(三三三三三三@
ノ( ゚д゚)ヽ 構えグレでいいじゃない
ミ、_つ とノ彡
(_( ̄)_) じのび
---------
ジノーヴィ「そうですか…残念だ。」ガチャン
アグラーヤ「何電話してたの?」
ジノーヴィ「いや、本社に触手兵器作れないかなって」
アグラーヤ「しねよ」
アグラーヤ「触手とかキモい、依頼入ったし、じゃあね」
ジノーヴィ「…」
ジノーヴィ「…もしもしキサラギですか?貴社のAMIDA見ました、最高ですよね。そこ
を見込んで頼みが…」
ジノーヴィ「ルシャナ?触手は無いんですか?」
ジノーヴィ「…それはいい、。後ほど伺います」
ジノーヴィ「ついに ねんがんの 触手ライフルをてにいれたぞ」
ジノーヴィ「…もしもしマイハニーアグ子ちゃん、昨日は悪かったから今日辺り…
え?屋上でハメられた?他の男と野外だとぉぉぉ」
ジノーヴィ「通信が切れた…しかも続け様に支社から依頼だ…」
ジノーヴィ「裏切られる事など傭兵の常とはいえ…」
ジノーヴィ「旧世代の遺産が人類にもたらす物…それは…触手」
クォモクォモ(NX主人公)「なんだと」
ジノーヴィ「もしかしたら…君も私と同じ…」
クォモクォモ「ころしてでもうばいとる」
ジノーヴィ「いやらしい存在だな…君も私も…アッー」
という設定を考えた
---------
ラートシカ「負けちゃった…」
ラートシカ「四脚とスラッグ…壊れちゃった…」
ラートシカ「貯金も無いし…」
ラートシカ「…」
ラートシカ「…電話だ」
カチャ
ジノーヴィ「もしもし、君が今困っている事は知っている、物は相談だ、私が融資する
代りに君のその絡み付くような触手ショットガンをゆずっ」
ガチャン
ラートシカ「…」
ラートシカ「安物で良いや」
アグラーヤ「所でアグラーヤって開始一秒で倒せるみたい。仁王と地雷と月光持っ
て苛めると楽しいよ」
---------
ラートシカ「機体…弱くなっちゃったけど…」
ラートシカ「無駄を省いたって事で…納得…」
カチャ
ラートシカ「もしもし、ムーディムーン?元気かな?…」
ラートシカ「最近アリーナで勝てなくて…機体変えたんだ…」
ラートシカ「え?別にお金に困った訳じゃないよ、強くしたんだよ、千年乃白夜なんて
、簡単に倒しちゃうよ…」
ラートシカ「…」
ラートシカ「本当は話聞いて欲しかっただけなの、じゃあね。」
ガチャン
ラートシカ「はぁ…」
ラートシカ「ジノーヴィは頼りにならないし…」
ラートシカ「今度アグ姉さんに相談しよう…」
---------
ジノーヴィ「はぁはぁ」
アグラーヤ「一人で何興奮してんの?…」
ジノーヴィ「見てくれよこのパーツ」
アグラーヤ「スパイダー?性能は普通だけどちょっと重いかな…」
ジノーヴィ「スパイダー!糸!拘束!触手!」
アグラーヤ「…(しねよ)」
アグラーヤ「…じゃあね」ガタン
ジノーヴィ「もしもし?クレスト本社ですか?全身クレストパーツなんて今時古いです
よ、これからはもっと新しい境地を目指しませんか?そこでこのスパイダーの登場で
すよ、しょく…」
ジノーヴィ「切られた…」
ジノーヴィ「…ムキー!」
ピポパ、トゥルルルル、カチャ
「もしもし…ラートシカですが…融資の件はお断りしましたよ…」
ジノーヴィ「…」
「もしもし?…」
ジノーヴィ「………チンコッ」ガチャン
ジノーヴィ「…よし!」
---------
ジノーヴィ「ほら、俺が命令すればこの触手がお前を犯しちゃうんだぞ」
ジノーヴィ「やめて!助けて!ここから出して!」
ジノーヴィ「はぁはぁ」
ジノーヴィ「性欲を抑えるには…運動が一番…」
ジノーヴィ「久々になんかやるかぁ…」
ジノーヴィ「キサラギの依頼か…」
ジノーヴィ「サッドスマイル…プッ…グレで死んでやんの」
ジノーヴィ「中で施設破壊っと…」
ジノーヴィ「これは…AMIDA?!触手が付いている…」
ジノーヴィ「培養層を破壊…そんな…とんでもない」
トゥルルルル
ジノーヴィ「キサラギの方ですか?、ここは触手アークが接収しました。えぇ、情報は
漏らしませんし報酬も結構です。では。」ガチャン
ジノーヴィ「この施設で触手兵器を完成させて…俺は世界中の女を触手で犯してや
る!アハハハハハハ!」
ジノーヴィ「え?特攻兵器来た?え?え?俺の触手は?」
ジノーヴィ「アッー」
ジノーヴィ「ハッ夢か…」
ジノーヴィ「夢精してる…」
ジノーヴィ「パンツ洗わなきゃ…」
アグラーヤ「何パンツ洗ってんの?」
ジノーヴィ「触手の事考えてたらボク…」
アグラーヤ「ショタぶんなしねよ」
---------
ジノーヴィ「なあアグラーヤ」
アグラーヤ「…なに?(どうせまた触手とか言うんだろ)」
ジノーヴィ「最近俺自分を見失いそうで怖いよ…」
アグラーヤ「…なにか…あったの?…」
ジノーヴィ「…」
ジノーヴィ「俺は触手になって犯したいのか…触手に犯されてるのを見たいのか…
はたまた自分が触手に犯されたいのか…。わからないんだ…」
アグラーヤ「…(心配させといてしねよ)」
アグラーヤ「…うん、しねよ、じゃあね」バタン
---------
ラートシカ「…また負けちゃった…」
ラートシカ「軽二も動かしきれない…」
ムーディムーン「牛乳を飲むと集中力が付くらしいよ!(らしいよ!」
ラートシカ「集中力…」
ドーン
ラートシカ「…サッ」
ジノーヴィ「大グレを全部躱すなんて!」
ラートシカ「…スー」
ジノーヴィ「何処だ…後ろ?!」
ラートシカ「…」
ジノーヴィ「ショットガンだ、うわあああ」
ジノーヴィ「でも触手に犯されてるみたいでギモヂイイ!」
ラートシカ「飲んじゃ駄目だ…」
ムーディムーン「牛~乳に相談だ!(相談だ!」
---------
ジノーヴィ「…機体を新調した…」
ジノーヴィ「…テストしなきゃな…」
ジノーヴィ「…そうだ!」
ピポパ、トゥルルルル
ラートシカ「…もしもし…」
ジノーヴィ「今日エキシビジョンという形で対戦をしないか?レイヴンとしてのレクチャ
ーも兼ねて…融資以外で君の力になれるのはこういう事かと思ってね…」
ラートシカ「…ありがとう…じゃあアリーナで…」ガチャン
ラートシカ「…ちょっとふざけてるけど…良い人だったんだ…」
ジノーヴィ「お手柔らかにな…」
ラートシカ「…お願いします…」
ジノーヴィ「触手ショットガンギモヂイイ!アッーアッー!」
ラートシカ「しねよ」
---------
ジノーヴィ「はい、そうですか…では後ほど」ガチャン
アグラーヤ「どうしたの?また馬鹿な事考えてない?」
ジノーヴィ「いや、普通の依頼さ…じゃあ」ガタン
アグラーヤ「珍しくレイヴンの顔してたな…さすがデュアルフェイス」
アグラーヤ「…」
アグラーヤ「気になるな…見に行こう」
アグラーヤ「なりたてホヤホヤのレイヴン助けてる…」
アグラーヤ「…」
アグラーヤ「フンッ」
アグラーヤ「…今日くらいデートの約束してやるか」
ピポパットゥルルルル
カチャ
「ただいまジノーヴィ電話に出る事が出来ません、ただの二次元に興味は無いので
、触手、幼女、ショタが居たら伝言を残してください…ピー」
アグラーヤ「…」ガチャン
---------
ジノーヴィ「はぁはぁ…ウッ」
ガチャ
アグラーヤ「…」
ガタン
ジノーヴィ「…」
ジノーヴィ「チンコと精液はグレの砲身の中で見えなかった筈だ…」
ジノーヴィ「あっケツ丸出しだ」
---------
ラートシカ「…意外と二脚にショットガンって良いかも…」
ラートシカ「うん…頑張る…」
ラートシカ「…電話だ…」
ラートシカ「…もしもし?」
ジノーヴィ「この前の対戦依頼は見苦しい所を見せた…済まない」
ラートシカ「…いえいえ、一応二脚の動かし方教えて貰いましたし…弱点の事はお互
いレイヴンですから…誰にも言いませんよ…」
ジノーヴィ「…(良い人に思われてる?)」
ジノーヴィ「……」
ラートシカ「…あの…もしも」
ジノーヴィ「チンポッポ!ボイン!」ガチャン
ジノーヴィ「…何してんだろ…俺…」
---------
ジノーヴィ「諸君、私は触手が好きだ」
ジノーヴィ「そう、君達も私と同じ…」
ジノーヴィ「触手フェチだぁぁあああ!!!」
観衆「うぉぉぉおおおお」
ジノーヴィ「俺達、最高にいやらしい存在だぜぇぇえええ」
観衆「うぉぉぉおおおお」
ラートシカ「…先日の御礼に…」
ラートシカ「…」
アグラーヤ「見ちゃ駄目、彼は今、アリーナの対戦に向けて調整してるの…」
ラートシカ「…トップランカー…ですね…」
---------
ジノーヴィ「…最近ジャックにアリーナ追い出されそう」
ジノーヴィ「フンッ誰彼構わずケツ振るホモ野郎が…」
ジノーヴィ「でもおもいっきりクレストと独占契約してるしなぁ…」
ジノーヴィ「轟もアリーナ抜けたみたいだし…」
アグラーヤ「何考えてるの?」
ジノーヴィ「いや、ちょっと」
ジノーヴィ「…お前は厳密にはレイヴンじゃないよな」
アグラーヤ「アークに登録してない人間はパイロット扱いよ」
ジノーヴィ「性欲を持て余す、やらないか」
アグラーヤ「帰れ」
---------
ジノーヴィ「クォモ~俺の心を判ってくれるのはお前だけだよ~」
クォモ「クーン」
ジノーヴィ「よしよし、今ご飯にするからな」
クォモ「ワンワン」
ジノーヴィ「はぁ…」
ジノーヴィ「お前は良いよなぁ…」
ジノーヴィ「仕事も無いし、近所のメスとやりまくりだし…」
ジノーヴィ「まあその度に慰謝料やら去勢要請が来るけどさ…」
ジノーヴィ「ご近所付き合い最悪だよ…殆ど村八分されてる…」
ジノーヴィ「でもチンコの無い男なんて、男じゃないよな!」
クォモ「ワンワン!」
ジノーヴィ「卑猥は文化た!」
クォモ「ワン!」
ジノーヴィ「触手はロマンだ!」
クォモ「クーン」
ガチャ
アグラーヤ「…」
アグラーヤ「犬に何教えてんのよ?」
ジノーヴィ「ん…ちんちんの仕方をだな…」
アグラーヤ「しねよ」
---------
ラートシカ「…かわいい」
クォモ「ワンワン!」
ラートシカ「…」
クォモ「クーン」
ラートシカ「食べ物持って無いし…餌付けは悪い事だよ…」
クォモ「…」
ラートシカ「…よしよし…」
クォモ「クーン」
ラートシカ「クォモはジノーヴィと違って良い子だ」
クォモ「や ら な い か」
ラートシカ「…」
ラートシカ「理解ある飼主で良かったね…よしよし」
---------
ジノーヴィ「俺は強化人間…」
ジノーヴィ「当然チンコも強化されてる筈…」
ジノーヴィ「…心オナニー!」
ジノーヴィ「よし勃起した」
ジノーヴィ「腹上から計るのが正式らしい…」
ジノーヴィ「十二cm…」
ジノーヴィ「比べる相手が…」
クォモ「ワンワン!」
ジノーヴィ「…計るか」
クォモ「…」
ジノーヴィ「犬が緊張してる…」
ジノーヴィ「まあいいや…チンコは誰だって気になる…」
ジノーヴィ「…あれ、十五センチ定規じゃ計りきれない?」
ジノーヴィ「えぇーっと…十七cm…」
アグラーヤ「どうしたのジノーヴィ、深刻な顔して」
ジノーヴィ「俺が悪かった!チンコ小さい俺は触手なんて語る権利は無かったよ!
