[14:00 ACガレージ・R11エリア]
トロットは、フォックスアイの攻撃からかろうじて逃れられたパーツと、戦術部隊に残っているスペアのパーツで、再度自分のACを構築しなおした。
元の愛機、バリオス・クサントスとはいくつかパーツが変わってしまったが、今はそんなことに文句を言っていられる状況ではない。
高価なACパーツの換えがあるだけマシだと言える。
元の愛機、バリオス・クサントスとはいくつかパーツが変わってしまったが、今はそんなことに文句を言っていられる状況ではない。
高価なACパーツの換えがあるだけマシだと言える。
基本的にフレームに変更は無い。唯一の変更点としてコアパーツがEOタイプ“GAEA”に変わってしまったぐらいだ。
このパーツは、隊長エヴァンジェが昔使っていたパーツで、大破したバリオス・クサントスのコアにと、トロットに与えられたものだ。
自分が崇拝する隊長が使っていたパーツが自分のACに組み込まれたことに対し、トロットは非常に心強く感じると同時に、隊長に更なる戦略的に奉仕をしなければ、という気持ちが熱く燃え滾ぎらせた。
このパーツは、隊長エヴァンジェが昔使っていたパーツで、大破したバリオス・クサントスのコアにと、トロットに与えられたものだ。
自分が崇拝する隊長が使っていたパーツが自分のACに組み込まれたことに対し、トロットは非常に心強く感じると同時に、隊長に更なる戦略的に奉仕をしなければ、という気持ちが熱く燃え滾ぎらせた。
さて、今回トロットはACガレージへとやってきた。
何でも、戦術部隊に対して、「ガレージがバーテックスの戦術拠点と化している」という“匿名のタレコミ”があったのだ。
当然、こんな状況下での“匿名の情報”などというのは、信用するに値しない。
しかし、“タレコミの場所”がACガレージであることが、今回のトロットの出撃に繋がった。
何でも、戦術部隊に対して、「ガレージがバーテックスの戦術拠点と化している」という“匿名のタレコミ”があったのだ。
当然、こんな状況下での“匿名の情報”などというのは、信用するに値しない。
しかし、“タレコミの場所”がACガレージであることが、今回のトロットの出撃に繋がった。
「ACガレージは、我々戦術部隊にとっても重要な拠点である。バーテックスがいようがいなかろうが、ここを占領することは戦略的に大きい」
エヴァンジェは、トロットとその他の制圧部隊に対してこう命令した。
「攻め込む理由にするにはちょうどいい。敵対勢力の有無に関わらず占領しろ」と。
そして、その制圧部隊長に、トロットを任命した。トロットは、隊長の期待に添えたい一心でACガレージへと出撃していった。
「攻め込む理由にするにはちょうどいい。敵対勢力の有無に関わらず占領しろ」と。
そして、その制圧部隊長に、トロットを任命した。トロットは、隊長の期待に添えたい一心でACガレージへと出撃していった。
エヴァンジェは、今のトロットならばたとえ相手がACだろうと問題ないだろうと考えていた。
何しろ今のトロットは、ジャックに敗北した事実に対する悔しさと怒り、隊長エヴァンジェに対する“信仰力”により、“恐怖”というものを乗り越えているのだ。
エヴァンジェはトロットの“士気向上”のために、使わなくなったコアパーツを分け与えたのだ。
何しろ今のトロットは、ジャックに敗北した事実に対する悔しさと怒り、隊長エヴァンジェに対する“信仰力”により、“恐怖”というものを乗り越えているのだ。
エヴァンジェはトロットの“士気向上”のために、使わなくなったコアパーツを分け与えたのだ。
――――――――――――――――――――
先攻する意味もかねて、トロットはガレージエリア付近に一人でやってきた。
ガレージ付近を見回してみるが、敵対勢力らしきものは見当たらない。
(……やはりガセネタ…か?)
先攻する意味もかねて、トロットはガレージエリア付近に一人でやってきた。
ガレージ付近を見回してみるが、敵対勢力らしきものは見当たらない。
(……やはりガセネタ…か?)
