ワイズレポート 前半
英数字~ナ行までです。
name[AVEX]
AC name[インスパイア]
アリーナランカーの機体構成を真似して戦い続けるレイヴンだ。
完全なコピーではなく、独自の塗装とオリジナルのエンブレムを施す。
折角トップランカーの機体を造っても相手に偽物だとバレるので脅しがきかない。
その上、本人の実力不足もあいまって動きを完全には真似出来ない。
自分で良い機体を作り出せないからランカーACを模していると思われる。
良い機体は出来上がるがどうやっても実力不足は変わりない。
例えるなら劣化コピーといったところか。
今迄様々な機体に乗り換えて来た為、腕利きレイヴンの弱点を知り得たようだ。
最近、経験を生かしてオリジナルの機体を作り出しているという噂もある。
彼の目的は謎だ。最強のACを作り出す事も出来るのかもしれん。
そもそも頻繁に機体パーツを変えられるだけの資金がどこから出るのか謎だ。
偽・ワイズ
name[Capricorn]
AC name[LAEVA.TEIN]
攻撃と防御を追求したタンク型ACを駆るレイヴン。
タンク型ACを扱うレイヴンの模範とも言うべき機体だ。
が、彼は別段これといって強大なレイヴンでもない。微妙な所だ。
夜目が利き、夜間の任務を好んで請け負う。
暗視スコープ無しでも支障が無いらしく、その程が伺える。
また、耳も良く集中した状態ならばかなり遠くの小さな物音まで聞く事が出来る。
反面、光を苦手とするようだ。自身の活動も夜が多いようだな。
一方、彼の戦闘スタイルは特別な事は何も無い。
悪く言えば芸が無く、良く言えば力で相手をねじ伏せる豪快な戦い方だろう。
おかげで彼の戦績は最近伸び悩んでいるようだ。
とあるレイヴンを倒す為、日々鍛錬を続けているようだが…。
偽・ワイズ
name[Code-A]
AC name[カオス]
夜間にだけ行動する特殊なレイヴンだ。
任務の達成率も高く対AC戦闘での戦果もかなりのものだ。
それと、任務以外に個人的にACを襲撃する傾向もある危険な一面も持つ。
決闘を申し込む訳でもなく単純に奇襲を仕掛ける奴の意図は不明だ。
機体の機動力を最大限に発揮し目まぐるしい動きで相手を翻弄する。
対戦相手は暗闇の中、高速で移動する奴を見つけられず一方的に攻撃される。
一定距離を保たず、緩急を付け高速移動し戦闘を有利に運ぶ。
だが、彼は決して相手レイヴンにトドメを刺さずに逃がすと言う。
奴と戦闘した場合、命を落とす事はまずないが。
突如として暗闇の中襲い来る銃弾がトラウマになってしまったレイヴンもいる。
奴は、強い。暗闇に潜む影に気をつけろ。
偽・ワイズ
name[CYGNUS]
AC name[血桜]
最近レイヴンとなった新米だ。
主にアリーナで活動し、目覚ましい発展を遂げている。
機体名の由来は赤くカラーリングされた機体色だとか。
素人から見ても無理のある機体を操り、アリーナを突き進む。
その戦いぶりは凄まじく、相手によっては半分で沈める程だ。
だが、苦手な相手となると何も出来ないままやられることもある。
実に一長一短なレイヴンと言えるだろう。
彼の無茶な機体を一部レイヴンは「真の男」と讃えている。
既にファンも出来始め、今後の活躍が期待される注目の的だ。
彼は機体を変えず、アリーナの頂点迄上り詰めたい、と語っていた。
正直な所、才能だけではどうにもならない壁がこの先にある。どう出るかね。
偽・ワイズ
name[D.K.O]
AC name[万弩九星]
何をするにも気力とやる気が致命的に足りないレイヴンだ。
彼の全ての行動は面倒臭さを省いた結果であると言える。
だが、面倒くさがりながらもレイヴンに成った彼の実力は実は高い。
そのレイヴンになった理由も清々しいくらい適当なものである。
御曹司だったが父親が殺され、危機感を感じた彼は金を得る為にレイヴンを選ぶ。
十分すぎる金を得、早々にレイヴン等止めようと思っていた彼に厄介事が降る。
とある企業の、しかも強化人間がらみの少女を拾ってしまう事になった。
少女を養う為に更に金が必要になったおかげで、未だにレイヴンを続けている。
エターナと名付けられた少女は彼の役に立とうとオペレータを務めているようだ。
究極の面倒くさがりの彼に起こった様々な事柄が彼をレイヴンにとどめている。
最初に書いたように、彼の実力は意外にも強い。用心にこした事は無い。
偽・ワイズ
name[KI●LLA]
AC name[キラークイーン]
かなり危険なレイヴンだ。
この男、戦績、経歴どれをとっても一見普通だが、実際は違う。
最近女性レイヴンが相次いで殺害されるという事件、その犯人の疑いが濃い。
確定的な証拠こそないものの、こいつで間違いないだろう。
この男の本性は異常な殺人鬼だ。
平穏に生きたいと良く言っているらしいが、こいつ自身が平穏を乱す存在だ。
戦闘狂のレイヴンなら別段珍しくもないが、こいつは戦闘狂ではない。
単純に女性を殺す事だけに生き甲斐を感じるイカレた野郎さ。
相手がACに乗っていようが、狙うは命だけ。
コアを叩き潰し、ACもろともレイヴンを殺すのが奴のやり方だ。
しかも、倒したACの腕を持ち帰りコレクションにしているらしい。
戦場でレイヴンを殺しても罪には問われないが、こいつは危険すぎる。
偽・ワイズ
name[N.F.グローリー]
AC name[ヒット・オア・ミス]
元はAC用無線通信の研究員だったレイヴンだ。
テストパイロットを続けるうちに専属レイヴンと化してしまっていたようだ。
本人はレイヴンが向いていないと自覚し、研究の仕事に戻りたいらしい。
専属で動くレイヴンが少ない為、彼はレイヴンとしての活動を続けざるを得ない。
しかし、テストパイロット経験があるといえども元は研究員だ。
ACの操作技術は並に辛くも及ばない程度、と言ったところか。
都合と自分の立場上、技術向上に勤しむ気は特に無いらしい。
明るく振る舞い、周りを気遣う絵にかいたような「良い人」である。
一方で現実主義な所も持ち合わせ、敵には容赦なく冷酷に対処する一面も。
状況判断・空間認識能力に優れており特殊な状況下では戦闘能力が化けるようだ。
市街戦・対複数得戦闘では隠れた実力を発揮する一面特化レイヴンと言える。
偽・ワイズ
name[Q大老]
AC name[Over=Q]
自他共に認めるエンターテイナーレイヴンだ。
「恨めしいなんて流行おくれ、どんな事でも楽しくしちゃう」彼のモットーだ。
実際彼は本当にレイヴンなのかと疑う程のエンターテイナーである。
頼りになる弟、空手が得意なガールフレンド、アメリカンナイズなライバル
そしてオペレータである「正ちゃん」と共に充実した日々を送っている。
今でこそ、先のように語る彼だが。一度任務で死にかけている。
その際、強化人間手術を受けており、単純な戦闘能力は高い。
戦闘能力は高いが、優しさが邪魔して敵にとどめをさせず。戦果は微妙だ。
戦闘よりも美味しいものを食べてる方が楽しくて良いと語っている。
手術後の姿を隠すため常に白い全身タイツ身につけている彼。
似たような姿のレイヴン[ガチャ・ピーン]と共にその姿は子供に大人気だ。
偽・ワイズ
name[β]
AC name[アヴェンジャー]