ウゥッ…」
アグラーヤ「…(結局そこかよ)」
---------
ジノーヴィ「はぁはぁ…ウッ」
ガチャ
アグラーヤ「またグレネードオナニー?チンコ小さいんじゃなかったの?」
ジノーヴィ「…」
---------
ジノーヴィ「…触手ってさ」
ジノーヴィ「痛いかな…」
クォモ「…」
ジノーヴィ「…なんか最近触手で抜く事に罪悪感があるんだ」
クォモ「…」
ジノーヴィ「もし自分が拷問されたらって思うとゾクゾクする…しかも女は男より感情
が強いらしいから…」
ジノーヴィ「触手の無いジノーヴィなんてジノーヴィじゃないワン!」
ジノーヴィ「…そうだよな!」
クォモ「クーン」
---------
ジノーヴィ「…グレネードオナニーも正直飽きた」
ジノーヴィ「…アグラーヤには毎回見つかるし散々だ」
ジノーヴィ「そこで今日はテレホンセックスをしようと思う」
クォモ「ワンワン!」
ピポパットゥルルルル
ラートシカ「…もしもし」
ジノーヴィ「…俺は面倒が嫌いなんだ、やらないか」
ガチャン
クォモ「馬鹿だな」
---------
アグラーヤ「…ねぇジノーヴィ」
ジノーヴィ「…なんだい?」
アグラーヤ「…好きにしていいのよ…?」
ジノーヴィ「という夢を見た」
クォモ「クーン」
ジノーヴィ「現代においてこの夢は私が性欲を持て余しているという意味だが…」
ジノーヴィ「大破壊前のさらに前は「夢にまで会いに来るなんて…俺はそんなにあの
子に慕われているんだ…」という意味だったらしい」
クォモ「ワンワン」
ジノーヴィ「という訳だアグラーヤ」
アグラーヤ「…」
ジノーヴィ「麿のナニが欲しいんだろ?我慢しなくて良いんだぜ?」
アグラーヤ「やっぱしねよ」
---------
ジノーヴィ「今度はラートシカを悟らせずにオナニーに協力させる作戦を考えた」
クォモ「…」
ジノーヴィ「まずアリーナで対戦する」
クォモ「…ワン」
ジノーヴィ「触手ショットガンに攻撃されるが、その場では歯を食いしばって快楽に耐
える…」
クォモ「…」
ジノーヴィ「そして帰投後その「イキたいのにいけない」という屈辱感をネタに抜くと…
」
クォモ「オナニーと何が違うの?」
ジノーヴィ「あ…」
---------
ラートシカ「…今日も…よろしくお願いします…」
ジノーヴィ「お互いレイヴンだ、余計な干渉は無しとしよう。本気で来たまえ」
ジノーヴィ「ギモヂイイ、でもここは!」
ジノーヴィ「ゥゥッ!」
ジノーヴィ「ホァァァァ!」
アグラーヤ「で?結局我慢しすぎて負けたの?」
ジノーヴィ「明日はトップランカーに戻りますから契約解除しないでぇぇぇ」
---------
アグラーヤ「…ジノーヴィはポイント稼ぎに行ったし…たまにはクォモと遊んであげよ
う…」
クォモ「ワンワン!」
アグラーヤ「しねよ」
クォモ「クーン…」
クォモ「…何故ヒワイな事を考えてると判った…」
アグラーヤ「立ってるよ」
クォモ「アッー」
---------
ジノーヴィ「はぁはぁ…」
アグラーヤ「…(またこのパターン?)…」
アグラーヤ「…何してるの?またグレネー」
ジノーヴィ「よくぞ聞いてくれた、これこそがダガーオナニー、電源を切った状態で刃
を開かせてそこにナニを挟む!後は体の赴くままに」
アグラーヤ「…(しね)…」ガタン
ジノーヴィ「…なんか最近あいつ冷たいよな」
クォモ「…そうでもないと思うぞ?」
ジノーヴィ「そうか…」
---------
ジノーヴィ「もしもし?キサラギですか?ついに触手兵器が完成するんですね?是非
テストさせてください!クレスト?あんな触手も作れない企業に未練はありません。
ハイ、ハイ、了解です、では」
ジノーヴィ「という夢を見たんだ」
ラートシカ「…なんで…電話してきたんですか?」
---------
ラートシカ「王妃さんは容赦無い…」
ラートシカ「近付く前に熱暴走と反動で固められちゃった…」
ラートシカ「はぁ…」
ラートシカ「四脚ならなぁ…後もう少し冷却も…」
ラートシカ「うーん…」
トゥルルルル
ラートシカ「もしもしムーデイムーン?王妃さんと戦った事ある?」
ラートシカ「動きはアレだけど…堅いし良い武器積んでるから負けちゃうんだ…」
ラートシカ「やっぱり?お互い近接戦同士頑張ろうね…じゃあね…」ガチャン
ラートシカ「…OBコアにしてみようかな…」
トゥルルルル
ラートシカ「電話だ」
カチャ
ジノーヴィ「だが私は触手が好きだ」
ラートシカ「…」
ラートシカ「あの…王妃さんに負けちゃうんです…近付くテクってありますか?」
ジノーヴィ「君はありのままの君で良い…」
ラートシカ「…」
ジノーヴィ「何故ならこんなにも漢らしく輝かしい一本触手が君を犯」ガチャン
クォモ「勿体ない事をしたな…」
アグラーヤ「…お前もしぬか?」
---------
クォモ「ワンワン!」
クォモ「ワン!」
クォモ「クーン」
クォモ「…」
クォモ「俺ってつくづく都合の良いキャラだよな」
ラートシカ「…」
クォモ「(見られた?!)」
クォモ「ワンワン!」
クォモ「クーン」
ラートシカ「無理…しないで…」
クォモ「ま、まさか俺の正体を?」
ラートシカ「立ってるよ…」
クォモ「という夢を見たのだ」
ジノーヴィ「…お前もいやらしい存在だな」
クォモ「俺は最低限さ…」
ジノーヴィ「…よく言うよ…お前サカった犬だろ?…」
クォモ「まあ気にすんなって…飲もうや…」
ジノーヴィ「あぁ…俺達親友だもんな…」
クォモ・ジノーヴィ「…触手に…乾杯!」
---------
トラッシャー「団地に到着した、直ちに夫の排除に向かう」
ヴェルンハント「この荒れ具合…同業者か?」
トラッシャー「駄目だ!田中さん家も山田さん家も既に精液だらけだ…男子供も見
境が無い!」
ヴェルンハント「酷すぎる…見ろ!あいつだ!」
クォモクォモ「…プロジェクト団地妻…」
クォモクォモ「睾丸を直接肉棒に接続する事で強化睾丸を超える精力を手に入れる
…」
クォモクォモ「この力は俺の物だ…俺だけの物だ!」
という想像をした、当然オチは無い
---------
ヴェルンハント「…俺…この依頼が終わったら好きな子プロポーズするんだ…」
トラッシャー「…良かったな」
ヴェルンハント「…最近腕を伸ばしてるラートシカって子なんだ…あのジノーヴィが支
援してるんだとか…」
トラッシャー「それは…脈無いんじゃないか?」
ヴェルンハント「…だが俺は…どうしてもあの子が好きだ…」
トラッシャー「…」
トラッシャー「…男には絶対に譲れない事が在るんだな…」
トラッシャー「…親友として応援するよ、お前結構要領良いし大丈夫だって」
ヴェルンハント「…ありがとう…」
トラッシャー「…ちなみに何処に惚れたのか?」
ヴェルンハント「決まってるだろ…」
ヴェルンハント「ハートさ…」
トラッシャー「…それ絶対本人に言うなよ」
---------
※前書き
携帯のメモ帳が十個しか無いので一度の投下は十レス(今回は前書きがあるので
九話)です。
プッと笑えるような下ネタをかなり削って、一個一個を長くして少しストーリーを付け
た代りに、出来るだけシュール分を増やそうと努力して見ました。
しかしシュールという物は非常に難しいので、今回は前より全体的に面白くないかも
しれません。
それでも、顔に出なくても、心の何処かで笑えるようなネタが一つでもあれば幸いで
す。
新しく登場したヴェルンハントとトラッシャーについては>>728を参照してください。
彼らは童貞エロ男二人のシュールさをメインにしているので、かなり評価が分かれ
ると思いますが、個人的にこのオチないけどなんともいえない、そんな雰囲気が好
きです。
では、投下します。
---------
トラッシャー「じゃあさ…とりあえずラートシカと面識は?」
ヴェルンハント「無い、一目惚だ」
トラッシャー「…俺はまず仲良くなる事から始めるべきだと思うんだ…」
ヴェルンハント「判った相棒…」
トゥルルルル、カチャ
ラートシカ「もしもし…ラートシカですが…」
ヴェルンハント「…もしもし…ヴェルンハントと言います…よろしく…」
ラートシカ「…」
ラートシカ「よろしくお願いします…ご用件は?…」
ヴェルンハント「あ…それだけです…」ガチャン
トラッシャー「お前もウブだな、こうやるんだよ」
トゥルルルル、カチャ
ラートシカ「もしもし…ラートシカですが…」
トラッシャー「やりませんこと?」
ラートシカ「…」ガチャン
ヴェルンハント「惜しかったな、流石だぜ」
トラッシャー「そうだな、もう少しだった」
---------
トラッシャー「とりあえずアリーナ対戦というのもレイヴン同士のスキンシップだと思う
んだが」
ヴェルンハント「そうだな…」
ヴェルンハント「駄目だ…対戦依頼も緊張して舌噛みそう…」
トラッシャー「…しょうがない奴だ」
トラッシャー「機体に搭乗して待ってろ…」
ヴェルンハント「頼りになるぜ相棒…」
トゥルルルル、カチャ
ラートシカ「もしもし…?」
トラッシャー「緊急の依頼だ、直ちに排除して欲しいレイヴンが居る…指定した場所
へ向かってくれ、報酬はこちらで充分用意する…」ガチャン
トゥルルルル、カチャ
トラッシャー「デート兼対戦の約束を取り付けたぞ」
ヴェルンハント「心から感謝する、どうすればいい?」
トラッシャー「指定した場所で待機していてくれ」
ヴェルンハント「ん?…何か来る!」
ラートシカ「…目標を確認…」
ヴェルンハント「待て、誤解だ、アッー」
トラッシャー「気持ち良さそうだ…だがあいつの為にここは見るだけで我慢しよう…」
トラッシャー「ウッ…はぁはぁ…」
---------
ラートシカ「…そういう事だったんですか…ごめんなさい…」
ヴェルンハント「いや…悪いのは全部こいつで…」
トラッシャー「結果的になかなか良い雰囲気じゃないか、先に帰って赤飯炊いとくよ、
さらば相棒」
ヴェルンハント「あ…」
ラートシカ「…」
ラートシカ「…なんで…わざわざ私に対戦依頼を?」
ヴェルンハント「それは…」
ヴェルンハント「…あなたが」
ジノーヴィ「触手ショットガンを持っているからに決まってるだろぉぉぉおおおお!!
!」
ヴェルンハント「…」
ラートシカ「…」
ジノーヴィ「はぁはぁ、あれからダガーにチンコ挟んで大変だったんだぞ…」
ジノーヴィ「間に合ったようだな…触手は渡さん!」
ジノーヴィ「勝負だ!ヴェルンハント!」
ヴェルンハント「…」
ヴェルンハント「全裸でACにも乗らず何しに来た?…」
ジノーヴィ「あ…」
---------
ジノーヴィ「大失敗しちゃったよクォモ…」
クォモ「…クーン」
ジノーヴィ「昨日酔いすぎて全裸で行っちゃった…」
クォモ「…」
ジノーヴィ「しかし…ラートシカの真意を知る必要が在るな…」
クォモ「ワンワン!」
トゥルルルル
「ただ今…ラートシカは電話に出る事が…できません…伝言…どうぞ」
ジノーヴィ「(留守電だと…これは怪しい)やあ!ボクチンポッポ!触手の妖精さんだ
ょ!君は触手の国の王女様なんだ!今から電話する人が王子様だからその人の
言う事を聞いてね!」
ガチャン、カチャ、トゥルルルル
「ただ今…ラートシカは電話に出る事が…できません…伝言…どうぞ」
ジノーヴィ「私だ、ジノーヴィだ、明日またアリーナ対戦をしよう。君の稽古は私が全
部付けてあげよう。さらばだ」ガチャン
ジノーヴィ「これで触手は俺の物…」
クォモ「ナンバーディスプレイって知ってるか?」
ジノーヴィ「…」
ジノーヴィ「チンポッポ恥ずかしくて死にそうだょ…」
アグラーヤ「きめぇ、しねよ」
---------
トラッシャー「やあおかえり、うまく行ったかい」
ヴェルンハント「うまく行ったよ、今度また対戦する約束もしたんだ」
トラッシャー「俺のお陰だな」
ヴェルンハント「感謝するよ相棒…」
ヴェルンハント「…」
ヴェルンハント「…このお前のコックピットに詰まってる臭いティッシュはなんだ?」
トラッシャー「…アメリカンスタイルの祝福だ…」
ヴェルンハント「…そうか…ありがとう…」
ヴェルンハント「…」
トラッシャー「さ、今日は赤飯だ」
ヴェルンハント「なあ…」
トラッシャー「…ん?」
ヴェルンハント「…前から疑問なんだけどさ…」
トラッシャー「なんだ、俺とお前の仲じゃないか、なんでも聞けよ…」
ヴェルンハント「…俺たちって最高にガキだよな」
トラッシャー「…」
トラッシャー「…ほら、飯が冷めるぜ」
ヴェルンハント「あぁ…」
---------
ジノーヴィ「…なあアグラーヤよ」
アグラーヤ「…なによ?」
ジノーヴィ「変な事言うけど…真面目に答えてくれないか」
アグラーヤ「…(これはレイヴンの顔…)判った…」
ジノーヴィ「…」
ジノーヴィ「単刀直入に言う、お前は触手に犯されるのは嫌か?」
アグラーヤ「…(顔がマジだ…)」
アグラーヤ「嫌ね…触手なんて…一方的過ぎるわ…」
ジノーヴィ「そうか…」
アグラーヤ「二次元で抜くのは構わないけど…実際にするなら、お互いの気持ちを
考えた方が良い…」
ジノーヴィ「…判った」
ジノーヴィ「クォモも聞いてくれ」
クォモ「…クーン?」
ジノーヴィ「俺は触手が好きだ…」
ジノーヴィ「だが、漢は夢を追う生き物だとしても、俺は人を傷つけたくない…」
ジノーヴィ「トップランカーとして、一人のレイヴンとして、みんなを大切にしたいんだ
…」
ジノーヴィ「だからクォモ、俺とお前はずっと友達だ。」
クォモ「………ワン!」
ジノーヴィ「そしてアグラーヤ」
アグラーヤ「…」
ジノーヴィ「君には触手物のエロゲを買って来て欲しい」
アグラーヤ「…しねよ」
---------
ラートシカ「…」
ラートシカ「…ヴェルンハント…かぁ…」
ラートシカ「やっぱり悪い人じゃない…」
トゥルルルル、カチャ
ラートシカ「ねぇムーディムーン?…ヴェルンハントさんって…どう思う?」
ラートシカ「そうだよね…良い人だけど武装も性格も地味だよね」
ラートシカ「良い人止まりは…言い過ぎかぁ」
ラートシカ「久々に…ムーディムーンの家に泊まりに行くよ…」
ラートシカ「下積み時代みたいに…夜まで話そうよ…」
ラートシカ「うん…準備していくよ…」ガチャン
ラートシカ「…ただいま…」ラートシカ「…楽しかったな…レイヴンになる前を思い出し
たよ…」
ラートシカ「…留守電…三件…」
ピー
ジノーヴィ「やあ、ボクチンポ(ry」
ピー
ジノーヴィ「私だ、ジノー(ry」
ピー
トラッシャー「やりますよ?やっちゃいますよ?」
ピーッ再生が終わりました
ラートシカ「…」
ラートシカ「…多分悪い人じゃないよ…」
---------
ヴェルンハント「…夢にまで出て来た…」
ヴェルンハント「フォーリン・Loveか…」
トラッシャー「朝からキモい事言うなよ…」
ヴェルンハント「しょうがないだろ…」
トラッシャー「まあな…事情は理解してるつもりさ…」
ヴェルンハント「ありがとう…」
トラッシャー「俺とお前の仲だろ、相棒」
ヴェルンハント「あぁ…」
ヴェルンハント「やっぱり気になるんだけどさ…」
トラッシャー「ん?」
ヴェルンハント「うちの電話のこの発信履歴なに?」
トラッシャー「あぁ…」
トラッシャー「知らない事が多い方が、人生ワクワクして面白いぜ?」
ヴェルンハント「そうか…」
ヴェルンハント「知らない方が良い事も在るよな…」
トラッシャー「…そうだな…」
ヴェルンハント「…たとえば…」
トラッシャー「ん?」
ヴェルンハント「…お前のACのコアに触手物エロDVDを隠してある事と…」
トラッシャー「みなまで言うな…」
トラッシャー「次はお前の番かもしれないぞ?」
ヴェルンハント「…」
ヴェルンハント「そうだな…俺達最高のコンビだよな…」
---------
アグラーヤ「ほら、触手物のエロゲ買ってきてあげたわよ」
アグラーヤ「ついでに…これは本社に頼んで作ってもらった触手兵器」
アグラーヤ「どっちが欲しい?触手兵器の使い心地、まず私で試さない?」
トラッシャー「…という夢を見たんだ」
クォモ「なんだと…」
トラッシャー「ふふっお前もまだまだだな…サカった犬でありながら…」
クォモ「くッ…」
トラッシャー「何故ヒワイを最低限にとどめる?何故ジノーヴィに触手兵器を与えな
い」
クォモ「私は…一時の快楽より…あの心地よいシュールな空間が好きなんだ!」
トラッシャー「甘い考えだ…だがまだ猶予は在る…さらばだ…」
