「おい、整備班!これはどういうことだ?」
ガレージで愛機に違和感を感じた俺は整備班に問い詰める。
「どうした、ロイヤルミスト?」
整備班長は不思議そうな顔をしている。
「コアのEOがおかしくないか?」
「EOの調子が悪いって言ったのはあんただろう?」
「ああ、そうだが・・・」
そう言いながら俺は愛機"カイザー"に再び目をやる。
だがやはりおかしい・・・
「どう見てもEOの代わりにデコイが乗ってるようにしか見えないんだが?」
「EOに不具合があったからな、代替品を積んでおいた。」
「それがデコイか!?」
「ああ、この間のミッションでは苦労したそうじゃないか。」
この間のミッション・・・
大型兵器を相手にした共闘に駆り出されたあのミッションのことか。
「回避もままならず、集中攻撃を受けて苦労したそうじゃないか。」
「くっ・・・」
事実であるため俺は言い返せない。
「ならばどうすれば良いか?俺たちは考えた、その結果がこれだ。」
「どういうことだ?」
「コアから耐久性を向上させた強化デコイを展開することであんた自身への攻撃が減る、完璧だろう?」
「・・・わざわざ俺のためにそれを発注したのか?」
「ああ、そうだ。あんた専用のコアオプション・・・」
整備班長は少し間を置いて続ける。
「ロイヤルデコイだ!」
「勝手に人の機体で遊ぶんじゃねえ!」
そう言い返した俺は整備班長を気絶させ、ガレージを去る。
はあ・・・新しいコアを買わないとな・・・
~fin~
ガレージで愛機に違和感を感じた俺は整備班に問い詰める。
「どうした、ロイヤルミスト?」
整備班長は不思議そうな顔をしている。
「コアのEOがおかしくないか?」
「EOの調子が悪いって言ったのはあんただろう?」
「ああ、そうだが・・・」
そう言いながら俺は愛機"カイザー"に再び目をやる。
だがやはりおかしい・・・
「どう見てもEOの代わりにデコイが乗ってるようにしか見えないんだが?」
「EOに不具合があったからな、代替品を積んでおいた。」
「それがデコイか!?」
「ああ、この間のミッションでは苦労したそうじゃないか。」
この間のミッション・・・
大型兵器を相手にした共闘に駆り出されたあのミッションのことか。
「回避もままならず、集中攻撃を受けて苦労したそうじゃないか。」
「くっ・・・」
事実であるため俺は言い返せない。
「ならばどうすれば良いか?俺たちは考えた、その結果がこれだ。」
「どういうことだ?」
「コアから耐久性を向上させた強化デコイを展開することであんた自身への攻撃が減る、完璧だろう?」
「・・・わざわざ俺のためにそれを発注したのか?」
「ああ、そうだ。あんた専用のコアオプション・・・」
整備班長は少し間を置いて続ける。
「ロイヤルデコイだ!」
「勝手に人の機体で遊ぶんじゃねえ!」
そう言い返した俺は整備班長を気絶させ、ガレージを去る。
はあ・・・新しいコアを買わないとな・・・
~fin~