アーマード・コア ラストレイヴン
それは、戦術部隊がバーテックス相手に立ち回っていた時の一人のレイヴンの話
08:00 ファサード前線基地
彼の名はモリ・カドル、戦術部隊隊長からの評価が低い事から戦術部隊から見放され
仕方なく本部が保有しているレイヴンだ。
今、彼は建設途中のファサード前線基地にてMT部隊と共に敵襲撃警戒任務を行っていた。
任務も終わり、MTパイロットからの謝礼を受けようとしたときに事は起こった
「今回は取り越し御苦労だった、レイヴン、感謝するぞ」
「やっと任務も終わりか、これでぐっすり眠れ…な、何だいった……」
突然攻撃を受け、爆発するMT、基地全体が慌て、敵の攻撃に対して無防備になる
接近してくる二機のAC、あいつらが攻撃してきたと見て間違いないだろう
「ここか、指定された基地は……こちらスマッシュドッグ(※1)1、これより攻撃を開始する」
「しかし、ここは本当に指定された基地なのか?……こちらスマッシュドッグ2、任務を開始する」
「何だこいつ等は、本当にバーテックスなのか!?」
見た事もないAC、データにないパーツ、奴等の目的は何なんだ?………
「こちらスマッシュドッグ1、敵ACを確認、攻撃を開始する」
奴等がこちらにやって来る、でも僕のAC、ピンチベック(※2)は…負ける筈がないんだ!
迫って来るACに向かって、グレネードを向ける。
「この機体で、負ける筈がないんだ!」
複数のグレネード弾が奴のACに吸い込まれていく
「フライトナーズ(※3)の誇りにかけて、負ける訳………」
ACが大爆発を起こす、後1機!
「フライトナーズ…聞いたこと無いぞ、新手の武装勢力か!?」
しかし、モリに悩む時間は与えられなかった
2機目が止まってる、通信しているのか!?
なら今のうちに殺るしか!
フライトナーズ隊員「くそ、こちらスマッシュドッグ2、1が殺られた、増援をおねが……」
なんとか通信している隙に撃破する事に成功した……ん、増援か?
「まさかスマッシュドッグが二機も殺られるとはな…こちらボイル・フォートナー(※4)、これよりACに攻撃をかける!」
さっきのACとは形状が違う、やっぱりパーツのデータもない!
「これでも喰らえっ!」
動きが良い……しかもグレネード弾をあっさりと避ける……こいつはエースだ!
「その程度か、こいつで決めさせてもらう!」
こちらに両肩用のキャノンを向けて来る……これなら避けられる!
僕は機体を動かし、何とか飛んできたキャノンを回避する
しかし結構な爆発を起こしたな、巻き込まれたらただじゃ済まなかったな……
「チッ…中々やるじゃないか、少々見くびっていた様だな……」
敵のACがENマシンガンを連射してくるが何とかかわす事に成功した
「お返しだ!」
僕も反撃としてライフルを何発か放つが敵に当たる事は無かった
「こうなったらもう一発だ!」
敵が両肩のキャノンにエネルギーをチャージし始める
前兆が丸見えだ、これなら!
「援護しに来たぞ、感謝するんだな!」
突然の出来事だった、僕が絶体絶命のピンチでもなかったのに奴にリニアガンを直撃させる……リニアガン!?
朝日に照らされながらこちらにやって来る中両2脚のAC……エヴァンジェ(※5)か!
「こいつの相手は私に任せておけ!」
「2対1か……一旦引く!」
そう言うと奴のACはOBを使い、その場から撤退した
フライトナーズ…一体何だったんだあいつ等は……
仕方なく本部が保有しているレイヴンだ。
今、彼は建設途中のファサード前線基地にてMT部隊と共に敵襲撃警戒任務を行っていた。
任務も終わり、MTパイロットからの謝礼を受けようとしたときに事は起こった
「今回は取り越し御苦労だった、レイヴン、感謝するぞ」
「やっと任務も終わりか、これでぐっすり眠れ…な、何だいった……」
突然攻撃を受け、爆発するMT、基地全体が慌て、敵の攻撃に対して無防備になる
接近してくる二機のAC、あいつらが攻撃してきたと見て間違いないだろう
「ここか、指定された基地は……こちらスマッシュドッグ(※1)1、これより攻撃を開始する」
「しかし、ここは本当に指定された基地なのか?……こちらスマッシュドッグ2、任務を開始する」
「何だこいつ等は、本当にバーテックスなのか!?」
見た事もないAC、データにないパーツ、奴等の目的は何なんだ?………
「こちらスマッシュドッグ1、敵ACを確認、攻撃を開始する」
奴等がこちらにやって来る、でも僕のAC、ピンチベック(※2)は…負ける筈がないんだ!