そんなところだろうと思っていたトロットは、遠方上空で待機している味方部隊に指令をだそうとした。
と、そこに通信で割り込んでくる男の声が。
『まんまと騙されてくれたな……!』
と、そこに通信で割り込んでくる男の声が。
『まんまと騙されてくれたな……!』
ガレージの扉が開き、中から紫色、逆間接のACがガシャガシャと現れた。
「なるほど、偽の依頼などという卑しい考えを持つ奴は貴様くらいしかいないからな……ズベン・L・ゲヌビ。」
『その通り、アライアンスの無能どもに偽の情報を流したのはこの俺さ。』
(9割がた偽の情報だって思ってきたんだがな……こっちは。)
『だが安心しな、トロット・S・スパー。すぐに楽にし……ッ!!』
「なるほど、偽の依頼などという卑しい考えを持つ奴は貴様くらいしかいないからな……ズベン・L・ゲヌビ。」
『その通り、アライアンスの無能どもに偽の情報を流したのはこの俺さ。』
(9割がた偽の情報だって思ってきたんだがな……こっちは。)
『だが安心しな、トロット・S・スパー。すぐに楽にし……ッ!!』
ズベンが最後まで話しえる前に、トロットは、新たに装備された肩武装――2連装の軽量グレネード砲を発射させた。
『じょ、冗談じゃ……!』
「こっちは貴様のご大層なセリフに付き合ってられないんでな。時間も惜しいから、すぐに楽にしてやるよ。」
『じょ、冗談じゃ……!』
「こっちは貴様のご大層なセリフに付き合ってられないんでな。時間も惜しいから、すぐに楽にしてやるよ。」
ガレージからノコノコと出てきたズベンは、“馬鹿、愚か者”以外、何者でもなかった。
2発のグレネード弾の直撃を受けたズベンは、よろよろとガレージの後ろ側に隠れる。
2発のグレネード弾の直撃を受けたズベンは、よろよろとガレージの後ろ側に隠れる。
「勝ち目がないからって、逃げるんじゃないぞ?」
バリオス・クサントスは武器腕レーザー砲を高出力モードにチェンジさせ、ズベンを狙う。
対するズベンのAC“サウスネイル”は、防戦一方。
最初のグレネード弾の当たり所が悪かったのか、脚部に異常をきたしていた。
バリオス・クサントスは武器腕レーザー砲を高出力モードにチェンジさせ、ズベンを狙う。
対するズベンのAC“サウスネイル”は、防戦一方。
最初のグレネード弾の当たり所が悪かったのか、脚部に異常をきたしていた。
『お、おい、お前、は、は早くッ!!……加勢してくッ!!……ウオァェァ!!!???』
午後の強い日差しの中をバリオス・クサントスが放った赤い稲妻が走り、サウスネイルを直撃、貫いた。
小物、ズベンは登場からわずか数分で散っていった。
小物、ズベンは登場からわずか数分で散っていった。
「加勢……か。ということは、まだ他にもいるということか。」
『そういうことだ。』
『そういうことだ。』
誰とでもない独り言に答える声。
それと同時に、ガレージから答えた主――新たなACが出現した。
それと同時に、ガレージから答えた主――新たなACが出現した。
『ずいぶんと……暴れてくれたな。』
バリオス・クサントスと同じ4脚タイプのAC。両手にフィンガーマシンガン、全身にまるで虎のような模様の塗装を施している機体……
「バレットライフ……リム・ファイヤーか!!」
トロットの前に現れたのは、どの陣営にも属さないレイヴンの中でも一番危険視されている男……リム・ファイヤー。
敵対勢力を選ばず、誰彼かまわずレイヴンを狩るその腕前は、かなりの強敵の部類に入る。
アライアンス情報部の中でもジャック・Oに並ぶ“最重要危険分子”に値するレイヴンが、今トロットの目の前にいる。
「バレットライフ……リム・ファイヤーか!!」
トロットの前に現れたのは、どの陣営にも属さないレイヴンの中でも一番危険視されている男……リム・ファイヤー。
敵対勢力を選ばず、誰彼かまわずレイヴンを狩るその腕前は、かなりの強敵の部類に入る。
アライアンス情報部の中でもジャック・Oに並ぶ“最重要危険分子”に値するレイヴンが、今トロットの目の前にいる。
『お、おまえ……なんで助けて…くれない…んだ……』
まだ死んでいなかったのか、ズベンが彼に抗議する。リムはそんなズベンに対して答えを“放った”。
まだ死んでいなかったのか、ズベンが彼に抗議する。リムはそんなズベンに対して答えを“放った”。
ズガガガガッ!ズガガガガッッ!!
