重要な単語や地名、よく出てくる用語などを追加してください。
誰がどう絡んでいるのかも書いたらいいかもしれません。
項目は小見出しで統一してください。
あ行
アブラハム（あぶらはむ）
アブラハムは『ヤハウェ』の鍵を握るものとされ、長らくヤハウェとの詳しい関連性は不明のままであったが、
後にヤハウェと呼ばれる内なる存在を秘めた先天性異能者を指すということが判明した。
（『ヤハウェ』参照）
ただし、当初アブラハムと言われていた
桐北 修貴は、後天的に異能力に覚醒した異能者であった。
戦場ヶ原が住むアパート（いくさばがはらがすむあぱーと）
『池上邸』から徒歩でおよそ一時間かかる距離にある安アパートのこと。
池上がバイトしているコンビニ（いけがみがばいとしているこんびに）
池上邸（いけがみてい）
池上 燐介が一人で住んでいる二階建ての家。
庭が広くガレージには二台の高級車が停まっている。近所にバイト先のコンビニがある。
唯能高校（いのうこうこう）
異能力（いのうりょく）
通常の生命体には備わっていない特殊な力（超能力）のこと。
作中ではもっぱら異能力と呼ばれ、異能力を持つ人間を異能者、動物を異能獣と呼称していた。
先天性異能者がいれば後天性異能者がいるなど、異能力に覚醒する時期は人それぞれだが、
その点について
戦場ヶ原 天は「異能者は機関によって作り出されていると聞く。
ある者は特殊波動で覚醒、ある者は受胎時に刷り込まれ、またある者は改造手術で」と説明している。
エッグランド（えっぐらんど）
10年前に閉鎖された遊園地。
土地の権利問題のトラブルから施設の解体もされておらず、今では有名な心霊スポットになっている。
炎魔（えんま）
鎌倉時代の暴君であり、人類最初の異能者、『火焔魔神（ダークサイド）』の二つ名を持つ「湯瀬政康」のこと。
『太陽を支配する能力』を持つ最凶の異能者だが、彼について判っていることはそれだけである。
鎌倉時代のヤハウェ「石田彦三郎直政」に倒され封印されたが、
城栄 金剛によって肉体を復元された。
炎魔金剛（えんまこんごう）
城栄 金剛と炎魔が融合した生命体。
人格は金剛で異能力は炎魔。究極（不滅）の肉体を求め、太陽エネルギーを吸収して進化する。
その強さは形態を変えるごとに増し、ビルを一瞬の内に溶解させてしまう熱線に加え、
瞬時に傷を修復してしまうほどの自己再生能力を有す。
ヤハウェである
煌神 リンをもってして「私達のパワーを遥かに上回る」といわせしめた。
進化を繰り返し続けたことで最後は念願の進化の究極を遂げるが、
そのせいで皮肉にも不滅ではなく自滅の力を手に入れてしまい、自ら生命活動を停止させて消滅した。
大室医師（おおむろいし）
五年前、
夜叉浪 稔次との闘いで瀕死の重傷を負った
池上 燐介を治療した医者。
池上の数少ない古い知人の一人。
口は悪いが自分の休憩時間を削ってまで患者を救うところをみると案外根は良いのかもしれない。
鬼の紋章（おにのもんしょう）
新生局地殲滅特化型特殊作戦部隊に所属している全ての者の両手の甲のどちらかに施されている紋章。
戦闘ランクがSの時で尚且つ紋章が無ければ対処しづらい相手などの場合に初めて使用が許可されている。
この紋章を発動することにより、身体能力の強化や異能力の強化、他にも様々な強化を行うことができるが
これは隊員によってまったく違い、共通しているのは獣としての本能を引き出し、
余計な感情を極力抑えることによって自らを完全な殺人兵器にすることである。
これはかつての虐殺部隊隊長、鬼神の山田権六をイメージして作られたものである。そのため紋章の形も鬼である。
尚、実験過程で廃人となる者が続出したため、長時間の使用は禁じられている。
か行
河川敷（かせんしき）
貳名市を南北に両断する大木南（おおきな）川の河川敷。
地元の中高生の登下校路になっているため、夕方から夜にかけては不良学生がよく出没する。
