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4~faをやっていないから、結構妄想はいってるが、許シテホシイデス。

レイヴンとは一線を画する存在であり、
操縦者すらも兵器の一部として稼動する。
自分はアレゴリーマニュピレイトシステム、略してAMS適正があると判断され、
様々な処置を受け、リンクスとなった。

どうやら、強化人間と似通ったものらしいが、
これは誰にでも適正があるというわけではないらしい。
そのためか、特に適正数値が高い人間ほど、
企業は喉から手が出るほど求めるらしい。

そんなリンクスとなって数日後。
つい最近試作段階に入ったと言われる、
リニアシートシステムのテストパイロットにまで認定され、
今、丁度そのテストの概要について説明を受けているところだった。

ブリーフィングルームで説明を受ける。
専属のオペレータと二人きりの空間は、それほど珍しいくもない。

「で、今回の実験とはいかなものだろうか。
オペレータ、どうした。顔が妙に赤いぞ」

手にした資料をぺらぺらとめくりながら、
みるみると顔が赤く変色していく。
さすがに様子がおかしい。
いつもだったら、平然と依頼の内容を説明し、
「躊躇無く殺していただいて結構です」などと無表情で口にする女だ。


「いえ、あの。そのですね、今回の実験内容なんですけども・・」
首をかしげる。
熱でもあるのだろうか。というか、なんでそんなに落ち着きがないのだ。
手にした資料を抱きながらモジモジしはじめ、俯いてしまっている。

「い、いいから。これを見てください」

ブリーフィングルーム中央のモニターに光が灯る。

「・・・おい、オペレータ。どういうことだ、このシステムは」
さすがの自分も、示された図のあり方に愕然とした。

「・・・これが、あの。今回の実験だそうです」
そういって、また、オペレータは俯いてしまったのであった。





「これより、新型リニアシートの実験準備を開始する。
リンクスNo.52。期待しているぞ。しばらくはマニュアルを読んで待機していてくれ」

コクピットで大きな溜息をついた。
いくら効率よく戦況を把握し、さらに迅速な情報伝達が出来るといっても、
このシステムの異常性は近年稀に見ないほどの異常さを見せている。


「・・まあ、やらなきゃいけないんだろ。
そういう依頼だからな・・オペレータ。君はそれでいいのか」

複座式のリニアシート上部に腰掛けながら、
いまだ顔を真っ赤にしている。よくみれば、少し震えているようである。

「はい、これも、えっとその。依頼を受けたんですから、あの。
受けた依頼は真っ当するのが当たり前であって、えええと」

「わかった・・もう無理して喋るな」
心中察するよ、まったく。



実験開始まで時間がある。
オペレータに渡されたマニュアルを見ると、妙に官能的な図が並んでいた。

  • 情報高速伝達を目的とした新型リニアシート説明書-
1.AMS適正のあるものが、上下に配置されたシートの下部に座ってください。
2.次に、オペレータはシート上部に座り、外部接続装置を装着してください。
3.情報高速伝達を可能とするために、オペレータの思考をリンクスに接続します。
4.リンクスの思考や異常、変化などを知るべく、リニアシート上部を下部へ移動。
5.次に、オペレータは次のような姿勢で待機。
6.※都合により、説明できない体制が丁寧に記されている
7.最後に、リニアシートをお好みの位置へ移動させ、オペレータとリンクスの肉体を接続してください。


異常が手順となります。




「・・大馬鹿か!どこの変態企業だ、この野郎!」
リニアシートに腰掛ながら、マニュアルを放り投げ怒声をあげる。
なんて依頼だ。というか、これを考案した奴は馬鹿だとしか言いようが無い。

「オペレータ、依頼内容はメール受信と同時に説明されなかったのか?」
「いいえ、大方の説明はされていたのですが・・。
あの、本当に大まかに、リンクスとオペレータによる共同任務としか・・」


