エリオの娘達



ナンバーズJr.

初登場:チビディーのみ152話のラストに登場、他の4人は153話に登場

 トーレ、チンク、ノーヴェ、ウェンディ、ディードの5人とエリオの細胞を使い生み出されたクローン
 JS事件が終盤に差し掛かる頃にスカリエッティが生み出した秘密兵器

 初登場時の外見は3歳から5歳程の幼児であり、それぞれ「母親」となった者にそっくり
 ISは母親の縮小版を使う事が可能で固有武装がある子は固有武装も縮小版となっている
 一応5人全員「ナンバーズ」であり5人一緒なら一般の武装局員とタメをはるくらいの強さはある
 現在はその力は必要無いと判断され封じられており歳相応の少女の力しか持たない

 「ナンバーズJr.」という名前は生みの親であるスカリエッティがつけたもの
 しかし「リトルナンバーズ」という名称も候補にあがっており本人はどちらにしようか悩んでいた様子
 ちなみにスカリエッティが正式な「生みの親」
 ナンバーズとエリオがにゃんにゃんして生まれた訳では無いが血縁関係はある為エリオの娘として登録されている

 スカリエッティ本人は「祖父」でありたいという願望を持つ
 故に5人の孫達に「おじいちゃんと呼んでもいいんだよ?」と言うのだが「ドクター」としか呼ばれない
 ある意味では哀れなスカリエッティおじいちゃん

 5人全員にエリオの細胞が含まれており5人ともエリオが父親と認識している
 全員パパ大好き
 なお、余談だがチビトー、チビノー、チビウー、チビディーの4人は同い年の子供から見ればスタイルは良い
 胸も結構育っており走ると少し揺れる、その事をチビチーが妬んでいるがそれはまた別の話

チビトー(トーレJr.)

 トーレとエリオの細胞を元に生み出されたナンバーズJr.で長女
 常識と良識を持ち常に姉として振舞おうとする優しくも自分に厳しい女の子
 それでもパパであるエリオには甘えたいという気持ちを持っているお年頃

 使用ISは「らいどいんぱるす」、一応高速移動の魔法を使えない魔道師よりは速く動ける
 本人はあまり戦う事が好きでは無いが妹達に危険が及べばすぐさま戦う良い子

 将来の夢は「パパのお嫁さん」

チビチー(チンクJr.)

 チンクとエリオの細胞を元に生み出されたナンバーズJr.で次女
 チビトー同様姉として妹の前では必死に姉らしさを振舞おうとするが時々おやつをつまみ食いしちゃう子
 でも妹達を想う気持ちは強く時に悪ふざけをするチビウーを叱り付けたりもしている

 パパであるエリオが一緒にいると背中によじよじと上りたがる
 しかし同じく肩車が好きなチビノーがいる為パパの背中争奪戦は既に日常茶飯事

 使用ISは「らんぶるでとねいたー」、破壊力は高いが他の魔道師の攻撃魔法を見ると少し見劣りするくらい
 ちなみに固有武装の「すてぃんがー」は危なくない様に刃先が丸まっている安全仕様だから投げても安心だぞ!

 ナンバーズJr.の中でも最もスタイルが年相応、早い話がペッタン子
 本人もそれを気にしており母親であるチンクと一緒にバストアップ体操を行う姿が度々目撃されている
 そんな年で気にしなくてもいいのに…

 将来の夢は「パパのお嫁さん」

チビノー(ノーヴェJr.)

 ノーヴェとエリオの細胞を元に生み出されたナンバーズJr.で三女
 母親であるノーヴェと同じ様に素直になれないツンデレさん
 ついつい喧嘩腰になったり口が悪かったりするけどそれは寂しさから来る裏返しである
 パパ大好きでエリオに肩車をしてもらって頭にしがみ付くのが好き
 エリオが他の姉妹を構っていると服の裾をこっそりギュってして自己主張する

 使用ISは「ぶれいくらいなー」、ノーヴェと同じエアライナーを発生させる事も出来る
 だが固有武装である「じぇっとえっじ」を使いこなせていない為よく転ぶ、故にあまり使わない

 将来の夢は「パパのお嫁さん」

チビウー(ウェンディJr.)

