[トレーニングに参加してほしい]
俺にある一通の奇妙なメールが届いた
俺は強くなれればいいやと思い、戸惑いなくそれを承諾した
だが、それは地獄の始まりだった……

「メール内容の場所に来たけどなんにもないぞ……」
「騙されたのか?」
そう思ったとたん空から何か降ってきた
ACだ!
「ACなんて聞いていないぞ!」
敵は攻撃してきた
「何で攻撃してくるんだよ!」
敵の攻撃はどんどん増し、俺は撃破されてしまった
「一体何なんだ
 なぜ俺が撃破されなければ……」
俺は気絶してしまった


「う~ん……」
「うん……なんだここは?」
「俺は確か……そうだ、空から降ってきたACに撃破されたんだっけ」
「で、何で俺がここにいるんだ?」
そういうと部屋のスピーカーから声がした
「よく来てくれた
 ここが約束のトレーニング場だ
 ちょっと連れてくるときに手荒な真似をしたことは謝ろう
 が、ここにいれば強くなれるだろう
 健闘を祈る」
「っておい!
 何だよそれ!
 ちゃんと説明しろよ!」
スピーカーからは何の音もしない
俺はため息をつく
「いい話にはホイホイ着いていくなってだれかが言ってたっけ……
 愚痴っても仕方がない
 とにかく部屋を見ようかな」
部屋にはガレージへの道がひとつ
食料は……すごくある
これだけあれば1年は持ちそうだ
あとは机とイス
トイレに風呂もしっかりある
これだけあれば生活には困らないだろう
部屋の確認も終わったからメインのガレージに向かうことにした


「なんじゃこりゃぁぁぁぁぁ!」
驚くのも無理はなかった
ガレージには大量のパーツと自分の機体が置いてあったからだ
「これだけあれば最強の機体が作れるかも……」
「いや、俺はトレーニングに来たんだ
 そんなやましいことは思ってはいけない
 だけどアリーナもあるっぽいし、いいかもな……」
ガレージもすごかった
広いガレージに、大量のパーツが確認できるモニター
そして、テストもできるようにヴァーチャル訓練もできるようになっている
端末には、トレーニングとアリーナの項目があった
「まだアリーナに行くほどの実力ではないな
 とりあえず機体を組まなきゃな!」
ガゴン……
俺の機体が機体構成状態に入った
「それにしてもたくさんのパーツ
 何から手をつけていいか分からんぞ」
「訓練を見てから機体構成をしようかな」
「なになに…… ターゲットを狙い打つだけか……
 それなら速くて当たるスナイパーライフルにするか」
「といってもいっぱいあるな
 適当につけるか」
ガゴン!
右手にCR-WR73RSを装着した
「何か基本っぽいし大丈夫だろう」
「じゃあ、トレーニングを申し込んでと……
 ACに乗っていればいい?
 どっかにいく必要はないのか
 楽な話だ」
[メインシステム トレーニングモード起動します]
「これは射撃のトレーニングです
 一定時間以内に、出てくるターゲットを撃墜してください」
「この辺は予習してあるから大丈夫だろう」
「では、始めます」
バシュン!
ターゲットが次々と出てくる
俺はそれを的確に射撃していく
ビーッ!
「お疲れ様でした
 トレーニングを終了します」
[メインシステム 通常モードに移行します]
「終わったか…… 何? ランクがつけられるのか
 何のランクなのかな~」
「ブロンズだと…… そんなバカな……
 そうだ、これは現実じゃない
 現にほっぺをつねっても…… 痛い……
 現実か……」
とりあえず一項目を終わらせることにした
「今回はターゲットが変わっています」
「それ以外同じなのかよ!
 それなんて言う手抜きだよ! おい!」
「今回は……」
「聞き飽きたよまったく……」
「で、見事にならんだブロンズたち……
 これはどうしようもないな……」
で俺は着々とクリアしていった

「おい! なんだよあれ!
 速すぎるじゃないか しかもグレ撃ってくんな!
 うわぁぁぁぁ反動で足が止まるぅぅ!」
「ただでさえ難しいノーロックにノーレーダーだと……
 こんなのできるかぁぁぁ!」
「はははははは
 今まで訓練してた俺にはこんなの楽勝さ~」
「タンクTUEEEEEEEEEEEEEEE!
 ACがあっという間に消し飛んだぜ」
「あっ、失敗しちまったぜ
 NiceJokeだと……
 なんということを言ってくれる」
「何かいっぱいパーツ集まってきたぞ
 これは楽しいな」
「そろそろ一年か……
 いつになったら解放されるのかな……」
「はぁはぁ…… あとトレーニングは一個
 これでやっと俺は最強になれるんだ……」


「トレーニングを始める
 これで我々のプログラムはすべての計画を完了する
 では健闘を祈る」
ビーッ
「ここまで来た俺に敵はいない!」
どんどん敵を撃破していく
ヘリがミサイルを撃ってくるが、華麗に回避しスナイパーライフルを打ち込む
「敵の全滅を確認
 ゲートのロックを解除する
 今回は我々が用意した最終ターゲットを配置した
 力を見せてもらおうレイヴン」
「望むところだ!」
「何だあの赤いACは……
 動きが全然違うじゃないか
 くそっ! 全然当たらない」
その赤いACは今までのものと別次元の強さだった
高機動に加え、高火力といった最強という名にふさわしいACだった
「このままではやられてしまう」
「どうすればいいんだ……」
「今までの訓練を思い出せ……」
「速い相手にはロックを合わせるだけでいいんだ!」
俺は的確に攻撃していった
敵の攻撃をもろともせずに俺は攻撃していった
「敵の撃破を確認」
「終わったのか
 長かったな……
 これでやっと帰れるのか……」
「おめでとう、君には最強の称号"Nine Breaker"を授けよう」
「Nine……Breaker……? 9を打ち破るもの……?」
「今まで良く頑張ってくれたレイヴン」
「ゆっくり休むといい」
そう言われたとたん、俺はコックピットの中で寝始めた

俺はまだその時は知らなかった
もうアークは壊滅していて、その存在は無くなっていたことを……
俺は寝続けた
すべてが終わったという安堵感に包まれながら……





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