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セット名 | セット番号 | エキスパンション形式 | セット枚数 | 備考 |
日常 | WE11 | EB | 36 |
あらゐけいいち原作、京都アニメーション製作のギャグアニメがヴァイスシュヴァルツにエクストラ参戦。
黄色が時定高校、青が東雲研究所という配分になっている。
狭いカードプールの中で原作の二面性やキャラの繋がりを再現しているため、ネオスタン/単色構築向けのタイトル。
時定高校側の強みは、主役三人娘によるレベル1でのパワーライン。レベル2には+1000の汎用応援もあり、対応CXがバウンストリガーを持ち、かつシナジー能力で早出し殺しor後列狩りの2択が取れるみおなど、黄色らしくパワーに傾倒したカードが揃っている。
東雲研究所側と違い早出しはできないものの、“ふっかつのじゅもん”麻衣の集中や“単純な馬鹿”ゆっこによってデッキのキーカードにアクセスでき、CXシナジーに依存もしていないためうまく扱えばかなりの爆発力を誇る辺りはさすが黄色といったところ。
対して東雲研究所側は、相手ターン限定とはいえレベル0でパワー5000になれる寝起きのはかせ+学校デビュー なののシナジーや、レベル1・2ではCXシナジーで5500アンコールor10000クロック1点回収を舞台に直接出せるキャラ、相手ターン限定ながらデメリットなしで7500まで伸びる夏祭り なのも内包しており、時定高校側と比べて全体的にスキがない。ストックを消費するが、なのに後列狩り効果を付与できるはかせもレベル0・1帯に強力な応援を持つ上位タイトル相手に有効である。
が、時定高校側に比べると全体的にパワーラインが低く、パンプに関してもネーム指定パンプの阪本さんしかいないため早出しのメリットが薄い。また、キーカードにアクセスする手段に乏しく、そこを集中で補うとCXシナジーの成功率を下げてしまうためかみ合わない。おまけに回復の条件が見た目以上に厳しいのも苦しいか。
全体的な弱点としてはエクストラタイトルゆえのカードプールの少なさ+特殊トリガーの少なさがあげられる。
それでもカードスペックの面では2011年発売タイトルとほぼ同格のものを持ち合わせているので、エクストラタイトルだからといって油断しないこと。