ジノーヴィ「という夢を見たんだ」
クォモ「ワンワン!」
ジノーヴィ「お前…実は良い奴だな」
クォモ「…」
ジノーヴィ「だがな…私は触手を止めるつもりはないんだ」
クォモ「…」
ジノーヴィ「多数のK官が接近しています…」
ジノーヴィ「それでも…私達に出来る事は…触手を夢見る事だけなのかもしれませ
ん…」
ジノーヴィ「という訳だ」
クォモ「グズ…クーン!」
クォモ・ジノーヴィ「さあ、語ろうぜ!」
クォモ・ジノーヴィ「最高の触手を!」
---------
ジノーヴィ「ワタシハナニカ…サレタヨウダ」
アグラーヤ「…おはよう」
ジノーヴィ「コレヲ…カイホウ…シテクレ…」
アグラーヤ「…」
ジノーヴィ「…突っ込んでくれないと俺が本当にナニカサレタみたいじゃない…」
クォモ「…」
アグラーヤ「…」
ジノーヴィ「…」
ジノーヴィ「ま、もう強化人間だし、さあオナニーオナニー…」
アグラーヤ「…」
ジノーヴィ「…」
ジノーヴィ「これはどういう事だクォモ」
クォモ「…」
ジノーヴィ「君も私と同じじゃないか…」
クォモ「…」
クォモ「…早くそのヨコチンしまえよ」
ジノーヴィ「…」
ジノーヴィ「…意外過ぎる開放感…」
アグラーヤ「しねよ…」
---------
ラートシカ「はぁ…」
ラートシカ「それがさ…」
ムーディムーン「恋する乙女って感じだよ!(感じだよ!」
ラートシカ「そう…見える?」
ムーディムーン「見えるよ!(見えるよ!」
ラートシカ「そうかな…」
ラートシカ「…」
ラートシカ「トラッシャー…」
ムーディムーン「…」
ラートシカ「…冗談だよ…」
ムーディムーン「良かった!(良かった!」
ラートシカ「…じゃあもう行かなきゃ…明日もヴェルンハントさんと模擬戦するんだ…
」
ムーディムーン「がんばれ!(がんばれ!」
ラートシカ「ありがとう…切るね」ガチャン
ラートシカ「…良い人なんだけどなあ…それだけかなぁ…」
トゥルルルル
ラートシカ「…」カチャ
ラートシカ「もしもし…」
ジノーヴィ「ボクドミナント、普通じゃないよ!(じゃないよ!」
ラートシカ「…」
ジノーヴィ「…イザとなれば長年一人で鍛えてきたテクが開花しちゃうよ!(しちゃうよ
!」
ラートシカ「…」
ジノーヴィ「…申し訳ありませんでした!(でした!…」ガチャン
ラートシカ「…」
ラートシカ「…童貞だったんだ…」
---------
ヴェルンハント「あ…ここじゃまずいよラートシカ…」
トラッシャー「おはよう相棒…」
トラッシャー「…」
ヴェルンハント「…淫ら過ぎるよ…ラートシカ…」
ヴェルンハント「…」
ヴェルンハント「…んん」
ヴェルンハント「…おはよう相棒…」
トラッシャー「…おはよう…凄い寝言言ってたぞ…」
ヴェルンハント「…どんな?」
トラッシャー「…いや、別に…所でラートシカのハートが好きなんだろ?」
ヴェルンハント「…あぁ…もう彼女のハートに首ったけだ…」
トラッシャー「…そうか…」
トラッシャー「…上手く行くと良いな」
ヴェルンハント「あぁ…」
トラッシャー「時にお前…」
ヴェルンハント「…ん?」
トラッシャー「…ラートシカで抜いた?」
ヴェルンハント「…自主規制してる…恋愛と性は別に考えたい…」
トラッシャー「…」
トラッシャー「…一応俺は抜いといた方が良いと思うぞ」
トラッシャー「…お前の体は酷い欲求不満だ…」
トラッシャー「…彼女の前でドジ踏むぞ…」
ヴェルンハント「…判ったぜ相棒」
ヴェルンハント「だが…触手フェチのお前に言われるとは思わなかった…」
トラッシャー「…」
---------
ジノーヴィ「俺には夢がある~♪」
ジノーヴィ「両手じゃ~抱えきれない~♪」
ジノーヴィ「それは…」
ジノーヴィ「触手!」
ジノーヴィ「初心に帰って触手兵器を探そうじゃないか」
クォモ「ワンワン!」
トゥルルルル、カチャ
ジノーヴィ「もしもしミラージュですか?貴社のパーツ見ました、流線形のデザインが
美しいですよね。流線形の美しさを解する心が在るなら、流線形の美の極地である
触手を」ガチャン
トゥルルルル、ガチャ
ジノーヴィ「もしもしミラージュですか?良いんですか?使っちゃいますよグレネード、
こつこつ貯めた精液グレネード弾が貴社に撃ち込まれれば、臭いが取れずイメージ
ダウンは免れません、株価も下がり大変な事に」ガチャン
トゥルルルル
ジノーヴィ「…はひぃ…わたし…触手じゃないと満足できないのぉぉぉおおお」ガチャ
ン
アグラーヤ「何やってんの?…」
ジノーヴィ「…見果てぬ夢を見ているのさ…」
アグラーヤ「…ふーん…」
ジノーヴィ「…何故突っ込まれないんだろう?」
クォモ「アグラーヤも女という事さ…」
ジノーヴィ「…は?」
クォモ「ごめん調子乗ってた」
---------
ジノーヴィ「最近のアグラーヤは変だ…」
ジノーヴィ「ラートシカにも変な虫が付いている…」
ジノーヴィ「このままでは…」
ジノーヴィ「なあ…クォモ」
クォモ「ワンワン!」
ジノーヴィ「俺たちは…何かしないといけない…」
ジノーヴィ「今はまだ判らない…それでもきっと選択を迫られる時が来る…」
ジノーヴィ「その時に備えて…俺達は心を強く持つべきだろう…」
ジノーヴィ「決して迷う事の無い、強い意志を持たなければならない…」
ジノーヴィ「という訳だ」
クォモ「…ワンワン!」
ジノーヴィ「そこでだ…」
ジノーヴィ「…」
クォモ「…」
ジノーヴィ「とりあえずアグラーヤを探るか…」
クォモ「クーン」
ガサゴソ
ジノーヴィ「(本邦初公開…アグラーヤの部屋の前です)」
クォモ「(…)」
ジノーヴィ「(はぁはぁ…)」
ジノーヴィ「(ウッ…)」
クォモ「(ちょっと俺にも見せろ…どけ…)」
クォモ「(…)」
クォモ「(…あのさ…)」
ジノーヴィ「(なんだ…)」
クォモ「(…電話してるだけじゃん)」
ジノーヴィ「(覗くと言う行為がだな…)」
クォモ「(帰れ…)」
---------
ヴェルンハント「ただいま」
トラッシャー「おかえり、最近お前アリーナばっかで俺が暇じゃないか」
ヴェルンハント「済まない、だが上手く行ってると思うよ…」
トラッシャー「…よかったじゃないか、今日も赤飯だ、胡麻塩もたっぷり用意してある
。」
ヴェルンハント「…ありがとうな…本当に」
トラッシャー「相棒だろ?」
ヴェルンハント「あぁ…」
ヴェルンハント「…」
ヴェルンハント「…なあ」
トラッシャー「…なんだ?」
ヴェルンハント「…食事中に悪いんだけどさ…」
ヴェルンハント「…水に溶けるティッシュ買って来たよ…」
トラッシャー「…」
ヴェルンハント「最近ちょっと匂うかなって…」
ヴェルンハント「これならトイレに流せるし…」
ヴェルンハント「お互いこれを使わないか?…」
トラッシャー「…判った…確かに妙案だ…」
ヴェルンハント「…済まないな…なんかお前は関係無いのに俺ばっかり…」
トラッシャー「そうでもないさ…」
ヴェルンハント「…」
ヴェルンハント「…なんだって?」
トラッシャー「まあまあ…」
トラッシャー「邪魔してる訳じゃないから…」
ヴェルンハント「そうか…相棒だもんな…」
---------
ラートシカ「ただいま…」
ラートシカ「留守電…いっぱいだ…」
「一般録音、四件、です」
ピー
アグラーヤ「ジノーヴィッ!クォモッ!しねぇ!ガチャン!プチッ」
ピー
トラッシャー「らめぇ!触手もうらめぇ!」
ピー
ヴェルンハント「…今日はありがとうございました。また明日もよろしくお願いします」
ピー
トラッシャー「ダメ…ボク男の子だよぉ…はぁん!」
ラートシカ「…」
ラートシカ「難しいね…」
ラートシカ「人間関係って…」
ラートシカ「…はぁ…」
---------
ジノーヴィ「そうか…」
ジノーヴィ「俺はとてつもない間違いを犯していた…」
クォモ「クーン」
ジノーヴィ「アグラーヤと俺は恋人同士なのだ…」
ジノーヴィ「正直あいつに突っ込まれるのは気持ちいいし、とても落ち着く…」
ジノーヴィ「男が夢を追い続けるためには…安心して帰って来れる場所が必要だ…
」
ジノーヴィ「安心して帰って来れる自分の居場所があるから、俺は安心してどんな冒
険にでも赴く事が出来る…」
ジノーヴィ「アグラーヤが触手に興味あるかどうかなんて関係ない!俺にはあいつ
が必要なんだ!」
クォモ「成長したな…ジノーヴィ…グスン…」
ジノーヴィ「…という訳だアグラーヤよ…」
アグラーヤ「ジノーヴィ…」
ジノーヴィ「さあ、存分に俺のケツを叩け!」
アグラーヤ「…」
ジノーヴィ「お前に突っ込まれるのが最高にキモチイイんだ…」
アグラーヤ「やっぱしねよ」
クォモ「…」
---------
ジノーヴィ「おかしい…俺は良い事をした筈なんだが…」
クォモ「…」
クォモ「ラートシカのショットガンと、アグラーヤの突っ込み、どちらかしか選べないと
したら、どうする?」
ジノーヴィ「…」
ジノーヴィ「…俺は…」
クォモ「お前には迷いがある…」
ジノーヴィ「…そうだな…」
ジノーヴィ「しばらく一人にしてくれ…」
クォモ「…」
クォモ「…辛くなったら…相談しにこいよ…」
ジノーヴィ「あぁ…だが今は自分と相談するよ…」
クォモ「そうだな…好きなだけ悩むが良い…失敗しても後悔しない程にな…」ガタン
クォモ「あいつも…ただ性欲が人一倍あるだけで…ただの無垢な漢さ…」
ラートシカ「…」
ラートシカ「…もしもし…ラートシカですが…」
ジノーヴィ「ラートシカ…俺は…」
ラートシカ「…どうしたんですか…」
ジノーヴィ「…」
ラートシカ「…辛いんですね…」
ジノーヴィ「ラートシカ…」
ジノーヴィ「あぁ…」
ジノーヴィ「やはり性欲をもてあま」ガチャン
ラートシカ「…」
---------
トラッシャー「触手ショットガンは俺の物だ!俺だけの物だ!…」
トラッシャー「…」
ヴェルンハント「…おはよう」
トラッシャー「…あぁ…おはよう…」
ヴェルンハント「今日は俺が朝飯作っといたよ…最近のインスタント味噌汁って旨い
んだぜ…」
トラッシャー「助かるよ…」
ヴェルンハント「気候の気紛れで野菜が高い時なんか、具沢山のインスタント味噌
汁の方が安上がりで食物繊維が充分取れたりするんだ…」
トラッシャー「…お前良い夫になれるよ」
ヴェルンハント「…まだそこまで進展して無いさ、焦ってがっつく素振りを見せちゃ終
わるよ…さあ、食べようぜ」
トラッシャー「あぁ…いただくとしよう…」
ヴェルンハント「…なぁ…」
トラッシャー「…うん?旨いぞ、お前の作った飯」
ヴェルンハント「そうじゃなくて…」
ヴェルンハント「お前はラートシカの事どう思ってるの?」
トラッシャー「お前と上手く行けば良いと思ってるよ…」
ヴェルンハント「…ショットガンについてはどう思う?」
トラッシャー「…」
トラッシャー「俺達近距離に弱いし、三人で組めば良い感じじゃないかな…」
ヴェルンハント「…そっか…」
---------
ジノーヴィ「クォモ…居るんだろ?」
クォモ「…あぁ…」
ジノーヴィ「少し…話さないか?…」
クォモ「構わないが…最後に決めるのはお前だぞ?…」
ジノーヴィ「あぁ…」
ジノーヴィ「俺はラートシカの触手ショットガンが好きだ…」
ジノーヴィ「だが…ラートシカ本人に感情を持った事は無い…」
ジノーヴィ「対してアグラーヤは…」
ジノーヴィ「俺にとって欠かせない存在だ…」
ジノーヴィ「この気持ちが卑怯で我儘な事だとは判る…だが…」
ジノーヴィ「この事をアグラーヤに全部正直に話そうと思う」
クォモ「そうか…」
ジノーヴィ「一人でアグラーヤの気持ちを気遣って話を聞かない事は…優しさじゃな
いと思う…」
クォモ「いいだろう…行って来い!」
ガタン
ジノーヴィ「…」
アグラーヤ「…」
ジノーヴィ「だが私は触手が好きだ!」
アグラーヤ「…しねぇぇええええ!!!!」
クォモ「前半略し過ぎだアッー!」
---------
ヴェルンハント「なぁ…」
トラッシャー「…ん?」
ヴェルンハント「ラートシカと頻繁に会うようにはなったけど…」
ヴェルンハント「…正直ここからどう進展するのか…どうすればいいのか…わからな
いんだ…」
トラッシャー「…お前もウブだなぁ」
ヴェルンハント「…」
トラッシャー「…こう言えば良いのさ…」
ヴェルンハント「…心得た…相棒」
トゥルルルル、カチャ
ラートシカ「もしもし…ラートシカですが」
ヴェルンハント「あのさ…あの…うーん…」
ラートシカ「…どうしました?」
ヴェルンハント「その…や ら な い か」
ラートシカ「…え?」
ヴェルンハント「あの…や ら な い かと…」
ラートシカ「…」
ラートシカ「…何を…ですか?」
ヴェルンハント「…そこまではちょっと判りません…」
ラートシカ「…そうですか…では明日は真剣なアリーナ試合やりませんか?…」
ヴェルンハント「良いですね…では明日…」ガチャン
ヴェルンハント「上手く行ったよ、ありがとう相棒」
トラッシャー「なに!貴様…覚えておくぞ…」
---------
ジノーヴィ「…結局今までどおりで落ち着いたのかな?」
クォモ「ワンワン!」
ジノーヴィ「じゃあ安心して、触手を探求できるという訳だ!」
クォモ「ワンワン!」
ジノーヴィ「俺達…もう少し遅く生まれて居れば…触手兵器があったかもしれないの
にな…」
クォモ「クーン」
ジノーヴィ「触手はとりあえず置いといて、効率的なオナニーを思い付いた」
クォモ「ワンワン!」
ジノーヴィ「まずアグラーヤの部屋のドアノブを壊す…」
ジノーヴィ「見た目はそのままだが空回りして開かなくするんだ…」
ジノーヴィ「そして反対側にオナホを付け挿入しじっと待つ」
ジノーヴィ「そして気付かずドアノブを回すと…」
ジノーヴィ「計らずもアグラーヤは俺に手コキの奉仕をする事に…」
クォモ「ワンワン!」
ジノーヴィ「さあアグラーヤが帰って来る前に取り付けだ!」
アグラーヤ「ただいま。」
ジノーヴィ「~♪(このまま部屋に入れば!)」
アグラーヤ「…」
アグラーヤ「…私の部屋入れないんだけど…これは何か説明してくれる?」
ジノーヴィ「…たまには団欒も良いかなって…」
アグラーヤ「…どうみてもオナホです、しね」
---------
ジノーヴィ「悔しいが第一次手コキ作戦は失敗だ」
クォモ「クーン」
ジノーヴィ「だが手コキは全国のM男達の夢だ」
ジノーヴィ「ここで諦めたら今まで散って行った者達が浮かばれない」
ジノーヴィ「絶対に負けられない戦いがそこにある!」
クォモ「ワンワン!」
ジノーヴィ「そこでだ…」
ジノーヴィ「今度の目標はラートシカだ…」
クォモ「ワン!」
ジノーヴィ「ふふふ…今度は完璧だ…」
ジノーヴィ「まず電話の着信をバイブにする」
ジノーヴィ「そしてラートシカに電話を掛け意味深な事を言って切る」
ジノーヴィ「後は亀頭に電話を当てれば…掛け直したラートシカに亀頭責めされてる
も同然!」
クォモ「ワンワン!」
トゥルルルル、カチャ
ラートシカ「もしもし、ラートシカですが…」
ジノーヴィ「人間の体の器官で、ある条件下で六倍の大きさになる物、な~んだ?」
ジノーヴィ「答えを知りたかったら…掛け直」
ラートシカ「瞳孔…ですよね…」
ジノーヴィ「そうです…正解ですね…では…」ガチャン
クォモ「…これはさすがにお前は悪くないよ…」
ジノーヴィ「だよな…」
---------
ヴェルンハント「ただいま、いや~久々に良い汗かいたよお互いこんな真剣なのは
初めてだったみたい」
トラッシャー「…」
ヴェルンハント「最初はラートシカに上取られたけど、後半なんとか主導権を掴んだ
よ」
トラッシャー「…」
ヴェルンハント「最後お互いギリギリまで粘ったんだ、そして同時に逝っちゃった。引
き分けって訳さ」
トラッシャー「…もうお前は俺の知ってるお前じゃない…」
トラッシャー「赤飯も胡麻塩も山程ある!死ぬまで食いやがれ!しばらく一人にして
くれ!」
ヴェルンハント「…何怒ってるんだあいつ…」
---------
ジノーヴィ「電話なんて珍しい…」カチャ
トラッシャー「ジノーヴィ、話がある、今からそっちに行く」ガチャン
ジノーヴィ「…」
クォモ「…」
…ガチャ
トラッシャー「…俺達童貞の触手フェチだよな」
ジノーヴィ「…まあな」
クォモ「…何か訳が在りそうだ…」
トラッシャー「ヴェルンハントが、ヴェルンハントの奴が!卒業しやがったんだよぉ!