幼い頃レイヴンに家族を殺されるという辛い過去をもつレイヴンだ。
生き残ったのは彼と彼の兄だけだが、その兄もまた何故か家から失踪した。
レイヴンとなった後、両親の遺産でACを構成する費用としているようだ。
体格は小柄で一見ひ弱そうな彼だが、戦闘経験こそ少ないが潜在能力は侮れない。
レイヴンとなった彼は、例の家族を殺したレイヴンを探しまわっているが。
そのACは既に過去にいなくなったはずの機体だという事実に突き当たり。
彼はあのレイヴンが一体何者なのか、追求する余地が無くなってしまった。
彼の戦闘経歴を調べると、少ない戦闘経験の中でも奇妙な点が浮かび上がった。
何故かフロート型のACとは交戦せず、ただ逃げ回っている。
理由は解らない。家族を襲ったACがフロートタイプだったのだろうか。
偽・ワイズ
name[アーク]
AC name[パーティクル]
レイヴン[アジ・ダハーカ]の師にあたるレイヴンであり。
彼女をレイヴンにさせ、育て上げたのも他ならぬ彼だ。
普段は面倒くさがり屋な性格もあってか殆どACに乗る事さえない彼だが。
彼女との修行をかねた戦闘は積極的に行う弟子思いな面もある。
真っ向勝負を好み、近接戦闘を展開する。実力の程は弟子の比ではない。
被弾を最小限に抑えながらも確実に相手に接近し銃弾を叩き込む。
時には空中からも容赦なく銃弾を浴びせ、彼の弾幕は薄れる事が無い。
と、戦闘能力だけは非常に高いのだがいかんせん戦闘自体を余りしない。
しかし、彼は依頼遂行自体はいたって真面目にこなす。
ある程度どのような内容の依頼でもこなすオールマイティーなレイヴンだ。
だが、やはり依頼を受ける事自体が少ないのでなんとも言いがたい。
偽・ワイズ
name[アヴィ]
AC name[ナインテイル]
元クレスト専属AC部隊・ナインテイルのリーダーだった男だ。
当時AC9機で構成されていた部隊だったが、クレストから部隊解散を宣告される。
原因は特攻兵機襲来で消耗し、部隊の意地が困難になった為らしい。
各機体とも、フレームや武装に関してコストを抑えていた。
が、部隊であるせいか高性能のレーダーやECMを標準装備。
主にこちらに維持費を喰われていたらしく、部隊は解散を余儀なくされた。
戦果の程は余り知られていないが、策敵・隠密に長けた部隊だと予想される。
解散後、部隊員は散り散りになった。
だが、リーダー・アヴィを含む少数のメンバーはレイヴンとして活動。
当てつけの為か、AC名に部隊名・ナインテイルを掲げている。
元々企業お抱えのAC部隊でもあり、戦力は侮れない。
偽・ワイズ
name[アクティブ・ジョー]
AC name[モーショントレーサー]
ACになりたいと公言するレイヴンだ。
レイヴンとなってACを操縦する事では飽きたらず、もっと自在に操りたいとか。
自分の動きをACが完全にトレースしてくれる時が来ると信じて疑わない。
そのため、企業の主催するテストに積極的に参加しているようだ。
自分の夢を実現させてくれる為なら協力を惜しまない野心家、といった所か。
本人も体術に長けており、その技術をAC戦闘に生かしたいのかもな。
しかし、ACは武装兵器で殴ったり蹴ったりの格闘戦には向いていないのが現状だ。
AC操作と自分の体術の鍛錬を怠らない努力家でもある。
そのわりに彼の実力は程々。可もなく不可もなくといったところだな。
ただ、任務中に残弾が無くなった時、MTを格闘で撃退した事もあるとか。
次世代ACが完成した時がこいつの時代だろうな。もっとも当分先の話だが。
偽・ワイズ
name[アスタシア=エルレバイン]
AC name[ヴィヴィアーチェ]
音を好み、音を戦闘にまで実用化させたレイヴンだ。
彼にとって音は武器になり、癒しになり、時には奏でるものになる。
強化人間手術を受けておりレイヴンとしての戦闘能力は高い。
幼少の頃、ベイロードシティで親戚・家族をテロリスト関連の事故で失う。
彼がテロリスト排除の依頼を好んで請け負うのはこの所為だろう。
慈悲を感じさせないその姿はレイヴンの間で「破滅の指揮者」と呼ばれている。
彼は音を自在に操り、テロリストを次々と壊滅させていった。
そんな彼を変えたのがオペレータのセラシア=マクファーレン。
彼は元来、ピアノの演奏をする等繊細な一面を持ち合わせる人物である。
周りからは彼女の出会いを境に若干丸くなった、とまで言われている。
ペザンテ(重々しく)からヴィヴィアーチェ(活き活きと)への機体名変更が理由か。
偽・ワイズ
name[アチーヴ]
AC name[ラキシス]
反ミラージュのベテランレイヴンだ。
夫婦揃ってレイヴンとして活躍していたが、ある簡単な依頼で妻を亡くす。
彼の妻もまた腕利きレイヴンであった為、妻の死に納得できず調査をした。
結果、ミラージュが彼女に偽の依頼をし死においやった事が判明。
以来、彼はミラージュを激しく憎み。ミラージュへの復讐を誓う。
ミラージュに加担するレイヴンの多くが彼の手によって排除されている。
レイヴンは傭兵であり、企業から見れば捨て駒のようなものだ。
彼も解ってはいるが、どうにもならない憤りを抑える事は出来ないようだ。
多くの敵対するレイヴンを排除してきた彼の腕前は一級だ。
もう若くはないが、腕前の程は衰えをしらず力は伸びて行くばかりだ。
彼のACは亡き妻の名前である。最も機体を大切に扱う理由がそこにあるようだ。
偽・ワイズ
name[アップルボーイ]
AC name[エスペランザ]
最近、レイヴン試験に合格したばかりの新人だ。
幼い頃に見たACに憧れてレイヴンになったと語っているらしいが。
レイヴンはれっきとした傭兵だ、生死を懸けた任務もあるというのにおめでたい奴だ。
戦果・功績はいまいちぱっとしないな、実力・経験不足の感が否めない。
レイヴンとしてこの先やっていけるかどうか怪しいもんだ。
使う機体自体は決して悪くないが、別段良くもない。全てにおいて中途半端すぎる。
同期でレイヴンになった奴がこいつを狙っているらしいが、理由は不明だ。
こういう奴に限って伸びて行くのだろうが、もしそうだとしても遠く先の話だろうな。
お前が気にかける程の奴じゃない。お前と出会ったが最後墓行きだな。
もっとも、それまでこいつが生き延びられればの話だが。
偽・ワイズ
name[アテナ]
AC name[エリュシオン]
某企業の元・令嬢、現在では若き女性レイヴンの一人だ。
元というのは今は企業が派閥争いに巻き込まれ、消滅しているからだ。
同時に、その争いは彼女の家族さえも奪い去って行ったようだ。
全てを失い、放浪を続けていた彼女は一人の女性と出会う。
彼女は後にレイヴンとなる[ミネルバ]をパートナーに、自らもレイヴンへと転身。
今では光線兵器を搭載したACを駆る特徴的なレイヴンとなった。
特徴的、とはその光線の色が全て桃色だということだ。
独特な声と幼さの残る顔、しかしそのスタイルは顔に似合わず素晴らしい。
悲しい過去を持ちつつも、周りにそれを気取らせない明るい性格。
可愛いものが大好きで、身の回りのものをすべて趣味でそろえている。
彼女の様々な要因が重なり合ってか、男性からの人気は非常に高いようだ。
偽・ワイズ
name[アラルガンド]
