デッキ構築の基本

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---- #contents ---- *概要 このページでは様々なタイトルに当てはまるおおまかな構築の指針を記述している。[[艦これ>総評/艦隊これくしょん -艦これ-]]、[[ニセコイ>総評/ニセコイ]]発売以降の環境を想定している。 もちろんタイトルごとにカードプールにはざまざまな違いがあり、地域間の違い・プレイヤーの好みで採用率が大きく異なる場合もあるので、あくまで参考程度にとどめてほしい。 また、WSはキャラゲーとしての側面が強いゲームである。自分の好みのカードを優先して採用することは否定されるものではないだろう。 *構築 デッキの色は単色~3色で構成する。4色構成も可能だが、レベル置き場におけるカードはゲーム中最大でも3枚までなのであまりお勧めできない。 色事故を起こさないように、レベル1まではCXも含めてなるべく単色~2色で構成し、舞台にキャラを出せるようにしておきたい。 またこのゲームにおいてはイベントカードはサーチ・回収が難しく、採用バランスが難しい。 [[ニセコイ>総評/ニセコイ]]、[[戦姫絶唱シンフォギア>総評/戦姫絶唱シンフォギア]]などのタイトルでイベントを多めに投入する場合はキャラが少なくならないようにデッキバランスに十分注意して構築しよう。 **レベル0 採用枚数は15~20枚程度。パワーの高いアタッカー、手札交換など行うシステムキャラ、応援・全体パンプを持つ後列キャラの3種に大別される。 わずかな差で勝負が決まりやすいレベル帯であり、アンコール持ちが使われることはそれほど多くない。 序盤の安定性をどの程度重視するかで採用枚数はプレイヤーによってまちまちである。 ***前列 -パワー4000アタッカー 例:[[非常招集の綾波]]、[[ツヴァイの教官アイン]]、[[二番目の男ツヴァイ]]、[[学園の集]] パンプ条件が容易なものが優先される。 例えばレベル0帯でキャラを並べることはまれなので、「他のキャラが1枚以下なら~」「ストックが2枚以下なら~」といった条件を満たしやすい。 一方で「他のキャラが2枚以上なら~」といった条件は腐りがちであり、敬遠されやすい。 -パワー3500アタッカー 例:[[桜並木のシャロ]]、[[潜行のキリト]] 4000アタッカーに比べるとパワーで劣るが、その分条件が緩いことが多い。デメリットが軽微なものほど使いやすい。 -レベル0[[相打ち]] 例:[[μ(ミュー)]]、[[キョン&古泉]]、[[綾波型駆逐艦10番艦 潮改]]、[[“そういうアレ”イリヤ]] いわゆる道連れ能力持ち。赤のものは後述する扉CX用の色発生要因としても投入率が高い。 上記高パワーアタッカーを楽に倒すことが可能。空いた盤面にとりあえず置いておくのも有効。 相手がレベル0キャラでフロントアタックしてくれればダイレクト枠を開けてダメージを伸ばせるからである。 -[[移動]] 例:[[方向音痴 あずさ]]、[[全力の拳 響]] 手札維持、ストック増強に役立つ。[[島風型駆逐艦 島風]]互換の対策としても有効。 一方でパワーは各種アタッカーと比べて劣るので注意したい。 枠限定の移動能力、正面にキャラがいる枠にしか動けないものは、使い勝手が限定されるのでやや使いづらい。 -システムキャラ 例:&bold(){絆}、[[朝礼 小鳥]]・[[“彩飄”フィレス]]、[[コンソール操作 ネロ]]、[[収録中のシャロ]]、[[“オカ研会長”朱音]]、[[冬のひととき 暁]] 主に[[回収]]・[[サーチ]]を行って手札を安定させるためのカード群。 手札を控え室に置けるカード群は、序盤に手札でだぶついたCXを処理するのに役立つ。 レベル0の絆持ちで使われるのは[[林檎のおすそわけ 杏子]]など絆先がレベル1のものが大半であり、レベル2・3が対象の絆は[[虎柄の髪 羽川翼]]などの例外を除けばほとんど使われない。 ただしパワーはアタッカーに比べると劣るので、採用しすぎると相手の盤面を崩すのに苦労することになる。 -山札削り 例:[[非常招集の綾波]]、[[冬のひととき 暁]]、[[真剣な面持ち 阿良々木暦]]、[[水鉄砲 葉留佳]] 後列の例:[[レスト集中]]、[[“お座り”美柑]]など [[圧縮]]率の悪い一週目の山札を削りきるために使われる。リフレッシュ後の2週目の山札でもCXが尽きた場合の事故回避用として有効。 ***後列 -[[レスト集中]] 例:[[如月 影二]]、[[見守るほむら]] 使われるのは[[サーチ]]、[[回収]]ができるものである。手札増強、山札削りからの[[圧縮]]・事故回避とゲーム序盤から終盤まで活躍する。 [[家族と絆 流子&マコ]]、[[“憧れの舞台”エリー]]など、似た挙動ができるカードも存在する。 高速化した現環境下ではほぼ必須カードと化している。 -特徴・ネーム全体パンプ 例:[[解けた葛藤 ゆり]] 特徴統一されたデッキでは、場所を選ばずにパンプがかけられるので純応援の上位互換。 付随する効果が有用なものほど採用されやすい。 -応援 例:[[新婚生活 アスナ]] 基本的に全体パンプの下位互換であるが、付随する効果が有用な場合は使われることが多い。 **レベル1 このゲームにおいて最初に盤面を埋めてアタックすることになるレベル帯で10~15枚程度採用される。 基本的にストックを使わない1/0のものが優先されるが、現在は[[0コストメタ]]も登場しているので要注意。 6~10枚程度採用する前列は基本的にアタッカーで埋めるのが原則。システムキャラの採用は[[未来の為に出来ること 戦場ヶ原ひたぎ]]などを除けばまれである。 [[手札アンコール]]・[[クロックアンコール]]持ちを入れておくと盤面が安定しやすい。 ***前列  -[[島風型駆逐艦 島風]]、[[修羅場な万里花]]互換 [[サーチ]]・[[回収]]が可能なCXシナジーを持つ。自身のパワーは並程度なので、対応CXでパワーを上げたり、応援・全体パンプなどで支援することが必要になる。 先上がりされて盤面を固められると弱い。[[移動]]に対しては効果を発動しづらいのも弱点。 -[[ガウル・ガレット・デ・ロワ]]互換 盤面を埋めることで単独で1/0/6500まで成長する現在のWSのメインアタッカー。 このパワーラインを突破できるかどうかがアタッカーとしての重要な採用ライン。 -レベル1[[相打ち]] 例:[[水着のちはや]] レベル0相打ちは各色に存在するが、レベル1相打ちはほとんどが赤に限定されている。 基本的な使い方はレベル0のものと同様で、高パワーキャラの突破に役立つ。盤面をとりあえず埋めておくのも有効だが、レベルパンプ、[[0コストメタ]]には注意が必要。 追加効果がついているものも多いが、ほとんどがおまけ程度の効果である。 -[[屋上の邂逅 ヴィータ]]互換 [[CIP]]でキャラ数×500パワーが上がる1/0/5000。パンプ値が非常に大きく、最大で7500まで成長する。 返しのパワーが貧弱なことが弱点。 -[[運動神経抜群 美琴]]互換 キャラアタックのたびにパワーが上がる1/0/5000。最後にアタックすれば[[ガウル・ガレット・デ・ロワ]]互換を単独で突破できる。 [[屋上の邂逅 ヴィータ]]互換と同じく返しのパワーが貧弱なことと、性質上採用枚数を増やすと腐りやすくなることが弱点。 -1/1 例:[[『阿良々木さん嫌いプレイ』八九寺真宵]]など かつては1/1/7000が隆盛を極めたが、[[ガウル・ガレット・デ・ロワ]]互換・レベル1[[相打ち]]の蔓延によって採用率は落ち込んでいる。 基本的に使われるのは[[手札アンコール]]・[[クロックアンコール]]持ちか、[[相打ち]]の利かないレベル上昇効果持ちに限られる。 [[0コストメタ]]登場後はその対策としても採用されるようになっている。 ***後列、その他 -[[新造工作艦 明石]] [[レスト集中]]に比べると山札削りもできずコストも重いが、確定サーチができる。 [[レスト集中]]が採用しづらいデッキタイプの場合は代用の手札増強手段として採用できるが、[[冬のひととき 暁]]や[[こそばゆい日常]]など別の山札削り手段を用意することが必要となる。 -助太刀 例:[[魔法使い長門&シャミセン]] ストックを使わない1/0の助太刀が優先される。現在では多くのタイトルで1/0/2000助太刀が普及している。 ただし1/1カウンターでも[[歌いたかった歌]]、[[妙高型重巡3番艦 足柄]]など上昇値が高いものは採用される場合もある。 **レベル2 もっともデッキスロットの少なくなるレベル帯で、採用枚数は4~8枚程度。 採用されるのは大きく分けて対レベル3キャラ、上位後列、助太刀などのカウンターの3種類。 多くのタイトルにレベル3キャラの[[早出し]]が普及しており、レベル2のアタッカーが採用されることは少なくなってきている。 レベル3キャラのためにストックを節約することが重要になるので採用されるのはほとんどが2/1である。 [[白くて白々しい 羽川翼]]などごく一部の例外を除けば2/2のキャラが採用されることは稀である。 ***前列 -[[早出しメタ]][[相打ち]] 例:[[八九寺真宵さん]] [[早出し]]レベル3キャラに対する対策として重要なカード。対象をとる効果ではないので、[[アンタッチャブル]]に対しても有効。 通常のレベル0・1相打ちのように盤面にとりあえずおいておく運用は推奨されず、相手の早出しキャラに後からぶつけるのが基本的な運用となる。 -対レベル3パンプ 例:[[銀の魔銃 マミ]]、[[《閃光》のアスナ]] 同じく主に早出しに対して有効となるカード。 [[早出しメタ]][[相打ち]]と違って確実に倒せるわけではないが、こちらが盤面に残れる点、レベル3以降でも有効となる点で優れる。 [[相打ち]]とちがってあくまでもパワーで勝負するので、助太刀などのカウンターには十分な注意が必要となる。 -[[疑似リフレッシュ]] 例:[[白衣の天使 小咲]]、[[時間遡行者 ほむら]]、[[百人力の手練 椎名]] 通常ならキャンセルできないリフレッシュポイントのダメージを回避できる優秀な能力。 レベル2キャラの[[CIP]]能力はそれに加えてドローやパンプなどのメリット効果が付属するので、いかに強力な能力なのかがわかるだろう。 ***後列、その他 -[[レベル応援]] 例:[[揺れ動く気持ち まどか]] 基本的な上位後列の一つ。レベル3に対して用いて、1500のパンプをかけるのが基本的な運用法。 特に[[早出し]]されたレベル3キャラと組み合わせることで強固な盤面を築くことができる。 終盤のパワー合戦において重要となる一枚で、[[再スタンド]]や[[クロック送り]]といったレベル3を用いる場合には特に重要。 近年になって後述する[[2000応援]]が登場。レベル3に対して用いる場合はパンプ値で劣るので、若干立場が苦しくなってきている。 こちらはレベル1・2のキャラに対してパンプをかけられる点で差別化できる。 -ネーム・特徴全体1000パンプ 例:[[形式番号XMH_008 ファラ・スユーフ]] 基本的な上位後列の一つ。レベル応援と比べると上昇量で劣るが、パンプをかける場所を選ばない点で優れる。 [[レベル応援]]と同じく、[[2000応援]]の普及によってかなり立場が苦しくなっており、採用率は低下している。 一方で[[食えない女 クロウディア]]などレベル1のものは登場できるのが早い分非常に強力。 相手にする場合は注意が必要となるが、存在するタイトルは限られている。 -[[2000応援]] 例:[[目前に迫る“死” キリト&シノン]] レベル3限定で2000のパンプをかけることができる後列。 基本的な使い方は[[レベル応援]]と同様だが、よりパンプ値が高いのがメリット。 -[[早出しメタ]]助太刀 例:[[帰ってきた笑顔 美夏]]互換 現環境で最もよく用いられる助太刀。 [[早出し]]キャラを問答無用で除去できるカウンター。その分コストは相応に重いので、使いどころはよく考えたい。 また、[[帰ってきた笑顔 美夏]]は舞台のキャラを控え室に送ってバトルを回避できることも重要であり、[[クロック送り]]や[[再スタンド]]といったリバース要求の詰め能力の多くを無力化できる。 通常のバニラ助太刀と比べるとわずかにパンプ量で劣るが、それを補って余りある汎用性の高さを持つ。 助太刀なので色を選ばないこともあり、存在するタイトルであればほぼ100パーセントに近い採用率を誇る。 -[[回収]]イベント 例:[[かけがえのない仲間]]、[[魔法少女現る]] 手札の乏しくなる終盤に重宝する回収イベント。[[魔法少女現る]]互換は手札こそ増やせないが、その分ストックコストが軽く、各種レベル3の登場につなげやすい。 -ダメージカットイベント 例:[[ホラーは苦手]]、[[らしんばん]] ダメージを無力化できるカウンターイベント。 **レベル3 ゲームを最終的に決着させる重要なカード群で、採用枚数は6~10枚程度。CXシナジーを持つものも多いが、他のレベル3キャラとの兼ね合いが重要になる。 ただし&bold(){経験}タイトルではデッキの構築比率にレベル3の比率が大きくなり、ストック消費の多いレベル3を用いるデッキタイプなら少数のレベル3採用になることは珍しくない。 -[[早出し]] 例:[[聖剣獲得へ キリト]]、[[飛龍型正規空母 飛龍改二]]、[[乙女心 小咲]] レベル2の段階で登場できるレベル3のキャラ。 チェンジによって登場するもの・自身の効果でレベルが下がるもの・イベントを利用したものの3つに大別される。 現環境で最もよく使われるのは自身の効果でレベルが下がるものである。 条件には様々な種類があるが、[[聖剣獲得へ キリト]]の持つ「控え室のCXが2枚以下」の条件が一般的になってきている。 基本的に生き残ることが最優先課題なので、[[飛龍型正規空母 飛龍改二]]のようにパワーの高いものは評価が高い。 [[聖剣獲得へ キリト]]や[[乙女心 小咲]]のように[[CIP]]で[[サーチ]]・ドローのできるものは手札の乏しくなる終盤では重宝する。 当然ながら[[早出しメタ]]が最大の天敵となる。[[アンタッチャブル]]を持つものは[[相打ち]]には無力だが、[[帰ってきた笑顔 美夏]]互換が効かないので優秀。 -[[回復]] 例:[[“電子の歌姫”初音ミク]]、[[美樹 さやか]] WSにおいてレベル3キャラが持つ最も一般的な能力の一つ。特に[[CIP]]形式のものはほとんどのタイトルに普及している。 [[トラブルガール ハルヒ]]、[[一つ屋根の下 美琴&黒子]]など一枚で回復と詰め能力を併せ持つものは特に評価が高い。 かつてはレベル3といえばこの能力のことを指したが、それゆえに[[回復メタ]]が登場することになった。現在は後述する[[回復]]以外の能力を持つレベル3も多数収録されるようになっており、かつてほどの採用率はない。 それでも汎用性の高い優秀な能力であることに変わりはない。 -山札操作 例:[[“大切な何か”西森 柚咲]]、[[昔話 忍野忍]] 基本的に相手ターン中にできることがほとんどないWSにおいて、相手ターン中に行動できる数少ない能力の一つ。 一見すると効果がわかりづらいが、キャンセル率の上昇や場合によっては次のドローの確認につながる優秀な能力である。 レベル3で登場させるよりも[[早出し]]によって登場させることで威力を発揮する能力である。 -ソウル減少 例:[[“濡れた制服”クロ]]、[[“結界の主”小鳥]] ゲーム終盤で登場するキャラはほとんどがソウル2なので、1点減少させても焼け石に水であり、むしろキャンセル率の低下につながりかねない。 したがって現在の構築で用いられるのは、2点以上ソウルを減少させるものがほとんどである。 山札操作と同じく、[[早出し]]によって最大の威力を発揮する能力。 -[[再スタンド]] 例:[[乙女心 万里花]] 4回目以降のアタックを可能にする詰め能力。 多くのカードがバトルで相手のリバースさせることを要求しており、ある程度のパワーが必要になる。 各種詰め能力の中では最もコストが重く、また条件も厳しい。その分苦労に見合う強力さを持つので、うまく補助して使っていきたい。 -[[ショット]] 例:[[大和型戦艦2番艦 武蔵]] 主に黄が持つ固有の詰め能力。キャンセル時にX点のダメージを相手に与える。 基本的に赤の[[バーン]]の下位互換であるが、その分コストが軽く、ダメージ量も大きいことが多い。 -[[クロック送り]] 例:[[覇道の王 ライダー]]、[[赤城型正規空母 赤城改]] 主に緑が持つ固有の詰め能力。バトルでリバースさせた相手を直接クロックに置ける。 [[バーン]]と比べるとキャンセルを発生させずに確定でダメージを生み出すことができ、アンコールも封じることができる。 一方でコストは重めで、キャラのリバースが必須となるので条件も厳しい。近年は[[帰ってきた笑顔 美夏]]互換が蔓延していることも向かい風となっている。 -[[バーン]] 例:[[乙女心 万里花]]、[[金剛型戦艦3番艦 榛名]]、[[輝きの向こう側へ! 美希]] 主に赤が持つ固有の詰め能力。相手にX点のダメージを与える。 [[圧縮]]率の関係上、よく使われるのは1点~4点のダメージを与える能力。打点が5点以上のものはまず通らないので使いづらく、CXを減らす目的と割り切って使うことになる。 シンプルにして強力な能力であり、[[トラブルガール ハルヒ]]・[[一つ屋根の下 美琴&黒子]]・[[乙女心 万里花]]といった制限カードを多数生みだしている。 -後列 例:[[“運命への抗い”アルミン]]、[[記録の地平線代表 シロエ]] [[レベル応援]]、[[2000応援]]の上位種で、レベル2のものに比べると効果が優秀。[[CIP]]でのサーチやドローを持っているものが多い。 その分登場ストックは重いので、他のレベル3キャラとの採用バランスに注意が必要。 **クライマックス CXシナジーに対応するものを優先して投入する。CXシナジーは発動できなければ意味が無いので、基本的に対応CXは4枚フル投入するのが基本。ただし対応CXが使いづらい場合や、発動機会が終盤になるレベル3キャラの対応CXに関しては投入する枚数を調整する場合もある。 特にこだわりがない場合は赤を投入して扉アイコンを採用する場合も多い。 CXシナジー持ちキャラに関しては、舞台に対応するカードを並べるほど強力になる性質上、使われるのは多くがレベル1とレベル3のキャラが持つものである。もちろん[[白くて白々しい 羽川翼]]、[[“一緒に歩く道”ちはや]]など例外はあるが、舞台に並べる機会が少ないレベル0・2のキャラに関しては使われることが少ない。 -扉 トリガーするだけで任意のキャラを回収できる強力なCX。回収能力を高めるためにCXシナジーを無視してでも採用されるデッキは珍しくない。 他のCXと比べて一段高い汎用性を誇るCXであり、長らく他のCXに比べて一段飛びぬけた採用率を誇った。 こうした状況が問題視されたのか、[[陽炎型駆逐艦7番艦 初風]]、[[“お座り”美柑]]といった[[回収メタ]]カードが登場。 [[レスト集中]]が普及したことに加え、他の特殊アイコンのCXシナジーにも優秀なものが登場したことで、かつてほど重要性は高くない。 それでも高い汎用性は相変わらずなので、CX選択に迷った場合にはまずこのアイコンが投入されることが多い。 -その他特殊アイコン 例:風・炎・袋・宝・待・本・門 それぞれ独自のアドバンテージを持っているが、扉CXに比べると汎用性では劣る。 CXシナジーを使うデッキに応じて採用される。 -[[ストックブースト]] かつての「山札の一番上をストックに置く」形式はCXを流してしまう可能性があり、非常に使いづらかった。 [[翠星のガルガンティア]]以降、控え室からストックを増やす形式に変更されたことで使い勝手が上がった。 [[レスト集中]]の必須カード化もあり、評価は上昇している。 -キャントリップ(2000/1ドロー)、2000/1、ソウル+2などその他のCX いずれもパワー上昇量・ソウル上昇の点など様々な点で上記のCXに比べると汎用性で劣る。 このためよほど対応キャラが強力なCXシナジーを持っていない限りは採用されることは少ない。 *参考 [[デッキレシピ]]のページには各タイトルごとにデッキタイプが載っているので、参考にされたし。 近年はトライアルデッキにも優秀なものが多いので、まずはそこから参考にしてみるのもいいだろう。