」
トラッシャー「ラートシカに上取られて…同時に逝ったなんて…」
トラッシャー「うわぁぁああああ」
ジノーヴィ「なんだと…」
トラッシャー「俺は…俺は…うわぁぁん」
クォモ「…まあ泣くなよ」
クォモ「…ほれ、いい酒が入ってるんだぞ」
ジノーヴィ「…」
クォモ「お前も落ち込むなよ…俺達同類じゃないか…」
トラッシャー「…」
クォモ「…触手が…好きなんだろ?」
トラッシャー「…あぁ…」
ジノーヴィ「…そうだ…」
クォモ「なら呑もうぜ!俺達は仲間だ!」
ジノーヴィ「そうだな…」
トラッシャー「…童貞より…俺達には大切な物が在ったよな…」
クォモ・ジノーヴィ・トラッシャー「そう、触手さ!」
---------
ヴェルンハント「はぁ…」
ヴェルンハント「なんで怒って出てったんだ?」
ヴェルンハント「試合しただけなのにな…」
ヴェルンハント「…電話だ」カチャ
ヴェルンハント「もしもし?」
ラートシカ「もしもし…ラートシカです…今日はありがとうございました…」
ヴェルンハント「いえいえ、こちらこそ真剣勝負を楽しめました、良い試合でしたね」
ラートシカ「そうですね…引き分けでしたから…またいつかやりましょう…」
ヴェルンハント「賛成です、いつ頃に?…」
………………
…………
……
…………
………………
…トラッシャー「触手を忘れた非童貞なんか!」
ジノーヴィ「男じゃ無いぜぇ」
クォモ「ヒック、俺たちゃ最高にアホでカッコいいぜえ!」
トラッシャー「そうだぁ!」
ジノーヴィ「触手馬鹿って、最高だぜぇ!」
---------
トラッシャー「…」
ヴェルンハント「…おかえり丸一日何処行ってたんだ?」
トラッシャー「…」
ヴェルンハント「…何を怒ってるんだよ」
トラッシャー「…触手を…」
ヴェルンハント「ん?」
トラッシャー「なんでもねえよ…」
ヴェルンハント「なんなんだよ…」
トラッシャー「なぁ…お前やっぱり気持ち良かったのか?」
ヴェルンハント「…何が?」
トラッシャー「…そりゃ…ラートシカと…」
ヴェルンハント「対戦の話か?」
トラッシャー「…対戦だと?…」
ヴェルンハント「あぁ、二人で勝負したんだ」
トラッシャー「…」
ヴェルンハント「結局俺も二個の玉を限界まで使ったが向こうも耐えられなくなっ」
トラッシャー「卑猥過ぎる!したんじゃないか…」
ヴェルンハント「だから勝負したよ…」
トラッシャー「…まあお前に先こされちまったが、俺達、相棒だよな。」ガタン
ヴェルンハント「…デーモンが弾切れしたんだぞ?…」
---------
ジノーヴィ「なぁクォモ…」
クォモ「クーン?」
ジノーヴィ「トラッシャー…かなり卑猥な素質を持ってるかもな…」
クォモ「そうだな…」
ジノーヴィ「…なぁ」
ジノーヴィ「…卑猥なのって、悪い事か?」
クォモ「…」
ジノーヴィ「俺達は夢を追っているだけだ」
ジノーヴィ「それを見てアグラーヤが卑猥だと思うのは…自由。」
ジノーヴィ「だがこの瞬間は、この人生は、夢こそが全てだ!」
クォモ「ワンワン!」
ジノーヴィ「卑猥と言われても、俺は触手を諦めないぞアグラーヤ!」
ジノーヴィ「…という訳だアグラーヤ」
アグラーヤ「…」
ジノーヴィ「切り離せない存在だ…卑猥も人生も…」
アグラーヤ「…」
ジノーヴィ「…」
ジノーヴィ「先にシャワー浴びてこいよ…」
アグラーヤ「…お前が先にしねよ」
---------
ヴェルンハント「おはよう相棒」
トラッシャー「…おはよう」
ヴェルンハント「なぁ…」
トラッシャー「ん?」
ヴェルンハント「何でお前が怒ってたのかは俺には判らない」
ヴェルンハント「だが俺達は最高のコンビだ、またスッキリ一緒に依頼を受けられるなら、俺は心から謝るよ」
ヴェルンハント「済まなかった」
トラッシャー「…」
トラッシャー「俺の方こそ済まないな…」
トラッシャー「また、楽しくやろうぜ、相棒」
ヴェルンハント「トラッシャー…」
ヴェルンハント「さ、飯だ。今日はもずくスープを買って来たんだ…好物だろ?」
トラッシャー「わざわざ俺の為に…ありがとう、この触手は美味しく頂くよ…」
ヴェルンハント「…ん?これもずくだけど?…」
トラッシャー「あぁ…このもずくは美味しく頂く…」
ヴェルンハント「そうか…良かったよ…」
---------
ヴェルンハント「ただいま」
トラッシャー「おかえり…残暑も厳しいし、ところてんでもどうだ。押し出してその場で作る奴も買って来た」
ヴェルンハント「なかなか粋な物買ってくるじゃないか…」
トラッシャー「さっ海苔もからしもたっぷり用意して在る、お前も押し出してみないか?」
ヴェルンハント「お、良いのか?じゃあ出すぞ…」
トラッシャー「…」
ヴェルンハント「…」
ヴェルンハント「…そんなに腹減ってるのか?ジロジロ見つめて…」
トラッシャー「いや、まあ食べようぜ」
ヴェルンハント「…まあ頂こう…」
ヴェルンハント「…うん、やっぱりこれは良いな、からし追加だ…」
ヴェルンハント「…」
ヴェルンハント「…海苔をところてんに巻き付けて何やってんの?」
トラッシャー「いや…俺はからしより海苔派だから…」
ヴェルンハント「…そっか…海苔美味いよな…」
---------
ラートシカ「…また電話だ…」
トゥルルルル、カチャ
ジノーヴィ「…ワタシノ…ナニガ」
ラートシカ「…」
ジノーヴィ「…シタガッテイルヨウダ…」ガチャン
ラートシカ「…うぅ…」
トゥルルルル、カチャ
ラートシカ「聞いてアロエリーナ…ちょっと言いにくいんだけど」
ラートシカ「…聞いてアロエリーナ、ちょっと卑猥過ぎるのは嫌なの…」
ムーディムーン「どんなに卑猥でも、年老いて限界を知れば、なおるよ!(なおるよ!」
ラートシカ「そう…聞いてくれてありがとうアロエリーナ…」
ラートシカ「…」
---------
ジノーヴィ「はぁはぁ…やっぱアグラーヤに殺されかけるのは最高だ…」
クォモ「…ワン!」
ジノーヴィ「ん?…」
ジノーヴィ「アグラーヤもそれを判ってやってるんじゃ?…」
ジノーヴィ「…という事は…」
クォモ「…」
ジノーヴィ「ランカー全員ツンデレ?!しかもクレスト専属パイロットは俺の事が嫌い?!」
ジノーヴィ「これはまさか…」
ジノーヴィ「俺の時代が…」クォモ「来てないから」
ジノーヴィ「…」
ジノーヴィ「…いや…可能性はある…俺が拗ねてみればツンデレアグラーヤも…」
ガチャ
ジノーヴィ「(´・ω・`)」
アグラーヤ「…」
アグラーヤ「…ちょっとかわいいけど、キャラに合って無いからキモい」
ジノーヴィ「…」
ガタン
ジノーヴィ「俺は…俺のままが一番だな…」
クォモ「そうだな…」
ガチャ
アグラーヤ「…何か用?」
ジノーヴィ「正直に言う、お前が好きだ」
アグラーヤ「…」
ジノーヴィ「だからもっといじめて欲しい」
アグラーヤ「…いい加減しねぇぇええええ!」
ジノーヴィ「アッーギモヂイイ!」
クォモ「…フンッ…一人でオナニーしよ…」
---------
アグラーヤ「ねぇクォモ」
クォモ「ワン!」
アグラーヤ「今度は勃起して無い…」
クォモ「クーン」
アグラーヤ「ふっ…」
アグラーヤ「しねよ」
クォモ「なに?!」
アグラーヤ「このゴミ箱のティッシュ…詰めが甘いな」ガタン
クォモ「アッー」
ガチャ
トラッシャー「クォモ!これを使うんだ!」
トラッシャー「水に溶けるティッシュー!」
トラッシャー「礼はヴェルンハントに頼む!健闘を祈る!」ガタン
クォモ「フッ…これでアグラーヤも」
ガチャ
アグラーヤ「またクォモと遊んであげるか…」
アグラーヤ「勃起もしてない…ティッシュも…」
アグラーヤ「…」
クォモ「ワンワン!」
アグラーヤ「だがしねよ」
クォモ「なんだと…ハッタリか?…」
アグラーヤ「稚拙な…」
アグラーヤ「ほら、そこに陰毛が落ちてる…」
クォモ「アッー」
---------
アグラーヤ「ジノーヴィ、真剣な話だ。」
アグラーヤ「恋人同士で同棲してるのに、いつになったら真面目に抱いてくれるんだ?」
ジノーヴィ「(夢だな…)」
アグラーヤ「触手とかマゾとかばっかり、真面目に私との事考えて欲しい。」
ジノーヴィ「(良い淫夢だ…夢精してたらパンツ洗おうっと)」
アグラーヤ「聞いてるの?」
ジノーヴィ「(あぁ…また深い眠いに入る…夢が見れない…zzz)」
アグラーヤ「…寝やがった…」
アグラーヤ「悩み抜いた末の行動をこうもないがしろに…」
ジノーヴィ「ん…居眠りしちゃった、夢精してないし良い夢見たしラッキー」
アグラーヤ「…」
ジノーヴィ「おはよう…」
アグラーヤ「…」
ジノーヴィ「久々にアリーナでも行くかぁ」ガタン
アグラーヤ「…」
アグラーヤ「…馬鹿なんだから…」
クォモ「…俺のナニはジノーヴィのより長いぞ?寂しかったらやらな」
アグラーヤ「しね」ガタン
クォモ「…」
クォモ「…風の中のスバル~水底のシリウス~みんな何処へ行った~見送られることもなく♪」ガタン
トゥルルルル
トラッシャー「クォモ、ティッシュは役に立ったか?」
「ただいま留守に…」
…ガチャン
---------
クォモ「はぁ…」
クォモ「…俺は所詮犬さ…サカッて下品で魅力のない犬さ…」
「そんなことないさ!」
クォモ「!」
トラッシャー「お前はいつか言ってくれたじゃないか」
トラッシャー「俺達は触手が好きで、馬鹿らしいけど、最高の仲間だと」
トラッシャー「ヴェルンハントも、ジノーヴィも、相手がいる」
トラッシャー「だが、ヴェルンハントは俺の最高の相棒である事は変わらなかったさ!」
トラッシャー「そして、ジノーヴィとクォモ、お前らも、最高の友達だろ?」
クォモ「…」
トラッシャー「困った時はお互い様さ…」
トラッシャー「…クォモ…今度は俺が良い酒を用意した」
トラッシャー「見ろ!この図太い蝮!猛々しい触手の如き様を!」
トラッシャー「この酒で精力付けて、いっちょオナ比べと行こうぜ!」
トラッシャー「…最高の友達を僻むのは野暮なことさ、俺達の絆は何だ!クォモ!」
トラッシャー「童貞か?!彼女居ない事か?!違うだろ!」
クォモ「…」
クォモ「…ありがとうトラッシャー」
クォモ「…あいつらを祝ってやろう…」
トラッシャー「そうさ!俺達の絆は!」
クォモ・トラッシャー「触手だからさ!!!!」
---------
ジノーヴィ「今日は古風な事で性欲を満たしたいと思う」
クォモ「ワンワン!」
ジノーヴィ「あの精液カルピスという奴だ…」
クォモ「…クーン」
ジノーヴィ「まずカルピスの原液に精液を混ぜる」
ジノーヴィ「少しづつ水を加えながら攪拌し、規定量まで薄める」
ジノーヴィ「後はアグラーヤに飲ませて、アグラーヤのごっくんを想像しながら抜くと…」
クォモ「…最初に精液出す時は何をオカズにするの?」
ジノーヴィ「…ごっくんさせる所を想像しながら…」
クォモ「それで抜けるなら本当に飲ませるリスクをわざわざ負う必要も無いんじゃない?」
ジノーヴィ「…」
---------
ヴェルンハント「おはよう相棒…」
ヴェルンハント「…立ってるぞ?」
トラッシャー「ああ済まん、朝立ちだ。」
ヴェルンハント「そうか、野暮で済まない、飯にしよう」
トラッシャー「美味そうだ、いただくとしよう…」
ヴェルンハント「…やっぱ立ってるぞ」
トラッシャー「…まだ朝立ちだよ…」
ヴェルンハント「そうか…」
ヴェルンハント「…まだ立ってるぞ?」
トラッシャー「朝立ちだって…気にすんな…」
ヴェルンハント「まだ…お前まさか俺の事?…」
トラッシャー「大丈夫大丈夫…」
トラッシャー「ちょっと蝮酒が効き過ぎただけさ…」
ヴェルンハント「そうか…杞憂だったな…」
トラッシャー「…」
トラッシャー「まさかお前がそんな事を欠片でも想像するとはな…」
ヴェルンハント「嫌な嫌疑を掛けられたもんだ…俺はラートシカに首ったけさ…」
トラッシャー「そうだよな…」
トラッシャー「…あ、ラートシカだ!」
ヴェルンハント「え?!何処?」
トラッシャー「嘘に決まってるじゃないか…安心したよ…」
ヴェルンハント「そうか…お前やっぱ変だよな…」
---------
ラートシカ「やっぱり…ヴェルンハントさんは…」
ラートシカ「良い友達かな…なんて…」
ムーディムーン「キープ!(キープ!」
ラートシカ「…そうじゃないけど…うーん…」
ラートシカ「…あんまり…慣れてないから…」
ムーディムーン「…」
ラートシカ「はぁ…」
ムーディムーン「どんなに曖昧でも、電話して直接話せば、決まるよ!(決まるよ!」
ラートシカ「そうだね…ありがとう…」
トゥルルルル、カチャ
トラッシャー「もしもし」
ラートシカ「あの…ヴェルンハントさんは…」
トラッシャー「今俺の隣りで寝てるよ」
ラートシカ「…」
ラートシカ「そうですか…」ガチャン
ラートシカ「…」
ムーディムーン「…」
---------
ヴェルンハント「済まんな、風邪引いて電話にも出れない…」
トラッシャー「困った時はお互い様さ…」
ヴェルンハント「ありがとう…今の電話は?」
トラッシャー「ラートシカから…今寝てるって言ったら切られたよ…」
ヴェルンハント「そっか…まあ病人だし今は安静だよね…」
トラッシャー「そうだな…」
トラッシャー「多分ラートシカも早く元気になって欲しいから切ったんだと思うよ、じゃ御粥作って来るぜ」
ヴェルンハント「済まんな…」
トラッシャー「気にすんなよ、相棒だろ?」
ヴェルンハント「あぁ…」
ラートシカ「…あの二人…普通の友達より…仲良さそうだったな…」
ラートシカ「同性愛者に偏見を持つのは…良くないよ…」
ラートシカ「普通の男女と同じように…恋愛して…ささえあって生きてるんだから…」
ラートシカ「でも…」
ムーディムーン「ふられたって、次の男に乗り換えて、えっちすれば、忘れるよ!(忘れるよ!」
ラートシカ「…いい加減しね…」
---------
トラッシャー「まだ勃起が止まらない…」
トラッシャー「蝮酒のパワーか…」
トラッシャー「なあヴェルンハント、まだ勃起が止まないんだ」
ヴェルンハント「健康って事さ…羨しい…」
トラッシャー「勃起し続けると…どうなるんだ」
ヴェルンハント「うーん…」
ヴェルンハント「勃起し続けた事無いから…判らない…」
トラッシャー「そうか…」
トラッシャー「なんだか不安になってきたな…」
ヴェルンハント「そろそろ…タオル変えてくれ…」
トラッシャー「あぁ…済まんな…」
トラッシャー「…」
トラッシャー「この水道の水を…タオルが吸う」
トラッシャー「吸うとタオルは僅かに膨らむ…」
トラッシャー「きちんと乾かさないでおくと…梅雨場は匂う…」
トラッシャー「という事は…」
ヴェルンハント「遅いなあいつ…」
トラッシャー「アッー」
ヴェルンハント「どうしたんだ…」
ヴェルンハント「うぅ…速く冷やしてくれ…」
---------
トゥルルルル、カチャ
アグラーヤ「もしもしアグラーヤですが」
トラッシャー「トラッシャーと申します。クォモさんはいらっしゃいますか?」
アグラーヤ「クォモ…」