AC name[フォルツァンド]
人気バンド[Blue Moon Sea]の元ボーカルだった男だ。
多くの人を魅了し、話題となったバンドだが、ある日を境に解散。
平和の為に戦う、とレイヴンになるも音楽の事を忘れきれていないようだ。
腕は程々といったところか。突出して高いのは回避技術くらいだな。
敵に対して武器を狙い、事実上の戦闘不能を狙う。
コクピットを狙わない彼のこの方を避難するレイヴンも居るようだ。
本人はまわり等一切気にしていないようだが。
レイヴン名も機体名も音楽用語を用いる。
音楽を忘れきれない理由は定かではないが、この事からそれは事実だろう。
最近、人前に姿を見せる事が少なくなって来ている。
そのせいか、ついに死亡説まで流れ出した。そして、サインは入手済みだ。
偽・ワイズ
name[アリス]
AC name[サマエル]
珍しくメディアへの露出度が高い、女性レイヴンだ。
非常に可愛らしい容姿でアイドル的要素が強く、人気が高い。
しかし、何故本物のアイドルではなくレイヴンになったのかは謎だ。
ファンサービス精神に溢れている為、人気が急上昇。現在のアイドル的存在に。
また、レイヴンとしての実力もあり、容姿だけが取り柄というわけではない。
良い所だらけの彼女だが、童顔と年齢らしからぬ少女のような姿が悩みだとか。
本人はそれを悩みの種としているが、人気の種である事もまた事実だ。
彼女を調べて行くうちに直接間近にみる機会があった。
取り巻きが多く、本当にレイヴンなのかと疑う程の人気だったな。
最近ではモデルまで始めたようだ。また、サインの入手は不可能だった。
偽・ワイズ
name[アルコホリック]
AC name[デュオニュソス]
酒好きで有名な酒豪レイヴンだ。
常に酒を持ち歩いておりACの中にも持ち込む酒好きっぷりだ。
故に任務中だろうが常に酔っぱらっている状態だ。
そんな彼だが、同じくレイヴンである妻とごく普通の民間人の娘が居る。
夫婦で任務を協力して遂行することが多い。がそんな時まで酒はかかさない。
任務を終えた後、酒について妻にいつも絞られているらしい。
しかも、その所為もあってか溺愛する娘にまで嫌われてしまう始末。
だが、本人に飲酒を止めるつもりはまったくないようだ。
酔っぱらってまともにACを操作する事もできないのかと思われる彼だが。
ACも酔っているかの如くゆらゆらとしたつかみ所のない動きで相手を翻弄する。
酔っていない状態の彼の実力は未知数だが、恐らくは酔っている方が強いだろう。
偽・ワイズ
name[アルス]
AC name[スタードラゴンMk-Ⅲ]
[アルス]というレイヴンを知っているか?
過去に、新人ながらもその類い稀なる才能を高く評価されたが惜しくも戦死したレイヴンだ。
ある任務中、突如行方不明となり、後日大破したACが作戦領域外で発見された。
大破したACから戦死、という決断がなされたが肝心の遺体は回収されていない。
最近、所属不明のACにレイヴンが攻撃され問題となっているが
その所属不明ACがアルスの搭乗していたACに酷似している、との事だ。
問題のACは突如としてレイヴンの前に現れ、一方的に戦闘を展開するらしい。
確定的な情報が得られないのは対峙したレイヴンが誰一人として生きて帰っていない為だ。
大破したACの戦闘履歴情報を見る限り、凄まじい戦闘技術を持つACだということらしい。
現存するトップランカー以上の戦闘能力を持つとまで言われている。
彼が生きているということなのか…。全ては謎に包まれている。
なんにせよケタ外れの強さのACが無差別にレイヴンに襲いかかっている。これは事実だ。
一つ、お前に忠告しておく。悪い事は言わない、このACと出会ったら迷わず逃げる事だ。
偽・ワイズ
name[イービルヴェイン]
AC name[セイクリッドバッシャー]
長年アリーナランキング上位に君臨するレイヴンだ。
デビュー当時、新進気鋭のランカーとまで言われていた。
瞬く間にアリーナを上り詰め、今日に至る。
二脚型ACを操り、順位を短期間で上位まで上げた彼。
現在、彼はデビュー当時と比べ、その戦闘スタイルを大きく変えた。
原因はとあるレイヴンとの対戦だと彼は語っている。詳しくは解らないが。
その対戦から、彼自身の性格も随分変わったようだ。
彼は常に退屈している。アリーナでも、任務中でも。
作戦行動中にも関わらず、手を抜き、適当に任務を済ませる事もある。
皮肉屋で、ありとあらゆるものを皮肉り。退屈凌ぎに命のやりとりまで手を出す。
最近では彼を危険視するレイヴンも出て来ている。注意が必要だ。
偽・ワイズ
name[イフェノリア・D]
AC name[アカ・マナフ]
文字通りの実力派レイヴンだ。
かつてはアリーナのみで活躍する好青年だった。
彼が此処迄の実力を手にするまでは悲しい過去を経る事になる。
ある日、都市が襲撃され彼は妹と恋人を失った。
任務遂行中に二人を失ってから、彼のスタイルは大きな変貌を遂げる。
事実から逃げるように自分を追い込み、困難な任務を自分に課して行った。
結果、生まれたのが洗練された機体と技術。生まれるべくして生まれたものだ。
口数は人並みだが、表情の変化が乏しく無愛想にも見られる。
暇な時は本を読んで過ごすらしいが、その種類を選ばずありとあらゆる本を読む。
読みあさったおかげで彼の本棚はまるで混沌の塊と化しているとか。
莫大な資産と強大な力を持つが、その為に失ったものはあまりに大きい。
偽・ワイズ
name[インディスクリミネイター]
AC name[セルフィッシュ]
最近、レイヴンになったばかりの新米だ。
レイヴンになるや否や次々と功績を上げている、恐ろしい奴だ。
アリーナにも登録しているが既に上位ランカーとして君臨している。
こういう奴を天才と言うのだろうな。
任務の遂行率も高い、今の所完遂状態だ。活動が最近の割に企業の信頼も厚い。
しかし、僚機の生存率が極めて低い、危険な任務だからこそ雇うのだから当然だろうが。
こいつは任務中僚機を自ら攻撃し、撃破するという危ない噂が広がっている。
噂が本当だとするなら、一体何を考えているんだか。
所詮、噂は噂だ。確証はないが火のない所に煙は立たないと言うしな。
こいつと一緒に任務に当たる際は十分注意してくれ。
偽・ワイズ
name[インペリアル]
AC name[ファングオブシルフ]
彼女は昔、テロリストに雇われたあるレイヴンに兄を殺されている。
事件が収まった後、復讐を誓いレイヴンの道へと進んだらしい。
現在ではテロリストを追う協力をしてもらっているクレストの専属レイヴンだ。
高機動型ACを自在に操り問答無用にブレードで切り捨てる。
彼女、ブレードの扱いによほど自信があるのか銃器を補佐的役割にしか使わない。
だが、実際彼女のブレード技術は他レイヴンにも高い評価を受ける程優秀だ。
実は彼女の兄はレイヴンの火炎放射によって殺害されている。
彼女が執拗にブレードにこだわり続ける理由がそこにあるのかもしれない…。
彼女はまたレイヴンには珍しく真面目で几帳面な性格をしている。
それ故か戦闘中の集中力は素晴らしく、オペレータの声も聞けない程だとか。
偽・ワイズ
name[インメルマン]
AC name[ターミネーター]
