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「「俺は、俺たちは、ユグドラシルを絶対に許さない!!!」」 【クラス】セイバー 【真名】アルファモン 【出典】DIGITAL MONSTER X-evolution     (各メディアでアルファモンの描写は人物背景以外も分かれるが、セイバーの必殺技や翼、王竜剣の扱い・ビジュアルは大体これに基準する) 【性別】デジモンには厳密には性別は存在しない 【属性】中立・中庸 【パラメーター】 筋力:B 耐久:A 敏捷:B++ 魔力:A 幸運:E 宝具:A 【クラススキル】 対魔力:A+ 現代の魔術はおろか神代の魔術を用いても彼を傷つけるのはほぼ不可能である。 神話の存在とされ、自らも魔方陣を攻防ともに用いて戦うアルファモンは破格のランクを誇る。 騎乗:EX アルファモンには竜種への騎乗並びに融合を成した逸話があるため、セイバークラスでありながらも規格外の騎乗スキルを誇ることとなった。 人間の姿で車を運転したという逸話もあるため文明の利器も問題なく扱える。 ただしクラス制限のため、竜種ことオウリュウモンの分離は不可能となっている。 その分セイバーとしてのアルファモンは王竜剣を装備していなくとも黄金の羽を生やすことができる。 【保有スキル】 空白の席の主:A アルファモンは秩序の守護者ロイヤルナイツの一員でありながら、その抑止力である。 いわばカウンター・カウンターガーディアン。 属性:秩序の相手との戦闘において攻防ともに補正が入る。 神の使いや騎士、体制の守護者たる英霊などであればあるほど自分に有利な補正が与えられる。 また神話の存在であり、同じロイヤルナイツのメンバーでさえ名前だけしか知らないという逸話から隠蔽効果も併せ持つ。 ステータスやクラス別スキルといった汎用的な情報は隠せないが、真名はもちろん宝具や固有スキルといった重要な情報を隠蔽する。 例え真名が知られたとしても、アルファモンが使用しているところを見聞きしない限り、宝具や固有スキルの情報を割り出すことはできない。 「ルーラー」のクラス別スキル「真名看破」の効果でも見破ることは不可能。 アルファインフォース:A 攻撃時に時間を瞬間的に巻き戻すことで、一瞬にして幾度もの攻撃を叩き込むことができる。 本来は過ぎ去った戦いを瞬間的に取り戻す究極の力なのだが、聖杯戦争では対時間能力時を除きアルファモンの象徴的な攻撃時の使用にのみ限られる。 変身:A 自らのカタチを変えるスキル。 正式には退化であり、自分の意志でドルモン→ドルガモン→ドルグレモン→アルファモンと進化段階を調整できる。 退化するほど魔力消費は抑えられるが、完全体のドルグレモンですらステータスは大きく下がってしまう。 加えて退化中は対魔力と騎乗のランクが激減する上に、変身:A以外の保有スキルが無効となり、2つ目の宝具も使用できない。 また、最新にして驚愕の逸話により、サーヴァントとしての能力・気配を殆ど抑えることでとある人間の姿になれる可能性も……。 魔術:B 神話のプログラム言語。 アルファモンはデジ文字による魔法陣にて、時に我が身を守り、時に砲撃を行い、時に武器を召喚する。 デジモンを奇跡的に剣へと進化させたという逸話もある。 キャスターとして召喚された場合はランクが上がり、必殺技のデジタライズ・オブ・ソウルにて、異世界から伝説のモンスターを召喚可能となる。 尚、キャスター以外のクラスでは、デジタライズ・オブ・ソウルは魔法陣から強力な緑色の光線を発射・連射する技となる。 【宝具】 『そこにあり、受け継がれる命(X抗体)』 ランク:C 種別:対死宝具 レンジ:- 最大補足:- 死を取り込み、死に抗うプログラム。 