…だめぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」   “ドッガアァァァァァァァン!!!!!!”   「……………何やってんの?アニキ達……」   「お疲れ様、なんでも昔なつかしの『ぷれすて2』らしいですよ?」   TV画面の1P側に出るのは俺の輝かしい勝利を示す『YOU WIN』の文字   コレで戦歴12勝11敗、何とか勝ち越した…   けっこう落ちてねぇもんだな、俺の腕も   「む~、手加減してよご主人様! 私まだ初心者なのにぃ!!」   「いきなり必殺コンボかましてきて、なぁにが初心者だ!! 実力が...
  • 日記その四 〈後編〉 英雄の復活
     「なかなかやりますね、白雷さんとやら」   対峙するのは二対の神姫   「そちらも流石、『緑色のケルベロス』は伊達ではないとお見受けする!!」   すれ違いざまに交わされる互いの斬撃   「……あなたたちの狙いはなんですか?」   ノアが問う   「…狙いなどない、ただの余興に過ぎぬ」   答えるのは白雷   「互いにマスター抜きの半力戦、これが余興以外の何だと言えよう……」   「……ではお互いマスターの所へ行きましょうか?」   「……よいのか? さすればお主は二対一の不利な戦いとなるのだぞ?」   「……ご主人様の気配が変わりました……おそらくナノロットに乗ったのでしょう」   「……左様か、(すれば我が命は成せたのだが…)……まぁよい、では互いの主の元へ参ろうか……ノアール殿」   「……きましたね…スケイス様…」   「!!」   イニスが...
  • 『α』の鼓動
     「どちらにしてもよくかわしてくれましたミュリエル…。これで私も、久々に思いっきり戦える」  彼女の一言で場の空気は一瞬にして凍りつく  彼女の全力…久々という発言から予測できなかったものがさらに予測不可能になっていく  彼女はいつから本気ではなくなったのか…今は何部の力で戦っていたのか  どちらにせよこの状況でそのような思考は御荷物でしかない  考えることはただ一つ…  私とミュリエルはこの未知の力を持つ『地獄の番犬』にどう立ち向かうかという現実だけだ  「勝つんだ」  この試合の勝敗、私は結局のところ勝てばいいのか負ければいいのか迷っていた  この試合はエキシビジョンマッチ、つまるところ余興なのだ  まぁ大観衆の中、テレビ中継までしてるんだから互いの誇りやらプライドをかけてといえば十分重要な試合でもあるんだろうが…  私の気持ちとしては……勝ちた...
  • 特殊武装
    特殊武装 《クロノスベル》 ノアール愛用の大鎌 デザインのモデルはフォビドゥンガンダムの重刎首鎌“ニーズヘグ” 重量はなかなかのもので扱いには熟練度を要する その巨大な刃を『牙』と称し『緑色のケルベロス』の由来となったノアールのトレードマークでもある 《ライトオリジン》 ミュリエルのサブアーム右腕に内蔵された特殊武装 普段は標準のサブアームとして使用しているが、掌パーツをパージすることにより高エネルギー兵器となる 事前にエネルギーチャージをしておくことにより展開からタイムラグなしでの最高出力射撃も可能 エリー作成のオリジナル武装 えりぃじるし二作品目 《レフトアイアン》 《ライトオリジン》と同じくミュリエルのサブアーム左腕に内蔵された特殊武装 掌パーツをパージすることにより実弾高速機関銃として展開する 弾幕を張るなどの多様性に富む エリー作...
  • かつての死神
      私が初めてあいつの背中を見たとき   あいつから漂うオーラのようなものを感じた   圧倒的   そう感じさせる黒い力のようなものを颯爽と去っていく背中から感じた   しばらくして   実力の近かった私達は頻繁に会うようになるまでに親しくなった   私とあいつ、香憐に昴   あいつにくっついて妹の葉月もついてきたっけ   でもレスティクラムが私達ほどの腕ではない葉月はいつの間にかマネージャーみたいになってたな…   いつも五人でつるんでいた   楽しかった   私とあいつの関係も近くなった   しかし、笑っている所を見たことはなかった   あいつは背中に死神を背負っていた   あいつは強かった   誰よりも強かった   試合が始まると同時に相手を恐怖のどん底まで導く死神   通り名どおりの禍々しいほどの力で何人もの相手をねじ伏せた...