元一流の名として名高い戦闘機乗りだったレイヴンだ。
元々傭兵であったが、とある任務でACと交戦しレイヴンの力の強大さを知る。
更なる力を得るため、戦闘機を乗り捨て自らもレイヴンとなったようだ。
常に冷静で感情的にならず、敵味方ともに慈悲をかけず淡々と任務をこなす。
「戦場で力がないものが死ぬのは当然」これが彼の戦場で培った持論である。
戦闘機乗りとしての操縦技術を生かし、ACでも高速戦闘を展開する。
ロックされる事を嫌い、敵の背後を取り一方的に攻撃。反撃する暇を与えない。
彼の中で完璧になりつつある持論は本人が最も良く肝に銘じている。
力なき者は死。彼は最近、自ら力を得る為に強化手術を受けたようだ。
元々圧倒的操縦センスを持つ彼が、強化人間となった。
この事実は現状のレイヴンに大きな打撃と恐怖を与える事になったようだ。
偽・ワイズ
name[ヴァネッサ=ウィリアム]
AC name[ベリアル]
漆黒の四脚型ACを操る女性レイヴンだ。それなりにレイヴン歴は長い。
長髪・長身の妖艶な感じの漂う、整った細面の美人と呼ぶに相応しい女性だ。
彼女、女性レイヴンと手を組んで依頼を遂行する事が多いようだ。
容姿端麗で高い人気を誇る彼女だが、惜しむらくか同性愛者である。
女性レイヴンのみならず、自分の専属オペレータさえも手の内だとか。
彼女、常にペンで書かれたと思わしきハートマークがついた黒い首輪をしている。
噂では彼女の手に落ちた女性に一つずつ書かせているらしい。その数なんと9個。
女性レイヴンの間では彼女を危険視し、遠ざける者も居る。
だが、そういった女性が特に狙われやすく、いつのまにかハートを書く事になる。
最近、レイヴン[コルセスカ]に積極的に接触しているようだが…。
偽・ワイズ
name[ヴァンダム]
AC name[レジョネア]
某アクション映画俳優の大ファンのレイヴンだ。
映画を見続けるうちに自らも俳優の如くなりたい、とレイヴン世界に身を投じた。
情熱だけでレイヴン試験に合格した彼の性格は言う迄もなく熱血漢だ。
遠距離からミサイルを乱射、後にEOとマシンガンで突撃、とどめにブレード。
本人曰く「最もアクション映画っぽい戦い方」であり、
常に[カッコイイ戦い]を心がける彼の戦闘スタイルの集大成がこれだ。
時と場合を考えず、任務中までこの戦い方の為、弾薬費に苦しんでいるようだ。
彼の真骨頂はアリーナでこそ発揮され、独自の魅せる戦いを披露する。
その戦闘スタイルは観客だけでなく本人をも酔わす程であり。
アリーナの自分の対戦リプレイを見ては自己陶酔に浸っている。
熱狂的なファンの多い彼はアリーナ一の人気者の称号に相応しい。
偽・ワイズ
name[ヴェリアル・F]
AC name[ゼクディウス]
数年前、レイヴンデビューを果たした女性レイヴンだ。
登場当時は任務の達成率も低く、アリーナ登録したものの勝率も低かった。
彼女は一時「落ちこぼれ」のレッテルを貼られることになってしまった。
だが、僅か1年ほどで劇的な成長を遂げる事になる。
特にアリーナでの活動が著しく。みるみるうちに順位を上げて行った。
持久戦を得意とし、特に回避に優れ被弾率がランカー中でも屈指の低さを誇る。
現在は目立った戦果はなく、現状を維持している状態だ。
彼女、ランカーとしての実力は高いが実際の所はまだ若い。
急激な成長を遂げた過去をもつ彼女だからこそ、今後にも期待が高まる。
レイヴン間でも彼女の実力を認め、注目度が高い。俺の評価も同様だ。
偽・ワイズ
name[エア・キャレン]
AC name[ダルブレイカー]
元ミラージュのACパーツ製造者だった男だ。
FCSやAI部門でダントツの功績を上げていた天才だ。
ミラージュ所属のACをてがけていた事もあったようだ。
パーツ制作者だったが、とある事件を境に退職、レイヴンとなる。
彼は製造業の頃の技術を生かし、特殊なACを作り上げた。
火器管制を全て自作AIに任せている。
かなり精錬されたAIであり、その命中精度は高い。
また、彼の機体操縦技術を高く、回避能力にも長けている。
射撃を全てAIに任せているからこそ、できる芸当だろう。
また、彼の以前の経歴からかAC[ブラッドセラフ]の制作者ではないかとの噂も。
もし、それが本当なら彼がアレを作った理由ってのはなんなんだろうな。
偽・ワイズ
name[エイス]
AC name[シャドウブレイズ]
奇怪な行動の目立つレイヴンだ。
本人はあくまで「普通のレイヴン」を名乗ってはいるが、実力は一級。
謙遜等ではなく、本気で自分の事を一般のそれと同じだと思っている。
行動に一貫性が無く、その実力も相まって非常に胡散臭い印象を受ける。
また、彼が請け負う依頼にも不可解な点が多い。
非常に困難な依頼から新人レイヴンが主に請け負うような簡単な依頼まで。
本人曰く「面白そうな依頼を受けている」だけらしい。それにしては妙だ。
それを裏付けるかのように彼の身には良く災いが降り掛かる。
アクシデント、と片付けられるが彼の言動を考えると否応にも信じがたい。
そして、「裏」のある依頼を請け負っているという噂が広がっているのも事実だ。
彼が一体何者で、何をしようとしているのか。個人的には非常に興味深い。
偽・ワイズ
name[エドニス]
AC name[レイフ]
レイヴン歴が長く名実共に一流のベテランレイヴンだ。
彼は任務遂行率もさることながらアリーナこそ彼の本土表だ。
アリーナランカー1位、つまり[ナインブレイカー]の称号を持っていた者だ。
長い間レイヴンランク1位の座を守り続け、強敵達を退けていた。
が、ある日レイヴン[ティラ]と対戦しアリーナでも屈指の名勝負の末、敗北する。
以来、彼は虎視眈々と再挑戦を計画し、鍛錬を続ける日々だ。
アリーナ・任務の両方を超過密スケジュールでこなす彼の体力は計り知れない。
彼の実力はいわゆる天才のそれとは違う、単純な努力の積み重ねによるものだ。
齢40歳を超える彼がこなした任務の数、打ち負かしたレイヴンの数。
長年の経験と確かな実力こそが彼をここまで強大な存在にせしめるものである。
偽・ワイズ
name[エノア]
AC name[エイシェント]
変わり者が多いレイヴンの中でもかなり特異といえるレイヴンだ。
レイヴンとして仕事を初めて以来、一度も機体構成を変えていない。
それどころか武装も何もかも初期状態のACを使っている。
あまりに腕が悪く資金難の為機体を変えない、という訳ではなく。
本人曰く「もうこれに馴染んでしまった、いまさら変えられない」とのこと。
性能の良い機体ではないせいか対AC戦闘ではあまり戦果は無い。
そのため、比較的簡単な任務を請け負い、生計を立てているようだ。
こいつが機体の所為で実力を十分発揮できない内は気にかける必要もないが。
もし、機体を変えるような事があれば要注意だ。それなりの腕は持っている。
しかし塗装も施さないとは。こいつ、ただの面倒くさがりなのかもな。
偽・ワイズ
name[エリア・カッサンドラ]
AC name[ディス・トロイア]
元占い師の少女、とある自らの占いを機にレイヴンとして活動し始める。
彼女の能力は占いというより予知に近いものらしい、ほぼ必中だとの噂だ。