情報を高度に引き出し、潜在能力を極限まで発揮する効果も持つ。 その本質は命の持つ“存在することへの本能”であり、また誰かに生きて欲しいという願いでもある。 宝具に昇華されたことや戦闘が電脳世界で行われることもあり、Xプログラム以外の致死性の毒や呪い、プログラムにも効果がある。 ただし、感染し続けるとX抗体は消滅してしまう。 燃費自体は悪くはないが常時発動型なため持続的に魔力も消費する。 またこの宝具は他者に移譲できるが、その場合アルファモンは消滅する。 アヴェンジャーのクラスで召喚されていないため、基本死のX-進化――デクスリューションすることはない。 『究極戦刃王竜剣』 ランク:A 種別:対永遠宝具 レンジ:1 最大補足:1 戦闘力が追求されたプロトタイプデジモン、オウリュウモンが進化したと謂われれいる大剣。装備後は常時開放型。 究極体デジモンの戦闘能力の全てが攻撃性能にのみ集約されているため並みの英雄が扱える代物ではなく、並みの英雄が受け止められる剣でもない。 死してなお存在し続けようとする進化の果てであるデクスモンを討ち果たした逸話により、死そのものや、不死、永遠といった存在をも滅ぼせる。 しかしその逸話故に、対永遠宝具としての真価を発揮する程、アルファモンの命も削られていく。 【weapon】 聖剣グレイダルファー:デジ文字の刻まれた魔法陣の中心から取り出す光の剣。光の収束を抜き敵を貫く必殺技としても使用可能。 【人物背景】 滅び逝く世界があった。生きたいと願ったデジモンがいた。 神に選ばれることなく、誰に必要とされることもなく、どうしてここにいるのかもわからないまま生き続けた。 仲間に出会い、守るべき者を自分を必要としてくれる存在を得て、たくさんの命を託されて、そのデジモンは知った。 全ての命は生きるためにあるのだと。命は受け継がれるものなのだと。 【サーヴァントとしての願い】 命を受け継ぎ、生き、託す。 【基本戦術、方針、運用法】 能力が非常に高いレベルでまとまったセイバー。スキル、宝具も有用なものが揃っており戦闘面だけなら単純に強い。 電脳空間という地の利を得ていることも大きい。 しかし最高峰の究極体デジモンがかけるマスターへの魔力負担は常でさえ高く、戦闘時となると洒落にならないレベルである。 紘汰は戦闘力のあるマスターだが、アルファモンに魔力を供給しながら戦うのは自殺行為に他ならない。 進化により消費を抑えることもできるが、デメリットが大きいため使い方には注意が必要。 またX抗体による耐性でいくらかは補えるが、幸運は限りなく低い。紘汰もお世辞にもついているとはいえないので受難は覚悟しよう。 ……尚、神である以上聖杯の力で呼べるべくもないが、始まりの男としての紘汰こそがアルファモンと最も相性のいいマスターである。 その場合はマスターを苦しめることなく十分な魔力が供給されるためアルファモンのステータスも幸運以外上昇する。 【マスター】 葛葉紘汰@仮面ライダー鎧武(参戦時期はヨモツヘグリ戦で昏倒中から) 【マスターとしての願い】 希望の対価に犠牲を要求する世界のルールをぶち壊し、世界を変える 【weapon】 戦極ドライバー: ユグドラシルコーポレーションによって作られたアーマードライダーへの変身ベルト。認証式のため紘汰専用。 本来の用途はヘルヘイム下での生存ツールであり、ロックシードから装着者にエネルギーを補充できる。 ロックシードをはめ込むことで、それに応じたアーマードライダーへと変身することが出来る。 ロックシードは極まで獲得しているが、聖杯戦争の予選の間に破壊や紛失したもの、そもそも持ち込めなかったものもあると思われる。 フィールド発生機能やアンティールールなども魔術都市ユグドラシルでは機能しない模様。 