 ウェンディとエリオの細胞を元に生み出されたナンバーズJr.で四女
 ナンバーズJr.の中で最も行動派で最も元気娘
 その行動力は大人をもうならせるくらい凄い、だが本人は純粋な好奇心から動いている
 叔父にあたるアツェレイ大好き、でもパパであるエリオはもーっと大好き

 使用ISは「えりあるれいぶ」、自分用のちっちゃい「らいでぃんぐぼーど」で空を飛んだり射撃したりする
 でもオリジナルであるウェンディのISよりも性能は劣る
 だが普通の女の子として生活する上で固有武装は必要無いと先生であるギンガに没収された
 それを勝手に持ち出し海上隔離施設を抜け出してエリオに会いに行く程アグレッシブ

 将来の夢は「パパのお嫁さん、もしダメだったらおじちゃんのお嫁さん」

チビディー(ディードJr.)

 ディードとエリオの細胞を元に生み出されたナンバーズJr.で末妹の五女
 ディードと同様非常に大人しく静かな女の子だが歳相応の無邪気さは持っている
 内気な為自己主張はあまりしないがパパであるエリオがいるとさりげなく膝の上に移動するちゃっかりちゃん
 よく母親であるディードから本を読んでもらっているがその本がR指定書籍の場合が多い
 最近は「オナニーって何?」という疑問を持っているが大人は誰も答えてくれない

 使用ISは「ついんぶれいず」、二本の小さな剣を振るい敵を斬り裂く
 戦闘能力はそれなりに高いが本人は戦う事は好まない穏便派
 なお、ディードと違い飛行能力を持っていない

 将来の夢は「パパのお嫁さん」


未来のエリオの娘達


 現在から見て未来の時代に存在するエリオ・モンディアルの娘達(一部、アツェレイ・スカリエッティの娘も含まれている)
 基本的に皆父親が同じで母親が違う異母姉妹だけどそこら辺の良識常識世間体一般道徳は気にしたらいけない、これ大事

 どの娘達も「時空転移」という技術によって現代にやってきた
 この技術には現時点で2種類存在し
 「フェリオのデバイスに組み込まれている術式で転移するミッドチルダ式」
 と
 「腕時計の様な形の装置によって転移するフロニャルド式」
 とが存在している
 前者は主に1人用(殆どがフェリオ専用)であり複数名で転移するとデメリットが多く発生する
 (転移座標のズレなど場合によっては命に関わる事も)
 一方の後者は複数名でも殆どデメリットが発生しない仕様でありミッドよりも性能が高いのが分かる

フェリオ・モンディアル

 初登場:1130話

 未来の世界から現代にやって来た少女、その正体はエリオとフェイトの娘
 外見は10歳くらいの子供で髪はショートの金髪、瞳の色は父親の青色を受け継いでいる
 初登場時に時空の彼方から現れたが身に付けていたのは腕時計型のデバイスのみで他は全裸だった
 これは時空移動の魔法を使う上で仕方がない事であり決して本人の趣味ではない

 親友であり義理の姉妹であり義理の従姉妹という奇妙な間柄のアクアと共にアツェレイの前に現れた
 その目的はエリオとアツェレイを助ける為であり未来を変える事

 また、家族と喧嘩をして家出した際に過去に時空移動してきたり
 命を狙われているエリオを助ける為に過去にやってくるなど時空移動を都合のいい移動手段的な思考で使う傾向がある
 更に言うとフェリオが時空移動を行うたびに自分(フェリオ達)の時代で記憶にない姉妹が増えている
 この事に気付いているのはフェリオとアクアの2人のみ
 他の姉妹は「最初から家族構成は変わっていない」という記憶になっているので誰も気付いていない

 異母姉妹であるユキハやレオナはフェリオにとっておっかないお姉さん
 ではあるが基本的に家族の事を大事に想い家族が大好きなのでこの2人の事も嫌いではない
 むしろフロニャルドという世界が好きなのでよく別居している姉妹達に会いに行っている

使用魔法・IS

 ・魔力変換資質・電気
  両親と同じ魔力変換資質・電気を遺伝している
  だが基本的に電気変換を高速移動などに使用するくらいで魔法は目立って使用する事はしない(下記の通りISも遺伝しているからである)
  本人は主にストライクアーツによる近接格闘をメインにISを使用してのテクニカルな攻撃を得意とする

 ・時空移動
  これは「魔法」に分類するか微妙な所だが一応「魔法」に分類する
  しかし時空転移はフェリオ達の時代でも認知された魔法ではなく半ばオリジナル
  過去のエリオの体験とその時のデータからフェリオ達が時間をかけて構築したものだからだ