そして彼女は占いの結果、自分の住む街が滅びる未来を知ることになった。
この事実を住民達に知らせまわった彼女だが、住民達は逃げるのを拒んだ。
彼女の占いに対する信用ではなく、生まれ育った街を捨てるのを惜しんだようだ。
住民の僅かな希望空しく、無惨にも彼女の占いは現実にものとなってしまう。
独り生き残った彼女は自分の占いの能力を別の方法で生かす為、レイヴンへ転身。
災害を予知した現場に向かい、災害を事前に防止するといった活動が主だ。
だが、止む無く間に合わなかった場合は救助活動や物資運搬等を行う。
普段は災害予知地の防衛、人員救助等の活動を行う彼女に市民の人気は高い。
地上最強の兵器としてのACも使い方によるって事だろうな。
偽・ワイズ
name[エルザ]
AC name[ロストハート]
過去に強化人間手術を受け、失敗に終わったレイヴン。
彼はほぼ死と同義の状態であったにもかかわらず手術から数日後、姿を消した。
そして、彼こそがレイヴン襲撃事件の主犯ではないかとの情報だ。
所属不明のAC[ロストハート]と[キリングアーム]がレイヴンを襲い、殺害した。
そのロストハートの搭乗者こそがレイヴン[エルザ]だという。
彼は非常に感受性の高い男で、自分の手を介さずものを動かす能力保持している。
この摩訶不思議な能力を裏付けるように、キリングアームには搭乗者が居ない。
アーキテクトという一面も持ち合わせていた為、AIではないかと言われていた。
だが、紛れも無い事実としてキリングアームは何からも干渉されていなかった。
元々好戦的な実力派レイヴンであったが、彼の身に一体何があったのか。
様々な憶測が飛び交っているだけなのが現状だ、答えは彼自身から得るしか無い。
偽・ワイズ
name[エルフェリア=アレスティード]
AC name[アストロメリア]
最近レイヴン試験に合格した新人レイヴンだ。
レイヴンとしての腕は決して高くはないが、まだ活動期間が浅い。
彼女が今後どのような存在に化けるのかはまだ解らないということだ。
好奇心旺盛で、行動力のある女性だ。
が、実力に見合わない好奇心と行動力はあまり良い結果を招かない。
レイヴン[ザイナス=ラードヴァーク]とレイヴン試験でペアを組む。
それから二人はそのままコンビを組む事にしたようだ。
彼女の方が数ヶ月分年上であるらしく「おねえさん」を気取っているようだ。
が、一人で突き進み面倒事を招く為文字通りの立場ということでも無い。
目立ちはしないものの、地道に功績を上げている二人組。
既に熟練レイヴンの中には彼女達に一目置いているものまでいるようだ。
偽・ワイズ
name[エンペラー]
AC name[ブレイズウォール]
かつては天才とまで呼ばれた、一流のレイヴンだ。
どんな機体でも瞬時に乗りこなし、自由自在に操縦する優れた技術の持ち主だ。
しかし、彼の関係者は口々に「彼はレイヴンに向かない」と語っている。
突如としてアリーナから去り、慈善事業に等しい活動を開始するようになる。
彼は驚異的な操縦技術を持ちつつもその力の使い方を変える。
僅かな報酬を得、まったくどうでも良いような依頼を請け負うようになった。
悲しいかな、どんな依頼を請け負っても死と隣り合わせなのがレイヴンだ。
誰かの恨みを買ったのか、ただの事故だったのか、詳しい事は定かではない。
彼は死んだ。今ではこれだけが紛れも無い事実として残るだけだ。
彼は以前ACの操縦について「直感だけで動かしている」と語っていた。
これが真実なのか、または特別な何かがあったのか、今となっては知る術が無い。
偽・ワイズ
name[オーソン]
AC name[アダムスキー]
自称「宇宙人」のレイヴンだ。何故宇宙人を名乗るのにレイヴンなのか。謎は多い。
本人曰く、この星を制服するためにやって来たらしい。
実際は、いたって普通のレイヴンとして活動を続けている。
オペレータこそ付いているものの、発言全てを無視。自分の好きなように行動する。
両肩に装備したレーダーで母星のオペレータと交信している為、不要だと彼は言う。
母星が何なのか、オペレータは何なのか、疑問はつきないが気にする事でもない。
だが、両肩レーダーのおかげでECMには強く、特殊な環境でも行動できるようだ。
奇妙な奴だが、レイヴンとしての腕はかなりのものだ。
フロート脚部の機動力と理解不能な発信を一方的に続け、相手を翻弄する。
主に後者による翻弄効果が強いらしく、平常心を保っていられなくなる程だとか。
調べれば調べる程可笑しな事ばかり出てくるので、深く追求しない事にした。
偽・ワイズ
name[カタギリ]
AC name[ルミノジャベリン]
若く、レイヴンとしての実績も浅い新人だ。
彼は盲目でありながらレイヴンとして活動する。
幼少の頃から続く、漆黒の世界は彼に何を与えたのだろうか。
目に見えない周囲を把握する為に、彼は警戒と気配の察知を怠らない。
普段の生活の常から気配を感じ取り場所を把握する能力を養い、得たようだ。
彼のこの能力は常人のそれを遥かに越える、が能力と呼ぶには度が過ぎる。
事実、本当に盲目なのかと疑う程彼の挙動には違和感が無い。
レイヴンとしてACの操作を可能にしているのは機体各所に配置された集音装置。
彼は音を聞き分け周囲の状況を察知し、驚くべき索敵能力を発揮する。
レーダーや機材に頼らない方法でこれが可能なのは全レイヴン中でも彼だけだ。
既に彼には注目の目が集まっている。本人もそれに気づいているようだが。
偽・ワイズ
name[ガチャ・ピーン]
AC name[ガ・チャピーン]
様々な任務で活躍するフリーのMT乗りだ。
正体は一切不明だが本人は「恐竜である」と頑に主張している。
どうやら本気のようで常に着ぐるみをきたままMTに搭乗する徹底ぶりだ。
着ぐるみの時点で人間なのだが、着ぐるみも機体も恐竜そのものだ。
ACの武装を装備し、あらゆる任務に最適な武装で出撃する。
特にその不規則に変化する戦闘スタイルは圧巻だ。
ランカーACの動きを完璧にコピーし、対AC戦闘でもひけをとらない。
そのため、複数のレイヴンが入れ替わりで操っているのでは、との噂も。
その風貌からかレイヴンにして子供に大人気であり。
TV番組まで持っている始末だ。その上、視聴率まで高いらしい。
相方に[赤いイエティ]と呼ばれるMTが居るといわれているが、確認できていない。
偽・ワイズ
name[ガルス・フィー]
AC name[ダークナイト]
既に死亡してはいるが、伝説として名を残したレイヴンだ。
漆黒のACを駆り、圧倒的な強さを誇っていたとされている。
このレイヴンに関しての詳しい情報は解らない、なんせ死んでるんだしな。
実は彼の使っていたACはレイヴン[ギーラ]から与えられたものであるらしい。
規格外の部分が多すぎる為、彼以外にあのACの操縦は不可能だっただろう。
それほどの機体を持ちつ、そしてレイヴン[メレル・ウル]を倒した程の腕前。
現状のレイヴンと比較してもかなりの強さであろう彼の死亡原因は謎のままだ。
確かに無類の強さを誇っていたレイヴンではあるが死んでは元も子もない。
名を残し、英雄或いは伝説として語り継がれる事になろうともな。
もっとも、お前達レイヴンにとって「生き残る事」が一番難しいのだろうが。