【能力・技能】 戦いを経て生身でもそれなりに戦える身体能力はある。 オーバーロードの権能も幾つか使えるが、ヘルへイムの植物やインベスの有無次第である。 【人物背景】 滅び逝く世界があった。変わりたいと願う青年がいた。 無力だった青年は、力を手にして尚変われず、それでも変わろうとし続けた。 いつしか青年は、自ら変わることだけでなく、世界を、ルールを変えることを願うようになっていた。 守りたい人を守るために。自分が信じた希望のために。 新たなる未来の始まりに至るまで彼は戦う。そこに犠牲も後悔も、ない。 【方針】 希望の対価に犠牲を要求するユグドラシル(聖杯戦争)を許さない。 曇天より降り注ぐ雨の音を貫いて、天へと放たれる言葉があった。 それは怒りであり、嘆きでもあり、誓いでもあり、宣戦布告でもあった。 魔術都市ユグドラシル。希望の対価に犠牲を要求する世界。 命を競わせ、選別していく世界樹の存在は、彼らにとって到底許せるものではなかった。 知っているから。彼らは誰よりもそんな世界と世界樹の理不尽さを知っているから。 「何でだよ。なんで世界はいつも希望の対価に犠牲を求めるんだよ!  何度も何度も見せつけて、俺に諦めろって言うのかよ。犠牲を受け入れろって言うのかよ。  俺は嫌だ。俺は、俺は、見捨てたくなんてない!」 鎧武者の青年――葛葉紘汰の住んでいた地球は、滅亡の危機に瀕していた。 ヘルヘイムの森と呼ばれる異世界の侵略により、人類は強制的な進化を、変革を求められていた。 「その通りだ、コウタ。命は全て生きるためにある。命はそこにあるだけで美しいんだ……」 黒金の騎士――アルファモンことドルモンたちデジモンが生きるデジモンワールドもまた、滅びゆく定めだった。 増えすぎたデジモンたちのデータにより圧迫された旧デジモンワールドはデジタルハザードの訪れを待つばかりだった。 近くて遠い、2つの世界。物質世界と電脳世界。 2つの世界で滅びを回避しようとした存在が冠した、奇しくも共に世界樹の名。 ユグドラシル・コーポレーションと、イグドラシル。 人の手による研究組織と、ホストコンピューターである電子の神。 運命の悪戯か、世界の摂理か。 人間とコンピューターが選んだ対抗策は、計画名さえも一致していた。 『プロジェクトアーク』。 方舟の名が意味するところは命の選別。 ヘルヘイムの森の環境下で人間を生存可能とする戦極ドライバーの製造数には限界があった。 故にユグドラシルは生き残るべき人間を選別し、同時に、ヘルヘイムの力で怪物となる可能性のある残り約60億の人間を抹殺しようとした。 例え新世界を作ろうとも、元いたデジモンを全て移住させれば、再びデジタルハザードが訪れるだけである。 故にイグドラシルは新世界を作り僅かなデジモンだけを移住させた後、残る多くのデジモンを滅ぼすXプログラムを放ち、98%ものデジモンを消去した。 どころか、Xプログラムから生き延び新世界へと逃げ延びたXデジモンたちを、秩序の守護者たるロイヤルナイツに粛清させた。 Xデジモンたちの死骸からXプログラムが新世界にまで感染すると、今度は全てのデジモンを新世界ごと消し去ろうとした。 紘汰とドルモンはそれが許せなかった。 それぞれのプロジェクトアークで実験に選ばれた一人と一体は何も知らぬまま戦い続け、真実へと近づいていった。 葛葉紘汰は変わりたかった。 自分のことに精一杯で、誰かを助けられない自分が嫌だった。 いざ、力を手にした後も、すぐには変わることはできなかった。 最初は戸惑った。たくさん流された。何度も怯えた。過ちだって犯してしまった。絶望に呑まれかけた。 それでも彼は、自らの弱さを抱えたまま、戦い続けた。 鎧武に変身し、世界を変えるために、守りたいものを守るために。 