  これはエリオの娘達の中でフェリオが最も魔力量が多く魔法に関しても扱いが慣れているからである
  (エリオの娘の中には魔導師としての資質を持たない者もいる為)

  ちなみに時空移動をする場合は衣服を始めとする持ち物は持ち込めない制約がある
  故に時空移動の際は全裸にならなければいけないのだ、決して本人達の趣味だから全裸になっているのではない
  唯一の例外としてフェリオが持つ腕時計型デバイスだけは持ち込める(時空移動の補助を行う為)

  この時空移動、定員は1名のみ(というかフェリオ1人だけで移動する事を前提とされた能力)
  これ以上の人数で時空転移した場合何が起こるかフェリオ自身も分かっていない
  現時点で確認されている不具合は
  ・アクアと自分、合計2人での転移:それぞれ違う場所に転移した(転移座標のズレ)
  ・姉妹3人と自分、合計4人での転移:全員同じ場所に転移したが転移場所が遥か上空高くだった(転移座標のズレ)

 ・IS
  フェリオは父親の12のISを全て受け継いでおり一応は全てのISを使いこなす事が出来ている
  ただし使用頻度の高いライドインパルスやディープダイバーといったIS以外は熟練度にばらつきがある
  これはフェリオ自身が下記の通り格闘家である為「戦闘用」のISやバックアップ中心のISは普段から使う機会がない為である
  勿論複合ISはアツェレイや限定条件下でのエリオのみの技能であるのでフェリオは使えない

使用デバイス

 ・槍型デバイス
  父親であるエリオ・モンディアルから贈られたデバイスであり待機状態は腕時計型
  これはエリオが持つストラーダとそっくりなデザインでカラーリングだけが異なっている(フェリオのは赤い槍)
  今よりも幼い頃のフェリオがエリオの持つデバイスに興味を持ち欲しがった経緯から作られたもの
  このデバイスにはフェリオにしか使えない時空移動のサポートプログラムが予め組み込まれている
  エリオが時間をかけて開発し、最終調整を行った後フェリオが流水の境地に到達した記念にフェリオに手渡された


 まだ若干10歳の子供ながらストライクアーツ有段者であり近接格闘はアインハルトやミウラと同等かそれ以上の実力を持っている
 師匠はザフィーラである事からもストライクアーツ八神家流の門下生
 ザフィーラの事を親しみを込めて「ザーさん」と呼び、ザフィーラや師範代のミウラと共に日夜訓練に明け暮れている
 八神家流の奥義とも言える流水も会得済みだが流水会得のきっかけを作ったのは父親であるエリオ

アクア・スカリエッティ

 初登場:1130話

 未来の世界から現代にやって来た少女、その正体はアツェレイとクアットロの娘
 外見は5~6歳でフェリオよりも幼い、髪型は肩くらいまである茶髪をおさげの様に結わいている
 基本的に感情の変化が少ない子であり常にポーカーフェイス(狙ってやっているのではなく天然)を崩さない

 性格は引っ込み思案でだいたいフェリオの後ろに隠れるのが定位置となっている
 その時フェリオのスカートを引っ張る癖がある為よくスカートが捲れ上がりパンツが見える現象が起きる
 また、喋り方も幼さ故か必要最低限の単語のみを簡潔に伝えているだけ

 例:「おとーさん」「ん(了解の意)」「あれ(「あっちを見て」の意)」「だいじょぶ(大丈夫)」

 ただし生まれた時から一緒に行動していたからかフェリオと一緒にいる時だけは割と感情を表に出しやすくなる
 しかしハッキリとテキパキ喋る事が苦手なのか
 それとも単に恥ずかしいからか、どもって言葉が出なくなる時もあるのでむしろ口数が少なくなっているのかもしれない
 そういった場合つい癖でフェリオのスカートを盛大に捲り上げてしまうが悪気は無い

 フェリオの事を「フーちゃん」、レオナの事を「レーちゃん」、ユキハの事を「ユーちゃん」
 という特徴的な呼び方で姉妹を呼ぶ
 ちなみにアクアの事を「アーちゃん」と呼んでいるのはフェリオだけである、決してアミタの事ではない

 何故かザフィーラの事は「ワンさん」と呼んでいるがその真意はアクアにしか分からない

使用IS

 ・グラビプレッシュ
  重力操作系のISでありアクアを中心とした限定的な範囲内の重力を自在に操作する事が可能
  特に敵に対して重力を数十倍、数百倍にする事で一気に押し潰す戦法を得意とする
  この戦法はアクア自身が殆ど動き回る必要が無い為、凄く楽という理由で多用しているだけである