アグラーヤ「クォモ、電話よ」
クォモ「ワンワン!」
アグラーヤ「じゃあね」ガタン
クォモ「どうしたトラッシャー、俺は犬だぞ?」
トラッシャー「緊急事態だ、蝮酒を飲んでから勃起が止まらない、そっちはどうだ?」
クォモ「そういえば…朝立ちが治まらない…」
トラッシャー「このままでは鬱血でナニが腐る!」
クォモ「!!!!」
トラッシャー「そうなれば俺達は…」
クォモ「男として生きて行けない!」
トラッシャー「いいか、落ち着け、方法はただ一つ、血が腐る前に精液を全部抜き取るんだ!」
クォモ「了解だ!お前も死ぬなよッ!」ガタン
クォモ「…まずいぞ…犬はオナニーできない…」
ガチャ
アグラーヤ「何…勃起したまま…しねよ」
クォモ「今はそれどころじゃない!頼む!抜いてくれ!」
アグラーヤ「…は?」
クォモ「このままじゃ、俺のチンコは」
ジノーヴィ「俺からも頼む!俺の睾丸も爆発寸前なんだ!」
アグラーヤ「おまえらしねぇぇええええ!!」
---------
クォモ「…」
ジノーヴィ「…」
クォモ「俺はお前と違って一刻の猶予も無いんだ!」
ジノーヴィ「済まない…」
クォモ「…どうしよう…」
ジノーヴィ「血行を良くする為に…マッサージし続けるとか…」
クォモ「…それは血を鬱血させようとして無いか?…」
ジノーヴィ「…」
ジノーヴィ「…どうしてもなら恥を忍んで病院だな…」
クォモ「そうか…」
ジノーヴィ「でも…」
ジノーヴィ「冷静に考えるとさ…有り得ないよな…腐るとか」
クォモ「…確かに…」
---------
ヴェルンハント「そんな事で俺をほったらかしに…」
ヴェルンハント「ちょっと精力付いただけだ…冷静になれよ…」
トラッシャー「済まんな…」
ヴェルンハント「だが、お前の看病のお陰でだいぶ良くなった。礼を言う」
トラッシャー「良くなって何よりだ…」
ヴェルンハント「後一眠りしたら、元気になってるさ、おやすみ相棒」
トラッシャー「あぁ、おやすみ…」ガタン
トラッシャー「…」
トラッシャー「…だが性欲を持て余しているという事実は変わらないのさ…」
トゥルルルル、カチャ
トラッシャー「もしもし、ラートシカさんですか」
ラートシカ「はい…ご用件は…」
トラッシャー「抜いてくれませんか?」
ラートシカ「…」
---------
ジノーヴィ「良いなぁクォモは」
クォモ「何故だ?…」
ジノーヴィ「チンコ長いし、精力抜群じゃないか」
クォモ「だがそれだけ辛いのさ…性欲を持て余す…」
ジノーヴィ「欲求不満は体に悪いぞクォモ」
ジノーヴィ「だがその辛さをバネに、触手への思いを募らせるのが、漢たる者の生き様だ…」
ジノーヴィ「今日の酒には蝮酒じゃない、バーボンだ…」
ジノーヴィ「今日はしっぽり飲み明かそうじゃないか」
ジノーヴィ「レトロな雰囲気で、触手について語らいながら…」
クォモ「なかなか粋な事してくれるじゃないか…」
ジノーヴィ「今日はチンコをゆっくり休めて」
ジノーヴィ・クォモ「触手同好会と行きますか!」
---------
ラートシカ「え?ヴェルンハントさんそんな事を?」
トラッシャー「風邪引いてるのに、あなたの事ばかり話してましたよ…」
ラートシカ「そうだったんですか…」
トラッシャー「俺とあいつは最高の相棒ですよ」
トラッシャー「ゲイでもないし、あいつに触手趣味は無いけど」
トラッシャー「最高のパートナーです…」
ラートシカ「…そうだったんですか…」
ラートシカ「男同士の友情って…カッコいいですね…」
トラッシャー「そうでもないですよ…」
トラッシャー「…だがこのギンギンのチンコどうしてくれるんですか?」
ラートシカ「…どうもしませんよ…それよりもう少し…ヴェルンハントさんの話…しませんか?」
トラッシャー「そうですね、あいつはレイヴンなのに家庭的で…良い奴ですね」
ラートシカ「私の前でも…優しい人です…」
ラートシカ・トラッシャー「…ヴェルンハント…」
ヴェルンハント「風邪も治ったし、トラッシャーも居ないし、オナニーすっか」
ノ( ゚д゚)ヽ 構えグレでいいじゃない
ミ、_つ とノ彡
(_( ̄)_) じのび
---------
ジノーヴィ「そうですか…残念だ。」ガチャン
アグラーヤ「何電話してたの?」
ジノーヴィ「いや、本社に触手兵器作れないかなって」
アグラーヤ「しねよ」
アグラーヤ「触手とかキモい、依頼入ったし、じゃあね」
ジノーヴィ「…」
ジノーヴィ「…もしもしキサラギですか?貴社のAMIDA見ました、最高ですよね。そこ
を見込んで頼みが…」
ジノーヴィ「ルシャナ?触手は無いんですか?」
ジノーヴィ「…それはいい、。後ほど伺います」
ジノーヴィ「ついに ねんがんの 触手ライフルをてにいれたぞ」
ジノーヴィ「…もしもしマイハニーアグ子ちゃん、昨日は悪かったから今日辺り…
え?屋上でハメられた?他の男と野外だとぉぉぉ」
ジノーヴィ「通信が切れた…しかも続け様に支社から依頼だ…」
ジノーヴィ「裏切られる事など傭兵の常とはいえ…」
ジノーヴィ「旧世代の遺産が人類にもたらす物…それは…触手」
クォモクォモ(NX主人公)「なんだと」
ジノーヴィ「もしかしたら…君も私と同じ…」
クォモクォモ「ころしてでもうばいとる」
ジノーヴィ「いやらしい存在だな…君も私も…アッー」
という設定を考えた
---------
ラートシカ「負けちゃった…」
ラートシカ「四脚とスラッグ…壊れちゃった…」
ラートシカ「貯金も無いし…」
ラートシカ「…」
ラートシカ「…電話だ」
カチャ
ジノーヴィ「もしもし、君が今困っている事は知っている、物は相談だ、私が融資する
代りに君のその絡み付くような触手ショットガンをゆずっ」
ガチャン
ラートシカ「…」
ラートシカ「安物で良いや」
アグラーヤ「所でアグラーヤって開始一秒で倒せるみたい。仁王と地雷と月光持っ
て苛めると楽しいよ」
---------
ラートシカ「機体…弱くなっちゃったけど…」
ラートシカ「無駄を省いたって事で…納得…」
カチャ
ラートシカ「もしもし、ムーディムーン?元気かな?…」
ラートシカ「最近アリーナで勝てなくて…機体変えたんだ…」
ラートシカ「え?別にお金に困った訳じゃないよ、強くしたんだよ、千年乃白夜なんて
、簡単に倒しちゃうよ…」
ラートシカ「…」
ラートシカ「本当は話聞いて欲しかっただけなの、じゃあね。」
ガチャン
ラートシカ「はぁ…」
ラートシカ「ジノーヴィは頼りにならないし…」
ラートシカ「今度アグ姉さんに相談しよう…」
---------
ジノーヴィ「はぁはぁ」
アグラーヤ「一人で何興奮してんの?…」
ジノーヴィ「見てくれよこのパーツ」
アグラーヤ「スパイダー?性能は普通だけどちょっと重いかな…」
ジノーヴィ「スパイダー!糸!拘束!触手!」
アグラーヤ「…(しねよ)」
アグラーヤ「…じゃあね」ガタン
ジノーヴィ「もしもし?クレスト本社ですか?全身クレストパーツなんて今時古いです
よ、これからはもっと新しい境地を目指しませんか?そこでこのスパイダーの登場で
すよ、しょく…」
ジノーヴィ「切られた…」
ジノーヴィ「…ムキー!」
ピポパ、トゥルルルル、カチャ
「もしもし…ラートシカですが…融資の件はお断りしましたよ…」
ジノーヴィ「…」
「もしもし?…」
ジノーヴィ「………チンコッ」ガチャン
ジノーヴィ「…よし!」
---------
ジノーヴィ「ほら、俺が命令すればこの触手がお前を犯しちゃうんだぞ」
ジノーヴィ「やめて!助けて!ここから出して!」
ジノーヴィ「はぁはぁ」
ジノーヴィ「性欲を抑えるには…運動が一番…」
ジノーヴィ「久々になんかやるかぁ…」
ジノーヴィ「キサラギの依頼か…」
ジノーヴィ「サッドスマイル…プッ…グレで死んでやんの」
ジノーヴィ「中で施設破壊っと…」
ジノーヴィ「これは…AMIDA?!触手が付いている…」
ジノーヴィ「培養層を破壊…そんな…とんでもない」
トゥルルルル
ジノーヴィ「キサラギの方ですか?、ここは触手アークが接収しました。えぇ、情報は
漏らしませんし報酬も結構です。では。」ガチャン
ジノーヴィ「この施設で触手兵器を完成させて…俺は世界中の女を触手で犯してや
る!アハハハハハハ!」
ジノーヴィ「え?特攻兵器来た?え?え?俺の触手は?」
ジノーヴィ「アッー」
ジノーヴィ「ハッ夢か…」
ジノーヴィ「夢精してる…」
ジノーヴィ「パンツ洗わなきゃ…」
アグラーヤ「何パンツ洗ってんの?」
ジノーヴィ「触手の事考えてたらボク…」
アグラーヤ「ショタぶんなしねよ」
---------
ジノーヴィ「なあアグラーヤ」
アグラーヤ「…なに?(どうせまた触手とか言うんだろ)」
ジノーヴィ「最近俺自分を見失いそうで怖いよ…」
アグラーヤ「…なにか…あったの?…」
ジノーヴィ「…」
ジノーヴィ「俺は触手になって犯したいのか…触手に犯されてるのを見たいのか…
はたまた自分が触手に犯されたいのか…。わからないんだ…」
アグラーヤ「…(心配させといてしねよ)」
アグラーヤ「…うん、しねよ、じゃあね」バタン
---------
ラートシカ「…また負けちゃった…」
ラートシカ「軽二も動かしきれない…」
ムーディムーン「牛乳を飲むと集中力が付くらしいよ!(らしいよ!」
ラートシカ「集中力…」
ドーン
ラートシカ「…サッ」
ジノーヴィ「大グレを全部躱すなんて!」
ラートシカ「…スー」
ジノーヴィ「何処だ…後ろ?!」
ラートシカ「…」
ジノーヴィ「ショットガンだ、うわあああ」
ジノーヴィ「でも触手に犯されてるみたいでギモヂイイ!」
ラートシカ「飲んじゃ駄目だ…」
ムーディムーン「牛~乳に相談だ!(相談だ!」
---------
ジノーヴィ「…機体を新調した…」
ジノーヴィ「…テストしなきゃな…」
ジノーヴィ「…そうだ!」
ピポパ、トゥルルルル
ラートシカ「…もしもし…」
ジノーヴィ「今日エキシビジョンという形で対戦をしないか?レイヴンとしてのレクチャ
ーも兼ねて…融資以外で君の力になれるのはこういう事かと思ってね…」
ラートシカ「…ありがとう…じゃあアリーナで…」ガチャン
ラートシカ「…ちょっとふざけてるけど…良い人だったんだ…」
ジノーヴィ「お手柔らかにな…」
ラートシカ「…お願いします…」
ジノーヴィ「触手ショットガンギモヂイイ!アッーアッー!」
ラートシカ「しねよ」
---------
ジノーヴィ「はい、そうですか…では後ほど」ガチャン
アグラーヤ「どうしたの?また馬鹿な事考えてない?」
ジノーヴィ「いや、普通の依頼さ…じゃあ」ガタン
アグラーヤ「珍しくレイヴンの顔してたな…さすがデュアルフェイス」
アグラーヤ「…」
アグラーヤ「気になるな…見に行こう」
アグラーヤ「なりたてホヤホヤのレイヴン助けてる…」
アグラーヤ「…」
アグラーヤ「フンッ」
アグラーヤ「…今日くらいデートの約束してやるか」
ピポパットゥルルルル
カチャ
「ただいまジノーヴィ電話に出る事が出来ません、ただの二次元に興味は無いので
、触手、幼女、ショタが居たら伝言を残してください…ピー」
アグラーヤ「…」ガチャン
---------
ジノーヴィ「はぁはぁ…ウッ」
ガチャ
アグラーヤ「…」
ガタン
ジノーヴィ「…」
ジノーヴィ「チンコと精液はグレの砲身の中で見えなかった筈だ…」
ジノーヴィ「あっケツ丸出しだ」
---------
ラートシカ「…意外と二脚にショットガンって良いかも…」
ラートシカ「うん…頑張る…」
ラートシカ「…電話だ…」
ラートシカ「…もしもし?」
ジノーヴィ「この前の対戦依頼は見苦しい所を見せた…済まない」
ラートシカ「…いえいえ、一応二脚の動かし方教えて貰いましたし…弱点の事はお互
いレイヴンですから…誰にも言いませんよ…」
ジノーヴィ「…(良い人に思われてる?)」
ジノーヴィ「……」
ラートシカ「…あの…もしも」
ジノーヴィ「チンポッポ!ボイン!」ガチャン
ジノーヴィ「…何してんだろ…俺…」
---------
ジノーヴィ「諸君、私は触手が好きだ」
ジノーヴィ「そう、君達も私と同じ…」
ジノーヴィ「触手フェチだぁぁあああ!!!」
観衆「うぉぉぉおおおお」
ジノーヴィ「俺達、最高にいやらしい存在だぜぇぇえええ」
観衆「うぉぉぉおおおお」
ラートシカ「…先日の御礼に…」
ラートシカ「…」
アグラーヤ「見ちゃ駄目、彼は今、アリーナの対戦に向けて調整してるの…」
ラートシカ「…トップランカー…ですね…」
---------
ジノーヴィ「…最近ジャックにアリーナ追い出されそう」
ジノーヴィ「フンッ誰彼構わずケツ振るホモ野郎が…」
ジノーヴィ「でもおもいっきりクレストと独占契約してるしなぁ…」
ジノーヴィ「轟もアリーナ抜けたみたいだし…」
アグラーヤ「何考えてるの?」
ジノーヴィ「いや、ちょっと」
ジノーヴィ「…お前は厳密にはレイヴンじゃないよな」
アグラーヤ「アークに登録してない人間はパイロット扱いよ」
ジノーヴィ「性欲を持て余す、やらないか」
アグラーヤ「帰れ」
---------
ジノーヴィ「クォモ~俺の心を判ってくれるのはお前だけだよ~」
クォモ「クーン」
ジノーヴィ「よしよし、今ご飯にするからな」
クォモ「ワンワン」
ジノーヴィ「はぁ…」
ジノーヴィ「お前は良いよなぁ…」
ジノーヴィ「仕事も無いし、近所のメスとやりまくりだし…」
ジノーヴィ「まあその度に慰謝料やら去勢要請が来るけどさ…」
ジノーヴィ「ご近所付き合い最悪だよ…殆ど村八分されてる…」
ジノーヴィ「でもチンコの無い男なんて、男じゃないよな!」
クォモ「ワンワン!」
ジノーヴィ「卑猥は文化た!」
クォモ「ワン!」
ジノーヴィ「触手はロマンだ!」
クォモ「クーン」
ガチャ
アグラーヤ「…」
アグラーヤ「犬に何教えてんのよ?」
ジノーヴィ「ん…ちんちんの仕方をだな…」
アグラーヤ「しねよ」
---------
ラートシカ「…かわいい」
クォモ「ワンワン!」
ラートシカ「…」
クォモ「クーン」
ラートシカ「食べ物持って無いし…餌付けは悪い事だよ…」
クォモ「…」
ラートシカ「…よしよし…」
クォモ「クーン」
ラートシカ「クォモはジノーヴィと違って良い子だ」
クォモ「や ら な い か」
ラートシカ「…」
ラートシカ「理解ある飼主で良かったね…よしよし」
---------
ジノーヴィ「俺は強化人間…」
ジノーヴィ「当然チンコも強化されてる筈…」
ジノーヴィ「…心オナニー!」
ジノーヴィ「よし勃起した」
ジノーヴィ「腹上から計るのが正式らしい…」
ジノーヴィ「十二cm…」
ジノーヴィ「比べる相手が…」
クォモ「ワンワン!」
ジノーヴィ「…計るか」
クォモ「…」
ジノーヴィ「犬が緊張してる…」
ジノーヴィ「まあいいや…チンコは誰だって気になる…」
ジノーヴィ「…あれ、十五センチ定規じゃ計りきれない?」
ジノーヴィ「えぇーっと…十七cm…」
アグラーヤ「どうしたのジノーヴィ、深刻な顔して」
ジノーヴィ「俺が悪かった!チンコ小さい俺は触手なんて語る権利は無かったよ!
