男性の場合

浮気が起る原因 男性の場合



前提として

 男が浮気をする基本的な原因は大きく分けて二つです。一つは本人の異性に対する考え方が『浮気はしてもよい』という考え方の場合です。
 そしてもう一つが、他の女性に遇った時『彼女にばれなければいい』と思ってしまった場合です。

 元から一つ目のような考えかたをする男性は、浮気が男女関係へ破壊的な作用を起こす事をよく知ったならその考えを改めるかもしれません。浮気は自分が行ってもまた相手が行っても、過去に浮気をしたりされたりした経験があるなどどの場合でも、本当に愛しい人を前にした場合の疑いの余地となってしまうのです。
 少し考えて頂くと分かる事でしょう。本当に愛しい人が出来た時、自分のそうした考え方を隠し通せたとしても、相手が自分と同じ考えを同じく隠しているのでは無いか、または過去浮気の経験があるのでは無いか、というネガティブな想像の余地となってしまうのです。皆さんも試しに浮気それ自体が持つこの特徴を捉えてみて下さい。
 特には、簡単に相手が居る女性を相手にする事や、自分に相手が居ながら浮気をしてもいいと思う方にお伝えしたい部分です。


『ばれなければいい』と思ったとき

 最初に延べた通り、浮気を簡単にするような考え方と理解された場合、振られるのが自然なものです。その点はある意味当たり前の部分という事で、やはり男の浮気その本質的な部分を中心にこれからお話ししたいと思います。

 男性がお付き合いをする女性を持ちながら浮気をする場合、そして浮気は良くないと思いながらも浮気をしてしまう場合とは一体どういう事なのでしょうか。
 それが他の女性に魅力を感じた時”この人と会った事が彼女にばれなければいい”と思えてしまった時なのです。
 思考がこうした方向性を持ってしまう原因は、男性が持つ本能として子孫を多く残すよう機会があればいつでも性欲が沸くようになっているという本質的な機能に基づくものです。


男女それぞれに浮気の根本原因があるということ

 さて、この時点で男女両方の浮気の根本原因が出てきたのがお分かりになるでしょう。女性は本能から将来の不安を思い起こし、それが『寂しさ』となり浮気のきっかけとなっていきます。男性は女性を前にした時本能は性的な方向性を思考に与えますから、そこで『ばれなければいい』と思えてしまったときが浮気きっかけとなっていきます。
 もしも『寂しい』女性と本能が機会だと判断している男性が出合ったらどうなるでしょうか、当然ながらそこで浮気の可能性は非常に高くなってしまうのです。こうした想定をしてみるとその可能性の高さをよく感じられる事でしょう。

 こうした”男女関係失敗の道へと促してしまう本能の力”をいかに防いで、そして良い関係を育んでいくのか。これこそが重要な発想のポイントなのです。
 この本能による失敗を未然に防ぐものとして、文化や風習などの部分がその役割を担う部分がありました。例えば「男の甲斐性」ですとか「女は貞淑に」などの言葉に現れるものです。そうした文化の面を見直すのはとても大切なので次の章で詳しく話していきたいと思います。


男性の本能とその影響

 さて、そうした男性の持つ特徴なのですがこれを理解する際に、性欲が思考の表立つ傾向を男性は持つ事に注目してみて下さい。これは男女共にあやふやでも理解している事でしょう。普段の明確な思考の中に性的な発想が現れやすく、そうした特質の現れとして社会の中ではCMや雑誌などで象徴的な性的イメージが多く使われる事となっています。これはその男性の特質に沿う事で効果を挙げているという訳なのです。

 つまり、はっきり言ってしまうと男性には普段から性欲を向ける対象を無意識にも求める方向性が働いているのです。
 お付き合いをする相手だけを見るという方ももちろん居ます。それはどういう事かというと、本心としての愛情を向ける相手と本能的な反応を向ける相手が同じであるという事です。

 では何故そのように、付き合っている相手だけを見る男性と他の人に目を向けてしまう男性が存在しているのでしょうか。この部分にもきちんと男女工夫のポイントがあります。

 基本的に付き合う相手だけを見ているというのは、愛情を持って付き合い始めた殆どの男性がそうでしょう。軽い気持ちで付き合う人、浮気は当然という考えの人については注意して区別する必要があります。
 そうした誰でもその相手女性だけを見ていたはずが、いずれは他の女性にも目が向かいやすくなる、そうした変化に注意を向ける必要があります。
 その変化とは何か。それは付き合う事の内実が何度も繰り返され、そこから生まれる”余裕”によって始まるものです。つまり『慣れ』がそのきっかけと言えるのです。

 男性の特質として物事を論理的且つ段階的に考える思考を備えています。女性が受動性を持ち命や性に対して直感的な判断を働かせる性質を持っているのと同じように男女に現れる特徴のようなものです。
 これは古代、男性が家族を養うために狩猟や安全な住処の確保など”ゴールのある計画”を繰り返し達成する役割を担っていた事に由来するものです。

 つまりお付き合いをしている相手と過ごす事が何度か繰り返される事によって、その思考の力が働き始めてくるのです。
 これは本能のレベルから男性の役割として必要だった機能で、ある程度繰り返す事柄に関してはある程度納得をし余裕を持ち、新たな課題に自ずと目を向けていく態度が男性には必要だった事に基づくものです。

 原始的な生活をしていた人間は季節が変わる毎に、食べ物や住まう場所の課題をクリアする必要が生まれていました。それを率先して解決するのは主に男性の役割であり、一つの課題におけるプロセス、つまり一つの家を作り上げる、また食べ物が得られる場所を見つけるといった必ず解決の必要があるものを次々と達成するのが男性には求められて居たのです。目的が達成するまではその事を考えて、その次にはより生きる可能性を高めるための新たな作業へと向かっていく、そうした営みが古代の人は営んでいたと言えます。

