俺はしがないクレスト社の研究員
その時俺は昔のことを思い浮かべていた
それはまだACが無くMTしかなかった時代だ
それはとてつもなく大きかった
人間なんて目じゃない大きさだった
俺はそいつにあこがれて、クレスト社に入社した
数年頑張ったおかげで、やっとそいつに関わることができた
そいつのことを知るのはとても楽しかった
そいつのことを考えるのもすごく楽しかった
だけど俺はそいつが人殺しに使われるなんてことは微塵にも考えたことはなかった
ある日
俺の考えたのが採用された
それはMTをパーツごとに分割して組み合わせるというものだった
その構想によりMTは確実に汎用性が上がることになる
その計画は着実に行われていった
自分の考えたものが採用されたので俺は猛烈に働いた
それが将来人殺しの道具に使われることも知らずに…
ついに試作段階のものが完成した
それはCored-MTと名付けれられた
それはとてつもなく便利だった
ある時は重武装にして警護し、ある時は軽くして物を運ぶことができる
まさに夢のロボットだった
俺もそれを見るのは楽しかったし作るのも楽しかった
さらに便利にしようと考えていた
だから俺は働き続けた
念願のCored-MTが完成した
それはARMORED COREと名付けられた
直訳すると武装した魂となる
それはまさに俺の魂のこもったロボットだった
その性能は、はるかにCored-MTより上だった
俺はどんどんACのパーツを作り続けた
ついにそれが人殺しの道具として完成されたということも知らずに…
ある時レイヴンズアークというものが結成された
その組織の内容は、ACに乗る傭兵をレイヴンとして各企業に派遣するというものである
俺はその組織に反対した
自分のものは自分で守る、そう考えていた
だけどそれは通らなかった
その計画は着々と進み、各企業にレイヴンは関係していった
俺は非常にむなしかったが、パーツを売る相手ができたので何とも言えなかった
ある時俺は見てしまった
俺のACが人殺しに使われている現場を
それは壮絶だった
ACがMTを蹂躙し、次々とMTを倒していく現場だった
ACは人も踏み潰し、足のパーツは血まみれだった
俺はその光景を信じることはできなかった
その時から俺はレイヴンを言うものがさらに嫌いになった
ある日俺は上司にAC関連の計画から外させてくれと頼んだ
上司は非常に困っていたが、何とか外させてもらった
それで俺は満足だった
人殺しの道具に関わるのがもう嫌だったからだ
退社はしなかった
俺も生活がかかっていて、仕事がなくなったら食っていけなくなるという切実な事情もあるからだ
あの日から俺は他の部署で働いている
前ほどの給料ではなかったが、非常に満足している
もう二度とACには関わりたくないと思っている
その時俺は昔のことを思い浮かべていた
それはまだACが無くMTしかなかった時代だ
それはとてつもなく大きかった
人間なんて目じゃない大きさだった
俺はそいつにあこがれて、クレスト社に入社した
数年頑張ったおかげで、やっとそいつに関わることができた
そいつのことを知るのはとても楽しかった
そいつのことを考えるのもすごく楽しかった
だけど俺はそいつが人殺しに使われるなんてことは微塵にも考えたことはなかった
ある日
俺の考えたのが採用された
それはMTをパーツごとに分割して組み合わせるというものだった
その構想によりMTは確実に汎用性が上がることになる
その計画は着実に行われていった
自分の考えたものが採用されたので俺は猛烈に働いた
それが将来人殺しの道具に使われることも知らずに…
ついに試作段階のものが完成した
それはCored-MTと名付けれられた
それはとてつもなく便利だった
ある時は重武装にして警護し、ある時は軽くして物を運ぶことができる
まさに夢のロボットだった
俺もそれを見るのは楽しかったし作るのも楽しかった
さらに便利にしようと考えていた
だから俺は働き続けた
念願のCored-MTが完成した
それはARMORED COREと名付けられた
直訳すると武装した魂となる
それはまさに俺の魂のこもったロボットだった
その性能は、はるかにCored-MTより上だった
俺はどんどんACのパーツを作り続けた
ついにそれが人殺しの道具として完成されたということも知らずに…
ある時レイヴンズアークというものが結成された
その組織の内容は、ACに乗る傭兵をレイヴンとして各企業に派遣するというものである
俺はその組織に反対した
自分のものは自分で守る、そう考えていた
だけどそれは通らなかった
その計画は着々と進み、各企業にレイヴンは関係していった
俺は非常にむなしかったが、パーツを売る相手ができたので何とも言えなかった
ある時俺は見てしまった
俺のACが人殺しに使われている現場を
それは壮絶だった
ACがMTを蹂躙し、次々とMTを倒していく現場だった
ACは人も踏み潰し、足のパーツは血まみれだった
俺はその光景を信じることはできなかった
その時から俺はレイヴンを言うものがさらに嫌いになった
ある日俺は上司にAC関連の計画から外させてくれと頼んだ
上司は非常に困っていたが、何とか外させてもらった
それで俺は満足だった
人殺しの道具に関わるのがもう嫌だったからだ
退社はしなかった
俺も生活がかかっていて、仕事がなくなったら食っていけなくなるという切実な事情もあるからだ
あの日から俺は他の部署で働いている
前ほどの給料ではなかったが、非常に満足している
もう二度とACには関わりたくないと思っている