自分さえ犠牲にすることなく自分の信じた希望のために戦い続けることを選んだ。 ドルモンは生きたかった。 神に選ばれずとも、選ばれた者に拒絶されようとも、選ばれなかった者たちから命を狙われようとも、生きたいと願った。 誰にも受け入れてもらえず、誰にも必要とされず、なのにどうして、自分はここにいるのかと。自分は生きていていいのか。 自らに、他者に問い続けながらも、ドルモンは戦い続けた。 ドルガモンに進化し、ドルグレモンに進化し、アルファモンへと進化して。 命を受け継ぎ、命を守り、命を託して、ドルモンは生きた。 そんな彼らだからこそ、誰かを犠牲にしての希望を強要するこの世界を、魔術都市ユグドラシルを許せなかった。 戦いを止めようと、ムーンセルの真意を知ろうと、記憶を取り戻し、契約を交わした日から駆け回った。 けれど、世界は残酷だった。 今もまた一組、どこかの誰かが命を落とした。 正しくはサーヴァントが消滅したことでの、マスターの強制退場だったのだが。 経験上嫌な心当たりばかりある彼らは、ユグドラシルが言葉をぼかしている“サーヴァントを失ったマスターの強制退場”も裏があるのではないかと踏んでいた。 「間に合わなかった……! 何で殺しあうことしかできないんだ!」 選別が最終フェイズに移行し、聖杯戦争を止めようとしている紘汰のことを知り、疎ましく思う者がいたのだろう。 時に言葉で、時に力で。殺し合いを止めようとする紘汰がいると、ユグドラシルの言うところの最終予選が一向に始まらない可能性があったからだ。 誰かが戦っているのを察知して、現場に向かおうとした紘汰に向けられたのは、大量の使い魔だった。 もしかしたら幾組かのマスターが結託して紘汰を足止めしようとしたのかもしれない。 そう思わせる程の量だった。 とはいえ使い魔は使い魔だ。 強力なサーヴァントセイバーをパートナーとし、自身もアーマードライダーに変身できる紘汰の敵ではなかった。 「何で、なん……ぐっ、う、あ」 だが、足止めにはそれで十分だった。十分すぎた。 アルファモンは強い。 その強さは諸刃の刃でもあった。 黄金の果実の一部を身に宿し、人間を超越しかけている紘汰をもってさえ、維持するだけで精一杯なのだ。 極ロックシードを得る前の紘汰なら、召喚した時点で膨大な魔力の消耗に耐えられず、死んでいたかもしれない。 それ程のサーヴァントが戦闘を行うというのなら、マスターの負担は言うまでもないだろう。 これがまだ、後方で身を隠し、ロックシードで消耗した自らのエネルギーを回復することに務めていたなら、少しはマシだったかもしれないが。 人の命がかかっている時に、そんな悠長な選択ができるなら、紘汰は今この場にいなかっただろう。 「コウタ!」 アルファモンがドルモンへと退化し、変身が解け倒れたコウタへと駆け寄ってくる。 アルファモンに魔力を供給しながら、自らも使い魔相手に前線で戦うことは自殺行為に等しいとは聞いていた。 その結果がこのざまだ。使い魔と戦っている時も、何度かアルファモンに助けられた。 しかもアルファモンは最強宝具を解放していなかった。 王竜剣の逸話を加味すると、宝具解放後はこの二倍の負担はあるかもしれない。 それでも。 「俺は大丈夫。さっきは足引っ張ってわり」 「コウタの身体が丈夫なのは知ってるよ。でも、人間でも、オーバーロードでも生きているのにかわりはないから」 戦う。自分が信じた希望のために。自分が望んだ結末のために。 「後でまた、あの変なコーヒーでも入れてくれよ。あれなら俺も味、分かるから」 「……うん! 腕によりをかけるから楽しみにしておいて!」 ドルモンが差し伸べてくれた手につかまり立ち上がる紘汰。 一人と一体の命を見捨てることなき戦いは、未だ尚続く……。
