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キング・ブラッドレイ&クリエイター組 ◆V8Hc155UWA


その男は、今、人生において最高の希望を感じていた。

魔術都市ユグドラシルを舞台に行われる、勝ち取った者の願いを叶える神秘の聖杯を巡る殺し合い――聖杯戦争。
彼はその参加者としての資格を手にし、自らの手元にサーヴァントを呼び出した。
常人では計り知れない栄光を掴み取り、歴史に名を刻み、伝説となった英霊を、自らの手に手繰り寄せたのだ。
彼が呼び出したサーヴァントは、アサシンのクラス。
正面から敵と戦うよりも、己の暗殺技術をもって、誰にも気づかれずにターゲットを消す。
その基本特性に加え、このアサシンは一つの特殊能力を持っていた。

――己の複製を、魔力の続く限り生み出す。
このアサシンが唯一持つ、生前の逸話や伝承が形となった武具――宝具である。

一人が二人に。二人が四人に。四人が八人に。八人が十六人に。十六人が三十二人に。
魔力があるだけ、それこそ無限に己を作り出せる。
生み出されたアサシン達は、最初の元となったアサシンの思考に寸分の狂い無く従い、闇を駆け、ターゲットに肉薄する。

一人一人の力は、三騎士と呼ばれるクラスはもちろん、他のサーヴァントには遥かに劣る。
だが、魔力を溜め込み、アサシンの複製を限りなく作り出せばいい。
一人が倒れても二人目が。十人が倒れても百人が。千人倒れても一万人が。
それだけの人数のサーヴァントが、自分の手足となって戦う。
敵サーヴァントは確かに脅威だが、ならば暗殺者らしく、マスターを狙えばいい。
数百のアサシンを一度に止める手立てなど、並のマスターが持っているはずがないからだ。

マスターを全て殺し尽くし、いずれは聖杯を手にし、万物を超える力を手にする。
その未来を想像するだけで、男は笑みを止められない。

今夜、初めて自分以外のマスターを見つけた。。
既にアサシンの複製は完了し、100体の分身を作り出した。
魔力消費は激しかったが、この戦いを終えてからゆっくり補給すればいい。
今すべきは、視界の先にいる老齢の男――左目に眼帯をつけ、右手の甲にマスターの証である令呪を宿した、青い軍服の男を殺すことだ。
かかげた手に力を込め、一気呵成に振り下ろす。

100のアサシンが、男の意思に従い、一斉にマスターへと襲い掛かった。

□ □ □



その男は、今、人生において最低の絶望を感じていた。

ありえないありえないありえない―――!
自分は魔力をゴッソリ使って、アサシンを100人も作ったんだぞ―――!!
10人倒されても、90人があいつを殺すはずなんだ―――!!
令呪まで使って魔力を満タンにして、さらに数を増やしたんだ―――!!

眼前で繰り広げられた光景が信じられない男は、自分が襲いかかったマスターに向け、声を荒げた。

「なんで……っ! なんで、俺のサーヴァントが逆に倒されてんだよおぉぉぉっ!!」

結論から言おう。
男が魔力を使って生み出した100のアサシン。
令呪を使って魔力をブーストし、この場に追加で生み出した100のアサシン。
合計200人となったアサシンは、現在進行形で、目の前で次々と殺されていった

相対する眼帯の男。
彼の周囲には、8人の人――ではなく、8体の『ロボット』が、主を守るかのようにアサシンを次々と殺していく。

額に円形の刃を備えた赤いロボットは、両手から刃を投げ続けてアサシンの体を引き裂き。
鏡のように光り輝く装甲のロボットは、ホログラフによって生み出した分身が翻弄したアサシンをビームで撃ち抜き。
エジプトに伝わるツタンカーメンを模したロボットは、掌に生み出した太陽光を凝縮したエネルギー弾でアサシンを燃やし尽くし。
全身に無数の火気を搭載したロボットは、両肩、頭部、両腕の発射口から吐き出す数十発のミサイルでアサシンを粉々にし。
アジアの片隅、日本に伝わる鎧武者のようなロボットは、手にした槍で手近なアサシンを串刺しにし。
火炎の車輪を撃ち出すロボットは、自動車に変形して縦横無尽に走り回りながらアサシンをひき殺し。
氷でできた巨体と豪腕を持つロボットは、地面を走る氷の刃で身動きが取れないアサシンを捻り潰し。
天狗のごとき赤い鼻を持つロボットは、天から高速で飛翔しながらすれ違いざまにアサシンを切り刻み。