  逆に重力を軽くする事、重力をゼロ(無重力)にする事も可能
  落下中に重力を軽くして落下速度を弱めるといった裏技的な使い方もある
  (ただしこの場合落下方向に何かしらのアクションをしなければ落下速度は弱まらない)

  重力を月面とほぼ同等に軽くすれば一回の跳躍でかなりの距離を進む事が出来、移動にあまり力を使わない
  アクアが2回目にミッドチルダを訪れた際はこの方法で転移場所から機動六課まで移動した



○○○・モンディアル(旧名・チビトー)

 モンディアル家長女でありナンバーズJr.の実質的リーダー
 現代を訪れた際は二十歳前後の大人の女性となり見る者を驚かせた
 外見は母親のトーレと似ており長身・短髪・巨乳
 トーレは近接高速戦闘型でありガタイは大きく肩幅も広かったが娘の方は良くも悪くも年相応の女性の体格をしている
 身長はトーレより低いがそれでも一般的な視線で見れば十分に高身長
 トーレと並んでみると親子ではなく姉妹の様にも見えてしまう

 長女であるからかかなりの常識人で礼儀正しく家族思いの優しい女性
 ただし、エリオとトーレがいい雰囲気になっている時は焚きつけるといった一面も見せている
 その性格や家族思いな所からフロニャルドーターズからも目上の存在として見られており名実共にモンディアル家ドーターズのトップ

 父親のエリオを「父さん」、母親のトーレを「母さん」と呼ぶ

使用IS

 ・ライドインパルス
  母親と同じく高速移動を可能にするライドインパルスを使用する
  両腕、両足、両腿からインパルスブレードを展開する所もトーレ版と同じ
  ただし最高速度はやや遅めである(これは娘が生身の身体でありそれに合わせて限界速度が設定されている為)

 純粋な戦闘能力は高くレンカの命を狙って現れた鴉(コトリ)を姉妹4人で迎撃した

○○○・モンディアル(旧名・チビチー)

 モンディアル家次女であり長女と共に他の姉妹をまとめ上げるお姉ちゃん
 チンクの娘であるにも関わらず身長はチンクより高く胸も(巨乳とまではいかないが)豊かで果てしなく母親を凌駕した凄い娘
 これはチンク遺伝子よりもエリオ遺伝子が強く反映された結果と思われる(リリカル学園女の子成長度研究会第194回学会におけるレポートより)
 恐らく一番母親との違いが分かりやすい女性である
 チビチー時代から眼帯は付けておらず(そもそも視力は普通に良い)、長い銀髪はシグナムの様にポニーテールでまとめられている

 一人称は「我(われ)」であり「~じゃ」「~じゃぞ」「~であるぞ」といった古臭いor年寄り臭い喋り方をするのが特徴
 父親のエリオは「父上」、母親のチンクは「母上」と呼ぶ

使用IS

 ・ランブルデトネイター
  威力・効果範囲などチンクの使用するデトネイターを同じ
  ただし現代にやってきた際、スティンガーは持ち込めなかった(時空転移には「全裸」が必須な為)
  その為レンカが鴉(コトリ)に襲撃される時は整備班の所に忍び込んでありったけのボルトやナットをパクって使用
  丁度手の平に収まるくらいの大きさだったのがそれしかなかったとの事

○○○・モンディアル(旧名・チビノー)

 モンディアル家三女
 見た目は背が高いノーヴェ、ただし極度の引っ込み思案&恥ずかしがり屋なので人と面と向かって話す事があまり出来ない
 故に姉妹で一番仲が良い○○○(チビチー)の背中が定位置
 常に猫背で俯き気味なので実際の身長より低く見えてしまうのが他の姉妹達の悩みだとか?
 チビノー時代は割とツンデレ要素が強く甘えん坊な性格だったのがどうしてこうなったかはエリオも知らされていない

 ただし自分の意思ははっきりと持っている様で主張する時には主張する、主に○○○(チビチー)の背中から
 他の姉妹と同じく未来の時代でレンカが鴉(コトリ)の襲撃にあった際に怒りに震えていた心優しい女性

