『火皿』とは?



FEZにおいて筆者は、スカウト以外の全職をそれぞれ300戦以上プレイしました。
更に付け加えるなら、今までに使用した壷は数十個を数えます。
そして現在ではin時のほとんどを「火皿」でプレイしており、筆者のメインキャラは「火皿」です。

それぞれの職とスキル構成には、自身の長所を存分に発揮し、それでいて短所も補う事が重要です。この項目では、「火皿とは何なのか」をじっくり解説していきたいと思います。


【キーワード】
ダメージソースである
キルがとれること
救出スキルは皆無


火皿の代名詞は「ヘルファイア」です。前線職の中で最強の火力スキルであり、どの職のHPも40~50%削る事ができます。
この「ヘルファイア」は、皿3職の中では極端に射程が短いのが特徴で、必然的に敵と近づく機会が増える事と同義になり、要約すると、あなたの腕次第で前線の火力が構築されると言っても過言ではなくなってきます。

筆者は、「火皿で歩兵戦をした1試合における自身の目標」を「7キル13000ダメ」と設定しています。ヘル過多でもハイエナ過多でも構いませんが、試合終了後は常にこの目標と結果を照らし合わせて評価しています。
ですが実際の戦場では、この結果が出ないのが常です。キル数はライトニングHIT率と比例し、PCダメはヘルのHIT回数と比例する訳ですから、「ダメージソース」であると同時に、「殺し屋」を行わなければならない火皿はなかなかテクニックを要します。そして、前線他皿と比べても射程が短い分、あなたは自身のHPを効率よく使い手数を増やさなければなりません。

しかし、現状の火皿は「ダメージソース」で満足してしまうプレイヤーが多い傾向にあります。
ここで筆者は、このプレイ方法が極めて危険だと言う事を忠告しておきます。

他味方皿との射程の差は、特に“大魔法時に”大きくなります。
体感で直線距離に表すと、ヘルファイアが5.5・カレスが7.5・ジャッジが9です。
ヘルファイアを基準とすると、1.5倍~それ以上の差があります。
ですが、もう1度繰り返しますと、これは“大魔法時に”限ります。
あなたに求められている仕事が「大魔法を撃つ役割ではなく、常に追撃が打てる事」だと改めて考えれば、大魔法時の射程が自身の本来の立ち位置と関係ないことがわかってくると思います。
そして、共通スキル「ライトニング」等は、全皿が同一射程ということ。こちらは、もし大魔法の射程と同じ立ち位置にそれぞれの味方皿が居た場合、必然的に前に出ている火皿が撃ちやすく当てやすいと考える事が出来ます。

つまり、他の味方皿が届かない敵に対してLAを取れるのがあなたなのです。

しかし、しかしです。
火皿には、妨害スキルや救出スキルが総じて“ジャベリン”しかありません。
もしあなたが最前線で氷像になってしまった場合などは死を覚悟する必要があります。
火皿は、「攻撃こそ最大の防御」の発想でスキル構成されているはずですが、これが活きるのは「小数vs少数」の場合です。
大規模前線時の「多数vs多数」では、例え1.2人の敵のHPを減らしたところですぐさま別のPCがあなたを狙っているのです。

さぁそのような状況下では、発想を転換することが重要です。
どのような前線に限らず「キーマン」になるプレイヤーは、どのような状況下においても自身の引き出しが非常に多く、様々な事例に対応できることが上手いと認識しています。

まずは基本の「100与えて0貰う」ということを常に忘れない事。
HPに上限があり、攻撃を貰うとその20%や30%がすぐになくなってしまうFEZではこの考えは極めて有効です。
3人にヘルをHITさせようが、あなたが死んでしまっては意味がないどころかマイナスです。
また、100与える度に100を貰っていては、いつまでもアドバンテージが付きません。
FEZでは、小さなプラスを重ねていく事で大きなゲージ差が生まれてくるということを忘れないようにしましょう!

そして、「初級・中級が大切」ということ。
火皿をプレイしていると、「ライト・ジャベ・ランス・ヘル」以外のスキルが要らない事に気づくと思います。
そしてその少ないスキルを効率よく扱うには、これもあなたの引き出しが多いことが重要です。
ヘルファイアは、撃つべき時と撃たなければいけない時があることを覚えておきましょう。
中級以下は組み合わせが多種あるということ。
例えば「(ジャベ)ランス-ライト」や「ヘル-(ステップ後)ライト」または「ライト-ライト」更には、偏差での「ランス-ライト」
等です。バッシュ時の追撃も、「ヘル-(瀕死LA)ライト」であったり、「ランス-ランス」であったり、「ランス-ライト-ライト」であったりとその場その場で小さなプラスを積み重ねられるようにしましょう。
そしてそれ以外のときは、“牽制があるからメインが活きる”ということも覚えておきましょう。


【ポイント】
①引き出しが多いことが重要
②自衛スキルがないことを立ち回りでカバーしなければならない

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最終更新:2008年06月09日 10:19