---- #contents ---- *概要 このページでは様々なタイトルに当てはまるおおまかな構築の指針を記述している。[[艦これ>総評/艦隊これくしょん -艦これ-]]、[[ニセコイ>総評/ニセコイ]]発売以降の環境を想定している。 もちろんタイトルごとにカードプールにはざまざまな違いがあり、地域間の違い・プレイヤーの好みで採用率が大きく異なる場合もあるので、あくまで参考程度にとどめてほしい。 また、WSはキャラゲーとしての側面が強いゲームである。自分の好みのカードを優先して採用することは否定されるものではないだろう。 *構築 デッキの色は単色~3色で構成する。4色構成も可能だが、レベル置き場におけるカードはゲーム中最大でも3枚までなのであまりお勧めできない。 色事故を起こさないように、レベル1まではCXも含めてなるべく単色~2色で構成し、舞台にキャラを出せるようにしておきたい。 またこのゲームにおいてはイベントカードはサーチ・回収が難しく、採用バランスが難しい。 [[ニセコイ>総評/ニセコイ]]、[[戦姫絶唱シンフォギア>総評/戦姫絶唱シンフォギア]]などのタイトルでイベントを多めに投入する場合はキャラが少なくならないようにデッキバランスに十分注意して構築しよう。 **レベル0 採用枚数は15~20枚程度。パワーの高いアタッカー、手札交換など行うシステムキャラ、応援・全体パンプを持つ後列キャラの3種に大別される。 序盤の安定性をどの程度重視するかで採用枚数はプレイヤーによってまちまちである。 ***レベル0前列 -パワー4000アタッカー 例:[[非常招集の綾波]]、[[ツヴァイの教官アイン]]、[[二番目の男ツヴァイ]]、[[学園の集]] パンプ条件が容易なものが優先される。 例えばレベル0帯でキャラを並べることはまれなので、「他のキャラが1枚以下なら~」「ストックが2枚以下なら~」といった条件を満たしやすい。 一方で「他のキャラが2枚以上なら~」といった条件は腐りがちであり、敬遠されやすい。 -パワー3500アタッカー 例:[[桜並木のシャロ]]、[[潜行のキリト]]、[[ショートカット あずさ]] 4000アタッカーに比べるとパワーで劣るが、その分条件が緩いことが多い。デメリットが軽微なものほど使いやすい。 -レベル0[[相討ち]] 例:[[μ(ミュー)]]、[[キョン&古泉]]、[[綾波型駆逐艦10番艦 潮改]]、[[“そういうアレ”イリヤ]] いわゆる道連れ能力持ち。赤のものは後述する扉CX用の色発生要因としても投入率が高い。 上記高パワーアタッカーを楽に倒すことが可能。空いた盤面にとりあえず置いておくのも有効。 相手がレベル0キャラでフロントアタックしてくれればダイレクト枠を開けてダメージを伸ばせるからである。 -[[移動]] 例:[[方向音痴 あずさ]]、[[全力の拳 響]] 手札維持、ストック増強に役立つ。[[島風型駆逐艦 島風]]互換の対策としても有効。 一方でパワーは各種アタッカーと比べて劣るので注意したい。 枠限定の移動能力、正面にキャラがいる枠にしか動けないものは、使い勝手が限定されるのでやや使いづらい。 -システムキャラ 例:&bold(){絆}、[[朝礼 小鳥]]・[[“彩飄”フィレス]]、[[コンソール操作 ネロ]]、[[収録中のシャロ]]、[[“オカ研会長”朱音]]、[[冬のひととき 暁]] 主に[[回収]]・[[サーチ]]を行って手札を安定させるためのカード群。 手札を控え室に置けるカード群は、序盤に手札でだぶついたCXを処理するのに役立つ。 レベル0の絆持ちで使われるのは[[林檎のおすそわけ 杏子]]など絆先がレベル1のものが大半であり、レベル2・3が対象の絆は[[虎柄の髪 羽川翼]]などの例外を除けばほとんど使われない。 ただしパワーはアタッカーに比べると劣るので、採用しすぎると相手の盤面を崩すのに苦労することになる。 -山札削り 例:[[非常招集の綾波]]、[[冬のひととき 暁]]、[[真剣な面持ち 阿良々木暦]]、[[水鉄砲 葉留佳]] 後列の例:[[レスト集中]]、[[“お座り”美柑]]など [[圧縮]]率の悪い一週目の山札を削りきるために使われる。リフレッシュ後の2週目の山札でもCXが尽きた場合の事故回避用として有効。 ***レベル0後列 -[[レスト集中]] 例:[[如月 影二]]、[[見守るほむら]] 使われるのは[[サーチ]]、[[回収]]ができるものである。手札増強、山札削りからの[[圧縮]]・事故回避とゲーム序盤から終盤まで活躍する。 [[家族と絆 流子&マコ]]、[[“憧れの舞台”エリー]]など、似た挙動ができるカードも存在する。 高速化した現環境下ではほぼ必須カードと化している。 -特徴・ネーム全体パンプ 例:[[解けた葛藤 ゆり]] 特徴統一されたデッキでは、場所を選ばずにパンプがかけられるので純応援の上位互換。 付随する効果が有用なものほど採用されやすい。 -応援 例:[[新婚生活 アスナ]] 基本的に全体パンプの下位互換であるが、付随する効果が有用な場合は使われることが多い。 **レベル1 このゲームにおいて最初に盤面を埋めてアタックすることになるレベル帯で10~15枚程度採用される。 