ミラージュ研究員たちの話
「くそっ!クレストにACのフレームはすべて先を越された!
レイヴンズアークの新人レイヴンに渡されるACに採用されたのはFCSだけだ!
これでどうしろってんだ!」
その時男たちは焦っていた(なぜFCSが採用されたと言うと、フレームを作る時間がなく内装を先に研究していた)
自分たちも考えていたACが、クレストに先に発表されてクレストのものになっていたからだ
「仕方ない。何か新しい技術を取り入れよう。俺たちは俺たちのACを作るんだ!」
そのありがちなキャッチフレーズは研究員たちに大きな希望を与えた
「まずフレームからだ。クレストは何かと角ばっていて、何か普通のロボットだ。
俺たちは逆に丸くしよう。」
そう考えていった
試行錯誤を繰り返したうちに頭部パーツが完成した
「で…試作品の頭部パーツができたわけだが…
なかなかいい出来じゃないか、見た目も性能もクレストものと大違いだ。」
次は脚を考えることにした
「まず、それなりに物は載せたいな。そして、それなりに装甲も欲しいな。
やはりロボットといったら王道の二脚だろう。一番人間らしいしな。」
そいうコンセプトで開発していった
しかしこれは思うようにはいかず、やはり人型とは難しいものだなと実感した
ついに試作品の脚部が完成した
「いい脚部だ!これはクレストに劣らないカッコよさで新人レイヴンを虜にするに違いない!」
何か的外れな発言だが満足だった
「次は腕だ。やはり腕がなくては物も持てんし、武器も扱えん。これはやっぱり重要だぞ。
で、肝心なコンセプトは好きなようにやろう、そのかわり俺たちのデザインは忘れるなよ。」
好きなようにやれると言うので、研究者たちは次々と意見を出した
その意見交換は朝まで続いた
「眠いが…試作品ができたようだな…なかなかいい出来じゃないか…
俺は少しデザインが気に入らないがな…zzz」
寝てしまった
まったくこの上司はいいことを言うが、デザインしか頭がないんじゃないか?と研究員たちは思った
仕方がないので、今日はみんな帰ることにした
次の日
「昨日はよく寝た。今日も張り切っていこう!
次はコアだ。これが一番重要だぞ。なんたってARMOERD COREだからな。
クレストみたいな普通のコアは要らない。
俺たちは俺たちの独特の機能を付けたコアを作るんだ。」
と言われても困るんだがな、全く上司は楽だなと思っていた
しかしこちらも研究員、プライドも意地もある、完成させてやると思った
「まず、普通のコアではいけないと言われていたな。
普通じゃないコアか…クレストのコアが普通と考えよう。
そういえば、クレストはオーバードブーストとやらを完成させていたな。
ではこっちは逆にコアから攻撃できるようにしよう。
で、勝手に弾も回復できるようにすれば弾切れも心配する必要がなくなるから売れるだろう。」
この考えに研究員たちはものすごく感激した
クレストの勝てる物ができる、それだけで満足だった
研究員たちが頑張ったおかげですぐ完成した
「完成したのか!思ったより早かったな。お前たちが頑張ったおかげだ。
デザインはいいじゃないか!これは絶対に売れる!
なに?いくしーどおーびっと?なんだそれは?」
「コアの上に自立兵器を射出し、自動的に攻撃する機能です。
射出してない間は自動的に弾が回復していきます。」
「それはいい機能だ!これを売り出していけばわが社はトップに踊りたてるぞ!」
私たちは非常に満足していた
なぜなら念願の[自分たちで作ったかっこいいロボット]が完成したからだ
その日の夜はは飲み会だった
みんな朝まで楽しそうに飲んでいた
「まさか俺の言ったことが本当になるとは…」
数日後、わが社の商品は売れに売れクレストを抜いてシェアは一位になっていた
AC関連の部署の研究員たちは胴上げを受けていた
「やったな。」「よくやった。」「わが社の宝だ。」
そんな言葉が飛び交っていた
研究員たちもよく現状が飲み込めてないようだ
だが、クレストを抜いたという達成感は何事にも代えがたい快感があった
「これからもいいパーツを開発して、クレストを追い込むぞ。」
「あの上司がデザイン気にしてなかったら売れてなかったと思うぜ。
その点だけは上司に感謝してるぜ。」
それが研究員たちの言葉だった
「くそっ!クレストにACのフレームはすべて先を越された!