機関（きかん）
総合商社や慈善団体、暗殺集団などいろいろな側面を持ち、当初は
戦場ヶ原 天から「カノッサ機関」と呼ばれていた。
国崎 シロウが「この世界を征服してる超巨大組織」と言ったように、実際に世界中に支部が存在し多数の異能者を抱えている。
機関の構成員は番号（No.）で序列があらわされ、その内の『一桁番号』は特別な幹部として各地を総括している。
（『番号／No.』参照）
人工異能者の増産など貳名市を中心に様々に暗躍し、『炎魔』復活のために街中を巻き込む『バトルロワイヤル』をも引き起こした。
しかし、一桁番号の幹部同士での対立などもあって足並みが揃わず、ついには構成員のほとんどを失って崩壊した。
（『世襲幹部』参照）
鬼頭燕雀（きとうえんじゃく）
今回のこの『バトルロワイヤル』のメール出した本人。
長束家の息が掛かっており、当初三日間だった期間が一週間に伸びたのもそのおかげ。
ただ
長束 誠一郎は他の長束家の者も含めて、使えないという意味で信用していない。
『掟(トリプルバインド）』の二つ名を持つ異能者だが、
一度しか登場していないため、機関崩壊後も生存しているかどうかは一切不明である。
虐殺部隊（ぎゃくさつぶたい）
正式名称は『局地殲滅特化型特殊作戦部隊』。
『虐殺部隊』、『ジェノサイドフォース』、『鬼ども』―――
呼び名はそれぞれあれど、それらは飽くまでも機関構成員の間で使われる俗称に過ぎない。
機関のサードナンバーの中の、特に血の気の多い人格を持つ異能者に薬物投与を施すことで、
人為的に常時コンバット・ハイ状態を維持させられた者たちによって構成された、機関の特殊部隊中で最も危険な部隊である。
三年前までは
戦場ヶ原 天が隊長を務めていたが、突如仲間を連れて機関から去っていった。
（『離反事件』参照）
機連送（きれんそう）
正式名称は『機関連絡用特殊電波送信機』。
形状は基本的に携帯に似ている。だが完璧に偽装するため携帯型にしているものも居る。
上は一桁番号、下は末端構成員まで所持している機関構成員の必需品。
構成員が機関の各部署や、個人と話すのに使用している。
モデルやカラーリングも多種多様のようだ。
国崎薬局（くにさきやっきょく）
国崎 シロウが経営する市内の薬局。
『薬局組』が入り浸るようになってからは機関との戦闘に巻き込まれたりするようになり、
店にもかなりの損害が出ているはずだが、それについて国崎がコメントすることはなかった。
（『薬局組』参照）
恋島が入ったコンビニ（こいじまがはいったこんびに）
恋島 達哉がパンと牛乳を買ったコンビニ。近くに『宗方総合探偵事務所』がある。
公園（こうえん）
工場地帯（こうじょうちたい）
市内の北に位置する工場地区。
鳳旋 希一が居候していた工場もこの地区に入る。
さ行
シスター・アンジェラ（しすたー あんじぇら）
アンジェラ・エインズワースと言われる故人。
ヤハウェの存在を機関に知らしめた時空間を支配する魔女。
本当の意味での最初のケースである。
長束 誠一郎とも接触がある模様。
下のデータは機関の『モノリス』に記載してあるもの。
『氏名：アンジェラ・エインズワース
性別：女
人種：白人
身長／体重：154.6/40
異能力：万物の事情・現象を操作可能
ＹＨＶＨ（ヤハウェ）：あり（覚醒済）
状態：死亡
死因：急性的な心肺停止
関連人物項目：レオーネ・ロンバルディーニ』
シナゴーグ（しなごーぐ）
貳名市内に点在する機関の『会堂』。
機関の重役たちの会食や会合の場として使われるほか、上位兵士の詰め所としても使われる。
そのほとんどが普通の建造物に偽装して建てられているため、基本、位置特定は困難である。
私立聖エレミア女学院（しりつせんとえれみあじょがくいん）
県内有数の進学率を誇る女子校でミッション系お嬢様学校ということで近県にも有名である。
また、一部のマニアには「エレミアに外れなし」と呼ばれるほど美少女揃いだと言われている。
