ID:wuPL6adxとは、2008年1月15日、漫画サロン＠2ch掲示板に「もし福本キャラが同じクラスだったら～小学校編」というスレッドを立てた人物が当時使用していたID、または通称のこと。
主な作品に『伊藤カイジの体操服盗難事件』、『ザンギ黙視録』などがある。
主な通称は『神』、『ID:wuPL6adx先生』、『唯一神』、『奇才』、『王』など。
自身代表作となるスレッド（前述）を立てた当時、どちらかと言うと当人の作品自体の評価はそれほど高くなかった。デビュー作である『伊藤カイジの体操服盗難事件』も特に大ヒットを記録する事もなく、当時は他の奇才、天才達の影に隠れていたと言える。しかし、当時スレッドを支えていた数々の奇才達の活躍あってか本スレ>>104あたりからスレッド自体が高い評価を得始め、本スレ>>218頃からそのスレッドを立てたID:wuPL6adxに高評価が集中するようになった。以降ID:wuPL6adxはその功績から『王』の称号を得、スレッド創世記～中世期にかけてその地位を確固たるものにしつつあった。
その作品が本当に絶賛されるようになったのは本スレ>>425以降のこと。当時スレッドにはいわゆる『奇才』という人物がおらず、スレッドの住人達は互いに協力してネタを投下しつつ、お互いネタに対して評価するといった安定した状態が保たれていた。しかし暫く姿を見せなかったID:wuPL6adxが本スレ>>425で突然新作を投下する事を発表すると、過去に類を見ない名作の連載が開始された。約四ヶ月ぶりの作品は当時の住人達にオリジナルギャンブル、勝負描写、各キャラクターの接点、構成、心理表現、あらゆる角度から見て「完璧」と言わせた。
この事からID:wuPL6adxはスレ立て当時から見て大きく進化したように思えるが、実際にはスレ立て当時からその細かい描写や心理表現などは既に完成していた。何が変わったのかと言われれば、やはり福本作品の核となる「ギャンブル」が盛り込まれた事によってID:wuPL6adxの才能が上手く発揮されたのだと考えられる。
そして、この時点で既に数々の奇才や天才が功績を残していたにも関わらず、わずか数十のレスで「ID:wuPL6adxが至上最高」という定説を生み出した。そこに反論を投じれる人物は一人としておらず、この時ID:wuPL6adxはスレ立てだけでなく、その作品でも初めて確かな評価を手にした。
その後、2ちゃんねるの一般住人としては異例中の異例、なんと個人スレとしてネタバレスレ（実際には議論、予想の場）が立てられる事になり、ID:wuPL6adxは名実ともに唯一無二の天才として君臨する事になった。