ウゥッ…」
アグラーヤ「…(結局そこかよ)」
---------
ジノーヴィ「はぁはぁ…ウッ」
ガチャ
アグラーヤ「またグレネードオナニー?チンコ小さいんじゃなかったの?」
ジノーヴィ「…」
---------
ジノーヴィ「…触手ってさ」
ジノーヴィ「痛いかな…」
クォモ「…」
ジノーヴィ「…なんか最近触手で抜く事に罪悪感があるんだ」
クォモ「…」
ジノーヴィ「もし自分が拷問されたらって思うとゾクゾクする…しかも女は男より感情
が強いらしいから…」
ジノーヴィ「触手の無いジノーヴィなんてジノーヴィじゃないワン!」
ジノーヴィ「…そうだよな!」
クォモ「クーン」
---------
ジノーヴィ「…グレネードオナニーも正直飽きた」
ジノーヴィ「…アグラーヤには毎回見つかるし散々だ」
ジノーヴィ「そこで今日はテレホンセックスをしようと思う」
クォモ「ワンワン!」
ピポパットゥルルルル
ラートシカ「…もしもし」
ジノーヴィ「…俺は面倒が嫌いなんだ、やらないか」
ガチャン
クォモ「馬鹿だな」
---------
アグラーヤ「…ねぇジノーヴィ」
ジノーヴィ「…なんだい?」
アグラーヤ「…好きにしていいのよ…?」
ジノーヴィ「という夢を見た」
クォモ「クーン」
ジノーヴィ「現代においてこの夢は私が性欲を持て余しているという意味だが…」
ジノーヴィ「大破壊前のさらに前は「夢にまで会いに来るなんて…俺はそんなにあの
子に慕われているんだ…」という意味だったらしい」
クォモ「ワンワン」
ジノーヴィ「という訳だアグラーヤ」
アグラーヤ「…」
ジノーヴィ「麿のナニが欲しいんだろ?我慢しなくて良いんだぜ?」
アグラーヤ「やっぱしねよ」
---------
ジノーヴィ「今度はラートシカを悟らせずにオナニーに協力させる作戦を考えた」
クォモ「…」
ジノーヴィ「まずアリーナで対戦する」
クォモ「…ワン」
ジノーヴィ「触手ショットガンに攻撃されるが、その場では歯を食いしばって快楽に耐
える…」
クォモ「…」
ジノーヴィ「そして帰投後その「イキたいのにいけない」という屈辱感をネタに抜くと…
」
クォモ「オナニーと何が違うの?」
ジノーヴィ「あ…」
---------
ラートシカ「…今日も…よろしくお願いします…」
ジノーヴィ「お互いレイヴンだ、余計な干渉は無しとしよう。本気で来たまえ」
ジノーヴィ「ギモヂイイ、でもここは!」
ジノーヴィ「ゥゥッ!」
ジノーヴィ「ホァァァァ!」
アグラーヤ「で?結局我慢しすぎて負けたの?」
ジノーヴィ「明日はトップランカーに戻りますから契約解除しないでぇぇぇ」
---------
アグラーヤ「…ジノーヴィはポイント稼ぎに行ったし…たまにはクォモと遊んであげよ
う…」
クォモ「ワンワン!」
アグラーヤ「しねよ」
クォモ「クーン…」
クォモ「…何故ヒワイな事を考えてると判った…」
アグラーヤ「立ってるよ」
クォモ「アッー」
---------
ジノーヴィ「はぁはぁ…」
アグラーヤ「…(またこのパターン?)…」
アグラーヤ「…何してるの?またグレネー」
ジノーヴィ「よくぞ聞いてくれた、これこそがダガーオナニー、電源を切った状態で刃
を開かせてそこにナニを挟む!後は体の赴くままに」
アグラーヤ「…(しね)…」ガタン
ジノーヴィ「…なんか最近あいつ冷たいよな」
クォモ「…そうでもないと思うぞ?」
ジノーヴィ「そうか…」
---------
ジノーヴィ「もしもし?キサラギですか?ついに触手兵器が完成するんですね?是非
テストさせてください!クレスト?あんな触手も作れない企業に未練はありません。
ハイ、ハイ、了解です、では」
ジノーヴィ「という夢を見たんだ」
ラートシカ「…なんで…電話してきたんですか?」
---------
ラートシカ「王妃さんは容赦無い…」
ラートシカ「近付く前に熱暴走と反動で固められちゃった…」
ラートシカ「はぁ…」
ラートシカ「四脚ならなぁ…後もう少し冷却も…」
ラートシカ「うーん…」
トゥルルルル
ラートシカ「もしもしムーデイムーン?王妃さんと戦った事ある?」
ラートシカ「動きはアレだけど…堅いし良い武器積んでるから負けちゃうんだ…」
ラートシカ「やっぱり?お互い近接戦同士頑張ろうね…じゃあね…」ガチャン
ラートシカ「…OBコアにしてみようかな…」
トゥルルルル
ラートシカ「電話だ」
カチャ
ジノーヴィ「だが私は触手が好きだ」
ラートシカ「…」
ラートシカ「あの…王妃さんに負けちゃうんです…近付くテクってありますか?」
ジノーヴィ「君はありのままの君で良い…」
ラートシカ「…」
ジノーヴィ「何故ならこんなにも漢らしく輝かしい一本触手が君を犯」ガチャン
クォモ「勿体ない事をしたな…」
アグラーヤ「…お前もしぬか?」
---------
クォモ「ワンワン!」
クォモ「ワン!」
クォモ「クーン」
クォモ「…」
クォモ「俺ってつくづく都合の良いキャラだよな」
ラートシカ「…」
クォモ「(見られた?!)」
クォモ「ワンワン!」
クォモ「クーン」
ラートシカ「無理…しないで…」
クォモ「ま、まさか俺の正体を?」
ラートシカ「立ってるよ…」
クォモ「という夢を見たのだ」
ジノーヴィ「…お前もいやらしい存在だな」
クォモ「俺は最低限さ…」
ジノーヴィ「…よく言うよ…お前サカった犬だろ?…」
クォモ「まあ気にすんなって…飲もうや…」
ジノーヴィ「あぁ…俺達親友だもんな…」
クォモ・ジノーヴィ「…触手に…乾杯!」
---------
トラッシャー「団地に到着した、直ちに夫の排除に向かう」
ヴェルンハント「この荒れ具合…同業者か?」
トラッシャー「駄目だ!田中さん家も山田さん家も既に精液だらけだ…男子供も見
境が無い!」
ヴェルンハント「酷すぎる…見ろ!あいつだ!」
クォモクォモ「…プロジェクト団地妻…」
クォモクォモ「睾丸を直接肉棒に接続する事で強化睾丸を超える精力を手に入れる
…」
クォモクォモ「この力は俺の物だ…俺だけの物だ!」
という想像をした、当然オチは無い
---------
ヴェルンハント「…俺…この依頼が終わったら好きな子プロポーズするんだ…」
トラッシャー「…良かったな」
ヴェルンハント「…最近腕を伸ばしてるラートシカって子なんだ…あのジノーヴィが支
援してるんだとか…」
トラッシャー「それは…脈無いんじゃないか?」
ヴェルンハント「…だが俺は…どうしてもあの子が好きだ…」
トラッシャー「…」
トラッシャー「…男には絶対に譲れない事が在るんだな…」
トラッシャー「…親友として応援するよ、お前結構要領良いし大丈夫だって」
ヴェルンハント「…ありがとう…」
トラッシャー「…ちなみに何処に惚れたのか?」
ヴェルンハント「決まってるだろ…」
ヴェルンハント「ハートさ…」
トラッシャー「…それ絶対本人に言うなよ」
---------
※前書き
携帯のメモ帳が十個しか無いので一度の投下は十レス(今回は前書きがあるので
九話)です。
プッと笑えるような下ネタをかなり削って、一個一個を長くして少しストーリーを付け
た代りに、出来るだけシュール分を増やそうと努力して見ました。
しかしシュールという物は非常に難しいので、今回は前より全体的に面白くないかも
しれません。
それでも、顔に出なくても、心の何処かで笑えるようなネタが一つでもあれば幸いで
す。
新しく登場したヴェルンハントとトラッシャーについては>>728を参照してください。
彼らは童貞エロ男二人のシュールさをメインにしているので、かなり評価が分かれ
ると思いますが、個人的にこのオチないけどなんともいえない、そんな雰囲気が好
きです。
では、投下します。
---------
トラッシャー「じゃあさ…とりあえずラートシカと面識は?」
ヴェルンハント「無い、一目惚だ」
トラッシャー「…俺はまず仲良くなる事から始めるべきだと思うんだ…」
ヴェルンハント「判った相棒…」
トゥルルルル、カチャ
ラートシカ「もしもし…ラートシカですが…」
ヴェルンハント「…もしもし…ヴェルンハントと言います…よろしく…」
ラートシカ「…」
ラートシカ「よろしくお願いします…ご用件は?…」
ヴェルンハント「あ…それだけです…」ガチャン
トラッシャー「お前もウブだな、こうやるんだよ」
トゥルルルル、カチャ
ラートシカ「もしもし…ラートシカですが…」
トラッシャー「やりませんこと?」
ラートシカ「…」ガチャン
ヴェルンハント「惜しかったな、流石だぜ」
トラッシャー「そうだな、もう少しだった」
---------
トラッシャー「とりあえずアリーナ対戦というのもレイヴン同士のスキンシップだと思う
んだが」
ヴェルンハント「そうだな…」
ヴェルンハント「駄目だ…対戦依頼も緊張して舌噛みそう…」
トラッシャー「…しょうがない奴だ」
トラッシャー「機体に搭乗して待ってろ…」
ヴェルンハント「頼りになるぜ相棒…」
トゥルルルル、カチャ
ラートシカ「もしもし…?」
トラッシャー「緊急の依頼だ、直ちに排除して欲しいレイヴンが居る…指定した場所
へ向かってくれ、報酬はこちらで充分用意する…」ガチャン
トゥルルルル、カチャ
トラッシャー「デート兼対戦の約束を取り付けたぞ」
ヴェルンハント「心から感謝する、どうすればいい?」
トラッシャー「指定した場所で待機していてくれ」
ヴェルンハント「ん?…何か来る!」
ラートシカ「…目標を確認…」
ヴェルンハント「待て、誤解だ、アッー」
トラッシャー「気持ち良さそうだ…だがあいつの為にここは見るだけで我慢しよう…」
トラッシャー「ウッ…はぁはぁ…」
---------
ラートシカ「…そういう事だったんですか…ごめんなさい…」
ヴェルンハント「いや…悪いのは全部こいつで…」
トラッシャー「結果的になかなか良い雰囲気じゃないか、先に帰って赤飯炊いとくよ、
さらば相棒」
ヴェルンハント「あ…」
ラートシカ「…」
ラートシカ「…なんで…わざわざ私に対戦依頼を?」
ヴェルンハント「それは…」
ヴェルンハント「…あなたが」
ジノーヴィ「触手ショットガンを持っているからに決まってるだろぉぉぉおおおお!!
!」
ヴェルンハント「…」
ラートシカ「…」
ジノーヴィ「はぁはぁ、あれからダガーにチンコ挟んで大変だったんだぞ…」
ジノーヴィ「間に合ったようだな…触手は渡さん!」
ジノーヴィ「勝負だ!ヴェルンハント!」
ヴェルンハント「…」
ヴェルンハント「全裸でACにも乗らず何しに来た?…」
ジノーヴィ「あ…」
---------
ジノーヴィ「大失敗しちゃったよクォモ…」
クォモ「…クーン」
ジノーヴィ「昨日酔いすぎて全裸で行っちゃった…」
クォモ「…」
ジノーヴィ「しかし…ラートシカの真意を知る必要が在るな…」
クォモ「ワンワン!」
トゥルルルル
「ただ今…ラートシカは電話に出る事が…できません…伝言…どうぞ」
ジノーヴィ「(留守電だと…これは怪しい)やあ!ボクチンポッポ!触手の妖精さんだ
ょ!君は触手の国の王女様なんだ!今から電話する人が王子様だからその人の
言う事を聞いてね!」
ガチャン、カチャ、トゥルルルル
「ただ今…ラートシカは電話に出る事が…できません…伝言…どうぞ」
ジノーヴィ「私だ、ジノーヴィだ、明日またアリーナ対戦をしよう。君の稽古は私が全
部付けてあげよう。さらばだ」ガチャン
ジノーヴィ「これで触手は俺の物…」
クォモ「ナンバーディスプレイって知ってるか?」
ジノーヴィ「…」
ジノーヴィ「チンポッポ恥ずかしくて死にそうだょ…」
アグラーヤ「きめぇ、しねよ」
---------
トラッシャー「やあおかえり、うまく行ったかい」
ヴェルンハント「うまく行ったよ、今度また対戦する約束もしたんだ」
トラッシャー「俺のお陰だな」
ヴェルンハント「感謝するよ相棒…」
ヴェルンハント「…」
ヴェルンハント「…このお前のコックピットに詰まってる臭いティッシュはなんだ?」
トラッシャー「…アメリカンスタイルの祝福だ…」
ヴェルンハント「…そうか…ありがとう…」
ヴェルンハント「…」
トラッシャー「さ、今日は赤飯だ」
ヴェルンハント「なあ…」
トラッシャー「…ん?」
ヴェルンハント「…前から疑問なんだけどさ…」
トラッシャー「なんだ、俺とお前の仲じゃないか、なんでも聞けよ…」
ヴェルンハント「…俺たちって最高にガキだよな」
トラッシャー「…」
トラッシャー「…ほら、飯が冷めるぜ」
ヴェルンハント「あぁ…」
---------
ジノーヴィ「…なあアグラーヤよ」
アグラーヤ「…なによ?」
ジノーヴィ「変な事言うけど…真面目に答えてくれないか」
アグラーヤ「…(これはレイヴンの顔…)判った…」
ジノーヴィ「…」
ジノーヴィ「単刀直入に言う、お前は触手に犯されるのは嫌か?」
アグラーヤ「…(顔がマジだ…)」
アグラーヤ「嫌ね…触手なんて…一方的過ぎるわ…」
ジノーヴィ「そうか…」
アグラーヤ「二次元で抜くのは構わないけど…実際にするなら、お互いの気持ちを
考えた方が良い…」
ジノーヴィ「…判った」
ジノーヴィ「クォモも聞いてくれ」
クォモ「…クーン?」
ジノーヴィ「俺は触手が好きだ…」
ジノーヴィ「だが、漢は夢を追う生き物だとしても、俺は人を傷つけたくない…」
ジノーヴィ「トップランカーとして、一人のレイヴンとして、みんなを大切にしたいんだ
…」
ジノーヴィ「だからクォモ、俺とお前はずっと友達だ。」
クォモ「………ワン!」
ジノーヴィ「そしてアグラーヤ」
アグラーヤ「…」
ジノーヴィ「君には触手物のエロゲを買って来て欲しい」
アグラーヤ「…しねよ」
---------
ラートシカ「…」
ラートシカ「…ヴェルンハント…かぁ…」
ラートシカ「やっぱり悪い人じゃない…」
トゥルルルル、カチャ
ラートシカ「ねぇムーディムーン?…ヴェルンハントさんって…どう思う?」
ラートシカ「そうだよね…良い人だけど武装も性格も地味だよね」
ラートシカ「良い人止まりは…言い過ぎかぁ」
ラートシカ「久々に…ムーディムーンの家に泊まりに行くよ…」
ラートシカ「下積み時代みたいに…夜まで話そうよ…」
ラートシカ「うん…準備していくよ…」ガチャン
ラートシカ「…ただいま…」ラートシカ「…楽しかったな…レイヴンになる前を思い出し
たよ…」
ラートシカ「…留守電…三件…」
ピー
ジノーヴィ「やあ、ボクチンポ(ry」
ピー
ジノーヴィ「私だ、ジノー(ry」
ピー
トラッシャー「やりますよ?やっちゃいますよ?」
ピーッ再生が終わりました
ラートシカ「…」
ラートシカ「…多分悪い人じゃないよ…」
---------
ヴェルンハント「…夢にまで出て来た…」
ヴェルンハント「フォーリン・Loveか…」
トラッシャー「朝からキモい事言うなよ…」
ヴェルンハント「しょうがないだろ…」
トラッシャー「まあな…事情は理解してるつもりさ…」
ヴェルンハント「ありがとう…」
トラッシャー「俺とお前の仲だろ、相棒」
ヴェルンハント「あぁ…」
ヴェルンハント「やっぱり気になるんだけどさ…」
トラッシャー「ん?」
ヴェルンハント「うちの電話のこの発信履歴なに?」
トラッシャー「あぁ…」
トラッシャー「知らない事が多い方が、人生ワクワクして面白いぜ?」
ヴェルンハント「そうか…」
ヴェルンハント「知らない方が良い事も在るよな…」
トラッシャー「…そうだな…」
ヴェルンハント「…たとえば…」
トラッシャー「ん?」
ヴェルンハント「…お前のACのコアに触手物エロDVDを隠してある事と…」
トラッシャー「みなまで言うな…」
トラッシャー「次はお前の番かもしれないぞ?」
ヴェルンハント「…」
ヴェルンハント「そうだな…俺達最高のコンビだよな…」
---------
アグラーヤ「ほら、触手物のエロゲ買ってきてあげたわよ」
アグラーヤ「ついでに…これは本社に頼んで作ってもらった触手兵器」
アグラーヤ「どっちが欲しい?触手兵器の使い心地、まず私で試さない?」
トラッシャー「…という夢を見たんだ」
クォモ「なんだと…」
トラッシャー「ふふっお前もまだまだだな…サカった犬でありながら…」
クォモ「くッ…」
トラッシャー「何故ヒワイを最低限にとどめる?何故ジノーヴィに触手兵器を与えな
い」
クォモ「私は…一時の快楽より…あの心地よいシュールな空間が好きなんだ!」
トラッシャー「甘い考えだ…だがまだ猶予は在る…さらばだ…」