**葛葉紘汰&セイバー ◆TAEv0TJMEI 「「俺は、俺たちは、ユグドラシルを絶対に許さない!!!」」 【クラス】セイバー 【真名】アルファモン 【出典】DIGITAL MONSTER X-evolution     (各メディアでアルファモンの描写は人物背景以外も分かれるが、セイバーの必殺技や翼、王竜剣の扱い・ビジュアルは大体これに基準する) 【性別】デジモンには厳密には性別は存在しない 【属性】中立・中庸 【パラメーター】 筋力:B 耐久:A 敏捷:B++ 魔力:A 幸運:E 宝具:A 【クラススキル】 対魔力:A+ 現代の魔術はおろか神代の魔術を用いても彼を傷つけるのはほぼ不可能である。 神話の存在とされ、自らも魔方陣を攻防ともに用いて戦うアルファモンは破格のランクを誇る。 騎乗:EX アルファモンには竜種への騎乗並びに融合を成した逸話があるため、セイバークラスでありながらも規格外の騎乗スキルを誇ることとなった。 人間の姿で車を運転したという逸話もあるため文明の利器も問題なく扱える。 ただしクラス制限のため、竜種ことオウリュウモンの分離は不可能となっている。 その分セイバーとしてのアルファモンは王竜剣を装備していなくとも黄金の羽を生やすことができる。 【保有スキル】 空白の席の主:A アルファモンは秩序の守護者ロイヤルナイツの一員でありながら、その抑止力である。 いわばカウンター・カウンターガーディアン。 属性:秩序の相手との戦闘において攻防ともに補正が入る。 神の使いや騎士、体制の守護者たる英霊などであればあるほど自分に有利な補正が与えられる。 また神話の存在であり、同じロイヤルナイツのメンバーでさえ名前だけしか知らないという逸話から隠蔽効果も併せ持つ。 ステータスやクラス別スキルといった汎用的な情報は隠せないが、真名はもちろん宝具や固有スキルといった重要な情報を隠蔽する。 例え真名が知られたとしても、アルファモンが使用しているところを見聞きしない限り、宝具や固有スキルの情報を割り出すことはできない。 「ルーラー」のクラス別スキル「真名看破」の効果でも見破ることは不可能。 アルファインフォース:A 攻撃時に時間を瞬間的に巻き戻すことで、一瞬にして幾度もの攻撃を叩き込むことができる。 本来は過ぎ去った戦いを瞬間的に取り戻す究極の力なのだが、聖杯戦争では対時間能力時を除きアルファモンの象徴的な攻撃時の使用にのみ限られる。 変身:A 自らのカタチを変えるスキル。 正式には退化であり、自分の意志でドルモン→ドルガモン→ドルグレモン→アルファモンと進化段階を調整できる。 退化するほど魔力消費は抑えられるが、完全体のドルグレモンですらステータスは大きく下がってしまう。 加えて退化中は対魔力と騎乗のランクが激減する上に、変身:A以外の保有スキルが無効となり、2つ目の宝具も使用できない。 また、最新にして驚愕の逸話により、サーヴァントとしての能力・気配を殆ど抑えることでとある人間の姿になれる可能性も……。 魔術:B 神話のプログラム言語。 アルファモンはデジ文字による魔法陣にて、時に我が身を守り、時に砲撃を行い、時に武器を召喚する。 デジモンを奇跡的に剣へと進化させたという逸話もある。 キャスターとして召喚された場合はランクが上がり、必殺技のデジタライズ・オブ・ソウルにて、異世界から伝説のモンスターを召喚可能となる。 尚、キャスター以外のクラスでは、デジタライズ・オブ・ソウルは魔法陣から強力な緑色の光線を発射・連射する技となる。 【宝具】 『そこにあり、受け継がれる命(X抗体)』 ランク:C 種別:対死宝具 レンジ:- 最大補足:- 死を取り込み、死に抗うプログラム。 情報を高度に引き出し、潜在能力を極限まで発揮する効果も持つ。 