偽・ワイズ
name[カルボフル]
AC name[アコンカグア]
強化人間手術を受けたベテランレイヴンだ。
強化人間とはいえ落ち着き払った初老の紳士、といったごく普通の風貌だ。
彼はキラサギに対抗しミラージュが行っていた強化人間実験の被験者となる。
技術力がキサラギに達していないせいか、爆発的な能力向上効果は無いようだな。
本人の才能も平凡そのものな上、強化人間手術もミラージュによるものだ。
よって彼は強化人間といえども実力は決して高くはない。
しかし、ある時を境に一種のサイキック能力に目覚める事になった。
その為、研究機関の監視下に置かれる事になってから既に十年近い年月を数える。
彼の得た能力は制御がきかず、彼にとっては苦痛そのものでしかないのだとか。
自由を得られず、ただ只管に苦痛と共に過ごす日々を送るばかりだ。
既に彼は死を望んでいる、と語っているという情報を機関から入手した。
レイヴンらしく戦場で散らせてやるのがせめてもの手向けだと思うが。
偽・ワイズ
name[カルラ・ピティ]
AC name[ディクリース]
アリーナ上位に君臨する女性レイヴンだ。
女性にしては珍しく好戦的で、かつ短気である。
男性的・クールなイメージがあり、同性からの人気が高い。
特殊な武器腕を用いての遠距離攻撃を主体とする。
が、短気な性格相まって敵の攻撃を受けるとすぐに激情する。
この状態の彼女は、本来の用途から外れた意味で武器として腕をふるう。
装弾された状態で殴りつける事もあり、暴発して悲惨な目に合う事も少なくない。
過去にレイヴン[セイ・トーディス]とアリーナで戦い、負ける。
それ以来、彼に惚れてしまったらしい。
多々彼の任務に付いて行き、補佐を行う。が、上記の状態にも陥る。
そして彼女もまた、彼に関する事件の犯人扱いをされている人物だ。
偽・ワイズ
name[カレラ]
AC name[リザードヘッド]
元整備士であったが、MT整備ばかりの毎日に飽きレイヴン転身を決意。
機械関連には元々強い為、それほど苦労せずにレイヴン試験に合格したようだ。
初めてAC手に入れた彼女は嬉しさのあまりコクピット内で一夜を過ごしたとか。
かなりのメカマニアであり、整備士時代は腕が良いと評判だったとのこと。
独自のフォルムに複雑な機構がたまらない、らしく四脚の脚部のACが好きらしい。
色々なACが見たい、と一時期アリーナを観戦する日々が続いていた。
自分が出場すればもっと間近で見られる事に気づいたらしく突如アリーナに参戦。
戦果はあまり伸びず、現状は下位をウロウロ彷徨っているようだ。
レイヴンとしての腕は微妙であり、整備士の方が向いているとしか思えない。
本人は自分のACのメンテナンスが思う存分出来る為、満足しているらしい。
偽・ワイズ
name[カワード]
AC name[セフティライフ]
この世界において与える影響こそ強いもののレイヴンは使い捨ての傭兵だ。
いつ死ぬとも解らない危険な仕事、それがレイヴンだ。
そんなレイヴンの中で極端に死を恐れるのはこいつくらいだろう。
何故、そんな彼がレイヴンなどという死と隣り合わせの仕事をしているのか。
その理由は誰も知らない。信憑性の無い噂が広まるばかりだ。
彼のその性格は武装面にもよく現れている。
徹底的な遠距離戦闘仕様の機体で被弾はおろか、戦闘そのものを避けている。
にも関わらず、機体は鈍重極まり無くすぐに距離をつめられる事が多い。
どうやって生き残って来たのかと疑問に思う事もあるかもしれないが。
単純に敵前逃亡を繰り返し命からがら逃げ延び続けただけの結果だ。
当たり前だが、任務を放棄する事の多い彼における各企業の信頼は低い。
偽・ワイズ
name[キーパー]
AC name[ラストメッセージ]
ある時期を境に突如として現れたACだ。
レイヴン、という結論に至らないのはパイロットを誰も見た事が無い為だ。
ただ人前に姿を現さないだけなのか、AIなのか。正体は不明だ。
突如として現れ武装勢力等を壊滅させるが、何故か報酬を受け取らない。
武装勢力の生き残りは「管理者の意思」「秩序を守る」等と聞いたと語っている。
この証言により、過去地下世界に存在した管理者実働部隊の生き残り。
又は管理者そのものの亡霊ではないか、等と言う噂が飛び交うようになった。
この件に関してのレイヴン統括機関の対応は粗雑なものだ。
管理者は既に破壊された、そのような事実は無い。正規のレイヴンであると主張。
どうも怪しい感じがしないか?もう少し情報を集めてみる事にする。
偽・ワイズ
name[ギーラ]
AC name[ムーンライト]
機体名からも伺えるがブレード[ムーンライト]を装備した漆黒のACを使う。
このレイヴン、ミッションに殆ど出撃しない一風変わった奴だ。
だが、稀に依頼を受けるものの肝心の依頼内容・結果については抹消済み。
企業の最高機密クラスの任務でも請け負っているのだろうか。
また、シースというレイヴンを追っているらしいとの情報も得た。
任務を殆ど請け負わない奴だが、他のレイヴンの任務中に突然現れる事がある。
殆どの場合何もしないのだが、稀に戦闘を仕掛けてくる事があるらしい。
奴と戦闘をした者の中に特殊な武器を受け取った、というレイヴンがいる。
どうやら奴は個人的にレイヴンの査定をしているようだ。理由は不明だが。
奴から武器を受け取ったレイヴンはいずれも実力者ばかりだ。
そんな彼らでさえ奴に勝つ事はおろか、満足なダメージも与えられてない。
この事から奴の戦闘能力がレイヴントップクラスだと言う事が伺える。
奴と出会った時、はたしてお前の実力は奴に認められるのかね。
偽・ワイズ
name[クインテット]
ACname[シュトラディバリ]
音楽をこよなく愛する音楽家レイヴンだ。
自他共に認める天才で彼のバイオリン演奏は素晴らしいの一言に尽きる。
音楽だけでも十分過ぎる収入源となる彼だが、何故かレイヴンでもある。
多少人格面に問題があり、芸術という言葉に過剰に反応する。
「戦闘とは芸術!互いの全てを賭けて戦う美しい芸術! その輝きの中でこそ、この素晴らしい音楽が奏でられるのですゥ!!!」
等と語っている。が、実際の所戦闘中にまで音楽を奏でているのかは不明。
彼には音楽活動に専念する、と暫く戦闘から身を遠ざけていた時期があった。
彼は音楽界で実績を上げた後、レイヴンとして再度戦場に復帰を遂げた。
新しい芸術の域を求める為、純粋にレイヴンとして生きる為等様々な噂がある。
また、彼は特定任務遂行後に必ず鎮魂の曲を奏でる事でも有名だ。
偽・ワイズ
name[グラム]
ACname[ツインフレア]
「無駄を省く」という考えに基づいて組まれたACを駆るレイヴンだ。
実際は一度組んだ機体・武装を変更するのが面倒なだけだとか。
この機体を組んでからしばらく機体も武装も変えないまま活動を続けてるようだ。
対AC戦闘では中々の功績を残す機体となっているものの、装弾数が少なく。
任務中に弾切れを起こし、そのままどしようもなくなってしまう事が多い。
前述した面倒だから、という理由以外にも
機体に完璧に身体が馴染んでしまっているが為に、武装を変更できないでいる。