いつも強気なオペレータが、ここまで活舌を悪くし、真っ赤になる。
正直、このことだけでも大事である。


アナウンスが響く。
「これより、実験を開始する。
一応、リンクスには接続完了後にシミュレーションをしてもらう。
良いデータが取れることを期待している」

綺麗な女性の声の研究員が、嬉しそう言う。
お前か、お前だな。こんなもの開発したのは。



「それでは、これより新型リニアシートの性能実験テストを開始する」
そうして、仕方なく覚悟を決めたのであった。






「・・これも依頼。これも仕事だから。
がんばれ、がんばれ。痛くない、きっとすぐ終わる、すぐ終わる」

リニアシート上部からぶつぶつと呟く声が聞える。
それはそうだ。簡単に言えば、男女の性行をしながら操縦しろといっているようなものだ。
オペレータ、いくつだっただろうか。
見る限りだと20代前半といったところだ。
このような企業に引き抜かれるほどの人間だ、男付き合いがあったとも思えない。
まさか、最初のソレが実験で、とは思っても見なかっただろう。


「オペレータ」


「は、はひい!」
今までのミッションで聞いたこともない声をあげる。
それほどまでなのか。俺もヤキがまわったものだ。


「なんというかその。今ならまだ断れると思うんだが」
頭の後ろをかきながら、バツの悪そうな感じで呟く。
「い、いい、いえ。仕事、仕事ですから。
それにその。興味がなかったわけじゃないんで、いやあの聴かなかったことに!」

それ以上、オペレータは口を開くことはなかった。
もうこうなればやるしかない。これも仕事だ。割り切るしかあるまい。
恨むなよ、オペレータ。

メインモニターに映し出される、バーチャル映像。
ミッションを擬似的に体験できるよう、訓練用に開発したのだろう。
オペレータはコクピットに付くこともないだろうし、空中戦闘の映像処理に慣れる必要がある。


「では、オペレータのリニアシートを下部に接続。
接続が完了次第、疑似体験装置を作動させる」
女性研究員の声。こいつ、絶対に興味本位でつくったろう。

上部リニアシートが、自分の膝部分に下りてくる。
軽量かつ場所を取らない作りをしているらしく、すんなりとコクピット内を移動してみせる。

「あの」
オペレータがこちらの顔を覗き込む。
「よ、よ。宜しくお願いします」
もう、正直、ナニが何だかサッパリ解らなくなった気がした。

上部リニアシートで足を恥ずかしそうに広げ、そのまま秘部を曝け出すことになったオペレータ。
自分の視点からだと位置的に確認できないが、女性研究者はさぞかし満足な顔をしているのだろう。

そのまま、自分の秘部を曝け出す。
正直、この体制は死にたくなる。
リンクスが、空を駆ける傭兵がこのような醜態をさらすことになるとは。


リニアシートが下り、オペレータの秘部に接触する。
「・・ひ」
短く高い声をだすオペレータ。そりゃそうだ、無理もない。
まだリニアシートの制御がうまくいってないのか、
自分のソレとオペレータのアレが何度も擦れる。
「・・あ、あぁ?」
「お、オイ。ちゃんと制御しろ、研究員!」

わざとだ。俺がそう決めた。あいつは殺すリスト上位にランクイン決定だ。
リニアシートの動きが安定を取り戻し、
ゆっくりと下方に移動を始める。

「う、うううぅぅ」
オペレータが唸り声をあげると同時に、大変なことになっている部分は、
生々しい音を立てて少しずつ経路に進入を開始する。
「な、なんか!下腹部に!異物感が・・ああ!?」
なんだかよくわからない悲鳴をあげるオペレータ。
こっちも色々非常事態である。
「わかった、わかったから意味不明な言動は控えろ!」
こちらももはや、パニック症候群一歩手前の状態である。

リニアシートが、一気に下方へ移動する。
そう、くるか。そうなのか、研究員。



「――――――――――!」
表現できない、とにかく凄まじい悲鳴。
それとともに、自分の半身とオペレータの接続が完了する。
もう、殺してくれ。
リニアシート上部で、息を荒げているオペレータも、お疲れである。
「・・オペレータ、おい。大丈夫か」
この姿で声をかけるのはあまりに滑稽すぎる。
「・・・ええ、なんとか。これで、第一段階ですよね。
お疲れ・・はぁ、さま、はぁ、です」