その本質は命の持つ“存在することへの本能”であり、また誰かに生きて欲しいという願いでもある。 宝具に昇華されたことや戦闘が電脳世界で行われることもあり、Xプログラム以外の致死性の毒や呪い、プログラムにも効果がある。 ただし、感染し続けるとX抗体は消滅してしまう。 燃費自体は悪くはないが常時発動型なため持続的に魔力も消費する。 またこの宝具は他者に移譲できるが、その場合アルファモンは消滅する。 アヴェンジャーのクラスで召喚されていないため、基本死のX-進化――デクスリューションすることはない。 『究極戦刃王竜剣』 ランク:A 種別:対永遠宝具 レンジ:1 最大補足:1 戦闘力が追求されたプロトタイプデジモン、オウリュウモンが進化したと謂われれいる大剣。装備後は常時開放型。 究極体デジモンの戦闘能力の全てが攻撃性能にのみ集約されているため並みの英雄が扱える代物ではなく、並みの英雄が受け止められる剣でもない。 死してなお存在し続けようとする進化の果てであるデクスモンを討ち果たした逸話により、死そのものや、不死、永遠といった存在をも滅ぼせる。 しかしその逸話故に、対永遠宝具としての真価を発揮する程、アルファモンの命も削られていく。 【weapon】 聖剣グレイダルファー:デジ文字の刻まれた魔法陣の中心から取り出す光の剣。光の収束を抜き敵を貫く必殺技としても使用可能。 【人物背景】 滅び逝く世界があった。生きたいと願ったデジモンがいた。 神に選ばれることなく、誰に必要とされることもなく、どうしてここにいるのかもわからないまま生き続けた。 仲間に出会い、守るべき者を自分を必要としてくれる存在を得て、たくさんの命を託されて、そのデジモンは知った。 全ての命は生きるためにあるのだと。命は受け継がれるものなのだと。 【サーヴァントとしての願い】 命を受け継ぎ、生き、託す。 【基本戦術、方針、運用法】 能力が非常に高いレベルでまとまったセイバー。スキル、宝具も有用なものが揃っており戦闘面だけなら単純に強い。 電脳空間という地の利を得ていることも大きい。 しかし最高峰の究極体デジモンがかけるマスターへの魔力負担は常でさえ高く、戦闘時となると洒落にならないレベルである。 紘汰は戦闘力のあるマスターだが、アルファモンに魔力を供給しながら戦うのは自殺行為に他ならない。 進化により消費を抑えることもできるが、デメリットが大きいため使い方には注意が必要。 またX抗体による耐性でいくらかは補えるが、幸運は限りなく低い。紘汰もお世辞にもついているとはいえないので受難は覚悟しよう。 ……尚、神である以上聖杯の力で呼べるべくもないが、始まりの男としての紘汰こそがアルファモンと最も相性のいいマスターである。 その場合はマスターを苦しめることなく十分な魔力が供給されるためアルファモンのステータスも幸運以外上昇する。 【マスター】 葛葉紘汰@仮面ライダー鎧武(参戦時期はヨモツヘグリ戦で昏倒中から) 【マスターとしての願い】 希望の対価に犠牲を要求する世界のルールをぶち壊し、世界を変える 【weapon】 戦極ドライバー: ユグドラシルコーポレーションによって作られたアーマードライダーへの変身ベルト。認証式のため紘汰専用。 本来の用途はヘルヘイム下での生存ツールであり、ロックシードから装着者にエネルギーを補充できる。 ロックシードをはめ込むことで、それに応じたアーマードライダーへと変身することが出来る。 ロックシードは極まで獲得しているが、聖杯戦争の予選の間に破壊や紛失したもの、そもそも持ち込めなかったものもあると思われる。 フィールド発生機能やアンティールールなども魔術都市ユグドラシルでは機能しない模様。 【能力・技能】 戦いを経て生身でもそれなりに戦える身体能力はある。 