「真紅とチョーク」(2006/03/15 (水) 14:16:08) の最新版変更点
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真「このhadは過去完了の~」
いつものように英語の授業を進める真紅。
ふと、教室を見渡すと寝ている生徒がいた。真紅はため息をつく。
寝ていたのはI。しかし、彼は本当に寝ていたわけではなかった。
最近、生徒の間で先生のチョーク投げが話題になっていた。
百発百中の蒼星石先生、男子に大人気水銀燈先生、殺人チョーク雪華綺晶先生など
それはもう話題沸騰、校内誌まで作られるほどだ。
そして、真紅のチョーク投げを調べるためにクラスを代表してIが
寝たふりをしているのだ。
Iに気づいた真紅、はたしてどんなチョーク投げが来るのか
クラス中がwktkしていた。
しかし、真紅はクラスの期待とは裏腹にカツカツとIに近づく、
そして教科書の角でIの頭をたたく。
真「I君、起きるのだわ」
そういわれたIは起きるフリをした。
I「あ、すいません・・・真紅先生はチョーク投げないんですか?」
クラス中が気になっていることをIが尋ねる。すると、
真「チョークを投げたら手が汚れてしまうのだわ」
クラス中が、は?いつも使ってるじゃんと思いつつ
黒板の方に向かう真紅を見ていた。黒板の前に戻った真紅が
チョークを手にしたとき、クラス中がはっとした。
真紅が手にしたチョークにはチョークホルダーとでも言うのだろうか、
手が汚れないようにするカバーのようなものが付いていた。
なんで気が付かなかったんだと思いつつ、クラスがため息をついた。
真「?」
何のため息かわからなかったが真紅はかまわず授業を続けたとさ。
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