俺はACネクストのパーツ開発者だ。ただし、武器とかフレームじゃない。
使われてるけど表示されない、そんなパーツだ。
ただの妄想パーツだと理解しながらネタ程度に読んでくれ。

俺が作っているのはコネクタ。パーツとパーツを繋ぐ部品だ。
必要か?と思う奴も多いと思うが、これが無いと望んだ機体が組めない・動かないという事態に陥る。
その理由は簡単。それぞれの企業に接続規格があって上手く噛み合わないんだ。
PS2のコントローラ接続口に任天堂64のコントローラは刺さらない、それと一緒だな。
企業の立場だが何だか分からないが迷惑なことだよ。

コネクタの使用例だが、アリーヤのコアとサンシャインの脚部を使いたいとする。
アリーヤのコアに採用されている接続規格はレイレナード規格。
サンシャインの脚部はGA規格と呼ばれている。
実はこの二つ、そのままじゃ接続出来ないんだ。
その二つを繋ぐ為に間に挟んだり、パーツの一部を取り替えてしまったりする。
面倒だから使うな!と言いたい所だが、命を懸けて戦う奴にそんな事も言えない。
付けてくれと言われたら、付けられるようにするしかない。

簡単そうだなと思わないでくれよ。
エネルギー供給・パーツの干渉・剛性・耐久性など、繋ぐだけのパーツとは言え、求められる要素は沢山ある。
元のパーツの性能を落とさず、繋げるってのは本当に難しいんだ。

コネクタのイメージは大体掴んで貰えたと信じてこれから接続規格の説明をさせてもらう。
接続規格は大まかにはこう分類される。

レイレナード規格
BFF規格
インテリオル規格
GA規格
オーメル規格
アスピナ規格
ラインアーク規格

これらは時代、パーツによって更に細かく区分される物もある。
今からそれぞれの規格を説明するよ。

まず最初にレイレナード規格。
レイレナード社、アクアビット社が採用していた規格だ。アリーヤやランスタンのそれだな。
陣営上の関係でリンクス戦争以前からインテリオル規格及びBFF規格と互換性を持っている。
その一方でオーメル規格、GA規格、アスピナ規格、ラインアーク規格とは合わない。
しかし、時代の流れかレイレナード社が壊滅した後にオーメル社、トーラス社がそれぞれに対する正式な接続パーツを発売している。
企業は滅んだが接続パーツには恵まれた規格だな。
アスピナ規格とラインアーク規格は問題児なので後で纏めて説明させてもらう。


次にBFF規格だ。
こいつを使っていた企業は崩壊前のBFF社だけだ。
再建後のBFF社製パーツはGA規格で生産されている。
現在でBFF規格のまま市場に流通しているパーツは無い。事実上、消滅した規格だ。
一応解説しておくがレイレナード規格との互換性あり、インテリオル規格とも接続パーツが販売されていた。
オーメル規格・GA規格とは互換性なし、接続パーツも無いが必要とされる事も無いわけだ。


インテリオル規格については内訳が激しいパーツ郡だ
使用している企業はインテリオル社、アルドラ社、トーラス社だがそれぞれがまた……
全体的な点としては前記したとおりレイレナード規格との互換性があり、BFF規格とも正式な接続パーツが発売されていた。
ここから分かれるのだが近年のインテリオル・アルドラ社製のパーツにはオーメル規格との互換性がある。
しかしトーラス社はアルギュロスでそれを拒否、オーメル規格との互換性を持っていない。
それ以前に作られてた接続パーツをインテリオル社が再生産という珍事に至った。
GA規格との接続パーツはなぜかアルドラ社が生産・発売している。
ミセス・テレジアやレイレナード-GA接続パーツから分かる通り、製造に最も近いのはトーラス社なのだがこれまた製造を拒否。
低価格・高互換性を売りにセルドナーを発売したアルドラ社がデータを受けて作っているのだろう。
また上記の理由からか、アルドラ社製のセルドナーはBFF規格に対応していて互換パーツが不要だ。
流石はACSに優れるアルドラ社、と言いたい所だが正直無駄な努力だ。

よって一言でインテリオル規格と纏めているが、正確には
インテリオル規格・アルドラ規格・トーラス規格(=旧インテリオル規格)と分ける事が出来る。


GA規格についてだ。
使用しているのはGA社、有沢重工、現BFF社、それと滅んだGAE社だな。
レイレナード規格との接続は先に書いたようにトーラス社が発売している。
GA関係者には販売してくれないようだが俺達には関係ない話だ。
BFF規格との接続パーツは一時期生産するという噂もあったがBFF社製のパーツをGA規格にする事で自然消滅した。
インテリオル規格・オーメル規格との接続パーツは俺達が一から作っている。
年代ごとに規格に変化があるでもなく、自社製の接続パーツがあるわけでも無い。
その理由が世界最大企業としての自信か、ネクスト技術の無さ故か。
何にせよ俺達にとっては仕事を作ってくれる連中だ。


オーメル規格を使用しているのはオーメル社、ローゼンタール社、イクバール社だ。
もう十分書いているがレイレナード規格とは接続パーツを販売しているし、現在流通している製品はインテリオル規格と互換性がある。
BFF規格とのパーツは不要、GA規格との接続パーツは俺達が作っている。
他の規格との例外的な要素としてはアスピナ規格との互換性を持っている事だな。
正確に言えばアスピナ規格にオーメル規格との互換性を"持たせた"だろうが。


最後にアスピナ規格とラインアーク規格についてだが、双方とも実験機或いはワンオフ機だからか互換性はほぼ皆無。
接続パーツの販売も一切無しという異常っぷりだ。
仕事をくれる。と思えば良いのかもしれないが
ホワイト・グリントのコアを使用して他のパーツを他社製なんて事になれば莫大な仕事量に泣きそうになる。
前回は丸々2週間家に帰れなかったよ。全く苦労する規格達だ。


以上でそれぞれの規格の説明は終了だ。
ここで書いたのはフレームパーツだけだが、他にもブースターやジェネレーター、各種兵装、格納関係で更に裏事情があったりする。
俺の仕事もそちらが大半を占めているのだが、如何せん数が多過ぎて書ききれない。
そこら辺は個人個人の想像で埋めてくれ。
何時か機体を作る際にこの文を思い出してくれれば幸いだよ。





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