8体のロボットによって、眼帯のマスターにアサシンは一人たりともたどり着けない。
200人いたアサシンはまた一人、また一人、時には10人まとめて消されていく。

「問おう、人間のマスターよ」

眼帯のマスターは初めて口を開いた。
威厳に満ちた低い声だ。
身に纏う青い軍服と、眼前の大地に突き刺す1本の刀。
改めて眼帯のマスターを見た男は、思わず「ひぃっ」と言いながら後ずさる。

「お主は、同じマスターである私に戦いを仕掛けてきた。つまり、聖杯を狙っているということだ。
この戦いに勝ち残った時、お主は聖杯に何を願う?」
「な、何を願う、だと…!?」

眼帯のマスターのその落ち着きが、威厳に満ちた声が、大地に突き刺している刃が。
男の精神をひどく乱した。

――見下すな! 誰も、俺を見下すんじゃねぇっ!
――力だ…力さえあれば、誰も俺に逆らわねぇっ!

イヤでも脳裏に蘇るのは、元の世界での自分の境遇。
力がなかった彼は、決まってイジメの対象とされてきた。
カツアゲ、パシリ、暴力、無視。罪のなすりつけ――彼は、およそイジメと名付けられる全ての対象として、鬱憤した日々を過ごしていた。

だからこそ、このユグドラシルで記憶を取り戻し、マスターとして選ばれた時に誓った。
敵対するものは全て殺し、どんな手を使ってでも聖杯をその手に掴みとることを。

「支配だっ! 聖杯で圧倒的な力を手に入れて、俺は支配してやるんだっ!
ユグドラシルだけじゃねぇ! 元の世界に戻って、俺を見下してきた奴らを全員支配してやるっ!!
そうだよっ! 俺は……! 俺はぁぁぁっ!!」

彼の手に残された、残り2画の令呪が光を帯びる。
同時に令呪が一気に消失し、莫大な魔力が彼の体を駆け巡った。
1画で100体のアサシンを複製した令呪の魔力ブーストを、一気に解き放つ。

瞬間、後方から浮かび上がったのは、2画分の令呪の魔力によって蘇った200体ものアサシン。

「人間を超えるんだあぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!」

怒りの咆哮と共に生まれた殺気に従うように、生み出された200体のアサシンは、一斉に眼帯のマスターへと襲い掛かる。
彼の周囲を守る8体のロボット達も迎え撃ち、太陽エネルギーが、氷の刃が、ミサイルの雨が、アサシンの群れに突き刺さる。
だが、さきほどの100体の倍である。何十体かのアサシンが攻撃を潜り抜け、眼帯のマスターを射程内に捉えた。

ロボット達も間に合わない。
アサシンが、男が、自らの勝利を確信した。
令呪を全て使ってしまった事など、今この時はどうでもいい。
今は、ただ殺す。目の前でふんぞり返っている、この眼帯男を――!

「そいつをぉおぉぉ!! 殺せえぇぇぇっ!! 俺が勝つんだああぁぁぁぁぁぁっ!!」
「その殺意、決意、見事なり」

アサシンの拳が突き刺さる瞬間、眼帯の男は冷静に答え、左手で眼帯を取り外す。
閉じられていた左眼が開き、男とアサシンは見た。
眼の奥に封じ込められていた、自分の尾を噛んで円形をなす龍――ウロボロスの紋章を。

刹那、眼帯の男――キング・ブラッドレイは、男の『眼前』にいた。

「―――はっ?」

その言葉が、男の最後の言葉だった。
彼が最後に見たものは、30を超えるアサシンの隙間を高速で駆け抜け、
自分を真正面から切り裂かんと、ブラッドレイが刀を振り下ろした瞬間。

一瞬動きが止まった残りのアサシンも、8体のロボット達の一斉攻撃によって消滅したことを追記しておく。

□ □ □



深夜の特級住宅街。
門を守る警備員の敬礼を受けながら、ブラッドレイはユグドラシルで自身が暮らす自宅へと帰宅した。
行政地区に本部を構える、ユグドラシル治安維持を目的とした軍部の最高責任者。
これが、ユグドラシルにおいてブラッドレイに用意された役割だ。