「ああ・・お疲れ」
こっちも、冷や汗と下腹部の刺激で頭がくらくらする。
何より驚くべきは、これで第一段階だということだ。


    • どうなるんだ。想像が全くできない。



「第一段階クリア、相性はいいみたいですね。
それでは、第二段階に移行します」

今だオペレータと肉体的接触をしたまま、説明をうける。
オペレータも落ち着いたようだが、異物感に困惑しているようだ。
「あ、あの。すいません、う、う、うまくできなくて」
小さな声で呟くオペレータ。
そのドモリ具合だと、耳まで真っ赤なのが手に取るようにわかる。
    • 困る。参る。何が危険って、下腹部が危険だ。
そういうことを純粋に言わないで欲しいものだ。

「おい研究員。第二段階って奴は、どんなテストだ」
半ば憎しみを込めて言葉を吐く。
何より、オペレータに謝れ。この女郎。

「第二段階は、その状態での対衝撃テストになりますが。
もう始めて宜しいですか?」

今なんていった。衝撃・・だと?
待て待て、ちょっとそいつは色々とまずくないか。
それになにより、その、この状態だぞ。

自分が困惑すると同時に、オペレータも真っ赤になっているようだ。
モニターに指をさして、ぱくぱくと口を開閉している。
それほどショックだったのだろう、可愛そうに。

「大丈夫そうですね。それではこれより、
実弾系武装を被弾したときと同等の衝撃を人為的に発生させます」
もうやる気満々の研究員。こちらはこんな無様な姿だというに、お構いなしか。

ドンッ
コクピットが左右に揺れる。恐らく、グレネード弾のソレと同等だろう。
無論、オペレータとの接触部分も同等の衝撃をうける。
さらには振動の余勢で下半身も左右に揺れる。
「あ、あぁっ!ちょっと、とめて、とめてええ!」
快楽と同時に痛みを伴い、追い討ちとばかりに羞恥心に襲われるオペレータ。
こちらは肉体改造のおかげか、そこまででは無いにしろ、
これはあまり良い状態とは思えない。

「う、うぁ!?そんな、こんな、小刻みなのはだめえ!」
グレネードの次はマシンガンのようだ。
さらには、提示されていなかった項目以外の衝撃まで発生した。
これは、QB!?け、研究員!
高速で振動し、それにあわせて揺れるリニアシート。
本来ならQB時にも安定した視界を確保するための機能だが、
これでは超絶な刺激をもたらすもの以外の何物でもなかった。
「あ、ああああっ!だめ、だめだよぉ!ひ、ひろがっ・・」
何かを言おうとしたようだが、あえて聞き流した。
それでも、オペレータの艶かしい声が、上方から響き続ける。
オペレータ、すまん。
俺は、賢者になる。眼を閉じ、耳を塞ごう。

「あ、ああ。そんな、はじめてなのにっ、もういやぁ――――!」
俺、いや、節操には何も聞えなかったが、
心地よい下半身の刺激と温もりだけは消えない記憶となって保存されたようだ。


「はぁ、はぁ、はぁ、んぐっ、はぁ、はぁ」
「・・・」
オペレータは汗でびっしょりとシャツを濡らし、体力は限界のようだ。
こちらはといえば、繋がったままなんとか興奮を抑えようと、
自己の精神力を総動員して情欲の暴走を食い止めていた。

もう、殺してくれ。

「ふむ。なかなかの適正ですね。これなら実践でも情報処理に困らないでしょう。
それでは、最終段階にうつります」

研究員に吐く怒声にまわす力にさえ、余裕がなかった。

「最終段階は、オペレータと貴方の思考を繋ぎます。
今までは肉体的な接触、そして振動についての調査でしたが、
そのような快楽はこれ以上ないのでご安心ください」

ホッとした。そうか、これでこのてんご・・いや。
地獄から解放されるのだろう。
オペレータ、お前は本当によくがんばった。

「それではオペレータ。あなたの思考をリンクスに移します」
オペレータの頭部に装着された装置が作動する。
その後、くぅくぅと寝息を立てて、オペレータは眠りについたようだ。

なるほど、精神のみを移住させる間、肉体には睡眠するよう仕込んだのか。
手の込んだ実験だ。しかし、この身体的接触がとかれないのは、何故だろうか。




シミュレーション画像が、視界全域に広がった。
どうやら、擬似訓練機能が作動したのだろう。
これが通常のミッションになるわけだが、オペレータの意識は何処にいったのだろう。

通常通り、ブーストを噴かして移動を続ける。
「・・ますか?聞えますか?」
通信、いや、頭に直接響いてくる。オペレータ、なのだろうか。

「ああ、感度良好。どうやら、今度はちゃんとした実験のようだな」
安心する。こうでなくては、シリアスもヘッタクレもないのだ。

「・・あの」
頭に響く、オペレータの気弱そうな声。
「どうでしたか、私の、その。身体は」
思わず、有視界モニターに噴出す。なんだ、災害の前触れか?

