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『インターネサイン、および、パルヴァライザーの撃破作戦を決行する』
淡々と、まるで当然のように平坦な声が響く。
『パルヴァライザーは、戦闘を繰り返すことでそのデータを蓄積し、永久に成長し続ける兵器だ。
ヤツを止めるには、その統括機構であるインターネサインを破壊するしかない
すべては、この時のためにあった。
最強と呼ぶにふさわしい、君たちの手で、敵を撃破してくれ』
本当に、これが最後になるだろう。
バーテックス襲撃まであと一時間……その間に、全て終わらせるのだ。
残っているレイヴンを確認する。
最初に見えたジャックの名前と、死亡と記された複数のレイヴン。
記されていないレイヴンは、ジャックを含め三人。
アベルと、ジナイーダ。
(本当は、もう一人生きてるって知ったらどうなるのやら……)
まぁ、そんなことは今気にすることではないか。

「さて……そろそろ行くとするか」

最後の戦いと呼ぶに相応しき戦いとなるかどうか、最後までわからないことだが、ともかく全力を尽くすのみだ。
ジャックの思惑も、今になってようやく理解できたような気がする。まったく、最初からもっと手早くやればよかったのに。
そうすれば、こんな殺し合いをしなくても済んだのではないだろうか。
とは言っても、元々レイヴンとはそういう生き物だ。仕方ないか。

『まもなく作戦領域に到着するわ。
おそらくこれが最後の戦いよ。必ず……必ず生きて帰って』
もとより死ぬつもりはない。ジャウザーとの約束もあるしな。
重苦しい扉が開かれて、最後の戦いへの幕が開く。
『「ジャック……」』
オペレーターと、自分の声が重なる。
満身創痍とも言うべきジャック・Oの姿が目に入り、それは数秒で爆散していった。
まったく、これだけ大掛かりなことをやっておきつつ最後は死んでしまうのか……。
気配を感じ、上に目をやれば、またパルヴァライザーの姿があった。
今までとは異なる、飛行を主な戦術としているタイプだろう。
こいつが、ジャックを……。
『なんて恐ろしい兵器なの……』
しかし、やるしかない。
やるしかないんだ。全てを、知るために。
「……レイヴン最後の仕事としては、上々の相手だ!!」
やめると決めていたわけではない。が、こんな調子じゃレイヴンを続けるのは難しいように思えたから、そう言った。

最後の戦いが、始まる……。




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