満天星国

EV143

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doudan

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EV143 ”幸せってなんだっけ”


皆様こんにちは、えるむと申します。(ぺこり
満天星国におけるふつーの人のありふれた休日を、ご紹介させて頂きます。

お初にお目にかかる方がほとんどだと思いますので、まずは簡単に自己紹介を。

L:えるむ = {
 t:名称 = えるむ
 t:魂の故郷 = 沖縄
 t:所属 = 満天星国文族
 t:外見特徴  = 前下がりのストレートヘア,猫目,真面目そう,時々チャイナドレス
 t:周辺環境 = 仕事場
 t:要点 = 超マイペースだが時々素早い、お菓子作りが得意
 t:説明={
  *人が興味も持たないようなものをおもしろがって、首をつっこむ性格
  *観察と称する寄り道が趣味
  *目を離すといなくなる
 }
 t:→次のアイドレス =???


えるむの一日は、朝、ちっちゃな庭の植物に水まきをするところから始まります。今はちょうど、満天星の花にも良く似た、スズランの花が咲き始めたところです。

ご存じの通り、満天星国は旧都築藩国と旧ビギナーズ王国が合併して誕生した国です。

東国人の国だった旧都築藩国から満天星国になって気候も変わったので、庭で育てることが出来る花の種類や育て方も変わりました。以前よりも寒くなって、最初は元気がなかった種類でも、温度に適応し始めるとだんだんとしっかり育つようになったりします。こういう植物の逞しさは、偉大だと思います。

もちろん、それでも育てることが出来なくなったものもありますが、新しくえるむには珍しい寒い地方の花に挑戦することも、出来るようになりました。小さな庭なので、欲しいお花を全部詰め込むのは、やっぱり出来ないですしねー。

小さな庭ではありますが、手入れはそれなりに大変です。これを手伝ってくれるのが、旧ビギナさんで開発された独自兵器・エアバイクピケの形をしたミニ型ロボ、通称”コピケ”です。まだ開発途中のマシンではありますが、コピケが手伝ってくれるので、庭仕事では大助かりです。

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えるむは旧都築藩国では、バトルメードのお仕事をしている事が多かったですが、現在は新しく設定されたばかりの、経済専門家を担当させて頂いています。まだまだ勉強中の身ではありますが、新規開発品の評価のためのこういったお試しモニタになったりするのは、新米向けにはちょうどいいかもしれませんね。

休日にはあまり朝ご飯を食べないので、水まきが終わると、朝昼兼用のブランチのために、マフィンを焼いたりします。

お菓子作りは、結構得意です。満天星国の郊外ファームタイプの遊園地、”ポコ・ア・ポコ”の喫茶店にもレシピを採用して頂いていますので、お立ち寄りの際には是非ご賞味下さい。ずいぶんと以前になってしまいますが、芝村舞さんと青の厚志さんにも、りんごのパウンドケーキを味見してもらいました。旧ビギナさんはりんごが名産品だったそうなので、旬にはまたぜひ挑戦してみたいです。

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今はちょうど、藩国で計画している農業振興策、コードネーム”萌え麦”プロジェクトに向けて、新しいレシピを試作しています。先日、藩国の西條華音さんが、ヒルデガルドさんにお会いになった時にも、新しく開発したばかりのレシピで、ラベンダー・パウンドケーキをお土産に持って行って頂きました。

現在はチリペッパーを効かせてファームのチーズを使った、甘くないお食事マフィンを開発中です。スパイスの分量が決まらないうちは、試食がちょっとどきどきですが、完成したらば、飲み助のおつまみ向けになる、かも?


ブランチが済んだら、もうひとつの趣味である歌の練習を始めます。拙いですが一応、作詞や作曲にも挑戦しています。えるむが作ったメロディラインに、藩国のホーリーさんが素敵なオケを作成して下さいましたので、この機会に皆様に、ご披露させて頂きたいと思います!



『Let's Over the Rainbow』
作詞・作曲 えるむ / 編曲 ホーリー

ちょうどこの曲を作り始めた時、満天星国ではとても哀しい事件がありました。民族対立という問題は、大変難しく、簡単に言葉で言い表せることではないし、また万能の解決策が存在するものでもないかもしれません。ですが、例えどんなにゆっくりとでも、前進の道はあると思います。

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この曲も最初は、歌詞が半分しか出来ていませんでした。ホーリーさんに最初のデモを作って頂いて、歌詞やメロディラインを増やして、また直して、だんだん育ってこのような形になりました。それでも、まだ直したいところは色々あって、完成してはいないのと同じように、難しい問題に少しずつでも、前向きに取り組んで行けたらいいなと思います。