新生局地殲滅特化型特殊作戦部隊（しんせいきょくちせんめつとっかがたとくしゅさくせんぶたい）
戦場ヶ原 天がかつて隊長を務めていた『虐殺部隊』の新たな形。
離反事件によって構成員の多数が抜け出したため、新たに金剛によって再編成された部隊。
機関のサードナンバーを主構成員として投入し、幹部にはセカンドナンバーを数人配置。
より確実に…より正確に…より残酷に相手を抹殺するという金剛の合理的主義に適った部隊である。
戦闘力、撲滅力、統率力はかつての虐殺部隊を圧倒的に凌駕する。
主な兵装はフルフェースに黒いボディスーツで胸には朱い髑髏を象った紋章。
そして各々の武器（拳銃、刀、剣、マシンガン、ライフル、バズーカ、異能力等）である。
新生虐殺部隊員には両手のどちらかの甲に鬼の紋章が刻んである。
現在、部隊は隊長の
スティクス・ガノスビッチを初め多くが死亡しており、複数の幹部だけが残っている。
新・天之尾羽張（しん てんのおはばり）
折れた
籐堂院 瑞穂の愛刀を、
籐堂院 神が異能力によって蘇らせたもの。
瑞穂曰く「以前にも増して刀が活き活きとしたような、そんな感じ」らしい。
実際、強度と切れ味に関しては、以前より増している。
スーパー唯能（すーぱーいのう）
唯能高校から歩いて数分の場所にある中型スーパーマーケット。
珍しく24時間営業で、周囲に公共施設が多く、朝晩問わず多くの買い物客が訪れる。
タイムサービスではあらゆる商品全てが大幅に値下げされ、
普段は在りつけないステーキ肉などもたった100円で買えてしまうという。
世襲幹部（せしゅうかんぶ）
世襲幹部は代々機関に貢献している
五家（ライマース家、長束家、外道院家、ゴールドウェル家、ポポフスキー家）を表す。
城栄 金剛や
レオーネなどの非世襲幹部とは対立関係にあり、
機関から離脱した
長束 誠一郎が
池上 燐介ら反機関側の異能者達に対し、
機密である『会堂』（シナゴーグ）の場所を教え、炎魔復活阻止を託すほどであった。
組織構成（そしきこうせい）
機関内部では幾つかの役割に特化した課や部隊、部門が存在している。
作中に登場したのは以下の通りである。
研究部門【異能者や異能力の研究、開発を行う部門】
暗殺部門【機関に邪魔な存在を暗殺する部門】
粛清部門【機関の裏切り者、離反者を粛清する部門】
虐殺部隊【上項目で説明しているため省略】
諜報部隊【諜報活動やスパイ、情報収集や分析を行う部隊】
抹消部隊【機関や異能の証拠などを抹消し表の世界から隠す部隊】
た行
高山が住むアパート（たかやまがすむあぱーと）
学生向けの安アパート。
その二階の一室に高山の部屋があるが、ガスマスクをつけた強化戦闘員の攻撃で吹っ飛んでしまった。
凍気（とうき）
主に氷使いの異能者が発する冷たい気（エネルギー）のこと。
冷気と同義であるが、「冷気では所詮
冷たいと感じる程度のもの。
凍りつく気と表現した方が適当」
と考えた
池上 燐介がこの呼び方を多用していた。
図書館（としょかん）
『国崎薬局』から片道およそ二十分の距離にある平凡な市立図書館。
一度
池上 燐介と
籐堂院 瑞穂が炎魔の手掛かりを調べに来ている。
籐堂院が住むマンション（とうどういんがすむまんしょん）
オートロック式で防犯機能が充実した中流階層以上向けのマンション。
その一階の一室に
籐堂院 瑞穂が住んでいる。ちなみに借りたのは
籐堂院 神。
トルマリン（とるまりん）
桐北 修貴が塚原 ひかるから貰った石。石言葉は「希望」らしい。
桐北の異能力を安定させる効果があり、桐北は石の力を借りて『神撃（トールハンマー）』を習得した。
パンドラとの闘いで桐北の成長を認めた石は自ら役目を終えたことを悟り砕け散った。
な行
ナガツカインテリジェンス本社ビル（ながつかいんてりじぇんすほんしゃびる）
貳名市の真ん中に位置し、街を一望できる50階建てのオフィスビル。