『助ける気など……元より無い…!!』
両手に装備されているフィンガーマシンガンにより、サウスネイルの残骸は炎を撒き散らし、粉々になった。
午後の日差しに煽られ、ゆらゆらと陽炎がサウスネイル“だったモノ”を揺らす。
両手に装備されているフィンガーマシンガンにより、サウスネイルの残骸は炎を撒き散らし、粉々になった。
午後の日差しに煽られ、ゆらゆらと陽炎がサウスネイル“だったモノ”を揺らす。
『さてと……おまえも殺してやるぞッ!!』
そう言い放ったと同時に、バレットライフがバリオス・クサントスに迫る!!
臨戦態勢に入っていたバリオス・クサントスは大きく跳躍し、獲物を追いかける“虎”に向かってレーザーキャノンを打ち込む。
赤い稲妻は、コアに命中する……いや。
(ッ!わざとACの構造上一番硬い部分に命中させてきたッ!?)
バレットライフは機体を制御し、“わざと”頑丈なコアにあえてその攻撃を受けた。
煙が吹き、赤黒くコアは変色したが、そのままスピードを殺さずにバレットライフはバリオス・クサントスに迫る。
そして、両手を突き出す。その先から無数の弾丸が襲いかかる。
そう言い放ったと同時に、バレットライフがバリオス・クサントスに迫る!!
臨戦態勢に入っていたバリオス・クサントスは大きく跳躍し、獲物を追いかける“虎”に向かってレーザーキャノンを打ち込む。
赤い稲妻は、コアに命中する……いや。
(ッ!わざとACの構造上一番硬い部分に命中させてきたッ!?)
バレットライフは機体を制御し、“わざと”頑丈なコアにあえてその攻撃を受けた。
煙が吹き、赤黒くコアは変色したが、そのままスピードを殺さずにバレットライフはバリオス・クサントスに迫る。
そして、両手を突き出す。その先から無数の弾丸が襲いかかる。
「ッ、クッ……!!」
『おまえもここで終わらせてやる……俺が今まで消して来たレイヴンと同じくな!!』
「簡単に消されて……たまるかよッ!!」
『おまえもここで終わらせてやる……俺が今まで消して来たレイヴンと同じくな!!』
「簡単に消されて……たまるかよッ!!」
物凄い弾丸の応酬を受けながら必死に機体を制御し、トロットはACにグレネードを構えさせ、至近距離からバレットライフに発射する。
わずかに間隔が離れた2発の弾丸は、一発はよけられ後ろの崖に当たるが、もう一発はバレットライフの左肩に命中した。
わずかに間隔が離れた2発の弾丸は、一発はよけられ後ろの崖に当たるが、もう一発はバレットライフの左肩に命中した。
『……くっ、ただの戦術部隊長の腰巾着かと思っていたが、やるな。』
「今の俺は、誰にも負ける気がしない……いや、もうやられるわけにはいかないんだッ!!」
「今の俺は、誰にも負ける気がしない……いや、もうやられるわけにはいかないんだッ!!」
グレネード砲弾の爆風の煽りを受け、バレットライフはわずかに後方に吹っ飛ばされる。
その間に、バリオス・クサントスは距離を離す。
(近づかれての一斉射撃……何度もやられたら蜂の巣だ。)