ジノーヴィ「という夢を見たんだ」
クォモ「ワンワン!」
ジノーヴィ「お前…実は良い奴だな」
クォモ「…」
ジノーヴィ「だがな…私は触手を止めるつもりはないんだ」
クォモ「…」
ジノーヴィ「多数のK官が接近しています…」
ジノーヴィ「それでも…私達に出来る事は…触手を夢見る事だけなのかもしれませ
ん…」
ジノーヴィ「という訳だ」
クォモ「グズ…クーン!」
クォモ・ジノーヴィ「さあ、語ろうぜ!」
クォモ・ジノーヴィ「最高の触手を!」
---------
ジノーヴィ「ワタシハナニカ…サレタヨウダ」
アグラーヤ「…おはよう」
ジノーヴィ「コレヲ…カイホウ…シテクレ…」
アグラーヤ「…」
ジノーヴィ「…突っ込んでくれないと俺が本当にナニカサレタみたいじゃない…」
クォモ「…」
アグラーヤ「…」
ジノーヴィ「…」
ジノーヴィ「ま、もう強化人間だし、さあオナニーオナニー…」
アグラーヤ「…」
ジノーヴィ「…」
ジノーヴィ「これはどういう事だクォモ」
クォモ「…」
ジノーヴィ「君も私と同じじゃないか…」
クォモ「…」
クォモ「…早くそのヨコチンしまえよ」
ジノーヴィ「…」
ジノーヴィ「…意外過ぎる開放感…」
アグラーヤ「しねよ…」
---------
ラートシカ「はぁ…」
ラートシカ「それがさ…」
ムーディムーン「恋する乙女って感じだよ!(感じだよ!」
ラートシカ「そう…見える?」
ムーディムーン「見えるよ!(見えるよ!」
ラートシカ「そうかな…」
ラートシカ「…」
ラートシカ「トラッシャー…」
ムーディムーン「…」
ラートシカ「…冗談だよ…」
ムーディムーン「良かった!(良かった!」
ラートシカ「…じゃあもう行かなきゃ…明日もヴェルンハントさんと模擬戦するんだ…
」
ムーディムーン「がんばれ!(がんばれ!」
ラートシカ「ありがとう…切るね」ガチャン
ラートシカ「…良い人なんだけどなあ…それだけかなぁ…」
トゥルルルル
ラートシカ「…」カチャ
ラートシカ「もしもし…」
ジノーヴィ「ボクドミナント、普通じゃないよ!(じゃないよ!」
ラートシカ「…」
ジノーヴィ「…イザとなれば長年一人で鍛えてきたテクが開花しちゃうよ!(しちゃうよ
!」
ラートシカ「…」
ジノーヴィ「…申し訳ありませんでした!(でした!…」ガチャン
ラートシカ「…」
ラートシカ「…童貞だったんだ…」
---------
ヴェルンハント「あ…ここじゃまずいよラートシカ…」
トラッシャー「おはよう相棒…」
トラッシャー「…」
ヴェルンハント「…淫ら過ぎるよ…ラートシカ…」
ヴェルンハント「…」
ヴェルンハント「…んん」
ヴェルンハント「…おはよう相棒…」
トラッシャー「…おはよう…凄い寝言言ってたぞ…」
ヴェルンハント「…どんな?」
トラッシャー「…いや、別に…所でラートシカのハートが好きなんだろ?」
ヴェルンハント「…あぁ…もう彼女のハートに首ったけだ…」
トラッシャー「…そうか…」
トラッシャー「…上手く行くと良いな」
ヴェルンハント「あぁ…」
トラッシャー「時にお前…」
ヴェルンハント「…ん?」
トラッシャー「…ラートシカで抜いた?」
ヴェルンハント「…自主規制してる…恋愛と性は別に考えたい…」
トラッシャー「…」
トラッシャー「…一応俺は抜いといた方が良いと思うぞ」
トラッシャー「…お前の体は酷い欲求不満だ…」
トラッシャー「…彼女の前でドジ踏むぞ…」
ヴェルンハント「…判ったぜ相棒」
ヴェルンハント「だが…触手フェチのお前に言われるとは思わなかった…」
トラッシャー「…」
---------
ジノーヴィ「俺には夢がある~♪」
ジノーヴィ「両手じゃ~抱えきれない~♪」
ジノーヴィ「それは…」
ジノーヴィ「触手!」
ジノーヴィ「初心に帰って触手兵器を探そうじゃないか」
クォモ「ワンワン!」
トゥルルルル、カチャ
ジノーヴィ「もしもしミラージュですか?貴社のパーツ見ました、流線形のデザインが
美しいですよね。流線形の美しさを解する心が在るなら、流線形の美の極地である
触手を」ガチャン
トゥルルルル、ガチャ
ジノーヴィ「もしもしミラージュですか?良いんですか?使っちゃいますよグレネード、
こつこつ貯めた精液グレネード弾が貴社に撃ち込まれれば、臭いが取れずイメージ
ダウンは免れません、株価も下がり大変な事に」ガチャン
トゥルルルル
ジノーヴィ「…はひぃ…わたし…触手じゃないと満足できないのぉぉぉおおお」ガチャ
ン
アグラーヤ「何やってんの?…」
ジノーヴィ「…見果てぬ夢を見ているのさ…」
アグラーヤ「…ふーん…」
ジノーヴィ「…何故突っ込まれないんだろう?」
クォモ「アグラーヤも女という事さ…」
ジノーヴィ「…は?」
クォモ「ごめん調子乗ってた」
---------
ジノーヴィ「最近のアグラーヤは変だ…」
ジノーヴィ「ラートシカにも変な虫が付いている…」
ジノーヴィ「このままでは…」
ジノーヴィ「なあ…クォモ」
クォモ「ワンワン!」
ジノーヴィ「俺たちは…何かしないといけない…」
ジノーヴィ「今はまだ判らない…それでもきっと選択を迫られる時が来る…」
ジノーヴィ「その時に備えて…俺達は心を強く持つべきだろう…」
ジノーヴィ「決して迷う事の無い、強い意志を持たなければならない…」
ジノーヴィ「という訳だ」
クォモ「…ワンワン!」
ジノーヴィ「そこでだ…」
ジノーヴィ「…」
クォモ「…」
ジノーヴィ「とりあえずアグラーヤを探るか…」
クォモ「クーン」
ガサゴソ
ジノーヴィ「(本邦初公開…アグラーヤの部屋の前です)」
クォモ「(…)」
ジノーヴィ「(はぁはぁ…)」
ジノーヴィ「(ウッ…)」
クォモ「(ちょっと俺にも見せろ…どけ…)」
クォモ「(…)」
クォモ「(…あのさ…)」
ジノーヴィ「(なんだ…)」
クォモ「(…電話してるだけじゃん)」
ジノーヴィ「(覗くと言う行為がだな…)」
クォモ「(帰れ…)」
---------
ヴェルンハント「ただいま」
トラッシャー「おかえり、最近お前アリーナばっかで俺が暇じゃないか」
ヴェルンハント「済まない、だが上手く行ってると思うよ…」
トラッシャー「…よかったじゃないか、今日も赤飯だ、胡麻塩もたっぷり用意してある
。」
ヴェルンハント「…ありがとうな…本当に」
トラッシャー「相棒だろ?」
ヴェルンハント「あぁ…」
ヴェルンハント「…」
ヴェルンハント「…なあ」
トラッシャー「…なんだ?」
ヴェルンハント「…食事中に悪いんだけどさ…」
ヴェルンハント「…水に溶けるティッシュ買って来たよ…」
トラッシャー「…」
ヴェルンハント「最近ちょっと匂うかなって…」
ヴェルンハント「これならトイレに流せるし…」
ヴェルンハント「お互いこれを使わないか?…」
トラッシャー「…判った…確かに妙案だ…」
ヴェルンハント「…済まないな…なんかお前は関係無いのに俺ばっかり…」
トラッシャー「そうでもないさ…」
ヴェルンハント「…」
ヴェルンハント「…なんだって?」
トラッシャー「まあまあ…」
トラッシャー「邪魔してる訳じゃないから…」
ヴェルンハント「そうか…相棒だもんな…」
---------
ラートシカ「ただいま…」
ラートシカ「留守電…いっぱいだ…」
「一般録音、四件、です」
ピー
アグラーヤ「ジノーヴィッ!クォモッ!しねぇ!ガチャン!プチッ」
ピー
トラッシャー「らめぇ!触手もうらめぇ!」
ピー
ヴェルンハント「…今日はありがとうございました。また明日もよろしくお願いします」
ピー
トラッシャー「ダメ…ボク男の子だよぉ…はぁん!」
ラートシカ「…」
ラートシカ「難しいね…」
ラートシカ「人間関係って…」
ラートシカ「…はぁ…」
---------
ジノーヴィ「そうか…」
ジノーヴィ「俺はとてつもない間違いを犯していた…」
クォモ「クーン」
ジノーヴィ「アグラーヤと俺は恋人同士なのだ…」
ジノーヴィ「正直あいつに突っ込まれるのは気持ちいいし、とても落ち着く…」
ジノーヴィ「男が夢を追い続けるためには…安心して帰って来れる場所が必要だ…
」
ジノーヴィ「安心して帰って来れる自分の居場所があるから、俺は安心してどんな冒
険にでも赴く事が出来る…」
ジノーヴィ「アグラーヤが触手に興味あるかどうかなんて関係ない!俺にはあいつ
が必要なんだ!」
クォモ「成長したな…ジノーヴィ…グスン…」
ジノーヴィ「…という訳だアグラーヤよ…」
アグラーヤ「ジノーヴィ…」
ジノーヴィ「さあ、存分に俺のケツを叩け!」
アグラーヤ「…」
ジノーヴィ「お前に突っ込まれるのが最高にキモチイイんだ…」
アグラーヤ「やっぱしねよ」
クォモ「…」
---------
ジノーヴィ「おかしい…俺は良い事をした筈なんだが…」
クォモ「…」
クォモ「ラートシカのショットガンと、アグラーヤの突っ込み、どちらかしか選べないと
したら、どうする?」
ジノーヴィ「…」
ジノーヴィ「…俺は…」
クォモ「お前には迷いがある…」
ジノーヴィ「…そうだな…」
ジノーヴィ「しばらく一人にしてくれ…」
クォモ「…」
クォモ「…辛くなったら…相談しにこいよ…」
ジノーヴィ「あぁ…だが今は自分と相談するよ…」
クォモ「そうだな…好きなだけ悩むが良い…失敗しても後悔しない程にな…」ガタン
クォモ「あいつも…ただ性欲が人一倍あるだけで…ただの無垢な漢さ…」
ラートシカ「…」
ラートシカ「…もしもし…ラートシカですが…」
ジノーヴィ「ラートシカ…俺は…」
ラートシカ「…どうしたんですか…」
ジノーヴィ「…」
ラートシカ「…辛いんですね…」
ジノーヴィ「ラートシカ…」
ジノーヴィ「あぁ…」
ジノーヴィ「やはり性欲をもてあま」ガチャン
ラートシカ「…」
---------
トラッシャー「触手ショットガンは俺の物だ!俺だけの物だ!…」
トラッシャー「…」
ヴェルンハント「…おはよう」
トラッシャー「…あぁ…おはよう…」
ヴェルンハント「今日は俺が朝飯作っといたよ…最近のインスタント味噌汁って旨い
んだぜ…」
トラッシャー「助かるよ…」
ヴェルンハント「気候の気紛れで野菜が高い時なんか、具沢山のインスタント味噌
汁の方が安上がりで食物繊維が充分取れたりするんだ…」
トラッシャー「…お前良い夫になれるよ」
ヴェルンハント「…まだそこまで進展して無いさ、焦ってがっつく素振りを見せちゃ終
わるよ…さあ、食べようぜ」
トラッシャー「あぁ…いただくとしよう…」
ヴェルンハント「…なぁ…」
トラッシャー「…うん?旨いぞ、お前の作った飯」
ヴェルンハント「そうじゃなくて…」
ヴェルンハント「お前はラートシカの事どう思ってるの?」
トラッシャー「お前と上手く行けば良いと思ってるよ…」
ヴェルンハント「…ショットガンについてはどう思う?」
トラッシャー「…」
トラッシャー「俺達近距離に弱いし、三人で組めば良い感じじゃないかな…」
ヴェルンハント「…そっか…」
---------
ジノーヴィ「クォモ…居るんだろ?」
クォモ「…あぁ…」
ジノーヴィ「少し…話さないか?…」
クォモ「構わないが…最後に決めるのはお前だぞ?…」
ジノーヴィ「あぁ…」
ジノーヴィ「俺はラートシカの触手ショットガンが好きだ…」
ジノーヴィ「だが…ラートシカ本人に感情を持った事は無い…」
ジノーヴィ「対してアグラーヤは…」
ジノーヴィ「俺にとって欠かせない存在だ…」
ジノーヴィ「この気持ちが卑怯で我儘な事だとは判る…だが…」
ジノーヴィ「この事をアグラーヤに全部正直に話そうと思う」
クォモ「そうか…」
ジノーヴィ「一人でアグラーヤの気持ちを気遣って話を聞かない事は…優しさじゃな
いと思う…」
クォモ「いいだろう…行って来い!」
ガタン
ジノーヴィ「…」
アグラーヤ「…」
ジノーヴィ「だが私は触手が好きだ!」
アグラーヤ「…しねぇぇええええ!!!!」
クォモ「前半略し過ぎだアッー!」
---------
ヴェルンハント「なぁ…」
トラッシャー「…ん?」
ヴェルンハント「ラートシカと頻繁に会うようにはなったけど…」
ヴェルンハント「…正直ここからどう進展するのか…どうすればいいのか…わからな
いんだ…」
トラッシャー「…お前もウブだなぁ」
ヴェルンハント「…」
トラッシャー「…こう言えば良いのさ…」
ヴェルンハント「…心得た…相棒」
トゥルルルル、カチャ
ラートシカ「もしもし…ラートシカですが」
ヴェルンハント「あのさ…あの…うーん…」
ラートシカ「…どうしました?」
ヴェルンハント「その…や ら な い か」
ラートシカ「…え?」
ヴェルンハント「あの…や ら な い かと…」
ラートシカ「…」
ラートシカ「…何を…ですか?」
ヴェルンハント「…そこまではちょっと判りません…」
ラートシカ「…そうですか…では明日は真剣なアリーナ試合やりませんか?…」
ヴェルンハント「良いですね…では明日…」ガチャン
ヴェルンハント「上手く行ったよ、ありがとう相棒」
トラッシャー「なに!貴様…覚えておくぞ…」
---------
ジノーヴィ「…結局今までどおりで落ち着いたのかな?」
クォモ「ワンワン!」
ジノーヴィ「じゃあ安心して、触手を探求できるという訳だ!」
クォモ「ワンワン!」
ジノーヴィ「俺達…もう少し遅く生まれて居れば…触手兵器があったかもしれないの
にな…」
クォモ「クーン」
ジノーヴィ「触手はとりあえず置いといて、効率的なオナニーを思い付いた」
クォモ「ワンワン!」
ジノーヴィ「まずアグラーヤの部屋のドアノブを壊す…」
ジノーヴィ「見た目はそのままだが空回りして開かなくするんだ…」
ジノーヴィ「そして反対側にオナホを付け挿入しじっと待つ」
ジノーヴィ「そして気付かずドアノブを回すと…」
ジノーヴィ「計らずもアグラーヤは俺に手コキの奉仕をする事に…」
クォモ「ワンワン!」
ジノーヴィ「さあアグラーヤが帰って来る前に取り付けだ!」
アグラーヤ「ただいま。」
ジノーヴィ「~♪(このまま部屋に入れば!)」
アグラーヤ「…」
アグラーヤ「…私の部屋入れないんだけど…これは何か説明してくれる?」
ジノーヴィ「…たまには団欒も良いかなって…」
アグラーヤ「…どうみてもオナホです、しね」
---------
ジノーヴィ「悔しいが第一次手コキ作戦は失敗だ」
クォモ「クーン」
ジノーヴィ「だが手コキは全国のM男達の夢だ」
ジノーヴィ「ここで諦めたら今まで散って行った者達が浮かばれない」
ジノーヴィ「絶対に負けられない戦いがそこにある!」
クォモ「ワンワン!」
ジノーヴィ「そこでだ…」
ジノーヴィ「今度の目標はラートシカだ…」
クォモ「ワン!」
ジノーヴィ「ふふふ…今度は完璧だ…」
ジノーヴィ「まず電話の着信をバイブにする」
ジノーヴィ「そしてラートシカに電話を掛け意味深な事を言って切る」
ジノーヴィ「後は亀頭に電話を当てれば…掛け直したラートシカに亀頭責めされてる
も同然!」
クォモ「ワンワン!」
トゥルルルル、カチャ
ラートシカ「もしもし、ラートシカですが…」
ジノーヴィ「人間の体の器官で、ある条件下で六倍の大きさになる物、な~んだ?」
ジノーヴィ「答えを知りたかったら…掛け直」
ラートシカ「瞳孔…ですよね…」
ジノーヴィ「そうです…正解ですね…では…」ガチャン
クォモ「…これはさすがにお前は悪くないよ…」
ジノーヴィ「だよな…」
---------
ヴェルンハント「ただいま、いや~久々に良い汗かいたよお互いこんな真剣なのは
初めてだったみたい」
トラッシャー「…」
ヴェルンハント「最初はラートシカに上取られたけど、後半なんとか主導権を掴んだ
よ」
トラッシャー「…」
ヴェルンハント「最後お互いギリギリまで粘ったんだ、そして同時に逝っちゃった。引
き分けって訳さ」
トラッシャー「…もうお前は俺の知ってるお前じゃない…」
トラッシャー「赤飯も胡麻塩も山程ある!死ぬまで食いやがれ!しばらく一人にして
くれ!」
ヴェルンハント「…何怒ってるんだあいつ…」
---------
ジノーヴィ「電話なんて珍しい…」カチャ
トラッシャー「ジノーヴィ、話がある、今からそっちに行く」ガチャン
ジノーヴィ「…」
クォモ「…」
…ガチャ
トラッシャー「…俺達童貞の触手フェチだよな」
ジノーヴィ「…まあな」
クォモ「…何か訳が在りそうだ…」
トラッシャー「ヴェルンハントが、ヴェルンハントの奴が!卒業しやがったんだよぉ!