中にはナガツカインテリジェンスグループの企業84社が入っており、最上階には社長室がある。
しかし社長
城栄 金剛はめったに社長室にはいない。
『炎魔金剛』の熱線によりビルは丸ごと消滅してしまった。
は行
廃校（はいこう）
貳名市の山間部に位置する木造建築の小学校を指す。
正式名称は貳名第一小学校で、生徒数の著しい減少から数年前に同市内にある
貳名第二小学校（現・貳名小学校）と統合し、廃校となった。
建物は現在も取り壊されることなく、近くの山にある防空壕跡と共に放置されている。
廃工場（はいこうじょう）
番号／No.（ばんごう／なんばー）
機関内の構成員の序列を表す。
一桁番号（ファーストナンバー）は特別な幹部であり、強力な権限を持つ。
また何かしらの事情により変わったナンバーを持つ者も居る。
～～～～一桁番号（ファーストナンバー）～～～～
No.01→
城栄 金剛（異能力者）（研究部門総轄）（死亡）
No.02→
ツバサ＝ライマース（世襲幹部･異能力者）（欧州地区総轄）（行方不明）
No.03→長束誠一郎の叔母（世襲幹部･非異能力者）（父の妹）（元
長束 誠一郎のポジション）
No.04→北村幽玄（異能力者）（暗殺部門総轄）（死亡）
No.05→外道院柚鬼（世襲幹部･異能力者）（粛清部門総括）（死亡）
No.06→
レオーネ（異能力者）（アフリカ大陸統轄）
No.07→
ゴールドウェル（世襲幹部･異能力者）（中東地区総轄）（死亡）
No.08→
夜叉浪 稔次（異能力者）（オーストラリア大陸総轄）（死亡）
No.09→未登場（非異能力者）（北米大陸総轄及び南米大陸総轄)
～～～～二桁番号（セカンドナンバー）～～～～
No.10→吉東龍（非異能力者）（死亡）
No.11→
カテリーナ・ポポフスキー（世襲幹部･異能力者）（一桁番号と同等の権限を持つ）（死亡）
No.12→重松（非異能力者）（死亡）
No.13→オマエ（極東地区総轄）（特殊実験部所長）（死亡）
No.14→南条（非異能力者）（死亡）
No.15→ケルベロス（異能獣）（死亡）
No.16→
スティクス・ガノスビッチ（異能力者）（虐殺部隊隊長）（死亡）
No.17→
衣田（異能力者）（死亡）
No.18→
梶原 琢磨（異能力者）（死亡）
No.19→岩城（異能力者）（死亡）
No.20→
姫野 与一（異能力者）（離反）
No.21→クラコフ（異能力者）（ポポフスキーの部下）（死亡）
No.22→香坂織重（異能力者）
No.23→キメラ（異能力者）（死亡）
No.24→セルゲイ・ロルトニクス（異能力者）（死亡）
No.25→
銀水苑 統治（異能力者）（抹消部隊隊長）
No.26～29→（異能力者）（死亡）
No.30→
黒神 雪那（異能力者）
No.31→天道潤一（異能力者）（死亡）
No.34→ロルト・F・フォルトニック（異能力者）
No.36→
東雲 来蓬斎（異能力者）（死亡）
No.39→前神（異能力者）（死亡）
No.40～50→（異能力者）（死亡）
No.55→
ロウェル・ブラッドフォックス（ハウンドドッグ隊長）
No.58→静樹彩名（異能力者）（死亡）
No.60～76→（異能力者）（死亡）
No.77→
折川 雅司（異能力者）（死亡）
No.78～98→（異能力者）（死亡）
No.99→九十九次無
～～～～三桁番号（サードナンバー）～～～～
No.100→山田 権六（異能力者）（離反→後の
戦場ヶ原 天）
No.101→善養寺せつな（異能力者）
No.102→名前不明（異能力者）（死亡）
No.117→
猿飛 栄吉（異能力者）（死亡）
No.169→エージェント（異能力者）（死亡）
No.438→
伊賀 響（暗殺部隊）
サードナンバー内より200名→虐殺部隊（全滅）
～～～～忘却数字（ロストナンバー）～～～～
N.T.D.E→
小村 禅夜（死亡）
H.E.R.N→