さて、腹ごなしが済んだら、ちょっとだけお仕事関係の勉強に、本を読んだりします。

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満天星国は農業国であると同時に、帝國環状線の敷設や管理を担当したり、ピケやWDの開発、最近では宇宙開拠点”コスモス”の始動など、藩国内の経済活動がとてもバラエティに富んでいる国です。これまでのような軍需関連の研究開発だけではなく、今後は民生関連にも力を入れていこうというのが、現在の藩国経済の方向性になっています。

新しい開発品のアイデアも、色々と登場しています。えるむの家では庭担当のコピケの他にも、まだ試作段階のミニミニ・メカが大活躍しています。ちょっとぐらい寒くなってもものともしない、恐怖の黒い”G”と戦ってくれているのです。

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元々は食糧倉庫などで活躍していたパンダメカですが、これからはご家庭用や、宇宙開発施設にも登場するかもしれません。


頭を使うと眠くなったりしますので、ちょっとお昼寝でもしたいところですが、そろそろ晩ごはんの支度をしないといけません。今日のメニューはヘルシーに、レンコンバーグです。

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このレンコンは、今後の藩国特産品として期待されているのですが、満天星国の気候では少し栽培が難しいところがあり、現在その方法を模索が続けられています。こういう農作物の試作品を味見出来たりするところは、経済専門家のお仕事のいいところでしょうか。

お料理をしながら、TVニュースを見ることも多いです。藩国内の話題の動向を知っておくのも、大事なお仕事のひとつですから。レンコンバーグを焼きながら、最新ニュースのチェックをしてみると、TVではこんなところが最近の藩国の話題です。


<満天星国ニュース(特集)>

 こんばんは。ニュース満天星国、連続特集『宇宙への夢』。
本日は宇宙に浮かぶ大輪の花、宇宙開発拠点「コスモス」についてお送りさせていただきます。

 NWの多くの方には銀河鉄道の整備所として知られているこの施設ですが、しかし同時に、その名の示すとおり宇宙開発のための研究開発施設としても非常に大きな貢献を果たしています。
 例としましては、今後宇宙進出を目指す上で必要となるであろう宇宙拠点における燃料精錬技術や銀河鉄道を始めとした宇宙空間での輸送システムの研究、あるいは宇宙産業として無重力を利用した高精度の薬品や新素材の開発など、あまり知られていませんが学術的にも価値のある研究開発が日々行われているのです。

 また、「コスモス」は、いつかテラの外とより密接な交流が行えるときのために宇宙から地上への玄関港としても設計されており、艦船の停泊や物資の積み下ろしのための港湾区画、そしてもちろん、「コスモス」にて暮らす国民のための居住区画も完備されています。

 今はまだテラを離れて暮らすことの出来ない我々ですが、「コスモス」にて生まれた技術と経験を積み重ねていくことで、いつの日か誰もがキャプテンタルクのように宇宙へ旅立てるようになるのかもしれません。
 そのときこそ、「コスモス」は本当の意味で宇宙開発拠点として花開くのです――


 …さて。続きまして、満天星国の今週のお天気について――



やっぱりこれから、時代は宇宙なのでしょうか。経済専門家の間では、宇宙における経済グループの始動が、なかなかホットな話題です。コスモスの体験ツアーなどに、もしも参加出来るのなら、いつかきっと宇宙へも行ってみたいと思います。一方ではもっと身近な話題として、神聖巫連盟さんで行われる農業品評会への出品募集が、これから進められるところです。これまでは農業が代表産業であった私たちの藩国では、藩国合併に伴う気候の変動による、生態系全体への農産物への影響が懸念されているところです。農業対策は、わんわん帝國全体での農産物価格の下落も含めて、今後重点的な産業課題として取り組まなくてはならない分野でもあります。

夕食が済んだらコーヒーを飲みながら、これから育ててみたい花のカタログを見たり、今度海の家にも遊びに行ってみたいので、新しい水着が欲しいなあとか思いつつ、雑誌のファッションコーナーなどを眺めてみます。少しずつですが、気候に合わせた新しい服装には、東国人風と北国人風がミックスされつつあるようです。北国人らしい可愛いバトメの制服はちょっと憧れですが、ハイ・バトメに転職するには、まだまだ根源力が足らないえるむなのでした。

ということで、休日もこれでおしまい。今日は早目に眠って、また明日から頑張りたいと思います。

えるむの一日にお付き合い頂きまして、どうもありがとうございました。


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スタッフ

(絵:亜紀さん ホーリーさん yuzukiさん 津軽さん)
(文:らうーるさん えるむさん)
(wiki作成:えるむさん)


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