迫って来るACに向かって、グレネードを向ける。
「この機体で、負ける筈がないんだ!」
複数のグレネード弾が奴のACに吸い込まれていく
「フライトナーズ(※3)の誇りにかけて、負ける訳………」
ACが大爆発を起こす、後1機!
「フライトナーズ…聞いたこと無いぞ、新手の武装勢力か!?」
しかし、モリに悩む時間は与えられなかった
2機目が止まってる、通信しているのか!?
なら今のうちに殺るしか!
フライトナーズ隊員「くそ、こちらスマッシュドッグ2、1が殺られた、増援をおねが……」
なんとか通信している隙に撃破する事に成功した……ん、増援か?
「まさかスマッシュドッグが二機も殺られるとはな…こちらボイル・フォートナー(※4)、これよりACに攻撃をかける!」
さっきのACとは形状が違う、やっぱりパーツのデータもない!
「これでも喰らえっ!」
動きが良い……しかもグレネード弾をあっさりと避ける……こいつはエースだ!
「その程度か、こいつで決めさせてもらう!」
こちらに両肩用のキャノンを向けて来る……これなら避けられる!
僕は機体を動かし、何とか飛んできたキャノンを回避する
しかし結構な爆発を起こしたな、巻き込まれたらただじゃ済まなかったな……
「チッ…中々やるじゃないか、少々見くびっていた様だな……」
敵のACがENマシンガンを連射してくるが何とかかわす事に成功した
「お返しだ!」
僕も反撃としてライフルを何発か放つが敵に当たる事は無かった
「こうなったらもう一発だ!」
敵が両肩のキャノンにエネルギーをチャージし始める
前兆が丸見えだ、これなら!
「援護しに来たぞ、感謝するんだな!」
突然の出来事だった、僕が絶体絶命のピンチでもなかったのに奴にリニアガンを直撃させる……リニアガン!?
朝日に照らされながらこちらにやって来る中両2脚のAC……エヴァンジェ(※5)か!
「こいつの相手は私に任せておけ!」
「2対1か……一旦引く!」
そう言うと奴のACはOBを使い、その場から撤退した
フライトナーズ…一体何だったんだあいつ等は……
修復作業が急ピッチで進められている前線基地
僕はACから降りると戦術部隊隊長のエヴァンジェから声をかけられた
「あいつらは一体なんだったんだ?」
僕もわかる限りの事を伝える
「なるほど…フライトナーズ、フライトナースなら良かったのだがな……」
「とにかくそいつ等の動向には気を配る必要がありそうだな、お前も頑張れよ」
去って行くエヴァンジェ
この時僕はこの24時間がさらに激しく、おかしい戦いになっていくとは思ってもいなかった
僕はACから降りると戦術部隊隊長のエヴァンジェから声をかけられた
「あいつらは一体なんだったんだ?」
僕もわかる限りの事を伝える
「なるほど…フライトナーズ、フライトナースなら良かったのだがな……」
「とにかくそいつ等の動向には気を配る必要がありそうだな、お前も頑張れよ」
去って行くエヴァンジェ
この時僕はこの24時間がさらに激しく、おかしい戦いになっていくとは思ってもいなかった
補足
スマッシュドッグ(※1)AC2のジオシティビルにて主人公を待ち構えていた二機のACの内の一機
ゲーム中では相方であるスレイドッグとの1対2の戦いに持ち込まれるため少々苦戦するかも
スマッシュドッグ(※1)AC2のジオシティビルにて主人公を待ち構えていた二機のACの内の一機
ゲーム中では相方であるスレイドッグとの1対2の戦いに持ち込まれるため少々苦戦するかも
ピンチベック(※2)NXに登場したレイヴン「ジノーヴィ」の駆るAC「デュアルフェイス」にそっくりな機体
エンブレムが左右反転している上に本作の主人公であるレイヴン「モリ・カドル」と性格が似ても似つかない
ちなみにピンチベックの方が何気なく強かったりする(AI面が)
エンブレムが左右反転している上に本作の主人公であるレイヴン「モリ・カドル」と性格が似ても似つかない
ちなみにピンチベックの方が何気なく強かったりする(AI面が)
フライトナーズ(※3)AC2に登場した特殊部隊、作中ではのちにクーデターを起こすも
主人公含むレイヴン達によって鎮圧される
主人公含むレイヴン達によって鎮圧される
ボイル・フォートナー(※4)AC2に登場した特殊部隊「フライトナーズ」の一員
終盤のミッションにて主人公に撃破されるが彼の登場した機体の名称は不明
終盤のミッションにて主人公に撃破されるが彼の登場した機体の名称は不明
エヴァンジェ(※5)NX,LRに登場するレイヴン、LRではアライアンス戦術部隊の隊長として戦う
主人公が進むルートによってはラスボス、噛ませ犬、頼れる味方などの多在な役を演じる
主人公が進むルートによってはラスボス、噛ませ犬、頼れる味方などの多在な役を演じる