 父親のエリオを「お父さん」、母親のノーヴェを「お母さん」と呼ぶ

使用IS

 ・ブレイクライナー
  基本的にはノーヴェの使用するISと同じ
  しかしこちらはノーヴェと違って両手両足から合計4本のエアライナーを同時展開する事が可能
  更にこの4本のエアライナーは本人の意思で自由自在に操られている為に汎用性がとても高い
  他の姉妹を上に乗せてのサブ・フライト・システムとして使用された事もある
  また、4本のエアライナーを敵の周囲からドーム状に取り囲む事で相手を閉じ込める役割も果たす
  この戦法で鴉(コトリ)を中に閉じ込めると同時にランブルデトネイターの威力を押し込めた

ウェリオ・モンディアル(旧名・チビウー)

 モンディアル家四女であり姉妹のムードメーカー
 見た目は「髪を下ろしたウェンディ」でありノリも母親のそれと似ている
 どんな時でも元気いっぱいで場を盛り上げるテンションを維持している常時うるさい女性

 だが他の姉妹と違いウェリオは紛れもない「天才」である
 それはスカリエッティやリコッタの様な「計算型の天才」ではなく「直感型の天才」
 閃きや何となくで手を付けた事が最終的には最上級の完成に至るのがウェリオ
 機械いじりが好きでよく機械をばらしたり組んだりしているがそれに設計図は存在しない
 頭の中で思い浮かんだ通りにものを作ったらそれがとんでもないものになっている事など未来の時代では日常茶飯事

 現代ではヴァイスのバイクを勝手に分解し勝手に再組み立てを行った
 その結果ライディングボードによく似たボードを作り上げてしまう
 更には余った部品でジェットエッジに似たローラーブーツも組み上げる程の厨スペック
 しかも性能は現代のものよりはるかに上であり加速装置にニトロを使用しているという少々危険すぎるものを作ってしまった

 父親のエリオは「パパリン」、母親のウェンディは「ママリン」、叔父のアツェレイは「叔父リン」と姉妹で最も妙な呼び方で呼ぶ

使用IS

 ・エリアルレイブ
  基本的にはウェンディのエリアルレイブと同等
  ただしウェンディでは出来なかった「ボードで移動中に射撃を行う」事が可能
  これはウェリオが作り出したボードの性能か、本人のISの性能かは不明

ディーオ・モンディアル(旧名・チビディー)

 モンディアル家五女
 ぶっちゃけ見た目からして全てディードの瓜二つ、親子並んだら双子にしか見えない
 身長・体重・スリーサイズ・髪型などなどマジでディードのトリックベント
 同じ服を着てシャッフルしたら見分けつかないレベル
 教育が良かったのか母親からの遺伝か、礼儀正しく淑女の様に振舞っている
 言葉使いも物腰も丁寧で父親のエリオを「お父様」、母親のディードを「お母様」、叔父のアツェレイを「叔父様」と呼ぶ
 ただし姉妹に対しては少々毒舌家の様であり特にウェリオには厳しすぎる様に思えるツッコミをズバズバ炸裂させていた

 未来の時代では聖王教会のシスターを務めておりシスターとしても完璧超人っぷりを発揮する
 仕事ぶりも物腰も全てにおいて聖王教会全シスターの手本となる正に聖女の様な女性
 聖王教会のシスターの中にはディーオに憧れる子も少なくない


 一番の問題は重度のファザコンである点である
 ぶっちゃけた話父親であるエリオの事は「Like」ではなく「Love」の意味で愛している
 その愛の深さは言葉で表現しきれない程のものであり伊達や酔狂ではなく本気でエリオの子供を孕みたい願望を持つ
 しかし自分達の時代においてはライバルも多い為(母親、義理の母親、他の娘達)中々愛が成就していない
 過去にやってきた際その興奮を抑えきれずにエリオを拉致・監禁未遂を行った上で逆レイプ寸前まで行った
 また、母親と父親から授かった自らの肉体に恥ずべき所は無いとさえ豪語しており全裸になっても羞恥心を感じない

 だがその重度に歪んだ愛は決して成就する事は無い
 何故なら同じく姉妹の1人であるユキハも割と似た性癖の持ち主だからだ
 しかもユキハは愛の為なら母親や姉妹すらその手にかける覚悟を持っている
 もしディーオがエリオを逆レイプなどしようものならそれはディーオの命の危機なのかもしれない