オーバーロードの権能も幾つか使えるが、ヘルへイムの植物やインベスの有無次第である。 【人物背景】 滅び逝く世界があった。変わりたいと願う青年がいた。 無力だった青年は、力を手にして尚変われず、それでも変わろうとし続けた。 いつしか青年は、自ら変わることだけでなく、世界を、ルールを変えることを願うようになっていた。 守りたい人を守るために。自分が信じた希望のために。 新たなる未来の始まりに至るまで彼は戦う。そこに犠牲も後悔も、ない。 【方針】 希望の対価に犠牲を要求するユグドラシル(聖杯戦争)を許さない。 曇天より降り注ぐ雨の音を貫いて、天へと放たれる言葉があった。 それは怒りであり、嘆きでもあり、誓いでもあり、宣戦布告でもあった。 魔術都市ユグドラシル。希望の対価に犠牲を要求する世界。 命を競わせ、選別していく世界樹の存在は、彼らにとって到底許せるものではなかった。 知っているから。彼らは誰よりもそんな世界と世界樹の理不尽さを知っているから。 「何でだよ。なんで世界はいつも希望の対価に犠牲を求めるんだよ!  何度も何度も見せつけて、俺に諦めろって言うのかよ。犠牲を受け入れろって言うのかよ。  俺は嫌だ。俺は、俺は、見捨てたくなんてない!」 鎧武者の青年――葛葉紘汰の住んでいた地球は、滅亡の危機に瀕していた。 ヘルヘイムの森と呼ばれる異世界の侵略により、人類は強制的な進化を、変革を求められていた。 「その通りだ、コウタ。命は全て生きるためにある。命はそこにあるだけで美しいんだ……」 黒金の騎士――アルファモンことドルモンたちデジモンが生きるデジモンワールドもまた、滅びゆく定めだった。 増えすぎたデジモンたちのデータにより圧迫された旧デジモンワールドはデジタルハザードの訪れを待つばかりだった。 近くて遠い、2つの世界。物質世界と電脳世界。 2つの世界で滅びを回避しようとした存在が冠した、奇しくも共に世界樹の名。 ユグドラシル・コーポレーションと、イグドラシル。 人の手による研究組織と、ホストコンピューターである電子の神。 運命の悪戯か、世界の摂理か。 人間とコンピューターが選んだ対抗策は、計画名さえも一致していた。 『プロジェクトアーク』。 方舟の名が意味するところは命の選別。 ヘルヘイムの森の環境下で人間を生存可能とする戦極ドライバーの製造数には限界があった。 故にユグドラシルは生き残るべき人間を選別し、同時に、ヘルヘイムの力で怪物となる可能性のある残り約60億の人間を抹殺しようとした。 例え新世界を作ろうとも、元いたデジモンを全て移住させれば、再びデジタルハザードが訪れるだけである。 故にイグドラシルは新世界を作り僅かなデジモンだけを移住させた後、残る多くのデジモンを滅ぼすXプログラムを放ち、98%ものデジモンを消去した。 どころか、Xプログラムから生き延び新世界へと逃げ延びたXデジモンたちを、秩序の守護者たるロイヤルナイツに粛清させた。 Xデジモンたちの死骸からXプログラムが新世界にまで感染すると、今度は全てのデジモンを新世界ごと消し去ろうとした。 紘汰とドルモンはそれが許せなかった。 それぞれのプロジェクトアークで実験に選ばれた一人と一体は何も知らぬまま戦い続け、真実へと近づいていった。 葛葉紘汰は変わりたかった。 自分のことに精一杯で、誰かを助けられない自分が嫌だった。 いざ、力を手にした後も、すぐには変わることはできなかった。 最初は戸惑った。たくさん流された。何度も怯えた。過ちだって犯してしまった。絶望に呑まれかけた。 それでも彼は、自らの弱さを抱えたまま、戦い続けた。 鎧武に変身し、世界を変えるために、守りたいものを守るために。 自分さえ犠牲にすることなく自分の信じた希望のために戦い続けることを選んだ。 