基本的にストックを使わない1/0のものが優先されるが、現在は[[0コストメタ]]も登場しているので要注意。 6~10枚程度採用する前列は基本的にアタッカーで埋めるのが原則。システムキャラの採用は[[未来の為に出来ること 戦場ヶ原ひたぎ]]などを除けばまれである。 [[手札アンコール]]・[[クロックアンコール]]持ちを入れておくと盤面が安定しやすい。 ***レベル1前列  -[[島風型駆逐艦 島風]]、[[修羅場な万里花]]互換 [[サーチ]]・[[回収]]が可能なCXシナジーを持つ。自身のパワーは並程度なので、対応CXでパワーを上げたり、応援・全体パンプなどで支援することが必要になる。 先上がりされて盤面を固められると弱い。[[移動]]に対しては効果を発動しづらいのも弱点。 -[[ガウル・ガレット・デ・ロワ]]互換 盤面を埋めることで単独で1/0/6500まで成長する現在のWSのメインアタッカー。 このパワーラインを突破できるかどうかがアタッカーとしての重要な採用ライン。 -レベル1[[相討ち]] 例:[[水着のちはや]] レベル0相打ちは各色に存在するが、レベル1相打ちはほとんどが赤に限定されている。 基本的な使い方はレベル0のものと同様で、高パワーキャラの突破に役立つ。盤面をとりあえず埋めておくのも有効だが、レベルパンプ、[[0コストメタ]]には注意が必要。 追加効果がついているものも多いが、ほとんどがおまけ程度の効果である。 -[[屋上の邂逅 ヴィータ]]互換 [[CIP]]でキャラ数×500パワーが上がる1/0/5000。パンプ値が非常に大きく、最大で7500まで成長する。 返しのパワーが貧弱なことが弱点。 -[[運動神経抜群 美琴]]互換 キャラアタックのたびにパワーが上がる1/0/5000。最後にアタックすれば[[ガウル・ガレット・デ・ロワ]]互換を単独で突破できる。 [[屋上の邂逅 ヴィータ]]互換と同じく返しのパワーが貧弱なことと、性質上採用枚数を増やすと腐りやすくなることが弱点。 -1/1 例:[[『阿良々木さん嫌いプレイ』八九寺真宵]]など かつては1/1/7000が隆盛を極めたが、[[ガウル・ガレット・デ・ロワ]]互換・レベル1[[相討ち]]の蔓延によって採用率は落ち込んでいる。 基本的に使われるのは[[手札アンコール]]・[[クロックアンコール]]持ちか、[[相討ち]]の利かないレベル上昇効果持ちに限られる。 [[0コストメタ]]登場後はその対策としても採用されるようになっている。 ***レベル1後列、その他 -[[新造工作艦 明石]] [[レスト集中]]に比べると山札削りもできずコストも重いが、確定サーチができる。 [[レスト集中]]が採用しづらいデッキタイプの場合は代用の手札増強手段として採用できるが、[[冬のひととき 暁]]や[[こそばゆい日常]]など別の山札削り手段を用意することが必要となる。 -助太刀 例:[[魔法使い長門&シャミセン]] ストックを使わない1/0の助太刀が優先される。現在では多くのタイトルで1/0/2000助太刀が普及している。 ただし1/1カウンターでも[[歌いたかった歌]]、[[妙高型重巡3番艦 足柄]]など上昇値が高いものは採用される場合もある。 **レベル2 もっともデッキスロットの少なくなるレベル帯で、採用枚数は4~8枚程度。 採用されるのは大きく分けて対レベル3キャラ、上位後列、助太刀などのカウンターの3種類。 多くのタイトルにレベル3キャラの[[早出し]]が普及しており、レベル2のアタッカーが採用されることは少なくなってきている。 レベル3キャラのためにストックを節約することが重要になるので採用されるのはほとんどが2/1である。 [[白くて白々しい 羽川翼]]などごく一部の例外を除けば2/2のキャラが採用されることは稀である。 ***レベル2前列 -[[早出しメタ]][[相討ち]] 例:[[八九寺真宵さん]] [[早出し]]レベル3キャラに対する対策として重要なカード。対象をとる効果ではないので、[[アンタッチャブル]]に対しても有効。 通常のレベル0・1相打ちのように盤面にとりあえずおいておく運用は推奨されず、相手の早出しキャラに後からぶつけるのが基本的な運用となる。 -対レベル3パンプ 例:[[銀の魔銃 マミ]]、[[《閃光》のアスナ]] 同じく主に早出しに対して有効となるカード。 [[早出しメタ]][[相討ち]]と違って確実に倒せるわけではないが、こちらが盤面に残れる点、レベル3以降でも有効となる点で優れる。 [[相打ち]]とちがってあくまでもパワーで勝負するので、助太刀などのカウンターには十分な注意が必要となる。 -[[疑似リフレッシュ]] 例:[[白衣の天使 小咲]]、[[時間遡行者 ほむら]]、[[百人力の手練 椎名]] 通常ならキャンセルできないリフレッシュポイントのダメージを回避できる優秀な能力。 レベル2キャラの[[CIP]]能力はそれに加えてドローやパンプなどのメリット効果が付属するので、いかに強力な能力なのかがわかるだろう。 ***レベル2後列、その他 -[[レベル応援]] 例:[[揺れ動く気持ち まどか]] 基本的な上位後列の一つ。