単純な性格に思われがちな彼だが、戦闘技術に関しては堅実な面もある。
グレネードとブレードを効果的に利用した戦闘方法で勝利を確実なものにする。
「無駄を省く」という機体コンセプトはどうやら伊達ではないらしい。
偽・ワイズ
name[クルツ・うぇ]
ACname[ガーンズバック]
愛用のスナイパーライフル一丁で戦う凄腕のスナイパーレイヴンだ。
彼の狙撃の腕は他のレイヴンからも高く評価されている。
実力派レイヴンとして名が知れているが、彼の性格もまたよく知られているな。
根っからの女好きである彼はACのAIまでも女性声という徹底ぶりだ。
通常の音声では空き足らず、自ら採取した某アイドルの声を使っているらしい。
女性レイヴンにまで手を出し、片っ端から軟派してはいるものの
その成功例は未だに無い。
彼の狙撃じゃACは射抜けても女の心までは射抜けないという事か。
偽・ワイズ
name[クレア]
ACname[エコーナイト]
レイヴンを続ける傍ら「自分を救ってくれる人」を探し続ける女性。
彼女の父が冷酷極まり無く、数えきれぬ程の命を奪って来たレイヴンであり。
父に殺された迷える魂を救って欲しい、あわくよば自分も。との考えらしい。
彼女は好戦的なタイプではなく、任務遂行率は低くアリーナでの勝率も低い。
腕が悪く、一方的にやられてしまう弱いレイヴン。というわけではなく。
相手の機体から火花が散っている姿を見ると、恐怖から攻撃を止めてしまう。
彼女に戦いを挑む者も少なく、戦場で出会っても同情から見逃される事もある。
彼女と似たような性格であるレイヴン[コルセスカ]と非常に仲が良い。
戦いを好まないこの二人は良く二人一緒にほのぼのと過ごす事が多い。
おまけに、両者共にかなりの美人であり。二人とも女性として非常に人気がある。
偽・ワイズ
name[コルセスカ]
ACname[ジュニアス]
恐らく彼女は最もレイヴンの中で慈悲深いレイヴンと言えるだろう。
機体からして純白で、兵器特有の恐ろしさを感じさせない優しげなオーラが漂う。
彼女、病気の妹の療養費を稼ぐ為にレイヴンになったとか。
根が優しすぎる彼女はレイヴンでありながら破壊を嫌い、依頼を殆ど受けない。
依頼を受けたとしても人に危害を与えないものを受け、絶対に人を殺す事は無い。
そんな彼女の資金源は専らアリーナである。戦闘とはいえ、まず死なないからだ。
安心感からか、実力を気兼ねなく発揮できる為アリーナでの勝率は高い。
また、彼女は性格もさることながら容姿もまた一段と美しく。
知り合った男性に幾度も交際を申し込まれる。今の所丁重に断り続けてるようだ。
偽・ワイズ
name[ザイナス=ラードヴァーク]
ACname[ヴェリタス]
元ミラージュ戦術MT部隊所属隊員だった男だ。
同社の行動に不信感を抱き、除隊後レイヴンとなった。
僅か18歳で部隊に配属された程だ、操縦技術には天性の才が垣間見える。
善くも悪くも誠実だが、自身が納得できない場合は疑ってかかる。
また、隊に居た頃の癖が抜けきっていないようで時折軍用後まで口走る。
あまつさえ自身がレイヴンであることを忘れる事もあるとか。
若さ故に甘く見られがちだが、それ以上に色々と深みを持っている。
レイヴンとして活動を始めたのは最近で、目立った活動は未だ無い。
しかし、懸命な努力か生まれ持った才能か、急激な成長を遂げている。
レイヴン[エルフェリア=アレスティード]と同期であり、行動を共にしている。
今後の活躍に目が離せないと言った所か。既に注目するレイヴンも多い。
偽・ワイズ
name[ジェフリー・ベア]
ACname[グリーンマーチ]
「キャベツをかぶったクマ」のエンブレムを使っていた元レイヴンだ。
現役時代に稼いだ金で地上に農園を築き、現在そこで暮らしている。
現役時代こそ、特に目立った活躍はしていないものの、現在では結構有名だ。
彼は非常に情に厚く、涙もろく説教臭い。典型的なオヤジの性格だ。
ガタイが良く、髭に顔が埋もれたその風貌はかの[ドワーフ]を彷彿とさせる。
彼の農園の中心には既に苔むした愛機が密かに佇む。
ろくに整備もしていないが、それでも時折現れる農場荒らしは撃退できるらしい。
地下都市に野菜を提供しているが、地上産はあまり人気がないようだ。
そのせいか買い取り価格は非常に安い。彼もその安さに不満を抱いている。
調べてはみたが、こんな情報が必要だったのか?新鮮な野菜でも欲しいのか?
偽・ワイズ
name[ジャックハンター]
ACname[ライフイズブルー]
16歳という異例の若さでレイヴンとなった特殊なレイヴンだ。
昔からレイヴンになることに憧れていたらしく、夢が現実となって喜んでいる。
かなり若くしてレイヴンとなった彼の潜在能力は計り知れない。
レイヴンになる前からACやレイヴンの知識を貪るようにあさっていた為か。
機体や武装の知識は豊富である。だが、いかんせん実勢経験不足は否めない。
まだまだ未熟といわざるを得ない彼だが、今後の活躍が期待されている。
そんな彼の将来の夢は一番有名になること、だとか。
かっこいい戦闘スタイルを目指している彼はレイヴン[ヴァンダム]の大ファン。
いつかは自分も彼のようにアリーナで観客をわかせるような戦いをしたいと語る。
現在、彼の弟子になる計画を立てているらしい。
偽・ワイズ
name[ジャンヌダルク]
ACname[ディヴァインメイデン]
女性レイヴンの中でもトップクラスの実力を誇るレイヴンだ。
良家の娘である彼女は両親に一家の誇りとして育て上げられた。
だが、彼女は勝手に決められた生き方を嫌い。ついには自由を求めてレイヴンに。
幼少時代から礼儀作法等を教え込まれた故に立ち居振る舞いは華麗。
レイヴンとなってから自由を得、様々な分野に手を出す多趣味家となった。
レイヴンとしての腕前も一級で、技術・経験共に若手とは思えない程だ。
彼女の妹[ロビンフッド]もまたレイヴンであり、姉妹での活躍が機体されている。
最近実力をつけてきた妹を嬉しく思い、更なる成長を望んでいるとか。
元良家のお嬢様であり、容姿端麗かつ多様な分野の知識に秀でる秀才。
そんなほぼ完璧な彼女の唯一の悩みが胸の大きさ。貧乳である。
なによりも妹を可愛がるが同時に負けている胸の大きさでコンプレックスも。
偽・ワイズ
name[ジョニー・K]
ACname[ギース]
有名なレイヴンだな、お前も名前くらいは聞いた事があるだろう。
被撃墜王としてその名を馳せる、そのやられっぷりには同情もわかないな。
相手ACや任務内容によって機体構成を変えるが、見当違いな武装をすることもある。
また、コアパーツだけは変えないという変なこだわりまでも持ち合わせる。
アリーナでもことごとく敗北する奴だが、打たれ強い一面も持つ。
どんなに機体を木っ端みじんにされようとも生き残るしぶとさを持ち
翌日には既にACを組み上げ、またやられに行くというタフな野郎だ。
また、こいつのACをくみ上げる異常な迄の早さの秘密を狙うレイヴンも居る。
こいつ、ここまで弱くてどうやってレイヴンとしてやっていけているのか謎だ。
最近じゃ達成率が低すぎる所為で依頼もまともに受けられないはずだが。
飼っているAMIDAの餌代の為にレイヴンになったという噂は本当なのか…?