その間に、バリオス・クサントスは距離を離す。
(近づかれての一斉射撃……何度もやられたら蜂の巣だ。)
狭いガレージエリアで、二人の攻防戦が始まる。
2体は宙を舞い、赤いレーザーが跳び、チェインガンの銃弾が辺りかまわず飛び交い、あたりは凄まじい地獄絵図へと化した。
追い、離し、また追い、離す。彼らが必死の攻防戦を繰り広げるたびに、ガレージエリアのあちこちに放置されていた弾薬や貯蔵庫などに引火する。
2体は宙を舞い、赤いレーザーが跳び、チェインガンの銃弾が辺りかまわず飛び交い、あたりは凄まじい地獄絵図へと化した。
追い、離し、また追い、離す。彼らが必死の攻防戦を繰り広げるたびに、ガレージエリアのあちこちに放置されていた弾薬や貯蔵庫などに引火する。
お互い、機体へのダメージを蓄積していく。
戦いから数十分後、バリオス・クサントスは脚部を一次破損、そのほかにも機体全体にかなりのダメージを負った。
対するバレットライフも、バリオス・クサントスと同じく脚部を破損、さらに両手武器フィンガーは弾切れ、代わりに格納マシンガンに換装されていた。
しかしそのマシンガンの弾薬も底に尽きようとしている。
戦いから数十分後、バリオス・クサントスは脚部を一次破損、そのほかにも機体全体にかなりのダメージを負った。
対するバレットライフも、バリオス・クサントスと同じく脚部を破損、さらに両手武器フィンガーは弾切れ、代わりに格納マシンガンに換装されていた。
しかしそのマシンガンの弾薬も底に尽きようとしている。
「そろそろ……終わらせるぞ。」
『貴様の死をもって…・・・な。』
『貴様の死をもって…・・・な。』
戦況は大詰め、ガレージをはさみ、両者の睨み合いが続く。
このままどちらかの命が散ってしまうのか……そう思われた。
このままどちらかの命が散ってしまうのか……そう思われた。
だが、勝負は意外な結末を迎えてしまった。
『……なに?』
突然の呟き、リムのその声は動揺していた。
突然の呟き、リムのその声は動揺していた。
『ヤツが……馬鹿な、ライウンに敗北……しただと!?』
わずかの静寂……妙な状況に、先に動き出そうか迷っていたトロットに向かって、リムは突如背を向けて逃走を図った。
わずかの静寂……妙な状況に、先に動き出そうか迷っていたトロットに向かって、リムは突如背を向けて逃走を図った。
「お、おい、逃げるのか!?」
『貴様との勝負は預ける……次に会ったときこそ、貴様の最後だッ!!』
『貴様との勝負は預ける……次に会ったときこそ、貴様の最後だッ!!』
――――――――――――――――――――
「目標地域の敵勢力の排除に成功、占領部隊、ガレージエリアの制圧を開始せよ。」
数分後、占領部隊に指示を出しながらトロットは考えていた。
「目標地域の敵勢力の排除に成功、占領部隊、ガレージエリアの制圧を開始せよ。」
数分後、占領部隊に指示を出しながらトロットは考えていた。
(奴の……あのときの話し方から考えると、ヤツにとってなにか不足の事態が起こった、といったところか?)