レベル3に対して用いて、1500のパンプをかけるのが基本的な運用法。 特に[[早出し]]されたレベル3キャラと組み合わせることで強固な盤面を築くことができる。 終盤のパワー合戦において重要となる一枚で、[[再スタンド]]や[[クロック送り]]といったレベル3を用いる場合には特に重要。 近年になって後述する[[2000応援]]が登場。レベル3に対して用いる場合はパンプ値で劣るので、若干立場が苦しくなってきている。 こちらはレベル1・2のキャラに対してパンプをかけられる点で差別化できる。 -ネーム・特徴全体1000パンプ 例:[[形式番号XMH_008 ファラ・スユーフ]] 基本的な上位後列の一つ。レベル応援と比べると上昇量で劣るが、パンプをかける場所を選ばない点で優れる。 [[レベル応援]]と同じく、[[2000応援]]の普及によってかなり立場が苦しくなっており、採用率は低下している。 一方で[[食えない女 クロウディア]]などレベル1のものは登場できるのが早い分非常に強力。 相手にする場合は注意が必要となるが、存在するタイトルは限られている。 -[[2000応援]] 例:[[目前に迫る“死” キリト&シノン]] レベル3限定で2000のパンプをかけることができる後列。 基本的な使い方は[[レベル応援]]と同様だが、よりパンプ値が高いのがメリット。 -[[早出しメタ]]助太刀 例:[[帰ってきた笑顔 美夏]]互換 現環境で最もよく用いられる助太刀。 [[早出し]]キャラを問答無用で除去できるカウンター。その分コストは相応に重いので、使いどころはよく考えたい。 また、[[帰ってきた笑顔 美夏]]は舞台のキャラを控え室に送ってバトルを回避できることも重要であり、[[クロック送り]]や[[再スタンド]]といったリバース要求の詰め能力の多くを無力化できる。 通常のバニラ助太刀と比べるとわずかにパンプ量で劣るが、それを補って余りある汎用性の高さを持つ。 助太刀なので色を選ばないこともあり、存在するタイトルであればほぼ100パーセントに近い採用率を誇る。 -[[回収]]イベント 例:[[かけがえのない仲間]]、[[魔法少女現る]] 手札の乏しくなる終盤に重宝する回収イベント。[[魔法少女現る]]互換は手札こそ増やせないが、その分ストックコストが軽く、各種レベル3の登場につなげやすい。 -ダメージカットイベント 例:[[ホラーは苦手]]、[[らしんばん]] ダメージを無力化できるカウンターイベント。 **レベル3 ゲームを最終的に決着させる重要なカード群で、採用枚数は6~10枚程度。 ただし&bold(){経験}タイトルではデッキの構築比率にレベル3の比率が大きくなり、ストック消費の多いレベル3を用いるデッキタイプなら少数のレベル3採用になることは珍しくない。 CXシナジーを持つものも多いが、1ターンで使えるCXは1枚までなので、他のレベル3キャラとの兼ね合いが重要になる。 -[[早出し]] 例:[[聖剣獲得へ キリト]]、[[飛龍型正規空母 飛龍改二]]、[[乙女心 小咲]] レベル2の段階で登場できるレベル3のキャラ。 チェンジによって登場するもの・自身の効果でレベルが下がるもの・イベントを利用したものの3つに大別される。 現環境で最もよく使われるのは自身の効果でレベルが下がるものである。 条件には様々な種類があるが、[[聖剣獲得へ キリト]]の持つ「控え室のCXが2枚以下」の条件が一般的になってきている。 基本的に生き残ることが最優先課題なので、[[飛龍型正規空母 飛龍改二]]のようにパワーの高いものは評価が高い。 [[聖剣獲得へ キリト]]や[[乙女心 小咲]]のように[[CIP]]で[[サーチ]]・ドローのできるものは手札の乏しくなる終盤では重宝する。 当然ながら[[早出しメタ]]が最大の天敵となる。[[アンタッチャブル]]を持つものは[[相打ち]]には無力だが、[[帰ってきた笑顔 美夏]]互換が効かないので優秀。 -[[回復]] 例:[[“電子の歌姫”初音ミク]]、[[美樹 さやか]] WSにおいてレベル3キャラが持つ最も一般的な能力の一つ。特に[[CIP]]形式のものはほとんどのタイトルに普及している。 [[トラブルガール ハルヒ]]、[[一つ屋根の下 美琴&黒子]]など一枚で回復と詰め能力を併せ持つものは特に評価が高い。 かつてはレベル3といえばこの能力のことを指したが、それゆえに[[回復メタ]]が登場することになった。現在は後述する[[回復]]以外の能力を持つレベル3も多数収録されるようになっており、かつてほどの採用率はない。 それでも汎用性の高い優秀な能力であることに変わりはない。 -山札操作 例:[[“大切な何か”西森 柚咲]]、[[昔話 忍野忍]] 基本的に相手ターン中にできることがほとんどないWSにおいて、相手ターン中に行動できる数少ない能力の一つ。 一見すると効果がわかりづらいが、キャンセル率の上昇や場合によっては次のドローの確認につながる優秀な能力である。 レベル3で登場させるよりも[[早出し]]によって登場させることで威力を発揮する能力である。 -ソウル減少 例:[[“濡れた制服”クロ]]、[[“結界の主”小鳥]] ゲーム終盤で登場するキャラはほとんどがソウル2なので、1点減少させても焼け石に水であり、むしろキャンセル率の低下につながりかねない。 したがって現在の構築で用いられるのは、2点以上ソウルを減少させるものがほとんどである。 山札操作と同じく、[[早出し]]によって最大の威力を発揮する能力。 -[[再スタンド]] 例:[[乙女心 万里花]] 4回目以降のアタックを可能にする詰め能力。 多くのカードがバトルで相手のリバースさせることを要求しており、ある程度のパワーが必要になる。 各種詰め能力の中では最もコストが重く、また条件も厳しい。その分苦労に見合う強力さを持つので、うまく補助して使っていきたい。 -[[ショット]] 例:[[大和型戦艦2番艦 武蔵]] 主に黄が持つ固有の詰め能力。キャンセル時にX点のダメージを相手に与える。 基本的に赤の[[バーン]]の下位互換であるが、その分コストが軽く、ダメージ量も大きいことが多い。 -[[クロック送り]] 例:[[覇道の王 ライダー]]、[[赤城型正規空母 赤城改]] 主に緑が持つ固有の詰め能力。バトルでリバースさせた相手を直接クロックに置ける。 [[バーン]]と比べるとキャンセルを発生させずに確定でダメージを生み出すことができ、アンコールも封じることができる。 一方でコストは重めで、キャラのリバースが必須となるので条件も厳しい。近年は[[帰ってきた笑顔 美夏]]互換が蔓延していることも向かい風となっている。 -[[バーン]] 例:[[乙女心 万里花]]、[[金剛型戦艦3番艦 榛名]]、[[輝きの向こう側へ! 美希]] 主に赤が持つ固有の詰め能力。相手にX点のダメージを与える。 [[圧縮]]率の関係上、よく使われるのは1点~4点のダメージを与える能力。打点が5点以上のものはまず通らないので使いづらく、CXを減らす目的と割り切って使うことになる。 シンプルにして強力な能力であり、[[トラブルガール ハルヒ]]・[[一つ屋根の下 美琴&黒子]]・[[乙女心 万里花]]といった制限カードを多数生みだしている。 -後列 例:[[“運命への抗い”アルミン]]、[[記録の地平線代表 シロエ]] [[レベル応援]]、[[2000応援]]の上位種で、レベル2のものに比べると効果が優秀。[[CIP]]でのサーチやドローを持っているものが多い。 その分登場ストックは重いので、他のレベル3キャラとの採用バランスに注意が必要。 **クライマックス CXシナジーに対応するものを優先して投入する。CXシナジーは発動できなければ意味が無いので、基本的に対応CXは4枚フル投入するのが基本。ただし対応CXが使いづらい場合や、発動機会が終盤になるレベル3キャラの対応CXに関しては投入する枚数を調整する場合もある。 特にこだわりがない場合は赤を投入して扉アイコンを採用する場合も多い。 CXシナジー持ちキャラに関しては、舞台に対応するカードを並べるほど強力になる性質上、使われるのは多くがレベル1とレベル3のキャラが持つものである。もちろん[[白くて白々しい 羽川翼]]、[[“一緒に歩く道”ちはや]]など例外はあるが、舞台に並べる機会が少ないレベル0・2のキャラに関しては使われることが少ない。 -扉 トリガーするだけで任意のキャラを回収できる強力なCX。回収能力を高めるためにCXシナジーを無視してでも採用されるデッキは珍しくない。 他のCXと比べて一段高い汎用性を誇るCXであり、長らく他のCXに比べて一段飛びぬけた採用率を誇った。 こうした状況が問題視されたのか、[[陽炎型駆逐艦7番艦 初風]]、[[“お座り”美柑]]といった[[回収メタ]]カードが登場。 [[レスト集中]]が普及したことに加え、他の特殊アイコンのCXシナジーにも優秀なものが登場したことで、かつてほど重要性は高くない。 それでも高い汎用性は相変わらずなので、CX選択に迷った場合にはまずこのアイコンが投入されることが多い。 -その他特殊アイコン 例:風・炎・袋・宝・待・本・門 それぞれ独自のアドバンテージを持っているが、扉CXに比べると汎用性では劣る。 CXシナジーを使うデッキに応じて採用される。 -[[ストックブースト]] かつての「山札の一番上をストックに置く」形式はCXを流してしまう可能性があり、非常に使いづらかった。 [[翠星のガルガンティア]]以降、控え室からストックを増やす形式に変更されたことで使い勝手が上がった。 [[レスト集中]]の必須カード化もあり、評価は上昇している。 -キャントリップ(2000/1ドロー)、2000/1、ソウル+2などその他のCX いずれもパワー上昇量・ソウル上昇の点など様々な点で上記のCXに比べると汎用性で劣る。詳細は[[圧縮]]のページを参照のこと。 このためよほど対応キャラが強力なCXシナジーを持っていない限りは採用されることは少ない。 *参考 [[デッキレシピ]]のページには各タイトルごとにデッキタイプが載っているので、参考にされたし。 近年はトライアルデッキにも優秀なものが多いので、まずはそこから参考にしてみるのもいいだろう。

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