」
トラッシャー「ラートシカに上取られて…同時に逝ったなんて…」
トラッシャー「うわぁぁああああ」
ジノーヴィ「なんだと…」
トラッシャー「俺は…俺は…うわぁぁん」
クォモ「…まあ泣くなよ」
クォモ「…ほれ、いい酒が入ってるんだぞ」
ジノーヴィ「…」
クォモ「お前も落ち込むなよ…俺達同類じゃないか…」
トラッシャー「…」
クォモ「…触手が…好きなんだろ?」
トラッシャー「…あぁ…」
ジノーヴィ「…そうだ…」
クォモ「なら呑もうぜ!俺達は仲間だ!」
ジノーヴィ「そうだな…」
トラッシャー「…童貞より…俺達には大切な物が在ったよな…」
クォモ・ジノーヴィ・トラッシャー「そう、触手さ!」
---------
ヴェルンハント「はぁ…」
ヴェルンハント「なんで怒って出てったんだ?」
ヴェルンハント「試合しただけなのにな…」
ヴェルンハント「…電話だ」カチャ
ヴェルンハント「もしもし?」
ラートシカ「もしもし…ラートシカです…今日はありがとうございました…」
ヴェルンハント「いえいえ、こちらこそ真剣勝負を楽しめました、良い試合でしたね」
ラートシカ「そうですね…引き分けでしたから…またいつかやりましょう…」
ヴェルンハント「賛成です、いつ頃に?…」
………………
…………
……
…………
………………
…トラッシャー「触手を忘れた非童貞なんか!」
ジノーヴィ「男じゃ無いぜぇ」
クォモ「ヒック、俺たちゃ最高にアホでカッコいいぜえ!」
トラッシャー「そうだぁ!」
ジノーヴィ「触手馬鹿って、最高だぜぇ!」
---------
トラッシャー「…」
ヴェルンハント「…おかえり丸一日何処行ってたんだ?」
トラッシャー「…」
ヴェルンハント「…何を怒ってるんだよ」
トラッシャー「…触手を…」
ヴェルンハント「ん?」
トラッシャー「なんでもねえよ…」
ヴェルンハント「なんなんだよ…」
トラッシャー「なぁ…お前やっぱり気持ち良かったのか?」
ヴェルンハント「…何が?」
トラッシャー「…そりゃ…ラートシカと…」
ヴェルンハント「対戦の話か?」
トラッシャー「…対戦だと?…」
ヴェルンハント「あぁ、二人で勝負したんだ」
トラッシャー「…」
ヴェルンハント「結局俺も二個の玉を限界まで使ったが向こうも耐えられなくなっ」
トラッシャー「卑猥過ぎる!したんじゃないか…」
ヴェルンハント「だから勝負したよ…」
トラッシャー「…まあお前に先こされちまったが、俺達、相棒だよな。」ガタン
ヴェルンハント「…デーモンが弾切れしたんだぞ?…」
---------
ジノーヴィ「なぁクォモ…」
クォモ「クーン?」
ジノーヴィ「トラッシャー…かなり卑猥な素質を持ってるかもな…」
クォモ「そうだな…」
ジノーヴィ「…なぁ」
ジノーヴィ「…卑猥なのって、悪い事か?」
クォモ「…」
ジノーヴィ「俺達は夢を追っているだけだ」
ジノーヴィ「それを見てアグラーヤが卑猥だと思うのは…自由。」
ジノーヴィ「だがこの瞬間は、この人生は、夢こそが全てだ!」
クォモ「ワンワン!」
ジノーヴィ「卑猥と言われても、俺は触手を諦めないぞアグラーヤ!」
ジノーヴィ「…という訳だアグラーヤ」
アグラーヤ「…」
ジノーヴィ「切り離せない存在だ…卑猥も人生も…」
アグラーヤ「…」
ジノーヴィ「…」
ジノーヴィ「先にシャワー浴びてこいよ…」
アグラーヤ「…お前が先にしねよ」
---------
ヴェルンハント「おはよう相棒」
トラッシャー「…おはよう」
ヴェルンハント「なぁ…」
トラッシャー「ん?」
ヴェルンハント「何でお前が怒ってたのかは俺には判らない」
ヴェルンハント「だが俺達は最高のコンビだ、またスッキリ一緒に依頼を受けられるなら、俺は心から謝るよ」
ヴェルンハント「済まなかった」
トラッシャー「…」
トラッシャー「俺の方こそ済まないな…」
トラッシャー「また、楽しくやろうぜ、相棒」
ヴェルンハント「トラッシャー…」
ヴェルンハント「さ、飯だ。今日はもずくスープを買って来たんだ…好物だろ?」
トラッシャー「わざわざ俺の為に…ありがとう、この触手は美味しく頂くよ…」
ヴェルンハント「…ん?これもずくだけど?…」
トラッシャー「あぁ…このもずくは美味しく頂く…」
ヴェルンハント「そうか…良かったよ…」
---------
ヴェルンハント「ただいま」
トラッシャー「おかえり…残暑も厳しいし、ところてんでもどうだ。押し出してその場で作る奴も買って来た」
ヴェルンハント「なかなか粋な物買ってくるじゃないか…」
トラッシャー「さっ海苔もからしもたっぷり用意して在る、お前も押し出してみないか?」
ヴェルンハント「お、良いのか?じゃあ出すぞ…」
トラッシャー「…」
ヴェルンハント「…」
ヴェルンハント「…そんなに腹減ってるのか?ジロジロ見つめて…」
トラッシャー「いや、まあ食べようぜ」
ヴェルンハント「…まあ頂こう…」
ヴェルンハント「…うん、やっぱりこれは良いな、からし追加だ…」
ヴェルンハント「…」
ヴェルンハント「…海苔をところてんに巻き付けて何やってんの?」
トラッシャー「いや…俺はからしより海苔派だから…」
ヴェルンハント「…そっか…海苔美味いよな…」
---------
ラートシカ「…また電話だ…」
トゥルルルル、カチャ
ジノーヴィ「…ワタシノ…ナニガ」
ラートシカ「…」
ジノーヴィ「…シタガッテイルヨウダ…」ガチャン
ラートシカ「…うぅ…」
トゥルルルル、カチャ
ラートシカ「聞いてアロエリーナ…ちょっと言いにくいんだけど」
ラートシカ「…聞いてアロエリーナ、ちょっと卑猥過ぎるのは嫌なの…」
ムーディムーン「どんなに卑猥でも、年老いて限界を知れば、なおるよ!(なおるよ!」
ラートシカ「そう…聞いてくれてありがとうアロエリーナ…」
ラートシカ「…」
---------
ジノーヴィ「はぁはぁ…やっぱアグラーヤに殺されかけるのは最高だ…」
クォモ「…ワン!」
ジノーヴィ「ん?…」
ジノーヴィ「アグラーヤもそれを判ってやってるんじゃ?…」
ジノーヴィ「…という事は…」
クォモ「…」
ジノーヴィ「ランカー全員ツンデレ?!しかもクレスト専属パイロットは俺の事が嫌い?!」
ジノーヴィ「これはまさか…」
ジノーヴィ「俺の時代が…」クォモ「来てないから」
ジノーヴィ「…」
ジノーヴィ「…いや…可能性はある…俺が拗ねてみればツンデレアグラーヤも…」
ガチャ
ジノーヴィ「(´・ω・`)」
アグラーヤ「…」
アグラーヤ「…ちょっとかわいいけど、キャラに合って無いからキモい」
ジノーヴィ「…」
ガタン
ジノーヴィ「俺は…俺のままが一番だな…」
クォモ「そうだな…」
ガチャ
アグラーヤ「…何か用?」
ジノーヴィ「正直に言う、お前が好きだ」
アグラーヤ「…」
ジノーヴィ「だからもっといじめて欲しい」
アグラーヤ「…いい加減しねぇぇええええ!」
ジノーヴィ「アッーギモヂイイ!」
クォモ「…フンッ…一人でオナニーしよ…」
---------
アグラーヤ「ねぇクォモ」
クォモ「ワン!」
アグラーヤ「今度は勃起して無い…」
クォモ「クーン」
アグラーヤ「ふっ…」
アグラーヤ「しねよ」
クォモ「なに?!」
アグラーヤ「このゴミ箱のティッシュ…詰めが甘いな」ガタン
クォモ「アッー」
ガチャ
トラッシャー「クォモ!これを使うんだ!」
トラッシャー「水に溶けるティッシュー!」
トラッシャー「礼はヴェルンハントに頼む!健闘を祈る!」ガタン
クォモ「フッ…これでアグラーヤも」
ガチャ
アグラーヤ「またクォモと遊んであげるか…」
アグラーヤ「勃起もしてない…ティッシュも…」
アグラーヤ「…」
クォモ「ワンワン!」
アグラーヤ「だがしねよ」
クォモ「なんだと…ハッタリか?…」
アグラーヤ「稚拙な…」
アグラーヤ「ほら、そこに陰毛が落ちてる…」
クォモ「アッー」
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アグラーヤ「ジノーヴィ、真剣な話だ。」
アグラーヤ「恋人同士で同棲してるのに、いつになったら真面目に抱いてくれるんだ?」
ジノーヴィ「(夢だな…)」
アグラーヤ「触手とかマゾとかばっかり、真面目に私との事考えて欲しい。」
ジノーヴィ「(良い淫夢だ…夢精してたらパンツ洗おうっと)」
アグラーヤ「聞いてるの?」
ジノーヴィ「(あぁ…また深い眠いに入る…夢が見れない…zzz)」
アグラーヤ「…寝やがった…」
アグラーヤ「悩み抜いた末の行動をこうもないがしろに…」
ジノーヴィ「ん…居眠りしちゃった、夢精してないし良い夢見たしラッキー」
アグラーヤ「…」
ジノーヴィ「おはよう…」
アグラーヤ「…」
ジノーヴィ「久々にアリーナでも行くかぁ」ガタン
アグラーヤ「…」
アグラーヤ「…馬鹿なんだから…」
クォモ「…俺のナニはジノーヴィのより長いぞ?寂しかったらやらな」
アグラーヤ「しね」ガタン
クォモ「…」
クォモ「…風の中のスバル~水底のシリウス~みんな何処へ行った~見送られることもなく♪」ガタン
トゥルルルル
トラッシャー「クォモ、ティッシュは役に立ったか?」
「ただいま留守に…」
…ガチャン
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クォモ「はぁ…」
クォモ「…俺は所詮犬さ…サカッて下品で魅力のない犬さ…」
「そんなことないさ!」
クォモ「!」
トラッシャー「お前はいつか言ってくれたじゃないか」
トラッシャー「俺達は触手が好きで、馬鹿らしいけど、最高の仲間だと」
トラッシャー「ヴェルンハントも、ジノーヴィも、相手がいる」
トラッシャー「だが、ヴェルンハントは俺の最高の相棒である事は変わらなかったさ!」
トラッシャー「そして、ジノーヴィとクォモ、お前らも、最高の友達だろ?」
クォモ「…」
トラッシャー「困った時はお互い様さ…」
トラッシャー「…クォモ…今度は俺が良い酒を用意した」
トラッシャー「見ろ!この図太い蝮!猛々しい触手の如き様を!」
トラッシャー「この酒で精力付けて、いっちょオナ比べと行こうぜ!」
トラッシャー「…最高の友達を僻むのは野暮なことさ、俺達の絆は何だ!クォモ!」
トラッシャー「童貞か?!彼女居ない事か?!違うだろ!」
クォモ「…」
クォモ「…ありがとうトラッシャー」
クォモ「…あいつらを祝ってやろう…」
トラッシャー「そうさ!俺達の絆は!」
クォモ・トラッシャー「触手だからさ!!!!」
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ジノーヴィ「今日は古風な事で性欲を満たしたいと思う」
クォモ「ワンワン!」
ジノーヴィ「あの精液カルピスという奴だ…」
クォモ「…クーン」
ジノーヴィ「まずカルピスの原液に精液を混ぜる」
ジノーヴィ「少しづつ水を加えながら攪拌し、規定量まで薄める」
ジノーヴィ「後はアグラーヤに飲ませて、アグラーヤのごっくんを想像しながら抜くと…」
クォモ「…最初に精液出す時は何をオカズにするの?」
ジノーヴィ「…ごっくんさせる所を想像しながら…」
クォモ「それで抜けるなら本当に飲ませるリスクをわざわざ負う必要も無いんじゃない?」
ジノーヴィ「…」
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ヴェルンハント「おはよう相棒…」
ヴェルンハント「…立ってるぞ?」
トラッシャー「ああ済まん、朝立ちだ。」
ヴェルンハント「そうか、野暮で済まない、飯にしよう」
トラッシャー「美味そうだ、いただくとしよう…」
ヴェルンハント「…やっぱ立ってるぞ」
トラッシャー「…まだ朝立ちだよ…」
ヴェルンハント「そうか…」
ヴェルンハント「…まだ立ってるぞ?」
トラッシャー「朝立ちだって…気にすんな…」
ヴェルンハント「まだ…お前まさか俺の事?…」
トラッシャー「大丈夫大丈夫…」
トラッシャー「ちょっと蝮酒が効き過ぎただけさ…」
ヴェルンハント「そうか…杞憂だったな…」
トラッシャー「…」
トラッシャー「まさかお前がそんな事を欠片でも想像するとはな…」
ヴェルンハント「嫌な嫌疑を掛けられたもんだ…俺はラートシカに首ったけさ…」
トラッシャー「そうだよな…」
トラッシャー「…あ、ラートシカだ!」
ヴェルンハント「え?!何処?」
トラッシャー「嘘に決まってるじゃないか…安心したよ…」
ヴェルンハント「そうか…お前やっぱ変だよな…」
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ラートシカ「やっぱり…ヴェルンハントさんは…」
ラートシカ「良い友達かな…なんて…」
ムーディムーン「キープ!(キープ!」
ラートシカ「…そうじゃないけど…うーん…」
ラートシカ「…あんまり…慣れてないから…」
ムーディムーン「…」
ラートシカ「はぁ…」
ムーディムーン「どんなに曖昧でも、電話して直接話せば、決まるよ!(決まるよ!」
ラートシカ「そうだね…ありがとう…」
トゥルルルル、カチャ
トラッシャー「もしもし」
ラートシカ「あの…ヴェルンハントさんは…」
トラッシャー「今俺の隣りで寝てるよ」
ラートシカ「…」
ラートシカ「そうですか…」ガチャン
ラートシカ「…」
ムーディムーン「…」
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ヴェルンハント「済まんな、風邪引いて電話にも出れない…」
トラッシャー「困った時はお互い様さ…」
ヴェルンハント「ありがとう…今の電話は?」
トラッシャー「ラートシカから…今寝てるって言ったら切られたよ…」
ヴェルンハント「そっか…まあ病人だし今は安静だよね…」
トラッシャー「そうだな…」
トラッシャー「多分ラートシカも早く元気になって欲しいから切ったんだと思うよ、じゃ御粥作って来るぜ」
ヴェルンハント「済まんな…」
トラッシャー「気にすんなよ、相棒だろ?」
ヴェルンハント「あぁ…」
ラートシカ「…あの二人…普通の友達より…仲良さそうだったな…」
ラートシカ「同性愛者に偏見を持つのは…良くないよ…」
ラートシカ「普通の男女と同じように…恋愛して…ささえあって生きてるんだから…」
ラートシカ「でも…」
ムーディムーン「ふられたって、次の男に乗り換えて、えっちすれば、忘れるよ!(忘れるよ!」
ラートシカ「…いい加減しね…」
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トラッシャー「まだ勃起が止まらない…」
トラッシャー「蝮酒のパワーか…」
トラッシャー「なあヴェルンハント、まだ勃起が止まないんだ」
ヴェルンハント「健康って事さ…羨しい…」
トラッシャー「勃起し続けると…どうなるんだ」
ヴェルンハント「うーん…」
ヴェルンハント「勃起し続けた事無いから…判らない…」
トラッシャー「そうか…」
トラッシャー「なんだか不安になってきたな…」
ヴェルンハント「そろそろ…タオル変えてくれ…」
トラッシャー「あぁ…済まんな…」
トラッシャー「…」
トラッシャー「この水道の水を…タオルが吸う」
トラッシャー「吸うとタオルは僅かに膨らむ…」
トラッシャー「きちんと乾かさないでおくと…梅雨場は匂う…」
トラッシャー「という事は…」
ヴェルンハント「遅いなあいつ…」
トラッシャー「アッー」
ヴェルンハント「どうしたんだ…」
ヴェルンハント「うぅ…速く冷やしてくれ…」
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トゥルルルル、カチャ
アグラーヤ「もしもしアグラーヤですが」
トラッシャー「トラッシャーと申します。クォモさんはいらっしゃいますか?」
アグラーヤ「クォモ…」
アグラーヤ「クォモ、電話よ」
クォモ「ワンワン!」
アグラーヤ「じゃあね」ガタン
クォモ「どうしたトラッシャー、俺は犬だぞ?」
トラッシャー「緊急事態だ、蝮酒を飲んでから勃起が止まらない、そっちはどうだ?」
クォモ「そういえば…朝立ちが治まらない…」
トラッシャー「このままでは鬱血でナニが腐る!」
クォモ「!!!!」
トラッシャー「そうなれば俺達は…」
クォモ「男として生きて行けない!」
トラッシャー「いいか、落ち着け、方法はただ一つ、血が腐る前に精液を全部抜き取るんだ!」
クォモ「了解だ!お前も死ぬなよッ!」ガタン
クォモ「…まずいぞ…犬はオナニーできない…」
ガチャ
アグラーヤ「何…勃起したまま…しねよ」
クォモ「今はそれどころじゃない!頼む!抜いてくれ!」
アグラーヤ「…は?」
クォモ「このままじゃ、俺のチンコは」
ジノーヴィ「俺からも頼む!俺の睾丸も爆発寸前なんだ!」
アグラーヤ「おまえらしねぇぇええええ!!」
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クォモ「…」
ジノーヴィ「…」
クォモ「俺はお前と違って一刻の猶予も無いんだ!」
ジノーヴィ「済まない…」
クォモ「…どうしよう…」
ジノーヴィ「血行を良くする為に…マッサージし続けるとか…」
クォモ「…それは血を鬱血させようとして無いか?…」
ジノーヴィ「…」
ジノーヴィ「…どうしてもなら恥を忍んで病院だな…」
クォモ「そうか…」
ジノーヴィ「でも…」
ジノーヴィ「冷静に考えるとさ…有り得ないよな…腐るとか」
クォモ「…確かに…」
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ヴェルンハント「そんな事で俺をほったらかしに…」
ヴェルンハント「ちょっと精力付いただけだ…冷静になれよ…」
トラッシャー「済まんな…」
ヴェルンハント「だが、お前の看病のお陰でだいぶ良くなった。礼を言う」
トラッシャー「良くなって何よりだ…」
ヴェルンハント「後一眠りしたら、元気になってるさ、おやすみ相棒」
トラッシャー「あぁ、おやすみ…」ガタン
トラッシャー「…」
トラッシャー「…だが性欲を持て余しているという事実は変わらないのさ…」
トゥルルルル、カチャ
トラッシャー「もしもし、ラートシカさんですか」
ラートシカ「はい…ご用件は…」
トラッシャー「抜いてくれませんか?」
ラートシカ「…」
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ジノーヴィ「良いなぁクォモは」
クォモ「何故だ?…」
ジノーヴィ「チンコ長いし、精力抜群じゃないか」
クォモ「だがそれだけ辛いのさ…性欲を持て余す…」
ジノーヴィ「欲求不満は体に悪いぞクォモ」
ジノーヴィ「だがその辛さをバネに、触手への思いを募らせるのが、漢たる者の生き様だ…」
ジノーヴィ「今日の酒には蝮酒じゃない、バーボンだ…」
ジノーヴィ「今日はしっぽり飲み明かそうじゃないか」
ジノーヴィ「レトロな雰囲気で、触手について語らいながら…」
クォモ「なかなか粋な事してくれるじゃないか…」
ジノーヴィ「今日はチンコをゆっくり休めて」
ジノーヴィ・クォモ「触手同好会と行きますか!」
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ラートシカ「え?ヴェルンハントさんそんな事を?」
トラッシャー「風邪引いてるのに、あなたの事ばかり話してましたよ…」
ラートシカ「そうだったんですか…」
トラッシャー「俺とあいつは最高の相棒ですよ」
トラッシャー「ゲイでもないし、あいつに触手趣味は無いけど」
トラッシャー「最高のパートナーです…」
ラートシカ「…そうだったんですか…」
ラートシカ「男同士の友情って…カッコいいですね…」
トラッシャー「そうでもないですよ…」
トラッシャー「…だがこのギンギンのチンコどうしてくれるんですか?」
ラートシカ「…どうもしませんよ…それよりもう少し…ヴェルンハントさんの話…しませんか?」
トラッシャー「そうですね、あいつはレイヴンなのに家庭的で…良い奴ですね」
ラートシカ「私の前でも…優しい人です…」
ラートシカ・トラッシャー「…ヴェルンハント…」
ヴェルンハント「風邪も治ったし、トラッシャーも居ないし、オナニーすっか」