レイヴンズアークの新人レイヴンに渡されるACに採用されたのはFCSだけだ!
これでどうしろってんだ!」
その時男たちは焦っていた(なぜFCSが採用されたと言うと、フレームを作る時間がなく内装を先に研究していた)
自分たちも考えていたACが、クレストに先に発表されてクレストのものになっていたからだ
「仕方ない。何か新しい技術を取り入れよう。俺たちは俺たちのACを作るんだ!」
そのありがちなキャッチフレーズは研究員たちに大きな希望を与えた
「まずフレームからだ。クレストは何かと角ばっていて、何か普通のロボットだ。
俺たちは逆に丸くしよう。」
そう考えていった
試行錯誤を繰り返したうちに頭部パーツが完成した
「で…試作品の頭部パーツができたわけだが…
なかなかいい出来じゃないか、見た目も性能もクレストものと大違いだ。」
次は脚を考えることにした
「まず、それなりに物は載せたいな。そして、それなりに装甲も欲しいな。
やはりロボットといったら王道の二脚だろう。一番人間らしいしな。」
そいうコンセプトで開発していった
しかしこれは思うようにはいかず、やはり人型とは難しいものだなと実感した
ついに試作品の脚部が完成した
「いい脚部だ!これはクレストに劣らないカッコよさで新人レイヴンを虜にするに違いない!」
何か的外れな発言だが満足だった
「次は腕だ。やはり腕がなくては物も持てんし、武器も扱えん。これはやっぱり重要だぞ。
で、肝心なコンセプトは好きなようにやろう、そのかわり俺たちのデザインは忘れるなよ。」
好きなようにやれると言うので、研究者たちは次々と意見を出した
その意見交換は朝まで続いた
「眠いが…試作品ができたようだな…なかなかいい出来じゃないか…
俺は少しデザインが気に入らないがな…zzz」
寝てしまった
まったくこの上司はいいことを言うが、デザインしか頭がないんじゃないか?と研究員たちは思った
仕方がないので、今日はみんな帰ることにした
次の日
「昨日はよく寝た。今日も張り切っていこう!
次はコアだ。これが一番重要だぞ。なんたってARMOERD COREだからな。
クレストみたいな普通のコアは要らない。
俺たちは俺たちの独特の機能を付けたコアを作るんだ。」
と言われても困るんだがな、全く上司は楽だなと思っていた
しかしこちらも研究員、プライドも意地もある、完成させてやると思った
「まず、普通のコアではいけないと言われていたな。
普通じゃないコアか…クレストのコアが普通と考えよう。
そういえば、クレストはオーバードブーストとやらを完成させていたな。
ではこっちは逆にコアから攻撃できるようにしよう。
で、勝手に弾も回復できるようにすれば弾切れも心配する必要がなくなるから売れるだろう。」
この考えに研究員たちはものすごく感激した
クレストの勝てる物ができる、それだけで満足だった
研究員たちが頑張ったおかげですぐ完成した
「完成したのか!思ったより早かったな。お前たちが頑張ったおかげだ。
デザインはいいじゃないか!これは絶対に売れる!
なに?いくしーどおーびっと?なんだそれは?」
「コアの上に自立兵器を射出し、自動的に攻撃する機能です。
射出してない間は自動的に弾が回復していきます。」
「それはいい機能だ!これを売り出していけばわが社はトップに踊りたてるぞ!」
私たちは非常に満足していた
なぜなら念願の[自分たちで作ったかっこいいロボット]が完成したからだ
その日の夜はは飲み会だった
みんな朝まで楽しそうに飲んでいた
「まさか俺の言ったことが本当になるとは…」
数日後、わが社の商品は売れに売れクレストを抜いてシェアは一位になっていた
AC関連の部署の研究員たちは胴上げを受けていた
「やったな。」「よくやった。」「わが社の宝だ。」
そんな言葉が飛び交っていた
研究員たちもよく現状が飲み込めてないようだ
だが、クレストを抜いたという達成感は何事にも代えがたい快感があった
「これからもいいパーツを開発して、クレストを追い込むぞ。」
「あの上司がデザイン気にしてなかったら売れてなかったと思うぜ。
その点だけは上司に感謝してるぜ。」
それが研究員たちの言葉だった