  • 『策謀家』再び
     「橘さん」  午前の部、八試合を終えての昼休憩  後ろから呼ばれた声に俺は振り返る  「お昼…ご一緒しませんか?」  笑顔で昼食を誘ってくれたのは俺と同じ解説者役をしていた綾川さん  彼女の肩にはいつもの通り、パートナー冥夜の姿が  「昼…ですか」  俺の方はいつもと違って左肩から冷ややかな目でこちらを見ているノア一人だけ  これから香憐ねぇ達と合流するつもりだったのだが…  「ええ、できればお話したいこともありますし……二人で」  話したいことというのがなんとなく気になった  「…ご迷惑でなければ」  というか……これはチャンスかもしれない  いや、けして彼女と二人っきりになれるとかそういうやましい事ではないので首の皮引っ張るのは勘弁してくださいよノアールさん  痛みをこらえ、少し引きつった笑みで綾川さんのお誘いに乗る俺  「...
  • 日記その七 隠し味はコイゴコロ?
      「なんでこうなったんだっけ?」   「ご主人様のせいでは?」   「そうだったか?」   でもな~俺が何やったらうちの台所がこんなことになるんだ?   “ドタバタドタバタドタバタ”と大騒動   「ちょっとユーナ、お醤油とってよ」   「ああ? 今、忙しいんだよ! 自分でとってくれよ」   “ドタバタドタバタドタバタ”まだまだ止まない大騒動   「手が離せないから言ってるんじゃんかぁ~!!」   「だからってアタシにいうなよ…って! アネキ!! 火! 火ぃ!!」   「え? うわぁ!! うわわわわぁぁ~!!」   “ドタバタドタバタドタバタ”   「…それにしても…何時になったら俺たちは飯にありつけるんだろうか…」   “ドタバタドタバタドタバタ”   「…なに第三者風な感想述べてるんですか。出来たとしてもそれで空腹を満たせるかどうか…」   “ドタバタドタ...
  • 第1回『初兄』会議
      「第1回! 『初デートって言っても兄さんと二人っきりなんて状況、いったいどうしたらいいの?』会議~」   “ドンドンドン”“パフパフパフ”   「え~やってまいりました『第1回 初デートって言っても兄さんと二人っきりなんて状況、いったいどうしたらいいの? 会議』、略して『初兄』会議のお時間です。司会進行は私、水無月 香憐が勤めさせていただきます~」   “パチパチパチパチ”   「この会議は…す~っ(息を吸っている)『ダメ元で言ってみたデートの約束が何だかんだあっても結局OKされてしまってその日が二週間後に迫っているにもかかわらず今更ながら言い出しっぺなのに予定外の事態に慌てふためくご様子までもが可愛らしい葉月様が私に今回の会議名そのままのご相談をなされたので緊急特別的に開催された会議』です!(この間呼吸なし)まずは会議のメンバー紹介です。一人目は今日の議題の主役であるお二人の...
  • 人物紹介
    アキース 年齢:24 性別:男 出身地:ドンドルマの西の街『オリオン』 メイン武器:大剣 防具:モノブロスシリーズ 二つ名: 猟団:『レイアの尻尾』副団長 本編主人公 ドンドルマの街で暮らす青年ハンター 母親はオリオンの街の開拓当時からの専属ハンターで町の英雄であった モンスター学者の父親と今もオリオンの街で暮らしている そんな母のもとを離れて師であるエーリナの元に13の頃から修行し16で一人前のハンターとなった 母の血を引いた生粋のサラブレットとしての実力は相当なものである 猟団『レイアの尻尾』の副団長 サクラ(チェリオストロス) 年齢:20(256) 性別:女(メス) 出身地:オリオンの北『アクアラサン火山』 メイン武器:双剣 防具:リオハートシリーズ 二つ名:『月夜のサクラ』 猟団:『レイアの尻尾』 本編ヒロイン...
  • @wiki全体から「妄想神姫:外伝・その十三(後半)」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索

ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。