ルージュ（死亡）
L.R.L.N→
ランバージャック（死亡）
F.P.M.N→
ジャッジメント（死亡）
P.N.D.R→
パンドラ（死亡）
～～～～番号不明～～～～
永瀬 翠、鬼頭燕雀（生死不明）、
曾壁（死亡）、オズワルド（死亡）、クローディア（死亡）、水口 理世（死亡）
なお、北村幽玄・カテリーナ・オマエ・No.26～29・No.40～50・ジャッジメント・パンドラは、
記述こそないものの最後の薬局戦に参加しており、そこで死亡しているという設定である。
また、薬局戦にて機関を離反したツバサは、戦闘後に行方不明となっている。
美府温泉（びっぷおんせん）
貳名市西区に位置するスーパー銭湯。
入館料500円で多彩な風呂、岩盤浴、食事に休憩、宿泊もできるという超絶サービス第一主義な良店。
風呂の種類はジャグジー、ジェットバス、檜風呂、露天風呂、釜風呂、電気風呂、etc…など、とても豪華。
そのほかにも擦り傷切り傷に効く不思議な薬湯も揃えており、店長は異能者なんじゃないかという都市伝説まである。
こんなに豪華でたったの500円。皆さんも一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
病院（びょういん）
貳名市内にある大きな病院。正式名称は不明。
病院には機関傘下のものも存在するが、そこと同一のものであるかどうかは定かではない。
貳名駅（ふたつなえき）
貳名市内にある唯一の鉄道駅で、唯能東西線と南武貳名線の電車が止まる。
貳名市近辺に高等学校はほとんど存在しない為か、朝と夕の利用客の半分は唯能高校に通う学生が占める。
ただし、市内には海があるということもあって、夏は多くの観光客にも利用されている。
『炎魔金剛』の熱線によって消失してしまった。
貳名市（ふたつなし）
海に面した日本の何処かに位置するごく平凡な街。
世界的巨大企業『ナガツカインテリジェンス』の本社ビルがあり、経済状況もそこそこだが街の郊外には廃墟が目立つ。
『炎魔金剛』の攻撃により大災害といわれるほどの甚大な被害を負い、今後は復興作業に追われることと思われる。
貳名水上公園（ふたつなすいじょうこうえん）
貳名市内の都心部に位置しながら大きな池と多くの緑に囲まれた水上公園。
釣りやデートに利用する客も多く、平日でもボートの利用者は絶えることがない。
フタツナスカイホテル（ふたつなすかいほてる）
貳名市で最高級のホテル。
機関の息も掛かっておらず、だいぶ人気があるよう。
料理もうまいらしい。
貳名製薬（ふたつなせいやく）
貳名市の街中に30階立ての本社ビルを構えるナガツカインテリジェンスグループの傘下企業の一つ。
一般用医薬品の開発、製造、販売を行っているが、裏では機関の命を受けて異能力研究を行っている。
ビルの30階部分は会社社長である重松の自爆によって消し飛んでしまった。
貳名中央商店街（ふたつなちゅうおうしょうてんがい）
駅や病院、役所や図書館といった主要施設のどれからも近い位置に存在し、
食料品や日用雑貨、多くの専門製品を扱っている商店街。
昼や夕方の時間帯は多くの人で賑わいを見せる。
ま行
宗方総合探偵事務所（むなかたそうごうたんていじむしょ）
浮気調査・融資先の信用調査・人探し・示談交渉・等の請負を行っている
宗方 零の事務所のこと。
内装は古びており、古ぼけたデスクの上に一世代前の中古PCと電話機とファクシミリがある。
事務所に押し入ったチンピラ曰く「きたねえ事務所だな」。
メタトロン（めたとろん）
異能者から摘出される異能力の源となるエネルギー。
冷気や炎や黒球なども、メタトロンを能力に準じて攻撃的なエネルギーに変換したものである。
城栄 金剛はこれを使い、『炎魔』を復活させようと目論んでいた。
モノリス（ものりす）
ナガツカインテリジェンス本社ビル地下13階にあるメインサーバールームにある機関の心臓。
