そうだ、冷静に考えよう。冷静に考えれば突破口は見つかる筈だ。
いつだってそうしてきた。それで切り抜けてきたじゃないか。
今回もきっと…きっと…きっと…………駄目だ、見つからねぇよ。

「ぶぅわ…ゲホ、ゲホ…」
上から土砂が大量に降ってきた。

「やめろ、ぶぅわは…ふざけ…ゲホ、ゲホ…」
容赦なく降り注ぐ土砂のせいで声が上手く出せない。

あっという間に腰の辺りまで埋まってしまった。
もう身動きすら取れない。マジでヤバイ…

2人とも楽しそうに土砂の雨を降らしてきやがる、本物の外道だ。
「安心しな、あのACは俺たちが使ってやるよ!」
ズベンと呼ばれる男が厭らしい笑みを浮かかべながら言った。
「ふざけん…ゲホ、ゲホ…グローランサーは…ゲホ、ゲホ…」

苦しそうな俺の姿を楽しみながら奴らは作業を続けた。
もう…首の辺りまで埋まっている。

どうしてこんな事に…確かにSPアリーナに勝って
多少は調子に乗っていたかもしれない。
でも、生き埋めにされる程の事か?

目立っているというだけで、こんな事になるなんて…
AC学園は普通の学校とは違うと理解していたが、これ程とは…
俺はAC学園を甘く見ていた…後悔が…遅すぎる…

「そろそろ終わりかな?」
それが最後に聞こえた言葉だった。


-END-





★隊長とトロットの説教部屋★

隊長「また死んだのか…」
トロット「それにしても酷い、埋められちゃいましたね。」

隊長「ドミナント足る者、常に警戒を怠ってはならん。」
トロット「流石です、隊長!一片の隙もありません!」

トロット「洋平君、普段は用心深いのに簡単に誘き出されちゃいましたね。」
隊長「これが慢心というやつだ。貴様は調子に乗ると直ぐに失敗する。」

隊長「普通、落とし穴に落ちる以前に気付くだろ。」
トロット「かなり怪しい展開でしたよね、隊長。」

隊長「読んでくれている人は100%罠だと分かっていただろうな。」
トロット「ACお約束の騙して悪いがイベントだった訳ですね。」

隊長「さあ、戻ってやり直せ。」





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