彼が記憶を取り戻したのは数日前。
最後の記憶は、元の世界で自分が絶命した瞬間。
鋼の錬金術師、不老不死を求め外から来た男、傷の男――
眼前に立ちふさがった人間達と命を賭けて戦い、敗れた記憶だった。

「やれやれ、満足して人生を終わらせる事ができたと思ったのだが、年寄りにあまり無理をさせないでほしいものだ」
「なーにが年寄りじゃ、この若造が! サーヴァントの群れを無傷で走りぬける年寄りがどこにおる!」

軽い愚痴をこぼしながら部屋に戻ったブラッドレイに浴びせられた声の主は、部屋に用意されたワインを飲みながらソファに腰掛けていた。
長身で痩せ型、頭髪は頭頂部の辺りが禿げ上がっており、頭側面の髪を伸ばしている、老齢の男性だ。
突然の罵声にもブラッドレイは「ハッハッハ」と笑いながら軍服を脱ぎ、ワイングラスを手にとって男の反対に腰掛ける。

「いやなに、ここに呼び出された時の事を思い出してな。
突然記憶が戻ったと思えば、満足して死んだ直前の記憶ではないか。
私の死はなんだったのかと、愚痴の一つや二つぐらい言わせてもらいたいものだ」
「ふん! ワシなんぞ、思い出すのも憎たらしいアイツに、何回も何回も煮え湯を飲まされとったわ!
1回負けたぐらいでグチグチ言っとるんじゃないわ!」

手にしたワインを一気に飲み干し、追加を注ごうとボトルに手をつけるが、
先にブラッドレイが差し出したグラスに気づき、しぶしぶボトルを傾けてブラッドレイのグラスに注ぐ。

「で、聞くまでもないじゃろうが、戦況は?」
「うむ、お主が宝具で生み出した8体の傀儡もよく働いてくれた。
他のマスター達も本選に進むために動くだろう。しばらくは様子を見るべきと考えているが?」
「ふん、ワシは構わん。ワシの軍団の指揮は貴様に一任しておる。使いたくなったら、いつでも念話で呼べい。
貴様の刀も、魔力を断ち切れるように改造しておいてやるわ。サーヴァント相手でもある程度なら切り結べるじゃろう」

グラスに注ぎ終え、自身の空のグラスにワインを注ぐこの老人――否、サーヴァント。
彼こそブラッドレイの右手に宿った令呪によって導かれたサーヴァントだ。

その真名を、『アルバート・W・ワイリー』。
機械工学が発達した遥か未来の時代において、ロボット製作の分野において一つの歴史を作り出した未来の英霊だ。
今回の聖杯戦争においては、エクストラクラス――『製作者(クリエイター)』として召喚された。

発明や魔術に伝説といった、多岐に渡る事象を生み出す功績を持って英霊となった者たちこそ、クリエイターのサーヴァント。
自身は戦う力を持たずとも、武具や魔術を作り出して敵を打ち倒し、
サーヴァントによってはマスターを強化して戦いを進める者もいる。

クリエイター――ワイリーの場合、培ったロボット工学の技術とサーヴァントとしての魔力を用い、
生前生み出した、数多くの戦闘用ロボットから8体を厳選して生み出し、使役する。
これが彼の宝具、その名も『DWN(ドクター・ワイリー・ナンバーズ)』。
宿敵である、青きロボットとの戦いの度に積み重ねてきた技術の歴史が、宝具となったものだ。

グラスに注ぎ終えた所で、ブラッドレイがグラスに眼を向けているのに気づいた。
そんなワイリーに気づいてか、ブラッドレイは口を開く。

「こ度の聖杯戦争、私の目的は他のマスター…人間達と、死力を尽くして戦うことだ。
先ほどのマスターも、支配という言葉こそ使っておったが、最後の最後まで己の目的のために戦っていた。
やはり人間は面白い……だからこそ、私はホムンクルスとして、人間と真っ向から戦いたいと願う」

人造人間――ホムンクルスであるブラッドレイを生み出した『お父様』に敷かれたレール上の人生。
その最後に、一人の軍人として、男として、死力を尽くして戦い、敗れた。
それに満足し、逝った――はずだった。