ドルモンは生きたかった。 神に選ばれずとも、選ばれた者に拒絶されようとも、選ばれなかった者たちから命を狙われようとも、生きたいと願った。 誰にも受け入れてもらえず、誰にも必要とされず、なのにどうして、自分はここにいるのかと。自分は生きていていいのか。 自らに、他者に問い続けながらも、ドルモンは戦い続けた。 ドルガモンに進化し、ドルグレモンに進化し、アルファモンへと進化して。 命を受け継ぎ、命を守り、命を託して、ドルモンは生きた。 そんな彼らだからこそ、誰かを犠牲にしての希望を強要するこの世界を、魔術都市ユグドラシルを許せなかった。 戦いを止めようと、ムーンセルの真意を知ろうと、記憶を取り戻し、契約を交わした日から駆け回った。 けれど、世界は残酷だった。 今もまた一組、どこかの誰かが命を落とした。 正しくはサーヴァントが消滅したことでの、マスターの強制退場だったのだが。 経験上嫌な心当たりばかりある彼らは、ユグドラシルが言葉をぼかしている“サーヴァントを失ったマスターの強制退場”も裏があるのではないかと踏んでいた。 「間に合わなかった……! 何で殺しあうことしかできないんだ!」 選別が最終フェイズに移行し、聖杯戦争を止めようとしている紘汰のことを知り、疎ましく思う者がいたのだろう。 時に言葉で、時に力で。殺し合いを止めようとする紘汰がいると、ユグドラシルの言うところの最終予選が一向に始まらない可能性があったからだ。 誰かが戦っているのを察知して、現場に向かおうとした紘汰に向けられたのは、大量の使い魔だった。 もしかしたら幾組かのマスターが結託して紘汰を足止めしようとしたのかもしれない。 そう思わせる程の量だった。 とはいえ使い魔は使い魔だ。 強力なサーヴァントセイバーをパートナーとし、自身もアーマードライダーに変身できる紘汰の敵ではなかった。 「何で、なん……ぐっ、う、あ」 だが、足止めにはそれで十分だった。十分すぎた。 アルファモンは強い。 その強さは諸刃の刃でもあった。 黄金の果実の一部を身に宿し、人間を超越しかけている紘汰をもってさえ、維持するだけで精一杯なのだ。 極ロックシードを得る前の紘汰なら、召喚した時点で膨大な魔力の消耗に耐えられず、死んでいたかもしれない。 それ程のサーヴァントが戦闘を行うというのなら、マスターの負担は言うまでもないだろう。 これがまだ、後方で身を隠し、ロックシードで消耗した自らのエネルギーを回復することに務めていたなら、少しはマシだったかもしれないが。 人の命がかかっている時に、そんな悠長な選択ができるなら、紘汰は今この場にいなかっただろう。 「コウタ!」 アルファモンがドルモンへと退化し、変身が解け倒れたコウタへと駆け寄ってくる。 アルファモンに魔力を供給しながら、自らも使い魔相手に前線で戦うことは自殺行為に等しいとは聞いていた。 その結果がこのざまだ。使い魔と戦っている時も、何度かアルファモンに助けられた。 しかもアルファモンは最強宝具を解放していなかった。 王竜剣の逸話を加味すると、宝具解放後はこの二倍の負担はあるかもしれない。 それでも。 「俺は大丈夫。さっきは足引っ張ってわり」 「コウタの身体が丈夫なのは知ってるよ。でも、人間でも、オーバーロードでも生きているのにかわりはないから」 戦う。自分が信じた希望のために。自分が望んだ結末のために。 「後でまた、あの変なコーヒーでも入れてくれよ。あれなら俺も味、分かるから」 「……うん! 腕によりをかけるから楽しみにしておいて!」 ドルモンが差し伸べてくれた手につかまり立ち上がる紘汰。 一人と一体の命を見捨てることなき戦いは、未だ尚続く……。

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