「・・いや、そりゃよかったと言えばいいのか?」
「そ、そ、そういって頂けないと、その。はじめてがその・・」

耐え切れん。何かが、俺の中にある何かが悲鳴をあげている。
いや、これは歓喜の叫びなのか。まて、そんなはずがあるわけないだろう。

「いいから、とにかくデータを取るぞ。オペレータ。情報をまわしてくれ!」
「・・ちぇ」

今日は厄日だろうか。何より、オペレータの豹変ぶりに驚いた。
最終段階の実験は、何事もなく終了した。
AMSにオペレータの精神を紛れ込ませ、リンクスと同調させる。
色々と問題があったものの、確かに良い戦闘データが取れたのだった。


「お疲れ様でした。とてもよいデータの採取が出来ました。
ありがとうございます。報酬の方は、こちらに」
「・・あんな調整と実験は、二度とゴメンだからな」
色々あったが、なんとか長い一日を終えることが出来た。
横にいるオペレータは、何故かツヤツヤしている。
というのも、身体的接触を終える際に、いろいろ大変だったのだ。
そこらへんは、各自判断で想像してくれて構わない。
とにかく、きもちがい・・いや。大変だったのだ。

だがそんなことよりも、この研究員には山ほど説教がある。

「・・で。何故、依頼内容を事細かに記載しなかったのか、聞きたいな」
じろり、と研究員を睨むものの、平然とする女郎。
「お言葉ですが、今回の実験内容は全て、あなたに送信したメールに記載されているはずですが。
ご覧ください。メールの送信経歴と、そのログです。」

言葉を失った。確かに、今回の実験について、事細かに書かれている。
オペレータは確か、曖昧にしか記載されてないと言っていた。
これは、どういうことだ。

「・・オペレータ。お前か、お前なのか?そうなんだな!」
「あ、ええと。その、うーん・・えへ」

そこで、俺の緊張の糸は臨界に達したようだった。
その後のことは、なんというか、尻にしかれるハメになってしまった。
女は怖い。二度と、あの企業からの依頼はうけない。

そう心に決めたのであった。




実験を終えて、数日後。

「なあ、今更なんだけどさ」
機体の部位チェックをしながら、オペレータに話しかける。
下位といえどリンクスだ。機体チェックは怠ってはならない日課である。

「はい。なんでしょうか」
モニターチェックをしている自分の横で、
依頼内容を確認するオペレータ。
これが実験前までの日常風景だったのだが、最近はオペレータが妙に近い。

「なんでわざわざメールを改竄してまで、この依頼を受けさせたのかね」
ぴたり、とキーボードを打つ指を止めるオペレータ。
大体彼女が仕事中に指を止めるときは、極度の動揺を見せている証拠だ。

「聞きたいですか?」
意気揚々、といった感じで眼を輝かせ、こちらを見つめる。
が、その真っ直ぐな視線になんとも言えない危機感を感じた。

「いや、別にいいや」
そっけなく、モニターに眼をうつす。
「えー」
そう、今まで厳しい口調と厳しい台詞だった彼女が、
このような御ふざけを口にすることにも興味がある。
「というより、君の本性はどっちなんだ。
その、なんか砕けた感じの君が本当なのか。それともお堅いのが本当なのか」

オペレータがさらに距離をつめてくる。
そして本当に蚊の鳴くような声で呟いた。

「し、知りたければ、その。また繋がってみません?」
そうして、研究所にあったものと同じ装置を取り出す。
「・・それは、両方の意味ってことなんだろうなあ、やっぱり」

結局、彼女の真意はわからないままだった。
しかし、これだけは決定的だ。
俺は、これから先このオペレータに狂わされていく。
これだけは、まず間違いないと思ったのだった。





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