だが、運命のいたずらか、こうして新たな戦場が用意された。
人知を超えた数多くの人間達が、己の欲望と願いのために全力で戦う、命がけの戦場だ。
軍人として、ホムンクルスとして、一人の命として、彼らと心行くまで戦いたい。
それこそ、キング・ブラッドレイが聖杯戦争にかける願い。

「お主にはお主の目的があるだろう。勝ち残った時、聖杯は好きにするとよい。
改めて協力を求めよう、クリエイター……アルバート・W・ワイリー殿。
何より、おなじ老人として、お主には近いものを感じてるからのぅ」
「ジジイ呼ばわりはやめぃ! そう改めて言わんでも協力してやるわ!
聖杯の力で魔術にも精通した最強のロボット軍団を作り出し、今度こそ世界制服を成し遂げるのじゃ!」
「ハッハッハ、世界征服か。いつ聞いても笑いが止まらん言葉だ。
せっかくだし、今までの失敗談でも酒の肴に聞かせてくれんかね?」
「貴様、老い先短い老人の過去の傷を抉り出すのか!? 血も涙もないのかっ!?」
「お主、私と一緒でもう死んどるだろうに」

生前、世界征服を自らの野望としたサーヴァント。
生前、父の野望のレールに無理やり乗せられたマスター。

一人は聖杯戦争の過程における戦いを求め、一人は聖杯戦争の結果における栄光を求める。
出会った二人の老齢主従は、聖杯戦争の勝利ために語らい、グラスを打ち鳴らした。


【クラス】
クリエイター

【真名】
アルバート・W・ワイリー@ロックマンシリーズ

【パラメーター】
筋力:E 耐久:E 敏捷:D 魔力:E 幸運:B 宝具:C

【属性】
混沌・悪

【保有スキル】
騎乗:B
 騎乗の才能。メカが絡む大抵の乗り物を自在に操れる。

製作:A
 武器や装備を製作する才能。
 自身が生前製作した、数多くのロボットを作成できる。

陣地作成:A
 自らに有利な陣地を作り上げる。
 主にロボット製作のための工房作成に使用され、
 陣地作成に時間をかければかけるほど、装備製作スキルの性能が上昇する。

 クラス補正により、陣地作成のステータスが大幅に上昇する。
 これにより、陣地作成スキル発動直後からランクAの装備が製作可能となる。
 クリエイターの場合、作成するのはロボット兵器のみとなるが、
 サーヴァントと互角に戦えるとまでは行かないが、総じて高性能なロボットが製作可能となる。
 作成可能なロボットは、かつてクリエイターが作成した事のあるメカのみが対象だが、 ユグドラシルで手にした武具を対象に、若干の改造を加える事も可能となる。

逃走:C
 敗北した戦闘から逃げ出し、無事に生き残る才能。
 宿敵との戦いに何度も敗北してきたが、その都度無事に逃走してきた事に起因する。
 致命傷や逃亡不可な広範囲攻撃でない限り、ダメージは負うが、ほぼ確実に生き残り、逃走することが可能となる。

【宝具】
『DWN(ドクター・ワイリー・ナンバーズ)-』
ランク:C 種別:対人 レンジ:1-10 最大捕捉:1-5
 生前、彼が抱いていた最大の野望、それは世界征服。
 優秀なロボット技術者であった己の技術を存分に奮い、数多くの戦闘ロボットを製作してきた。
 その積み重ねてきた技術が宝具となった。

 かつてクリエイターが製作したロボット軍団『DWN-ドクター・ワイリー・ナンバーズ-』。
 この宝具を使う事により、歴代のDWNから8体を対象にした複製メカを作り上げる事ができる。
 この複製メカそのものが擬似サーヴァントとでも呼べる存在となり、
 一部ステータスは欠損するものの、総じて高性能な戦闘ロボットである。
 性能は様々だが共通する事は、魔力は各ロボットのエネルギーとしてのみ使用され、
 ワイリーの命令に忠実となり、各々の性能と特殊武器のみで戦闘を行う。
 完全に破壊されない限り、クリエイターの用意した陣地で魔力の補給が可能。

 ただし、この宝具を用いて製作したロボットには、各々に設定された弱点補正が必ず発生してしまい、
 弱点属性の攻撃を受けると、どんな攻撃でも一撃で破壊されてしまう。
 今回の聖杯戦争においては、歴代のDWNよりランダムに指定された、下記の8体が対象となる

