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シナリオ2 「無人島にて」
??「よいしょっと・・・結構重いな!」

??「ふぅ・・・まだ息があるみたいですね。もしもし?大丈夫ですか?」

莉音「・・・」

??「おーい?返事がないですね・・・少しゆすりますよ?」

莉音「・・・!?・・・げほげほ!・・・ん・・・ここは・・・?」

??「よかった。ここは無人島ですよ。あなたが流れてくるのが見えたので」

莉音「無人島・・・?流れてた・・・?」

(あ・・・そうだった・・・私は船からおとされたんだった・・・)

私は上体を起こした

(どこも痛くないから怪我はしてないみたい・・・)

??「一体何があったのですか?」

莉音「さっきまで船に乗っていたのですがいきなり強い衝撃で海になげだされちゃって・・・」

??「海難事故ですね・・・それでこの島に流れ着いたということですな・・・でも、あなたは生き延びてる。それはよかったことですね」

莉音「確かにそうですね・・・」

(周りを見ても砂浜と漂流物と森林だけ・・・確かに無人島みたい・・・)

莉音「助けてくださりありがとうございました」

??「いえいえ、当然のことをしたまでですよ。あなたのお名前は?」

莉音「私は莉音です。あなたは?」

ロビンソン「私はロビンソンです」

莉音「ロビンソンさんはなんでここに?」

ロビンソン「私がこの島にきたのは28年前です。私もあなたと同じように海難事故で・・・」

莉音「28年も・・・この島から出ようとしなかったんですか?」

ロビンソン「挑戦は何度もしました。しかし外洋はひどい波で近くの島に行くのもやっとなんです。何度もでようとして死に掛けたことがあります。そのときわかりました。ここが私の家だってね」

(この島から出れない・・・?ちょっと周りでも見てみようかな・・・)

ロビンソン「体は大丈夫ですか?」

莉音「おかげさまで大丈夫です。ちょっと島の中まわってきます」

ロビンソン「わかりました。気をつけてくださいね?」

莉音「はい」

私は起き上がり島の探索をはじめた

(でも・・・ここが私の目指してたところなのかな・・・?)

(自由・・・)

(でも何かが違う・・・直感的な何か・・・)

(人との関わりをあまりもちたくない私だけど・・・まだ進まないと・・・)

私は島の中を一周してロビンソンのもとに戻った

莉音「ロビンソンさん」

ロビンソン「どうかしたのですか?」

莉音「私は行くことにしました」

ロビンソン「行くって・・・さっきも話しましたがここの外洋の波は強いため外に出ることは不可能ですよ・・・せっかく助かった命をわざわざ捨てる必要もありません・・・」

莉音「・・・でも・・・私はまだここで立ち止まるわけには行かないんです」

ロビンソン「何か目的でも・・・?」

莉音「いえ・・・そういうわけじゃないですけど・・・」

ロビンソン「よくはわかりませんが・・・わかりました。それならこれを使ってください」

莉音「え・・・?」

ロビンソン「このいかだは昔私が作ったもので見た目がぼろぼろですが近くの島までならつくことができます。気をつけてつかってください」

莉音「ありがとうございます。ロビンソンさんも一緒に行きませんか?」

ロビンソン「私は結構です。ここは何もないですけど、何もないからこそ得られるものがあると私はきづいたんです。都会の煩しい喧騒もありませんしね」

莉音「そうですか・・・」

(私もいつか・・・私の自由を見つけたときロビンソンさんみたいにおもうのかな・・・)

ロビンソン「莉音さん、行くんだったら早くした方がいいですよ。満ち潮になったらしばらく出れなくなってしまいます」

莉音「わかりました。それではありがとうございました」

ロビンソン「いえいえ。無事にたどりつけるといいですね」

莉音「はい。それでは失礼します」

私はいかだをひきずり歩きだした

(んー!!・・・重い・・・いかだってこんなに重かったんだ・・・)

ロビンソン「莉音さん」

莉音「はい?」

ロビンソン「いかだだけでも運ぶのを手伝いましょうか?」

(さっきから進んだのは数cm・・・手伝ってもらうしかないね・・・)

莉音「すいませんがお願いします・・・」

ロビンソン「わかりました」

ロビンソンさんは優しく微笑んだ

ロビンソンさんが手伝ってくれたおかげですぐに海にまでたどり着いた

莉音「すいませんでした・・・」

ロビンソン「いえいえ、お気になさらず」

莉音「ありがとうございます・・・それではいきますね」

ロビンソン「はい、またどこかで」

ロビンソンさんは私が見えなくなるまでずっと手を振っていてくれた

(いい人に会えたっていうのかな・・・)



(やり遂げたいこと・・・)

(それは自由を探し出すこと)

(昔から私は一人でいたのに・・・)

(一人が好きで楽だった)

(でも・・・何故か縛られてる感じがした・・・)

(まるで翼をおられた鳥みたいに・・・)

(だから私はどこかにいきたかった)

(はずだったんだけど・・・いきなり船が沈没・・・)

(不吉・・・)

(まぁ・・・なんとかなるかな)

(あ・・・)

考え事をしているうちに島が見えてきた

そのとき私の前方を船が通った

(帆に髑髏マーク・・・?)

(まさか・・・海賊?)

(そんな・・・私が住んでるいたところは海賊なんているようなところではなかった・・・むしろ時代が違う・・・)

海賊船は私の近くを通り過ぎると沖にむかっていった

(・・・きっと海賊好きな人の船だよね・・・そういうことにしとこ・・・うんうん)

(それよりそろそろ島につくから・・・そこからのことを考えないと・・・)

(といっても何もわかんない場所だしなんとかなるようになるはずだよね♪)







私は不安より何故か期待に胸を膨らませていた

この先にきっと何かがあるって・・・

良い事か悪いことかわからないけど・・・

でもきっと・・・私の『自由』がそこにあると信じて