使用IS

 ・ツインブレイズ
  ピンク色の刀身を展開し二刀流で闘う戦術を取るが現代に来た際固有武装は持ち込めなかった(時空転移には「全裸」が必須な為)
  その為ディーオは自らの両腕を刀身代わりに剣を形成するという手段でISを使用
  更には両足からも同様に剣を形成し合計四刀流というどこが「ツイン」ブレイズなのかとツッコミたくなる攻撃を行っている


フロニャルド組


レオナ

 エリオとレオの娘であり時期ガレット獅子団領国の領主候補
 レオ譲りの美しい銀髪(短髪)を遺伝しており猫耳と尻尾もしっかり継承
 一人称は「オレ」で普段から男勝りな喋り方をするが家族思い、仲間思いの心優しき女性である
 時期領主候補といっても現時点でガレットの宝剣の一つ、魔戦斧グランヴェールを自分の手足の様に扱っている

 エリオの危機に未来のフロニャルドからやってきてエリオを救う
 レオナとユキハが時空転移した技術はフェリオの時空転移とは別のものである

 その性格と正義感からフェリオが恐れる姉であり基本的にフェリオはレオナに頭が上がらず口出し出来ない
 ただし、レオナはあくまでフェリオの「良き姉」であり「畏怖する相手」とまではいかない
 レオナがフェリオに対し厳しく接しがちなのは全てフェリオの事を思っての事なのだ
 フロニャルド組において年長組に入るレオナだからこその姉心でもある

 師匠は叔父にあたるガウル
 レオと同じく剣や弓、斧といった様々な武器を扱えるが本人は素手での格闘を好む傾向があり叔父を師と仰いだ
 ガウルから伝授された紋章術などを自分なりにアレンジして使うので戦法はガウルと似ている部分がある

使用魔法・紋章術

 ・魔力変換資質・電気&輝力
  エリオから遺伝した魔力変換資質を持っているがレオナは体内のリンカーコアから生成された魔力を電気だけではなく輝力に変換出来る
  これによってミッドチルダ上で自由自在に紋章術を使う事が出来るのだ
  しかし逆に言えばフロニャルドにいる場合リンカーコアからの魔力生成の速度が極端に落ちる為フロニャルドでは使えない
  フロニャルドでは大地のフロニャ力(ちから)を輝力に変えて使用している

 ・輝力解放 獅子王雷牙
  ガウルから伝授された獅子王爪牙をレオナがアレンジした技
  魔力変換した電気と輝力を練り合わせて電撃攻撃も付与される巨大爪を展開するというハイブリット技
  ただし上記の通りフロニャルドでこの技を使うとすぐに魔力切れを起こしチャージにかなり時間を要する為、殆どが通常の獅子王爪牙となる

 ・天雷爆雷刃
  獅子王雷牙から派生した技であり高速で敵を斬り刻み最後は極大のプラズマ輝力弾を撃ち放つ大技
  魔力変換した電気がレオナの身体に影響し反応速度を挙げ通常の数倍の速度で動ける為まさに雷の如し

ユキハ

 エリオとユキカゼの娘であり「最強の紋章術師」の二つ名を持つ
 ユキカゼ譲りの美しい金髪と狐耳と尻尾をしっかり受け継いでいる
 また、スタイルも母親によく似て非常にボンッ!・キュッ!・ボンッ!
 見た目はFate/EXTRAのキャス狐

 父親であるエリオ大好きっ子なファザコンの為エリオを助ける為にレオナと共に現代のミッドチルダにやってきた
 常日頃からエリオを虜にしようと色仕掛けを行ったり媚薬を服用したりと手段に迷いが無い
 そのファザコン度は常軌を逸しておりエリオに近付く女性なら例え母親でも容赦はしないというレベル
 それが仮にエリオの事を意中の相手として意識していなくても女性がエリオに話しかけただけでそれは抹殺の対象
 自らの技で相手に呪いをかけるそれは既にヤンデレに近い(というかそのもの)

 ユキハ自身の発言からレオナより「ちょっぴり」お姉さんであるという事が分かっている
 ただしレオナはユキハに対して姉的意識を持ってはいない様だが…

 フェリオが苦手とする女性
 というのもエリオに好意を寄せる女性ならそれが肉親であっても姉妹であっても容赦しないのがユキハクオリティ
 故にエリオと過剰なまでのスキンシップを取ろうとするフェリオはまさに天敵なのである
 一たび合い間見える事があればそれは戦闘開始のゴングと同義


