サイドストーリー オブ ギガンティック×トゥルーラブ
780 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! 投稿日:2009/05/13(水) 13:10:16 ID:Cljfiq810
第一話 『十年後』
ace「金よこせ」
じゅうごや「・・・」
ace「さっさとしろ!」
じゅういちごや「オギャア!オギャア!」
じゅうごや「・・・もう耐えられない」
ace「あぁ?」
じゅうごや「グドル君覚えてる?」
ace「グドルがなんだよ」
じゅうごや「今では生キャラメル製造会社の社長」
ace「・・・」
じゅうごや「横先輩覚えてる?今ではグドル君の会社の秘書」
ace「・・・」
じゅうごや「特攻先生は今は校長先生」
ace「・・・」
じゅうごや「卑弥呼ちゃんは看護婦さん」
ace「・・・」
じゅうごや「おりす君は警備会社を立ち上げたって張り切ってる」
ace「・・・」
じゅうごや「優君はヤクザの女に手を出して、行方不明だけど・・・」
ace「何が言いてぇんだよ」
じゅうごや「皆頑張ってるの!私もパートで生活のために頑張ってる!」
じゅういちごや「バブ・・・」
じゅうごや「じゅういちごやだっているの!あなたいつになったら働いてくれるの!?」
798 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! 投稿日:2009/05/13(水) 18:19:35 ID:Cljfiq810
第二話 『十年後~グドル・パワー横編~』
パワー横「社長、お電話です」
グドル「モォォ」
パワー横(稼がなきゃ・・・コニルの入院費のためにも・・・)
グドル「モォォ」
パワー横「あ、社長、お電話終わりましたか?」
グドル「モォォォォォ」
パワー横「え、敬語はやめてくれ ですか?」
グドル「モォ」
パワー横「しかし、立場もございますし・・・」
グドル「モォモォ」
パワー横「え・・・上下関係などない。私達は同じ会社に勤める『仲間』じゃないか ですか・・・」
グドル「モォ」<ニコニコ>
優「ここグドル君の会社って聞いてきたんだけどー!僕も働かせてよー!給料いいんでしょー?」
グドル「ノォ」
優「・・・」
804 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! 投稿日:2009/05/13(水) 21:58:29 ID:Cljfiq810
第三話 『電話』
ace「う、うるせぇ!さっさと金出せばいいんだよ!」
じゅうごや「キャァッ!」
じゅうごや「うぅ・・・」
prrrrr! prrrrr!
じゅうごや「・・・もしもし」
トップ「よう!じゅうごやちゃん!久しぶりだね!」
じゅうごや「トップ・・・君?」
トップ「そうそう。5年ぶりぐらいかな?aceと仲良くやってる?」
じゅうごや「それが・・・」
トップ「・・・」
じゅうごや「と言うわけで・・・」
トップ「ace・・・、腐りやがって・・・」
じゅうごや「・・・」
トップ「じゅうごやちゃん、今夜二人だけで会えないかな」
じゅうごや「えっ」
805 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! 投稿日:2009/05/13(水) 22:04:35 ID:Cljfiq810
第四話 『疑心暗鬼』
ace「・・・今帰ったぞ」
ace「・・・おい、じゅうごや、飯作れ」
ace「・・・?じゅうごや?」
トントン(ノック音)
ace「お隣のピョコラさんじゃないですか、どうしたんです」
ピョコラ「お宅の奥さん、お昼過ぎ頃妙におめかしして出かけましたわよ」
ace「一体誰に会いに・・・」
ピョコラ「さぁ・・・でも嬉しそうに見えましてよ。まさか・・・うわk・・・いえ何でもございませんわオホホ」
ace「・・・」
806 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! 投稿日:2009/05/13(水) 22:13:12 ID:Cljfiq810
第五話 『翌日』
じゅうごや「・・・」
ace「おいじゅうごや、お前一体何してた」
じゅうごや「トップ君と会っていました。二人きりで」
ace「トップ・・・あの野郎・・・」
じゅうごや「今日はあなたにお話があります」
ace「・・・?・・・お、おま、この紙は・・・」
じゅうごや「別れましょう」
ace「はぁ!?」
じゅうごや「じゅういちごやは私が一人で育てます」
ace「お、おい、ちょっと待て」
じゅうごや「働かないあなたを養う生活はもう御免です」
ace「ま、待て!分かった、働く!」
じゅうごや「学歴も職歴もないあなたが一体どこで働くつもりですか?」
ace「そ、それは・・・」
ガチャッ(玄関の戸が開く音)
グドル「モォォ」
807 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! 投稿日:2009/05/13(水) 22:22:44 ID:Cljfiq810
第六話 『仕事』
ace「グドル!?」
グドル「モォォ」
パワー横「社長は『aceさんに是非うちで働いて欲しい』と仰っております」
ace「パワー横・・・!?」
トップ「と言う訳で就職決まってよかったじゃん、ace!」
ace「トップ!?てめぇ!」
じゅうごや「アハハハハハハハハハ」
ace「!!??!?!??!??」
トップ「ハハハ、混乱してるようだなace」
じゅうごや「実は一芝居打ったの」
トップ「じゅうごやちゃんに、aceが働かないって相談されてな。ここは一つ別れ話を持ちかけて、『働く』って言葉引き出させよう、ってな。」
ace「な・・・、俺がもし『はい別れます』と承諾してたらどうするつもりだったんだよ」
トップ「それはないだろ?お前がじゅうごやちゃんにべた惚れなのは知ってるよ」
ace「お、おま・・・」
グドル「モォォ」
ace「そういえば、グドルは何でここに」
トップ「電話で呼んでおいたんだよ。グドルなら何とかしてくれるんじゃねーかって思ってな」
ace「グドルもグドルだろ・・・なんで俺なんかを雇うんだ?」
グドル「モォォ」
パワー横「社長は『高校時代の同級生、いや仲間を放っておくことは出来ない』と仰っております」
ace「グドル・・・」
ガチャッ
優「じゃあ、僕も仲間だよね!雇ってくれるよね!?」
グドル「ノォ」
ace「ノォ」
トップ「ノォ」
じゅうごや「ノォ」
パワー横「帰れ」
808 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! 投稿日:2009/05/13(水) 22:24:40 ID:Cljfiq810
第七話 『妄想』
トップ「・・・と言う感じになりそうだよな、お前ら」
ace「はぁ!?何で俺がじゅうごやと結婚してんだよ!」
じゅうごや「・・・///」
と言う、トップの妄想でしたとさ
-完-
|