 DWN.009 メタルマン@ロックマン2
 筋力:D+ 耐久:C 敏捷:B 幸運:E
 ワイリーが初めて製作した純粋な戦闘用ロボット。
 スピードに優れ、空中から手投げ式回転ノコギリ「メタルブレード」を投げつけて戦う。
 弱点属性は『鋼』。実体を持つ剣や銃弾など、鉄でできた武器が対象。

 DWN.019 ジェミニマン@ロックマン3
 筋力:C 耐久:C++ 敏捷:C 幸運:D
 壁などで反射する強力なビーム兵器「ジェミニレーザー」を装備しているロボット。
 ホログラフ発生装置により、分身を作って相手を幻惑する戦法を得意とする。
 弱点属性は『地』。大地そのものを扱う攻撃や、地面を這って迫る攻撃が対象。

 DWN.028 ファラオマン@ロックマン4
 筋力:D 耐久:B 敏捷:D 幸運:C+
 ピラミッド内部の探索のため、ツタンカーメンに似たデザインを施されたロボット。
 太陽エネルギーを溜めて放つ「ファラオショット」は、チャージして与えるダメージを増す事が可能。
 弱点属性は『光』。閃光弾のような強烈な光が対象。

 DWN.039 ナパームマン@ロックマン5
 筋力:B 耐久:C++ 敏捷:C 幸運:E
 全身に強力な火気を内蔵した戦闘用ロボット。
 地面をバウンドする手榴弾「ナパームボム」を始めとした火気による殲滅戦を得意とする。
 弱点属性は『硬』。ダイヤモンドやクリスタルといった、強力な硬さを持つ武器などが対象。

 DWN.048 ヤマトマン@ロックマン6
 筋力:C+ 耐久:D++ 敏捷:C 幸運:B
 日本の鎧武者をモデルに製作された戦闘用ロボット。
 自身の武器である槍の先端を高速で射出する「ヤマトスピアー」が専用武装。
 弱点属性は『飛』。回転しながら飛翔する遠距離攻撃などが対象。

 DWN.056 ターボマン@ロックマン7
 筋力:D 耐久:D 敏捷:B+ 幸運:D+
 自動車型に変形し、圧倒的なスピードで敵を翻弄するロボット。
 炎の弾を車輪状に並べて打ち出す「バーニングホイール」で対象を燃やしつくす。
 弱点属性は『音』。音そのものを利用する攻撃や、超音波などが対象。

 DWN.062 フロストマン@ロックマン8
 筋力:B+ 耐久:C++ 敏捷:E 幸運:E
 8大ボス1の巨体を持ち、圧倒的な怪力と重装甲が特徴。。
 地形に沿って波状に進む氷の刃「アイスウェーブ」は、触れただけでたちまち凍りつく。
 弱点属性は『炎』。炎による攻撃や爆弾の爆風などが対象。

 DWN.057 テングマン@ロックマン&フォルテ
 筋力:C+ 耐久:E 敏捷:B 幸運:E
 空を自在に飛翔し、高速飛行からの突進攻撃が得意。
 真空波で相手を切り裂く「テングブレード」は、遠距離では刃を飛ばして攻撃可能。
 弱点属性は『螺』。渦を巻いて攻撃を行うドリルや、回転を加えた弓矢などが対象。

 弱点属性をまとった攻撃を受けた場合、どれだけ耐久が残っていても一撃で撃破される。
 倒された戦闘ロボットは、後述の宝具を用いない限り、再度の製作はできない。

 ワイリーナンバーズが戦闘で敗北した際、敗北場所に『特殊武器チップ』が落とされる。
 落とされた特殊武器チップには、プロテクトがかかった魔術刻印が刻まれており、
 何らかの方法でプロテクトを解析し、マスターかサーヴァントの魔力に同調させることができれば、
 そのワイリーナンバーズが使用していた特殊武器を使用することが可能となる。
 その際、同調者の攻撃方法に合わせ、若干のアレンジがかかるものとする。
  例1)キャスターのスバルがバーニングホイールを使用する際、リボルバーナックルに炎を纏わせ、打撃力の強化と炎属性を得る
  例2)シンフォギア奏者がテングブレードを使用する際、アームドギアの攻撃に風の刃を纏わせ、殺傷力と攻撃範囲が上がる