 エリオから遺伝した魔力は膨大であり、また自身がその身に扱える輝力量もフロニャルド一とされている
 故にユキハはいつしか「最強の紋章術師」と呼ばれる様になった
 もっともその呼び名は父親に色目を使う女を呪い殺す為に磨かれた技術によって付けられたものだという事実を知る者は少ない

 その性格は基本的に「父親至上主義」なのでぶっちゃけた話エリオ以外はどうでもいいと思っている
 唯一例外なのは彼女の「弟」にあたる双子の男の子達(エリオの息子)
 父親と違いこちらに対しては「姉」という意識で接しているので恋愛対象としては見ていない


 ユキハが苦手とするものは水であり重度のカナヅチである
 それは幼少時に川で水遊びをしていた際溺れかけた事が原因でトラウマとなった事が関係する
 両親の手によって救い出されたが一たび水の中に潜れば今でも当時の恐怖が蘇る程
 普通に入浴する程度は問題ないがプールや海、川といった所では泳ぐ事など言語道断
 その為ほかの姉妹や家族には「尻尾が水を吸って重くなる」というもっともらしい理由をつけて泳ぐ事を頑なに拒否している
 この事を知っている姉妹は現状レオナのみ、やがて父親であるエリオ(現代)も知る事となった

使用魔法・紋章術

 ・魔力変換資質・輝力
  こちらはレオナと違って変換資質・輝力のみを受け継いでいる

 ・紋章札(もんしょうさつ)
  ユキハが好んで使う道具であり短冊の様な形の紙
  この紙1枚1枚に輝力を込める事で様々な用途に使用する事が出来る
  主に複数枚を同時に対象に貼りつけてバインドを行ったり
  複数枚を長くなる様に貼り合わせて剣の様に使うなど

  レオナと共にスーヒアの足止めをする際はこの札をスーヒアの身体中に張り付けてバインドの様に動きを封じた
  更には込めた輝力を的に張り付けて爆破させるといった戦法も可能
  輝力が尽きない限り紋章札を繰り返し使える為、元々の輝力量が多いユキハにとっては相性が良いアイテムである
  ちなみにこの技はイスカ・マキシマから伝授されたもの

 ・アイアンクロー
  主に姉妹に対して使われるユキハ最大の必殺技
  肉体労働が苦手なユキハだがこの技だけは例外で本来の力以上のものを発揮出来る
  普通に片手で姉妹を持ち上げる事など造作もない
  未来の時代ではエリオの娘達は皆このアイアンクローの餌食になっているとかいないとか…

  ちなみにこれが使われるのは姉妹喧嘩の時だけで戦闘では使わない

 ・疾風早着替えの術
  木の葉1枚を水着に変化させ一瞬のうちに着替える忍術
  母親であるユキカゼから伝授されたが衝撃に弱くちょっとしたショックですぐ全裸になる欠点もそのまま受け継いでしまった

ミルフィオリ・M・フィリアンノ・ビスコッティ

 父親にエリオを、母親にミルヒを持つビスコッティ共和国の第一公女
 ミドルネームにある「M」は「モンディアル」である
 愛称は「フィオ」
 母親譲りのピンク色のセミロングヘアが特徴的な少女で年齢はフェリオと同じく10歳くらい

 実はフィオは義理の姉妹であるフェリオとほぼ同時刻に生まれたという記録がある
 「誕生日が同じ」という意味ではなく「生まれた時刻がほぼ同じ」という意味で
 (ちなみに先に出産されたのはフェリオらしい)
 フィオとフェリオは母親が異なっているのだがエリオは初見で思わずフェリオと思ってしまった
 実際は髪型も髪の色も似ている部分は少ないのだが本質的に似ていると思ったのだろう

 性格は大人しめで父親や母親似甘えたい盛りの落ちついた少女

 …の、様に見えて実は結構アグレッシブな女の子
 父親に甘えたいという理由だけで時空転移装置を勝手に拝借し時空転移してきた
 (実はこの装置は勝手に使ってはいけないとされている)
 また、身体能力も意外と高く叱ろうとした姉のレオナから全力で逃げる事が可能

 母親であるミルヒから神剣・エクセリードを託されてはいるが時期領主としての自覚はまだまだ薄い様子
 それでも神剣がどれ程大事なものなのか、それを理解しフィオ自身も託された神剣を大事にしている