 現代の男女関係にその性質が現れてくると、二人で過ごす時間にある程度の安定を迎えると男性の本能は、そこに余裕が出来たと捉え外の世界に強く関心が向くようになるのです。

 ここで気付いた方が居るかも知れませんが、つまりはこの時点で女性が『寂しさ』を持つ余地が生まれてくるのです。
 女性との関係が一つの安定を迎えた時、男性は外への関心を性の本質的な影響から高めていきます。そうして外へと向かっていった男性がもしも他の女性に関心を持ってしまい遠くへ行ってしまったら。原始的な状況、つまり本能が一番働く場合であったならそこに明確な将来への絶望が女性に襲い来る事になります。だから女性の寂しさにはこうした根源的な恐怖が根付き、男性が浮気をした場合にはその相手女性への怒りを覚えるのです。もちろん男性に対する怒りも生まれますが、本能の判断としては”自分の生存する将来に必要な男性を奪った”という答えをはじき出すのです。
 この部分の説明により、男女お互いの浮気における本性本能の関わり合い方がご理解頂けたと思います。


『ばれなければいい』の思考

 ここで先程挙げた男性の浮気するきっかけ、”他の女性に関心を持ちながらばれないと思った時”この”ばれない”について少し詳しく説明をします。

 もしも浮気が愛する相手へと発覚したら、これは単純な話として自分への信頼や愛情を失い関係が崩れ去る恐れが生まれるものです。それが”恐ろしい”のです。
 しかし本能としては反対の事を自分に勧めて来ます。自分の子孫を多く残しなさいと命令が続く事になります。しかしそれがばれたら愛する相手との関係は終わってしまいます。
 この板挟みの問題を解決する方程式が”ばれなければ(ばれないと思えれば)いい”という思考なのです。

 女性が男性の嫌いな面としてよく挙げられる部分でもあります。「好きだと言ってくれたのにどうして他の人に目が行くの?」きっと数多く扱われてきた言葉でしょう、その言葉が発せられる経緯にはこうしたプロセスがあったのです。

 もちろんこれを浮気を肯定する理由とも取れかねませんが、そこは注意して下さい。根本の目的としてはお互いの性という要素、その本質本性を理解しそしてお互いの努力と工夫を重ねて良い関係を作り上げるという事に集約されるのです。
 それを意識する事により、浮気を肯定する結論はいつも間違いであるという事に気づけるでしょう。


浮気を防いでいる男性は何をしている?

 そして他の女性へ目を向けず付き合う女性だけを向いている男性も、確実に存在するものです。他の女性へ目を向けてしまう男性と具体的に何が違うのでしょうか。

 それは一言で言ってしまうと『我慢』です。しかしそれはただ苦痛を耐えるといった理不尽さを持つ我慢とは違います。愛する相手にだけその思いを向けるという『我慢』です。 ある種の禁欲であり、その方向性のコントロールと捉えていただけるといいでしょう。また性欲が少ない人の場合はまた少し異なる話となります。そうした性欲の少ない場合、相性としてはお互いが少ないという共通点が必要なのだと一般的な意見としては挙げられます。あまりに性欲が少ないという場合、それは個性ある特別な例として捉えておきます。
 体調を崩し、体が弱いから性欲が少ないという場合は明らかに改善すべき課題です。もしも長く性欲が沸かないのなら、それは女性が不安を起こす要素となってしまいます。それは一つの解決すべき課題だと言えます。もちろんそれでもよいという女性も居ます。そうした相手の特質に沿った結びつきは良い縁でありそこに助け合いがあるなら、それはとても素晴らしいものと言えるでしょう。
 ただ基本的なものとして、男性は体を鍛え運動を日常の中に取り入れる事が大切です。それは男性的な魅力にもつながり、相手の方の好意を高める要素にもなります。
 また男性の大切な要素である社会の中での活動にもよい効果を生み出すものです。
 そうした改善方法については男女それぞれについて、後に章を立てて説明をしていきます。


この章のまとめ

 つまり男性は、男女関係が一つの安定を迎えるとそこに心の余裕が生まれ、その中に他の女性に対する関心を起こす余地が生まれてきます。その際にある種の禁欲『我慢』が大切になってきます。端的には、自然に生まれる欲求を付き合う相手へ向けるよう心がけるのが、男性の側からする男性の浮気を防ぐ方法なのだと言えます。

 この件についてはもう少し捕捉する必要があります。これには女性の協力が必要になります。
 単純な話として、付き合い始めてから魅力を保つ事への関心を失った女性に関心を向け続けるべきというのは、適切な努力と言えるでしょうか。もしも無理強いをするような努力であったなら、それは片一方だけが努力を強いられる苦しむ関係というものになってしまいます。
 浮気は防ぐべきものとは男女共に言うことが出来ます。改めて意識して欲しいのは、
男性の浮気予防の努力は女性の協力が必要になってくるという事です。つまり付き合った後も女性の魅力を磨く事は男性の浮気予防に大切な事なのです。

 「女は女を磨くのが大変」こういった意味合いの言葉をテレビや本などで目にした事のある男性は多いでしょう。そこに”女性の役割”というのがあるのだなと思ってもらえたら、この補足説明は成功した事になります。

 お互いが協力をし、女性は寂しさを上手く対処し、男性は他の女性への関心を我慢する。そして二人で会えた時に相手と思いを交わし合うこの時に、男女関係をより良くしようとする工夫の成果が現れてくるのです。




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最終更新:2008年06月02日 07:55
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