『ワイリー・カプセル』
ランク:C 種別:対人 レンジ:1-10 最大捕捉:1-20
 『DWN-ドクター・ワイリー・ナンバーズ-』により起動した8大ボス全てが撃墜された時に発動可能となる。
 カプセル状の装置を8つ召喚し、一瞬で8大ボス全てを蘇らせる事が出来る。
 ただし、この宝具を用いて蘇らせた8大ボスは、全ステータスが1ランクダウンする。

『ワイリー・マシーン』
ランク:B 種別:対人 レンジ:1-100 最大捕捉:1-100人
 『ワイリー・カプセル』により復活した8大ボス全てが倒された時発動する、クリエイターの最終宝具。
 髑髏の意匠を持つ巨大メカであり、クリエイター自身が髑髏の目の部分に搭乗して操縦する。
 側面に装着された砲台からの無差別砲撃、エネルギーフィールドをまとった砲台そのものを打ち出す射撃攻撃、
 髑髏の口部分を展開し、エネルギーをチャージして放つ広範囲光線など様々な武装を持つ。
 外観と性能は生前の戦いによって逐一変更され、今回の聖杯戦争においては、8度目の戦いで使用した飛行船型となる。

【weapon】
クリエイター本人に戦闘能力は存在しない。
最終宝具発動時以外は、ワイリー・ナンバーズを用い、自らは指揮を取る。

【人物背景】
スーパーロボット・ロックマンの製作者であるトーマス・ライト博士と旧友であったが、
数々のロボットコンテストにおいて、彼が2位を獲得した全てのコンテストで1位を獲得したのは、ライトであった。
この屈辱に我慢がならなかったワイリーは表舞台から去り、やがて自らが製作した戦闘ロボットによる世界征服の野望を抱き、
それを阻止しようとするロックマンと戦いを繰り広げていくこととなる。
性格は「冷酷な悪の親玉」だがどこか抜けている部分もあり、コミカルな言動も見せる。
彼の野望はことごとく、ロックマンと仲間達によって打ち砕かれるが、晩年において最後のDWN『ゼロ』を完成させる事となる。
ワイリーの死後、ゼロはライト博士が生み出した最後のロボット『エックス』と出会う事になり、ライトとワイリーの死後も彼らの因縁は続く事となった。
自らのシンボルマークとして髑髏を好み、研究所の外観やワイリー・マシンにデザインを施している。

【サーヴァントとしての願い】
聖杯の力で世界征服を!

【基本戦術、方針、運用法】
クリエイター本人に戦闘能力はなく、スキルによって製作したDWNに指示を与えて戦闘を行う。
本来はクリエイター本人が指示を行いマスターと共闘させるのが基本戦術だが、
マスターの指揮能力はクリエイターの遥か上を行き、戦闘力もDWNを上回っているため、DWNの指揮系統は全てマスターに譲渡した。
クリエイター自身の役目は、マスターの必要とする戦法に対応する8大ボス以外のロボットの開発、使役となるだろう。



【マスター】憤怒のラース(キング・ブラッドレイ)
【出典】鋼の錬金術師
【性別】男性
【令呪の位置】右手

【マスターとしての願い】
ホムンクルスとして、人間と心行くまで戦いたい

【weapon】
刀×4
 彼が治めていたアメストリス国の軍で支給されている一般の刀。
 だが、最強の眼と人間を超えた身体能力を持つ彼の手にかかれば、銃弾を切り落とし、単身で難無く戦車をも破壊する兵器となる。
 クリエイターが施した科学技術により、サーヴァント相手でもある程度のダメージを与えられるようになっている。

【能力・技能】
最強の眼
 左目の眼帯の下、瞳に刻まれているウロボロスの証。
 至近距離から撃たれた銃の弾道さえ見切る動体視力を持った『最強の眼』が隠されており、
 この眼と、ホムンクルスの身体能力が生み出す桁違いの素早い動作による高速の戦闘術で相手を圧倒する。
 上級サーヴァント相手でも多少は戦えるが、やはり力の差は大きく、そのままでは敗北は必須。

