橋天東志演義213年赤壁の戦い 第6話

橋天東地演義
213年 赤壁の戦い第6話

長江の霧の中、

呉軍は曹操の大船団に突撃した。

颯爽と近づいては

間近で曹操の船団の速度に合わせ

呉軍は曹操の船団に乗り込んだ。


先鋒の甘寧、呂蒙、徐盛、董襲、蒋欽、凌統、陳武らは

次々と船主を討ち取った。

船主を無くした船はゴツゴツとお互いをぶつけあった。


しかし、曹操の船団は奇襲されている事には気付かないでいた。


橋天東地も亞斗李の先導により、

敵の船に近づいて乗り込んだ。

 

木津千里は敵の視界に入らず、いきなり忍殺を決めた。

PUNKERはしびれ団子を置き、拾って食べてしびれている魏兵を忍殺。

Mebiusは見つかりかけたが、狸の声真似をして難を逃れた。

亞斗李は目薬の木眼鏡で霧の中で皆を先導しつつ、

吹き矢で魏兵を倒していった。

トッティはちょっと嘔吐してしまい、敵に見つかりかけたが

魏兵はちょっとシャス(ゲロ)を拾って食べようとした所を

トッティに斬られた。しかし、これは忍殺としてカウントされなかった。

こっそりひっそりちょっこりと敵に見つからないように

船団を滅亡させようとした橋天東地だったが

堂々と敵の船の真ん中をI'llは歩いて行った。

すぐさま魏兵に見つかった。

魏兵「何者だ!」

I'll「我は孫呉が同胞(はらから)橋天東地、I'llである」

PUNKER「ば!バカが!」

木津千里「・・・・」

Mebius「い、今までの苦労は・・・」

蔡和「アイルだと?こんな小者知らぬは!俺が刀を抜いて、振りかざして
ズバっとお前を斬って、血がいっぱい出て動けなくなり
息も止まり、つまり、死ね!」

蔡和はアイルの左肩を斬りつけた。

I'll「ふん子供だましが」

蔡和の刀は空を切ったその刹那、I'llの刀が蔡和の首を飛ばした。

蔡和「こ、こいつ並じゃない・・・ぐぼっ」

蔡和は首だけになったが、少し声を発した後、絶命した。

蔡中「おのれぇぇぇぇ!!」

蔡中はI'llに三段突きをした。

蔡中の槍がI'llを襲う

蔡中「オラ!オラ!オラ!」

I'll「ムダ!ムダ!ムダ!」

蔡中「なにぃ!」

蔡中はキャプテン翼のうらべ君と同じような声を出した。


I'llは蔡中の槍をつかみ、片手で引き寄せて

蔡中の股間から喉元までを斬った。

蔡中は体がパックリと割れ、昨日食べた

つちのこの酢漬けがドクドクと斬られた腹から出た。

書いている私、裸体虫も気持ち悪くなった。

PUNKER「なんじゃぁこりゃぁぁ!これがアイルかよ」

木津千里「別人みたいね」

Mebius「トッティ、見るんじゃねーぞ」

TOTTHI「シャ、シャァ シャ」

亞斗李「さぁ、船主は倒しました次の船へ行きますよ」

I'll「あぁ孫仁様」

その辺りから魏軍も敵襲に気付き始め、臨戦態勢を取った。

ブォォォー ジャーン ジャーンと

敵の笛と銅鑼(どら)が鳴る。

亞斗李「見つかりましたか」

I'll「ゆくぞ」

張允「着たか呉の蛮族ども!」

蔡瑁「なんだこいつすごいプレッシャーだ、只者じゃないぞ張允!」

ギャリン!ガキン!と金属と金属がぶつかり合う

張允「よくもまぁノコノコと、恐れる心がないのかい」

蔡瑁「気をつけろ、そいつ並じゃないぞ」

張允「やれ!」

張允の掛け声で四方から匕首(あいくち)がI'llに飛ぶ。

I'll「ふん ふん ふん ふん 」

PUNKER「ふんふんディフェンスか!」

張允「バカな!こいつ並じゃない!」

張允と蔡瑁はジリジリ引いていく。

I'llは追おうともしないで次の船へ進んでいく。

魏兵「ひぃぃバケものだ! ぎゃぁ!」

I'llはバタバタと敵を倒していく。

亞斗李「アイルさん、一人でつっこまないで!」

亞斗李の声は届かずI'llは曹操の船団の中心部へ向かった。

I'll「このまま一気に突っ込むか、いや、曹操の大軍を少しでも削っておくか」

I'llは堂々と敵が来るのを待ち受けていた。

しかし、I'llの覇気に敵兵は近づいてこず距離を取っていた。

蔡瑁は正面から攻めてはダメだと

I'llの死角からじりじり近寄っていった。

蔡瑁「やれ!」

ふんどう鎖鎌がI'llに飛んだ。

I'll「ん?」

蔡瑁「はははは、ぬかったなアイル!」

張允「とどめを刺せ!」

蔡瑁「今楽にしてやる」

鎖鎌がI'llめがけて飛んだ。

左右の両手をふんどうで縛られて動けないI'llだったが

I'll「ハァァァァァ!」
 

鎖鎌が弾き飛ばされた。

張允「鎖鎌を弾いた?な、なんだ何をしたのだアイル!」

蔡瑁「ば、ばかな、や、やれ!」

I'll「ふはははははは」

蔡瑁「何を!」

I'll「私はやられぬぞ、このアイル、己の肉が骨から削ぎ取れるまで戦う!」
 

蔡瑁「うぉう、離れろ張允!」



I'll「孫仁様ばんざーい!!!」

 

張允「何の光!」
 

PUNKER「アイルー!」

 

Mebius「チッ」

Mebiusは隙を見せた張允を斬った。

木津千里も蔡瑁を斬った。

PUNKER「おい、アイル!」

木津千里「チッ・・アイル、出て行った時の勢い、見せかけだったのか」



I'll「あ・・・」

I'llの胸にあった孫仁からもらった薔薇が粉々に破損した。

その瞬間、プッツンと音がした。



ざわっ!




I'll「へへへ、へへへ、へっへっへっ お化けの世界はな~

へへへ、へへへ、へっへっへっ あるさお前の家の側~」


木津千里「・・・・壊れたね」

Mebius「・・・橋天は俺が引き継いでやるから心配するなアイル」

PUNKER「ア、アイル・・・」

TOTTHI「ア、アイルさんが・・・シャ・・・シャ」


I'll「だーれがころしたクックロビン~」

亞斗李「・・・・・」

PUNKER「お、おいアイル・・・・」


I'll「おそ松の~」


 


PUNKER「・・・・(おもしれーじゃねーか!)」

紫青龍「・・・ダメでごわすな」

壬生京一郎「・・・・どうするお」

亞斗李「さ、作戦は続行しています、魏の船を殲滅しましょう」

Mebius「うむ」

紫青龍「そうでごわすな、アイルさんはこの船に置いて下がらせましょう」
 

PUNKER「あぁん?何を言っている君たち、これこそこれがアイルの本性である」

壬生京一郎「おっ?」
 

PUNKER「アイルいくぞ!マイケルアンドレッティは?」

I'll「顔面ビックマック!」



紫青龍「な、なんでごわすか二人からプレッシャーが!」

壬生京一郎「あ!あれは!」

Mebius「電磁波倶楽部!?」

亞斗李「ピーナッツの夢!?」

木津千里「・・・勝手にやってて・・・」

I'll「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

PUNKER「やぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

I'llとPUNKERは次々と魏の船を破壊し始めた。

7話に続く。

 

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最終更新:2015年06月20日 12:00