逃げる直前の、あの通信。リムは誰か――恐らくオペレーターかリサーチャーと会話をしていた。
リムが洩らした“ヤツ”とは、一体誰のことか。
リムが洩らした“ヤツ”とは、一体誰のことか。
(本隊の諜報部のやつらに聞けば、何かわかるかも知れないな。)
任務を終えたトロットは、本隊への帰路についた。
奴――リム・ファイヤーとは、いずれまたやり合うことになる、トロットはそう直感していた。
奴――リム・ファイヤーとは、いずれまたやり合うことになる、トロットはそう直感していた。
その時こそ……奴は俺の手で殺す、次は逃がしやしない。
[16:00 サークシティ某所]
「鳥大老、状況はどうなっている?」
「残っているレイヴンの数は、残り2/3といったところ、だな。……ところでジャック、本当にこんなやり方しか残されていなかったのか?」
「……あの狂気の力に対抗するには、少数精鋭の力で立ち向かう必要がある。」
「ドミナント……か?。」
「そうだ……私の考えでは、ドミナントを探し出すことがこの戦いの鍵となる。」
「残っているレイヴンの数は、残り2/3といったところ、だな。……ところでジャック、本当にこんなやり方しか残されていなかったのか?」
「……あの狂気の力に対抗するには、少数精鋭の力で立ち向かう必要がある。」
「ドミナント……か?。」
「そうだ……私の考えでは、ドミナントを探し出すことがこの戦いの鍵となる。」
「インターネサインにパルヴァライザー……太古の人類は、恐ろしい置き土産を用意してくれたものだな。」
「候補である、奴は呼ぶことにしたのか?」
「ああ、エヴァンジェにはネサインの情報と、彼自身がドミナントである、という“エサ”を放っておいた。」
「誘いに乗って来ると思うか?」
「ああ、エヴァンジェにはネサインの情報と、彼自身がドミナントである、という“エサ”を放っておいた。」
「誘いに乗って来ると思うか?」
「“自分は最強のレイヴンだ”と思っている彼は必ず来る。我々が思っている以上に彼は自己顕示欲の塊だから……な。」
――――――――――――――――――――
日が落ち始める。陽気は次第に姿を消し始める。
日が落ち始める。陽気は次第に姿を消し始める。
「闇夜が来るのだ。」
太陽と共に、物語の舞台は死の闇の中へと移される。
死の闇の中に身を投じ、いったい何人のレイヴンが再び朝日を浴びることが出来るのか。
死の闇の中に身を投じ、いったい何人のレイヴンが再び朝日を浴びることが出来るのか。
戦いは時間と共に過激化していく。
そして闇に紛れて、アライアンスでもバーテックスでも、レイヴンでもない“凶悪な力”が遂に蠢きだす。
そして闇に紛れて、アライアンスでもバーテックスでも、レイヴンでもない“凶悪な力”が遂に蠢きだす。
【アライアンス戦術部隊 -リサーチ報告-】
- 14:48 敵レイヴン逃走?
トロットが交戦したAC“バレットライフ”は、対峙していたトロットとの戦いの途中で突如姿を消した。
トロットのAC“バリオス・クサントス”のメッセージログによると、バレットライフに搭乗しているレイヴン“リム・ファイヤー”は
何者かとの通信後、撤退をしている。このことから、彼はなにか緊急の目的を持って離脱したと思われる。
なお、同レイヴンは非常に危険な存在である、十分に注意されたし。
トロットのAC“バリオス・クサントス”のメッセージログによると、バレットライフに搭乗しているレイヴン“リム・ファイヤー”は
何者かとの通信後、撤退をしている。このことから、彼はなにか緊急の目的を持って離脱したと思われる。
なお、同レイヴンは非常に危険な存在である、十分に注意されたし。
- 15:16 ACガレージの制圧の完了
戦術部隊補佐、トロットの活躍によりACガレージ・R11エリアの制圧は無事終了した。
AC専用のガレージであるここが制圧できたことにより、戦術部隊のACの稼働率が格段に上昇した。
当面はこの地方の独立武装組織壊滅に乗り出している遊撃部隊のレイヴン、ジャウザーの“ヘブンズレイ”が
このガレージを優先的に使用することが決定している。
AC専用のガレージであるここが制圧できたことにより、戦術部隊のACの稼働率が格段に上昇した。
当面はこの地方の独立武装組織壊滅に乗り出している遊撃部隊のレイヴン、ジャウザーの“ヘブンズレイ”が
このガレージを優先的に使用することが決定している。
- 15:20 レイヴン“ティム・カストレル”戦死を確認
ファザード前線基地に襲撃をしたレイヴン“ティム・カストレル”が、バーテックス側のレイヴン“ライウン”と交戦、敗北し死亡が確認された。
彼は以前、特攻兵器襲来時に生き残ったレイヴンの中でも特に優れた能力を持っていたため、当局は危険分子としてマークしていた。
なお、彼の遺体は戦術部隊が回収し、その後実験素材として要求をしてきたキサラギ派の元へと搬送された。
彼は以前、特攻兵器襲来時に生き残ったレイヴンの中でも特に優れた能力を持っていたため、当局は危険分子としてマークしていた。
なお、彼の遺体は戦術部隊が回収し、その後実験素材として要求をしてきたキサラギ派の元へと搬送された。