 母親のミルヒと同じく未来(自分達の時代)では歌姫として活躍中
 その歌声の美しさから未来では「紅の歌姫」とも呼ばれ国民や隣国の者達から絶大な支持を得ている
 この二つ名はフィオの髪色に由来しており普段はピンクであり歌う時もこの色は変わらない
 しかし歌(コンサート)がクライマックスに近付くにつれてその髪色が鮮やかな赤色に変化する特徴を持つ
 これは父親であるエリオから遺伝した色と思われる
 赤い髪をしている時は聖なる歌声もより強くなり言い換えればフィオの本気モード

 フィオ本人も戦に参加する事が多く自国からは羨望の眼差しを、他国からは絶望の眼差しを向けられる事が多い

使用紋章術

 ・歌章紋(かしょうもん)
  聖なる歌声を持つフィオだけが扱う事が可能な独特な紋章術
  輝力を歌に乗せて全方位に飛ばす事でその歌を聞く者達に様々な効果をもたらす
  その効果は主に自国(味方)にはそれまで以上の力を奮い立たせ、癒し、活力、を
  他国(敵)には恐怖と脱力を与えてくれる

  この声は戦とは関係がない所で悪しき心を持つ者にも有効であり封魔の技としても効果が高い
  現代のフロニャルドでは妲己をこの声で弱体化された所を見ればどれだけ強力か分かる

  尚、この歌(ライブ)を行う時はエクセリードが空中に浮かぶ巨大ステージに変化する
  空の上故に妨害されにくく空の上故に声がより遠くまで響くのだ

 ・歌章紋 砲閃歌(ほうせんか)
  フェリオ専用の紋章砲
  輝力を集中させ、歌声に乗せて一気に放出する技でありその威力はただ歌うだけと比べるとかなり高い
  また、鳳仙花(ほうせんか)という花の種は同時に四方向に飛ばすがこれも同様に四方向に発射される
  名前の由来はここから取られているのだろう

エリオの使い魔

レン

初登場:111話(ただしこの話の最後にセリフだけの登場であり実際に登場したのは112話)

 元ネタは月姫シリーズに登場する同名キャラ

 エリオが保護した女の子でその正体はかなり昔から存在しているロストロギア
 現在はエリオの使い魔という形でエリオの部屋に住みついている
 「エリオの娘」という訳では無いのだが分類的に一緒にしても問題無さそうなのでこの項目に

 元ネタのレンと同じく真っ黒い服を着用しリボンで髪を留めている
 更に普段は一切言葉を発しないのだが機動六課隊舎がナンバーズに襲撃された際に普通に喋った謎な女の子
 なのに主であるエリオにだけはレンの言葉が頭の中に聞こえてくるらしい
 また黒猫の姿に変身する事も可能で普段は猫の姿で自由気ままな猫ライフを送っている

 攻撃方法は地味に強力な水晶を操って相手を貫く
 この水晶に貫かれた者は姿を消すのだが一時的に眠らされ別の場所に移動されただけで害は無い
 ちなみにこの水晶は非常に頑丈でアツェレイとディードの刃を受けても傷一つ付かなかった
 必殺技は相手を闇の中に引きずり込み永遠の眠りにつかせる「クリームパフドリームレム」
 この技を受けたのはオットーのみで一瞬で深い眠りに落ちていった
 本来なら永遠に目覚めないの技なのだがスカリエッティの手でオットーは再び目覚めさせられる

 本人はただ自己防衛の為に攻撃していただけなのだがそれが「危険なロストロギア」と認定される結果になった
 これまでに長い間沢山の人間を迎撃し続けてきたがエリオと出会った事それからの生き方が変わっていく
 扱いとしては機動六課のマスコット的存在でありザフィーラと同じ感じ
 ケーキが好きで黙々と食べるその姿に癒される人も多いとか

 一応エリオの前に仕えていたマスターがいたらしいが現在その人物はいない
 眼鏡をかけ学ランを着た青年なのだが長い年月を経て既にこの世を去ったかは不明
 そのマスターの膝の上でケーキを食べる姿もあるがどうやら過去の出来事の様だ


 現在出番は無くごく稀に名前だけポンと出てくるが一応機動六課に在住している
 作者が再登場するタイミングを逃した為に出しづらくなってしまったがシズルの例がある為まだ分からない

 一応設定ではナンバーズJr.やヴィヴィオ、子守役のザフィーラと一緒に広場でじゃれついている…
 とかいないとかそんな感じで




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最終更新:2013年05月07日 03:59
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