【人物背景】
アメストリス軍の最高責任者で、国の実質的な決定権を持つ事実上の国家元首。
その正体は、『お父様』によって作られた7体目のホムンクルス『憤怒のラース』である。
元は普通の人間だったが、賢者の石を注入され、高エネルギーに耐えた末に誕生した人間ベースのホムンクルスであるため、
他のホムンクルスと違い再生能力を持たず、普通の人間と同じように歳を取る。
ホムンクルスであることに誇りを持っているが、時に自分達の想定以上の成果を生み出す人間を軽視はしていない。
完全なリアリストでありながら普段は好々爺然とした紳士といった面も持ち、
正体が露見するまでは、エドワード・エルリックもよく茶化されていた。

【方針】
一人のホムンクルス『憤怒のラース』として、様々な強敵との戦いを渇望する。
クリエイターの事は、人間でありながら、世界征服という野望のためにひたすら突き進むその思想に
ある程度の共感を覚えたので、聖杯戦争で協力する事に異議はない。



【クラス捕捉】
クラス:製作者(クリエイター)
武器や装備など戦闘に携わる道具はもちろん、料理や魔法やロボット、未来永劫伝わる伝説といった多岐に渡る様々な物を、
自らの力と技能で作り上げる偉業を成し遂げた事で、英霊となったものに適応されるクラス。

所属するヒーローチームに対し、多岐に渡る『装備』を作り上げた、アイアンマン(トニー・スターク)@アベンジャーズ、
800年前に『欲望』の結晶たるコアメダルを作り出し、世界の王になろうとした、ガラ@劇場版仮面ライダーオーズ
魔法の探求に余念がなく、世界を支配する金色の魔王の力を借りる『禁呪』まで作り上げた天才魔道士、リナ・インバース@スレイヤーズ!
最上級の味覚と食材の声を聞く才能で数多くの食材を調理し、後世に残る『料理』を作り上げた、小松@トリコ!、
比類なき逆転魂と依頼人を信じる心で、無敗の弁護士という法曹界の『伝説』を作り上げた、成歩堂龍一@逆転裁判、
これらの人物が該当する可能性のあるクラス。

クラススキルとして、自らの得意とする環境を作り出す【陣地作成】にクラス補正がかかり、
陣地作成スキルで用意した環境で、聖杯戦争を戦う道具を用意する【製作】を持つ。
この製作スキルを用いて作り出されるものは、自らや他者に装備させる武具や継承可能な魔術、
配下として使役する使い魔や戦闘ロボットなど、自らの手足となる様々な装備である。

自在に武具を作り出し、ステータスを上げて戦闘を有利にすると思われがちだが、
基本の7クラスで呼ばれる適正がある英霊の場合、自身の戦闘能力は極端に下がってしまうリスクが存在する。
(リナの場合、どのクラスで呼ばれても魔力はB以上となるケースが多いが、クリエイターの場合、魔力はC以下までランクダウン。
他のステータスも、他サーヴァントと真正面からやりあえるレベルではなくなってしまう)
また、このクラスに当てはまる者は個々が製作に特化した英霊であるため、必ずしも戦闘が可能な英霊とは限らない。
(小松や成歩堂は戦う術を持たず、ワイリーも戦闘ロボットは作れるが自身の強化は出来ない)。

召喚にあたっては、召喚者が自分の能力と同じ特性を持っている(アイアンマンなら技術者、小松なら料理人など)、
もしくは、敵サーヴァントと自らの力で戦う覚悟を備え、クリエイターの生み出す装備によって戦える身体能力や知力を持つ者でなければ、
このクラスのサーヴァントを呼び寄せることはできない。
マスターとなるものが理由を問わずに何かを求め、マスター自らが秘めたスキルに応える英霊があればクリエイターとして降臨する。

自分をかばって消滅してしまった少女を前に力の無さを嘆き、『大事な人々を守る力を求めて』騎士団に入った、アスベル・ラント@テイルズオブグレイセス
影武者でしかなかった自身の運命に絶望し、唯一残った「剣」で『外道の如き戦いを求めた』、志葉丈瑠@侍戦隊シンケンジャー
自身の生まれを呪い、作り上げた復讐のシナリオを実行するために『世界を滅ぼす道具と手段を求める』、ラウ・ル・クルーゼ@機動戦士ガンダムSEED
他人への迷惑もあらゆる犠牲も全く省みないほど、『作品の圧倒的なリアリティを求める』、岸辺露伴@ジョジョの奇妙な冒険第4部

これらの人物ならば、それぞれの持つ力と合致する物を製作するクリエイターと出会うかもしれない