『石版』のような形で、全長約4メートル。天井や壁から無数のコードが繋がれており、真っ黒のボディに緑色のランプが小さく瞬いている。
60eb（エクサバイト）の記憶・演算可能容量を持つ世界でも有数のシステムサーバであり、機関のデータ全てが収められている。
や
薬局組（やっきょくぐみ）
ヤハウェ（やはうぇ）
塚原 ひかる曰く「ヤハウェは組織の名…ヤハウェは計画の名…そしてヤハウェは在る者の名…」。
城栄 金剛曰く「世界の守護者」。
内にヤハウェと呼ばれる特殊な存在を秘め、多くはそれが別の人格として現れる、所謂二重人格症状を持つ異能者。
かつて『炎魔』を封じたとされた存在であり、通常の異能者とは比較にならない程の莫大な量のメタトロンを内在している。
作中では塚原や金剛をはじめ、
桐北 修貴、
煌神 リンがヤハウェに覚醒しており、
廻間 統時、
恋島 達哉が覚醒の可能性を臭わせていた。
なお、
レオーネが塚原に対し「もうヤハウェを持ってはいない」とかつてヤハウェであったことを述べている。
ヤハウェの三天使（やはうぇのさんてんし）
塚原 ひかる、
長束 誠一郎がこれを名乗っている。
もう一人のメンバーは不明。意味も全く不明。
ただ、機関はこの三人を狙っており、実際に塚原が
レオーネに連れ去られた。
ら行
離反事件（りはんじけん）
三年前に
戦場ヶ原 天が虐殺部隊の同僚を連れて、機関から去っていった事件。
猿飛 栄吉の情報撹乱もあって、成功した。
離反者達の追撃作戦の指揮官をしていた
小村 禅夜は作戦失敗により一桁番号から失脚した。
レジスタンス『殲滅結社』（れじすたんす『ふぁんだめんたるでりーと』）
機関を殲滅する為に設立された秘密組織の一つ。平たく言えば機関の裏切り者集団。
組織に入る条件は基本的に次の項目に当てはまる者とする。
- 機関の構成員として認められていた異能者
- 認められない理由で機関を抜けている事
- 機関の構成員を故意に殺し、その事が機関に知られている事
これらの条件に当てはまる事で機関と確実に敵対する事となり、二重スパイの疑いも晴れる。
ついでに機関を裏切っていながら生きている実力を認められ能力的にも合格とされる。
アルトのように機関に抵抗する運動を取っていた経緯があっても、その機関に入れてもらえる。
そういうケースを起こさない為に、裏切り者は殺す方針である元機関所属という条件を課した。
なお
籐堂院 神がその条件に当てはまりながら機関に復帰してる情報も得ているが、
一度死亡してる事で別物の存在として扱われている。
最後は
国崎 シロウら薬局組と共闘し、機関側の攻撃を退けている。
忘却数字（ろすとなんばー）
城栄金剛がNo.1になる前から炎魔復活の餌として、ただの異能者強化から派生した研究によって生まれた改造異能者。
異能力者強化の研究の被験者から素質ある者を選抜し、大量のメタトロンを注入してキャパシティを増やす事によって生み出される。
しかし大量のメタトロンに耐えられず廃人と化す者も多い。
一般異能者、アブラハムからもメタトロンは摘出しているがより多くのアブラハムを望むことから作られたいわば「擬似アブラハム」。
忘却数字は大量の人員、予算を必要とするため小数。しかも存在を知っているのはレオーネ、一部の側近、一部の研究者ぐらいである。
メタトロンのキャパシティを増やしたことによって異能、精神ともにセカンドナンバーを軽く陵駕するが精神不安定であったり、
なにかの属性に弱いという欠点を忘却数字の誰もが持っている。
ちなみに忘却数字のNo.は本人についての事を英語で表したときの頭文字をとった、研究中の型番。
YH-○○○○は、忘却数字たちはただの異能力者強化の被験者なのでそのときの型番。
数字、アルファベット以外の名前はコードネーム。（ただルージュは元々勝手に名乗ってるのがコードネームになった）
最終更新：2010年09月08日 22:59