偽・ワイズ
name[ストラックサンタ]
ACname[クルシミマス]
一年に一度だけクリスマスの聖夜のみに現れる謎の存在だ。
無数に現れ、幾多の都市を防衛するといったなんとも理解しがたい行動を取る。
都市防衛を行うのなら何故年に一度だけなのか、本来も目的は別なのだろうか。
この謎のAC、上位ランカー並の戦闘力を持ち、その上数も多い。
よって、彼らの防衛網は例えレイヴンであろうとも突破を許さない。
素性、目的を把握しようとして数多くの企業が防衛網突破に試みた。
だが、彼らについて知り得たのはその圧倒的な強さ、それだけだったという。
同一機体が多数目撃されていることからアーキテクトのAI実験との噂も。
だが、現状ここまでのAIを組む事のできるアーキテクトは存在しない。
彼らから襲いかかってくる事は無く、手出しさえしなければ何の害もない。
余計な詮索はしないことだ、命が惜しくないなら別だがな。
偽・ワイズ
name[セイ・トーディス]
ACname[ナチュラルリスン]
元アリーナ3位として君臨していたレイヴンだ。
人柄・容姿も良く、アリーナでの人気はかなりのものだった。
オペレーターと恋人関係にあったなんて噂もあったようだ。
彼は絵にかいたような優しい人、という性格。
護衛任務を得意とし、完璧な護衛をこなしてきた。
彼に護衛を頼めば安全は保障されたも同然、そういうレベルだ。
だが、とある護衛任務中に彼のACは破壊され本人も行方不明となった。
彼が護衛任務を失敗したのはこの事件が最初で最後。
彼のACを破壊したのが例のブラッドセラフというACだ。
彼の生死は定かではないが、未だに消息が掴めていない。
ファンの間では生きている、というのが定説だが。どうだろうな。
偽・ワイズ
name[センティングウルフ]
ACname[ソルティードッグ]
特殊な機体を操る、中堅に位置するレイヴンだ。
使用者の少ない射突型ブレードを愛用する。
レイヴンの中には彼のように実用性等を無視して一種の武器を愛好する者も多い。
機体の特性上、大型の目標を破壊する技能に長ける。
単純な威力だけなら最高クラスを誇る武器である、が故にバランスが悪いのだが。
彼もこれを熟知しているらしく、不要と判断した場合はすぐに捨て去る事も。
戦況把握能力と自己判断能力が高い事が予想される。
困っている人を見ると放っておけない質らしく、世話好きでもある。
だが、その性格が災いしてトラブルに巻き込まれやすい。
レイヴン同士の衝突等には彼が一枚絡んでいることも珍しくない。
弟もまたレイヴンだが、彼ほど情に厚くはないとか。
偽・ワイズ
name[ソロ=ルイ]
ACname[エイスティブス]
アリーナで活躍する数少ない女性レイヴンだ。
特徴的なカラーリングを施したACでかなり目立った存在だった彼女。
しかし、以前は文字通り「目立つ」だけであった。
そんな彼女が才能を開花させ、急成長をとげたのはごく最近のことだ。
占いが趣味、オレンジジュースと甘いモノが大好きだ、と彼女は語っている。
専属オペレータと仲が良く、息のあった任務遂行には定評がある。
また、二人で楽しげに甘いモノに舌鼓を打つ姿も良く見られるようだ。
彼女もだが、上位ランカーは急激な成長を遂げた結果であるレイヴンが多い。
一時期、或いは最初。伸び悩み、ある日突如としてその才能を開花させる。
新たな力を求めるのなら、アリーナへ参加する事を俺はお勧めするね。
偽・ワイズ
name[ディサイダー]
ACname[ハンマーオックス]
レイヴン歴の長いベテランレイヴンだ。
かつては新人の面倒見が良い、人気の高いレイヴンだったが。
アリーナで起こった様々な要因により性格が一変、新人を蹴落とす存在に変貌。
主にアリーナで活動する彼だが上位を目指そうといった動きはない。
期待される新人と積極的に戦闘し、完膚無きまでに叩きのめす。
自らの虚栄心・自己満足の為だけに戦うなんとも心の貧しい男だよ。
以前の彼からは想像もつかない変わりようだ、それほど色々あったようだが。
最近、新人を潰すその様からアリーナの洗礼、とまで言われるようになっている。
上を目指すには超えなければならない壁だ。どうやらかなり頑丈な壁のようだ。
事実、アリーナに新規参戦した新人はことごとく彼に敗れ去っている。
これを読んでどう感じるか解らないが。個人的に好感の持てないレイヴンだな。
偽・ワイズ
name[デイスキャリアン]
ACname[グラーディアプローブ]
行方不明となった兄を探す為にレイヴンになった女性だ。
兄のガレージに残されていたパーツを組み上げたものが現在の彼女の愛機だ。
彼女の兄は腕利きレイヴンであった為、彼女の愛機の出来は上々だ。
機体はよいものに仕上がっているが、状況判断が甘く。戦果は微妙だな。
単機でのアリーナ・任務共に満足いく良い結果を残せないでいるようだ。
だが、指示通りに的確に動く事ができる為僚機としては優秀だ。
彼女が部下の場合、指揮官の指揮能力は十二分に発揮出来るだろう。
自信がない事への反動か、周囲に強気な発言をする彼女だが。
周囲よりも未熟な自分に対して言い聞かせる意味合いの方が強いようだ。
現在、鍛錬を積み一人前のレイヴンになるべく奮闘中だ。
彼女の心情としては今すぐにでも兄を探したいのだろうが、まだ実力不足だな。
偽・ワイズ
name[ティラ]
ACname[デモリッシュ]
完全に規格外のACを操る強化人間レイヴンがいる。
本来左手に装備するはずのブレードを右手に装備し主力武器として扱い。
特殊機構[ブレードホーミング]と呼ばれる技術で高い命中精度を誇る。
ブレードだけでなく全体的に命中精度は高く、ほぼ必中といえる。
こんな常識はずれのACを意のままに操る戦闘能力は計り知れない。
おそらく…現状のレイヴン単機で太刀打ち出来る者は居ないだろう。
正規のレイヴンとして登録されてはいるものの素性は一切不明だ。
実は女性であるとか、企業が秘密裏に造ったレイヴンに対抗する為のAIだとか。
このレイヴンにまつわる噂は多い。が、どれも信憑性は薄い。
今迄の情報を纏めると。2機以上で組むレイヴンを襲撃するらしい。
にもかかわらずこいつと戦って生き残ったレイヴンは一人しか居ない。
お前がこいつと出会わない事を祈るばかりだ。
偽・ワイズ
name[ドミニオン]
ACname[ジャスティスハンマー]
最強の兵器を操りつつも反戦派を名乗るレイヴンの1人。
地上最強の兵器を操る傭兵であるにもかかわらず反戦派は多い。
そして、彼らの殆どが少々可笑しい理屈・理論で活動する。
「戦争する者と物があるから戦争は起こるんだ。
なら全ての[戦争]を破壊すればいい」とは彼の弁。
基本的に破壊活動を主に行う依頼を請け負う。
全ての兵器・施設など彼が不要と判断したものすべてを破壊し尽くす。
レイヴンとしての腕はかなりのもので、狂気的にあらゆるものを破壊できる程。
こんな彼だが、普段はとても物腰柔らかで好感の持てる好青年である。
この激しい戦争嫌悪は唯一の肉親である姉を失った事が起因しているようだ。
彼の理想がどうあれ、強力なレイヴンである事は間違いない。
偽・ワイズ
name[ニコル・アファン]
ACname[クイーン]
通称[女王]と呼ばれるレイヴンだ。由来は機体名だろうな。
全てのパーツがミラージュ製品で組み上げられたACを扱う。
かといってミラージュに特別加担しているような様子は無い。
理由は不明だがレイヴン[マグナ]を敵視しているらしいとの情報を得た。
他にも[マグナ]は様々なレイヴンと接点を持っている、一体なんだってんだ。
アリーナには参戦しておらず、純粋に企業からの依頼をこなすレイヴンだ。
戦いを嫌うのかと思いきや、任務中にACを発見した場合、積極的に勝負を挑む。
彼に狩られたレイヴンは少なくない。腕も一流であり尚更たちが悪い。
レイヴンと戦う事を好むようだが、何故アリーナに参戦しないのかは謎だ。
見世物の戦いを嫌う。相手を殺せないから。等の噂が広がっているようだな。
遭遇した敵全てと戦うが彼を凌ぐレイヴンは少なくない、長生きしそうにないな。
偽・ワイズ